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糖尿病の新診断基準が決定-日本糖尿病学会

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糖尿病:学会が新診断基準決める 確実に早期発見しやすく

(2010/5/27、毎日新聞)

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は27日、岡山市内で総会を開き、糖尿病の新診断基準を決めた。

従来の血糖値による診断に加え、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)を取り入れる。

確実に早期発見しやすくなり、糖尿病や合併症の減少が期待できるという。

7月1日から適用する。

日本糖尿病学会で、糖尿病の新基準が決まったそうです。

また、HbA1cの数値を国際基準に合わせる方針も確認された。7月1日から国際学会の発表などで新しい基準を使用する。

国際基準にあわせていくようですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは についてはこちら。

 

P.S. 1年以上前から糖尿病の診断基準の見直しという案が出ていましたが、実際に変わるまでには、時間がかかるものなんですね。

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妊娠糖尿病の診断基準を厳格化

Pregnant

by Jacob Bøtter(画像:Creative Commons)




<妊娠糖尿病>診断基準を厳格化

(2010/3/11、毎日新聞)

日本糖尿病・妊娠学会、日本糖尿病学会などは、妊娠をきっかけに発症する妊娠糖尿病の診断基準を厳格化する方針を決めた。

世界糖尿病妊娠学会が世界約2万3000人の妊婦を対象にした調査を基に取りまとめた診断基準を採用、より軽い高血糖の人にも治療を促すことにした。

妊娠糖尿病は従来、妊娠前に発症した糖尿病も含んでいたが、同学会などは「妊娠中に初めて発見または発症した軽い高血糖とし、明らかな糖尿病は含めない」と変更し、一般的な糖尿病と区別した。

そのうえで、空腹時血糖値(1デシリットルあたり92ミリグラム以上)、75グラムブドウ糖負荷試験の1時間後の血糖値(同180ミリグラム以上)、2時間後の血糖値(同153ミリグラム以上)の三つの検査値のうち、1項目でも該当した場合、「妊娠糖尿病」と診断することにした。従来の診断基準は2項目に該当することが必要だった。

妊娠糖尿病の診断基準を厳格化するようにしたようです。

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に初めて発見または発症した軽い高血糖」として、明らかな糖尿病は含めないとしました。







女性メタボ、腹囲80センチ? =診断基準の見直しも-厚労省研究班

女性メタボ、腹囲80センチ? =診断基準の見直しも-3万人超解析・厚労省研究班

(2010/2/20、時事通信)

メタボリック症候群対策の特定健診をめぐり、厚生労働省の研究班は20日までに、3万人以上のデータ解析で、腹囲が大きいほど同症候群や心臓病などのリスクが高まるとする報告書をまとめた。

腹囲測定の有用性が裏付けられたといえるが、明確にリスクの高低を分ける数値を決めるのは困難で、女性の場合、現行の「90センチ以上」よりも「80センチ以上」が適切であることも示唆された。

厚労省研究班によれば、

  • 腹囲が大きいほど心筋梗塞や脳卒中などの病気になるリスクが高まる
  • 腹囲が大きいほど、メタボリックシンドロームのリスク要因(高血糖、脂質異常、高血圧)を2つ以上持つ率が高かった。
  • 女性の場合は、現在の腹囲基準「90cm以上」ではなく、「80cm以上」の方が適切である

との報告が出されました。

【関連リンク】

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糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

Home A1C

by Alan Levine(画像:Creative Commons)

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■糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

糖尿病:診断に新基準 血糖値に加えて…ヘモグロビンA1cも

(2009/11/2、毎日新聞)

日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は1日、東京都内で開かれたシンポジウムで、糖尿病の新しい診断基準案を発表した。

従来の診断で使ってきた血糖値に、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」を加える。

現在の診断基準が作られた99年以来の大幅改定となる。

血糖値は食事や運動の影響を受けやすく、検査直前の生活習慣で大きく変動するため、HbA1cの導入によって、より確実な診断を目指す。

糖尿病の診断基準に血糖値に加えて、過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」を加える基準案が出されたそうです。

これまでもこのブログでは、糖尿病の診断基準に関するニュースを取り上げてきましたが、いよいよ糖尿病の診断基準にヘモグロビンA1cが加わることになりそうです。

【関連記事】

■新しい糖尿病の診断基準

今回の新しい糖尿病の診断基準とは一体どのようなものになるのでしょうか。

新基準案では、血液検査の血糖値かHbA1cが基準値を超えた場合、糖尿病を疑う。

血糖値の基準値は現在と変えず、HbA1cは6・1%以上とする。

さらに、別の日にもう一度血液検査を受け、再び基準値を超えた場合、正式に糖尿病と診断する。

ただし、正確を期すため、2度の血液検査ともHbA1cだけで診断することは認めず、1度は血糖値を確認することを求める。

また、1度目の検査で基準値を超えた際、のどの渇き、体重減少など糖尿病に典型的な症状がある場合、糖尿病による網膜症がある場合は、その場で糖尿病と診断される。

血糖値は、食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制をすることで数値が変わってしまい、より適正な診断ができない可能性がありますが、HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できることで、より適切な判断ができるようになるといわれています。

糖尿病の症状 についてはこちら。

糖尿病の診断基準についてはこちら。







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生活習慣病とメタボの診断基準の腹囲「関連強くない」|厚労省研究班

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生活習慣病とメタボ腹「関連強くない」…厚労省研究班

(2009/3/1、読売新聞)

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準は、腹囲が男性85センチ以上、女性で90センチ以上あることを必須条件としているのに対し、単に腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分という調査結果を、下方浩史・国立長寿医療センター(愛知県大府市)研究所部長を班長とする厚生労働省研究班がまとめた。

厚生労働省研究班によれば、メタボリックシンドロームの診断基準である腹囲が大きいだけでは生活習慣病の危険要因としては不十分であるそうです。

今回の調査結果により、メタボリックシンドロームの診断基準に関して論争が起こりそうです。