2010年5月1日放送の世界一受けたい授業では「恋愛科学」で「恋をするときれいになるのはなぜ?」を取り上げました。
講師 姫野友美先生
【目次】
●恋をするときれいになるのはなぜ?
by Nicu Buculei(画像:Creative Commons)
女性は恋をすると、「エストロゲン」というホルモンが分泌される
⇒ エストロゲンには様々な作用がある。
・メリハリボディ
・張りのある肌
・艶やかな髪
男性は恋をすると、「テストステロン」というホルモンが分泌される
⇒ テストステロンにも様々な作用がある。
・しっかりとした骨格
・筋肉を作る作用がある
※テストステロンの値で恋愛願望・浮気願望がわかるそうです。
恋愛ホルモン=フェニールエチルアミン
食欲抑制効果もある(食事も喉に通らなくなるなど)
●キスの研究
イギリスの研究(リーズ大学 コリン・ヘンドリー博士の研究より)
キス⇒免疫機能が活発化
カナダの研究(ウィルフレッド・ローリエ大学 アーサー・サズボ博士の研究より)
キス⇒寿命を延ばす
●恋の健康効果
あこがれの人・好きな芸能人を思い浮かべるだけでも、脳内でドーパミンが分泌される。
生きる意欲がわき、場合によっては、更年期障害から救われた人もいるそうです。
●共感ニューロン
学校や会社など毎日顔をあわせるような場所で恋をしやすい。
人はだれでも良く見かけたりとかよく耳にする機会が多いと、その対象に好意的な感情を抱きやすくなるそうです。
これは、脳内の共感ニューロンの働きによるもの。
共感ニューロンの働きが活発になると、相手のことを受け入れやすくなって、とても親近感が湧いてくる。
●恋をしていると、体のある部分でバレる!?
好きな人を見ると、自然と瞳孔(どうこう)が拡がるそうです。
恋愛感情を持つと、生体はものすごく反応してしまう。
自律神経や免疫まで反応してしまうため、体の全部が反応してしまう。
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●好意を抱かれる座り位置とは?
好意を抱かれる座り位置とは、左側。
人間の脳というのは、左耳から聞いた情報は、感情を司る右脳で処理するそうです。
ちょっと口説きたいときには左から語りかけると恋心に響きやすいといわれているそうです。
●トキメキ体操
男性の二の腕には気持ちよさを感じる神経が多く、触れられるとドーパミンが分泌される。
女性の場合は、頭。なでてあげる、いい子いい子してあげるといい。