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ノア森嶋、糖尿病(HbA1cの数値が高い)が原因でドクターストップがかかり引退

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ノア森嶋が引退発表 糖尿病で試合出場不可能に 血液検査でドクターストップ

(2015/4/21、デイリースポーツ)

この日のノアの発表文では「先に欠場を発表させていただきました通り、多くの負傷箇所を抱えて長年、試合に臨んでいた森嶋選手ですが、血液検査の結果、血液中のヘモグロビンHbA1cの数値が異常に高く、ドクターストップがかかってしまいました」と、森嶋が糖尿病を患っていることを明らかにした。

森嶋猛さんは、ヘモグロビンA1c(HbA1c)の数値が異常に高く、ドクターストップがかかってしまったそうです。

糖尿病の診断基準によれば、HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

糖尿病の症状には、「全身がだるく、疲れやすい」などがあるため、第一線で戦うには大変なのかもしれません。

それにしても糖尿病が原因で引退ということには驚きました。

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糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

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インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

「アディポネクチン」の受容体たんぱく質の立体構造を解明|糖尿病新薬の手がかりに―理研・東大




立体構造解明、糖尿病新薬も=善玉ホルモンの受容体―理研・東大

(2015/4/9、時事通信)

脂肪細胞が分泌する善玉ホルモン「アディポネクチン」の受容体たんぱく質の立体構造を解明したと、理化学研究所の横山茂之上席研究員や東京大医学部付属病院の門脇孝教授らが9日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

アディポネクチンの受容体たんぱく質の立体構造を解明したことにより、糖尿病の予防薬・治療薬を開発する手掛かりになるそうです。

アディポネクチン』とは、脂肪細胞から血液中に分泌されるホルモンで、糖尿病動脈硬化症などを予防する効果があるといわれており、近年注目されています。

糖尿病の新薬を待ち望んでいる人は多いと思いますので、今後も注目ですね。

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米ナバホ自治区で全米初「ジャンクフード税」 肥満や糖尿病を防ぐ狙い




米・ナバホ自治区:肥満防止…全米初「ジャンクフード税」

(2015/4/6、毎日新聞)

米西部アリゾナ州など3州にまたがる先住民居留地ナバホ自治区で今月から、炭酸飲料やスナック菓子などに課税する全米初の「ジャンクフード税」が導入された。肥満や糖尿病を防ぐのが狙いで、他の都市への影響が注目される。

米ナバホ自治区では、肥満糖尿病などの生活習慣病予防のために、炭酸飲料やスナック菓子などに課税する通称「ジャンクフード税」が導入されるそうです。

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新税は塩分や油脂の多い揚げ物やファストフード、脂肪分が高い肉の缶詰などが対象。5%の売上税(一部地域を除く)に2%上乗せする。昨年10月には健康的な食品の購入を促すため野菜や果物への課税を取りやめた。

子どもの肥満対策、ジャンクフードなどに課税を=米報告書(2009/9/8)によれば、子どもの肥満が社会問題となっているアメリカでは、米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)は、政府に対して、子供の肥満対策に関する報告書の中で、ジャンクフードやソフトドリンクに対して課税すべきとの提言を行なっていましたが、それが現実的になったということですね。

背景には、他の都市よりも多い糖尿病患者の割合や貧困率、生鮮食料品店の少なさがある。

自治政府の2013〜14年の調査によると、住民の11.2%は糖尿病(11年の全米平均6.9%)。10年の貧困率は38%(13年の全米平均14.5%)に上る。

肥満と生活保護・貧困との関係-米によれば、肥満率が高い州は南部に多く、またフードスタンプ(日本で言えば生活保護のようなもの)の受給者も南部に偏っているということから肥満と貧困には相関関係があるのではないかと考えられます。

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自治政府はジャンクフードへの課税で食習慣を改善するとともに、税収をスイミングプールの建設や野菜の栽培、食育などに充てる方針。

アメリカは健康に対する個人の意識・関心の高さの差が大きいによれば、アメリカ人の健康に対する意識・関心の高さは人によって差が大きく、ベジタリアンやヴィーガン、グルテンフリーといった食事へのこだわりがある一方、手軽で安いファストフードや冷凍食品に頼りがちの生活をしている人もいます。

肥満問題を解決するためにも、個人の生活習慣の改善のために知識を提供し続ける必要があるだけでなく、貧困などの社会問題を解決していく必要があると思います。

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患者がどこにいても簡単に糖尿病治療を管理できるアプリ「myDIABETIZER」

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糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、糖尿病の合併症に不安を感じ、糖尿病の治療の重要性を認識していても、治療を継続できている人は半数なのだそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状について詳しくはこちら。

