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就寝前に毎日携帯電話を使う中高生は睡眠障害になるリスクが1.4倍高い!?

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Smartphone and bedtime

by m01229(画像:Creative Commons)

就寝前に毎日携帯、睡眠障害リスク1・4倍に

(2010/7/1、読売新聞)

就寝前に毎日、携帯電話を使う中高生は、使わない生徒に比べ睡眠障害になるリスクが約1・4倍高いことが、日本大学医学部の大井田隆教授(公衆衛生学)らのグループによる全国調査で分かり、1日、名古屋市での日本睡眠学会定期学術集会で発表された。

<中略>

生徒に睡眠障害について尋ねたところ、就寝前に毎日、携帯電話で通話やメールをする生徒は、そうでない生徒に比べ入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒などの睡眠障害を発症するリスクが約1・4倍高かった。

日本大学医学部の大井田隆教授(公衆衛生学)らのグループによる全国調査によれば、就寝前に毎日携帯電話を使用している生徒は、使っていない生徒に比べて、睡眠障害になるリスクが1.4倍高かったそうです。

以前取り上げた「質のいい睡眠のための3か条とは」によれば、

2.『寝る前のPCやモバイルチェックはしないこと』。

ある研究によれば、就寝前のメールチェックはエスプレッソ2杯分程度の覚醒作用があるといわれているそうです。

強い光を浴びることで脳が刺激されて、眠りづらくなると考えられます。

 

「日中に過度の眠気に陥る」リスクも、毎日通話する生徒で1・17倍、メールする生徒で1・5倍に高まることも分かった。

こうした日中に過度の眠気に陥ることが多い生徒は、昼休みに10~20分の昼寝をすると、眠気がなくなり、また記憶力がアップすると言われていますので、ぜひやっていてください。

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テクノロジーの進歩(スマホ・PC)が睡眠を妨げる原因の一つになっている!?

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Business Trip (193/365)

by Andy Rennie(画像:Creative Commons)

調査報告:テクノロジーの進歩が睡眠を妨げる

(2011/3/8、TechCrunch Japan)

どうやら人間はテクノロジーへの依存度が高まると、安らかな睡眠をとる能力が低下するらしい。

米国睡眠財団が実施した「2011年アメリカの睡眠」調査による。

報告によるとアメリカ人の95%が、就寝前1時間以内に通信機器(パソコン、携帯電話等)を使用し、これが体内時計に明らかに悪影響を及ぼす結果、十分な睡眠が妨げられているという。

記事によれば、アメリカ人の95%が寝る前1時間以内にパソコンやケータイを使用しており、その結果、十分な睡眠がとれていないそうです。

 

■通信機器と眠りの関係

悪いのはテクノロジーだ。

報告にある通り、アメリカ人の95%が就寝前1時間以内に通信機器を使っている。

この時間は重要であり、理想的には寝る前に緊張をほぐすことが望ましい。

友達にメールしたり、Facebookをさまよったり、チャーリー・シーンのツイートを読んだり・・。

こうした精神的刺激のいずれもが、脳に活動を続けさせ、体に「もう寝る時間だよ。疲れたでしょ」と伝えるホルモンの分泌を妨げる。

通信機器を使うことで、様々な刺激により、脳が活動を続け、身体に眠りを伝えるホルモンの分泌をさまたげていると考えられるようです。

この記事(FacebookやTwitterの使い過ぎ、ストレス増加も=米大学)によれば、FacebookやTwitterでストレスが増加しているということですので、このことも関係があるかもしれません。

 

■対応策

可能であれば、寝室は寝るためだけの場所にする。

エンターテイメントシステムを持ち込まない。

<中略>

寝室には寝るためだけに行くこと。

そして、寝る前の1時間は、緊張をほぐす。

テレビを消し、明かりを暗くして、読むとしても〈せいぜい〉軽い読み物にする

最後に、以前紹介した記事から、質のいい睡眠のための3つのポイントを紹介します。

 

質のいい睡眠のための3か条とは

1.『寝る直前に熱いお風呂に入らないこと』

体温が上がりすぎると寝つきにくくなるので、熱いお風呂に入るなら就寝2時間前まで済ませるのがいい。

2.『寝る前のPCやモバイルチェックはしないこと』。

ある研究によれば、就寝前のメールチェックはエスプレッソ2杯分程度の覚醒作用があるといわれているそうです。

3.『帰りにコンビニに寄らないこと』。

コンビニの強い光は、睡眠に向かおうとする体にとっては刺激が強すぎるので、できるだけ避ける。

1日の疲れを解消するためにも、睡眠、特に「質のいい睡眠」は欠かせません。

仕事が忙しく、睡眠時間が十分にとれない人や質のいい睡眠をとれない人も多いのではないでしょうか。

質のいい睡眠をとりたい方は、ぜひ今回の記事を参考にやってみましょう。







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ケータイ使用で脳腫瘍? 伊最高裁、労災と認める 仕事で1日5~6時間使用

Worried!

by Alon(画像:Creative Commons)




携帯使用で脳腫瘍? 伊最高裁、労災と認める 仕事で1日5~6時間使用

(2012/10/19、msn産経)

