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急性すい炎発症に関係の遺伝子「インターフェロン制御因子2」、世界で初めて特定|秋田大

Scared ?

by Sebastien Wiertz(画像:Creative Commons)

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急性膵炎発症に関係の遺伝子、世界で初めて特定

(2011/9/6、読売新聞)

アルコールの多量摂取などが引き金になるとされる急性膵炎(すいえん)の発症にかかわる遺伝子を、秋田大の研究チームが世界で初めて特定し、今月2日付の米の医学専門誌で発表した。

<中略>

研究チームは、膵臓(すいぞう)から分泌される消化酵素の排出を調節する遺伝子「インターフェロン制御因子2」に着目。

この遺伝子を持たないマウスの膵臓が、正常なものに比べ白く変色していることに気付き、2008年から急性膵炎とこの遺伝子との関連を研究していた。

研究の結果、この遺伝子を持たないマウスは膵臓から消化酵素が排出されず、膵臓内に消化酵素が蓄積していた。

この消化酵素が膵臓自体を消化して炎症を起こし、急性膵炎と同じ症状になることがわかったという。

アルコールの多量摂取などが引き金になるとされる急性膵炎の発症にかかわる遺伝子を、秋田大の研究チームが世界で初めて特定したそうです。

今回の研究により、急性すい炎の新しい治療に繋がりそうです。

急性すい炎 については詳しくはこちら。







ノリ・寒天、日本人の一部は腸内細菌で栄養に|仏パリ大学

Wasabi flavored snack nori わさび风味のり

by kattebelletje(画像:Creative Commons)




ノリ・寒天、日本人は栄養に

(2010/4/8、読売新聞)

寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット食品としても使われているが、日本人の一部は腸内細菌の力を借り、紅藻類を分解して栄養分にしていることが仏パリ大学の研究で分かった。

北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、食習慣の違いが影響しているらしい。

8日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

仏パリ大学の研究によれば、日本人の一部には、海藻(紅藻類)を分解して栄養分にすることができる腸内細菌を持っている人がいるそうです。

これは、食習慣の違いによるものだと考えられるようです。

人間の体というものはすごいですね。