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■慢性腎臓病(CKD)静かに進行、透析必要に 重症化する前に発見することが重要
by Hey Paul Studios(画像:Creative Commons)
慢性腎臓病 静かに進行、透析必要に 早期発見へ対策急務
(2008/8/4、FujiSankei Business i. )
自覚症状のないうちに静かに進行し、気付いたときには透析が必要な状態になることも珍しくない腎臓の病気を「慢性腎臓病(CKD)」と名付け、早期発見や治療に結びつけようという動きが日本でも広がってきた。最新の推計では、国内の患者は1300万人を超えるとされる。
慢性腎臓病(CKD)は2002年に米国で提唱された概念です。
糖尿病、高血圧などさまざまな原因で腎臓の障害や機能低下が3カ月以上続けば「慢性腎臓病」と診断されます。
記事によると、「昨年末時点で国内の慢性透析患者は約27万5000人と、20年前の3・4倍」と透析患者は急増しているそうです。
透析患者数は32万448人|糖尿病腎症・慢性糸球体腎炎で全体の7割を占める|日本透析医学会で紹介した日本透析医学会によれば、2014年末現在の日本の透析人口は32万448人となっています。
しかし、慢性腎臓病は程度が軽ければ改善できる例もあるそうです。
定期的に検診を受けるようにして慢性腎臓病を予防しましょう。
■成人の8人に1人の新国民病「慢性腎臓病」
【主治医が見つかる診療所】新国民病!慢性腎臓病|高血圧が慢性腎臓病の引き金になる!によれば、慢性腎臓病とは、慢性的にかかる腎臓病の総称のことで、糖尿病の合併症の一つである糖尿病性腎症や慢性糸球体腎炎(IgA腎症)、腎硬化症、膜性腎症など様々な病気が含まれています。
慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。
腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。
慢性腎臓病は、自覚症状がほとんどなく、気付いた時には重症化してしまい、「サイレントキラー」とも呼ばれています。
慢性腎臓病の患者数は推定1330万人で、日本人の成人の実に8人に1人が患っていることから新国民病の一つともなっています。
慢性腎臓病を発症すると人工透析が必要になってしまうケースもあり、重症化する前に発見することが重要です。
→ 慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック について詳しくはこちら
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