イタリアの最高裁は18日までに、仕事で携帯電話を長時間使用したことが脳腫瘍の発症につながったとの北部に住む男性(60)の訴えを認め、全国労働災害保険協会に労災保険の支払いを命じる判決を下した。同国メディアが報じた。

訴えによると、男性は2002年までの12年間に仕事で1日5~6時間、携帯電話やコードレス電話を耳に当てて使い続けた結果、頭部左側に良性の腫瘍ができ、手術を受けた。

判決は、長年にわたる携帯電話使用と脳腫瘍発症の因果関係を示したスウェーデンの学者らの研究結果について「信頼性が高い」と認定。携帯電話の使用は腫瘍の「少なくとも原因の一つと言える」とした。

イタリアの最高裁のケースでは、スウェーデンの学者の研究結果の信頼性が高いとして、ケータイ電話の使用が腫瘍の原因の一つと認めましたが、ただ、携帯電話の使用と脳腫瘍発症の因果関係については、あるという意見もあったり、ないという意見もあったりで現在のところはっきりしていないと思います。

それにしても、12年間に仕事で1日5~6時間、携帯電話やコードレス電話を耳に当てて使い続けるという仕事は大変でしょうね。







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子供における脳腫瘍は携帯電話の影響ではない?

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by Jason Lander(画像:Creative Commons)




携帯電話はがんの原因にならない…方に、新たな一票!

(2011/8/1、GIZMODE)

今回わかったのは、少なくとも幼児やティーンエイジャーにおける脳腫瘍は、携帯電話の影響ではないということです。

これは、スイス熱帯公衆衛星研究所のマーティン・ルースリ氏らが、ノルウェイ・デンマーク・スウェーデン・スイスの7歳から19歳までの子供1000人に対して行った調査に基づく結果です。

調査対象となった子供のうち、痛ましいことですが352人は脳腫瘍を発生してています。

その子供たちと同じデモグラフィックスの健康な子供たち646人が比較されました。

研究チームによる分析の結果、携帯電話利用と脳腫瘍には何も関係が見つかりませんでした。また、脳だけでなく頭部全体の腫瘍の増加に関しても携帯電話との関係は発見されませんでした。

スイス熱帯公衆衛星研究所のマーティン・ルースリ氏らが、子供1000人に対して行った調査に基づく結果によれば、携帯電話と脳腫瘍には関係がなかったそうです。

ただし研究チームでは、この結果は子供たちが携帯電話で通話よりメールやテキストメッセージの方を多用している傾向に影響されている可能性があるとしています。

子供たちの携帯電話の利用方法がメール中心である傾向から、はっきりと携帯電話と脳腫瘍都の間には関係がないとは言い切れないようです。







アフリカでは、携帯電話は医療に活用されている。

John on Mobile Phone

by David Dennis(画像:Creative Commons)




日本とアフリカでは、どちらが医療が進んでいるのでしょうか。

今回紹介する本を読むまでは、考えるまでもなく、「日本」と答えていたことでしょう。

しかし、「アフリカ 動き出す9億人市場」を読むと、もしかするとある面ではアフリカが日本よりも進んでいる点があるのではないかと考えさせられます。

アフリカ 動きだす9億人市場

アフリカ 動き出す9億人市場(著:ヴィジャイ・マハジャン、英治出版、2009)

ルワンダでは、携帯電話は医療に活用されている。

アメリカの企業ボクシーバが構築したシステムを使い、僻村の医療従事者は現場から携帯電話を使って診断書を直接送信できる。

このシステムにより、HIV/エイズの患者の経過観察を行い、国内340箇所の診療所のうち75%をつないで合計3万2000人の患者を見ることが可能になっている。※

ショートメール、音声メッセージ、インターネットからの入力にも対応可能だ。

診療所はシステム経由で検査結果や薬品のリコール警告などを受信することもできる。

※Neil Ford, “Record FDI for Africa,” African Business, January 2008, 24

 

そして、比較する意味で、日本での医療にインターネットを活用するケースをご紹介します。

在宅医療情報、ネットで共有…医師・看護師・ケアマネら

(2011/7/21、読売新聞)

横浜市南区の診療所「睦町クリニック」(朝比奈完院長)を中心に在宅医療を行っている医師や看護師、ケアマネジャーらが、インターネットの情報共有サービスを使って、患者の病状を共有する試みに取り組んでいる。

同じ患者宅を訪問する別々の事業所のスタッフが、常に情報を共有できるようにするのが狙い。

日本の医療システムは最先端なんだろうなと漠然と思っていましたが、2つの文章を比べても、アフリカが遅れているという印象は受けないどころか、かえってアフリカから医療システムにおいて学ぶところも多いように感じます。

 

なぜこれほどアフリカが進んでいるように感じるのでしょうか。

この答えは、『アフリカ 動き出す9億人市場』を読むと、次のように考えられます。

「何か新しいことを始めるにあたってこの大陸が持つ利点の一つが、跳躍力です。

アフリカは世界中のどこかで生まれた最優良事例を活用し、さらにその上の段階へと進むことができる。

二番手に甘んずることはないのです。」

アフリカはいろんな国々が徐々に進んできた道を飛び越えて、その上の段階に進むことができるのです。

アフリカでは、インフラが日本のように整っていなかったからこそ、携帯電話のようなツールを活用して飛躍しているのです。