糖尿病治療を継続できない背景には、「経済的な負担が大きい(56%)」、「治療を続けることにストレスを感じる(29%)」という理由があります。

クラウドが支える糖尿病治療――Diabetizerがスマホから健康を見守る

(2015/3/15、無限大)

糖尿病治療の難しさは、日々の記録管理と習慣を続けることにあります。血糖値の記録や体調は自ら管理する必要があり、さらに薬を飲む時間を測り、決められた投薬量も覚えていなければならないなど、正確さと自分を律する厳しさが必要です。

糖尿病治療の問題点は、患者の負担(血糖値の記録や薬を飲む時間、決められた薬の量)が大きいこと。

糖尿病の治療を家族や医療スタッフがサポートする必要性もあるでしょうが、これから重要なのはもっと簡単に糖尿病治療できる方法を考えることではないでしょうか。

糖尿病が世界で急増、4億人に迫る 中国、インド、アフリカでもでも取り上げましたが、世界中で糖尿病患者は増えており、もっと簡単に糖尿病の予防・治療が出来る方法は必要とされています。

GOOGLE、糖尿病患者の血糖値を管理するスマートコンタクトレンズを開発したのもそういったことが関係していると思います。

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そこで、今回の記事で取り上げられているのは、Diabetizer社が開発した患者の負担を軽減し、治療の精度と有効性を上げるためアプリケーション「myDIABETIZER」です。

インターネットに繋がっていれば、世界中どこからでも、患者は自分の血糖値や栄養、健康データをサーバーに送ってポータルサイトに集約し、それを見ながら医師と患者が話をすることが可能になります。

この取り組みによって、患者が抱える煩わしい作業の軽減につながり、また、ビックデータの解析によって、糖尿病治療に役立つことが期待できます。

ただ糖尿病治療に関してはまだまだ改善の余地が残されています。

生体工学で健康管理|緑内障を調べるスマ―ト・コンタクトレンズという記事で、このブログでは、定期的にインシュリンを注射しなければならない糖尿病患者の皮膚に超薄型で伸縮自在の電子装置を貼り付け、自動的に注射できるような仕組みというアイデアを考えてみました。

妊娠をコントロールする避妊チップの開発に成功ービル・ゲイツ財団出資の企業によれば、海外では腕の内側などにホルモン剤を含んだ細長いプラスチック製の容器を埋め込む「避妊インプラント」が広く普及しているそうで、将来的には、糖尿病治療も同様の方法をとっていくことが予想されます。

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炭水化物は飽和脂肪酸より健康に悪い!?

Spicy Char-Siu Onigiri

by Joey(画像:Creative Commons)




炭水化物は飽和脂肪より健康に悪い? 研究

(2014/11/24、AFP)

心臓病など多岐にわたる健康上の問題に関連するとして長きにわたり悪者扱いされてきた飽和脂肪だが、摂取量を2倍~3倍近くにしても、その血中濃度は上昇しないことを明らかにしたとする研究論文が、21日の米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)で発表された。

飽和脂肪酸の摂取量を2倍から3倍にしても、血中濃度は上昇しないことが明らかになったそうです。

一方、炭水化物については、糖尿病と心臓病のリスク増に関連がある脂肪酸の血中濃度上昇に関係していることが、同じ研究で示された。

炭水化物が脂肪酸の血中濃度上昇に関係しているそうです。

飽和脂肪酸悪玉論の真相とは?|飽和脂肪酸は心臓疾患の原因にはならない?によれば、昔との食生活の違いの一つとして、飽和脂肪酸の摂取量が減ったものの、炭水化物の摂取量が増えているそうです。

炭水化物の摂り過ぎは、肥満糖尿病の原因になり、さらには心臓疾患になる可能性も高まります。

論文によると、炭水化物の少ない食事を与えると、体内の「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が低下したとされ、これは炭水化物の再導入で徐々に増加したという。パルミトレイン酸について研究チームは、「病気を促進する恐れがある、健康に有害な炭水化物の代謝」に関係するものとしている。

このパルミトレイン酸の増加は、炭水化物が体内で燃焼されずに脂肪に変換される割合が増加していることを示していると研究チームは指摘する。

つまり、先日の記事と今回の記事を総合すると、飽和脂肪酸の摂取が脂肪酸の血中濃度の上昇に関係しているのではなく、炭水化物の摂取が脂肪酸の血中濃度の上昇に関係していて、そのことが糖尿病や心臓病のリスク増に関係していると考えられます。

■まとめ

今回の記事をまとめてみます。

1.飽和脂肪と心臓病との関連性はない

2.炭水化物を摂取すると、脂肪酸のパルミトレイン酸が増加し、病気(糖尿病や心臓病)のリスクに関係していると考えられる。