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インフルエンサーマーケティングは影響力の大きいインフルエンサーにとっての諸刃の剣!?|インフルエンサーが信用を失うとき「情報の終焉」が起こるかもしれない!?

Hasan Elahi @ The Influencers 2017

by The Influencers(画像:Creative Commons)




■インフルエンサーマーケティングは影響力の大きいインフルエンサーにとっての諸刃の剣!?|インフルエンサーが信用を失うとき「情報の終焉」が起こるかもしれない!?

インフルエンサーマーケティング事業という言葉がTwitterのトレンドに挙がっていました。

インフルエンサーの影響力が大きくなっているのは実感していますが、インフルエンサーマーケティング事業に関しては少々複雑な気持ちです。

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大手メディアの情報を優先するGoogleと個人のつながりを優先するFacebook|メディアのような影響力を持つ個人のインフルエンサーの価値が高まる?では、2017年は情報操作やフェイクニュースなど情報の信頼性が話題になったことで、Googleは個人ではなく、大手メディアや医療機関などで信頼性の高さを担保しようとし、Facebookは大手メディアではなく、親しい友人や家族といった個人の信頼関係・つながりで信頼性の高さを担保しようとしていることによって、メディアのような影響力を持つ個人であるインフルエンサーの価値がますます高まるのではないかと書きました。

Facebookフィード改変、 インフルエンサー に思わぬ恩恵

(2018/1/23、digiday)

オーガニックなトラフィックという点では、インフルエンサーはニュースフィードにおいてブランドよりも上位に存在する。フィード上のニュースの優先順位が下げられたことはインフルエンサーにとっては有利だ。

米スナップの時価総額、1400億円が吹き飛んだ!?カイリー・ジェンナーの1回のツイートで|インフルエンサーの影響力はインターネット・SNSによって増幅される!?によれば、「インフルエンサー」であるカイリー・ジェンナーがTwitterで「スナップチャットをもう開いていない」と投稿した後、スナップ株は6.1%下落し、時価総額が13億ドルが消失したそうです。

このツイート一つですべての反応を起こしたのかはわかりませんが、何かの引き金になった可能性はありえます。

それほどインフルエンサーの影響力は大きくなっているのです。

ただ、インフルエンサーの影響力が大きくなることと、インフルエンサーマーケティングを行なうことは別です。

ツイートしたように、フォロワーは純粋にその人が薦めてくれるものと思っていても、実はマーケティングだったりしたら、がっかりしてしまうものであり、そのことによって、インフルエンサーの影響力・信用力も落ちてしまう恐れがあります。

影響力の大きさは諸刃の剣でもあり、誰を信用したらよいかわからなくなり、フェイクニュース危機を予言した科学技術者のアビブ・オバディア氏が警告した「情報の終焉(Infocalypse)(「Infocalypse」とは、「information(情報)」と「apocalypse(世界の終わり)」を組み合わせた造語)」ということもあるかもしれません。

【参考リンク】

すでにあなた自身がインフルエンサーの立場だったらどんな情報を流すのかをしっかりと見定めてほしいですし、これからインフルエンサーになりたいと考えている人がいればフォロワーを裏切らない情報を発信してくださいね。







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