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運動の30分後に食事を摂ると太りにくい?(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ 1月28日

2011年1月28日放送のたけしのニッポンのミカタでは、ダイエットの新常識が取り上げられました。




□ 『太らない(太りにくい)食事の時間』-森谷敏夫(京都大学大学院教授)

せっかく運動しても余計お腹が空いて食べてしまう!という悩みを持つ人も多いが、森谷氏は、「それは食事をするタイミングが悪い」と話し、食事は運動の30分後が良いと主張する。

番組で、食事の前に運動した時と運動しなかった時で食欲にどのような変化が起こるのか?を実験したところ、運動をしなかったときに比べて、食事の量が減っていました。

なぜ、このようなことが起きたのでしょうか?

それは、運動中に食欲を抑えるホルモンがでるためなのだそうです。

※運動をすると、腸から食欲抑制ホルモンの分泌が増加

運動による食欲抑制ホルモンの分泌量は、運動し始めてから増え始め、運動後1時間は高い分泌量を維持し続けているため、運動の30分後に食事をすると、食欲抑制ホルモンの働きで、食事量が少なくてすむそうです。

つまり、このやり方を行なえば、食事の摂取カロリーを抑制+運動によるカロリー消費という相乗効果があるようです。

この学説は、最近になって発見され、アメリカのスポーツ医学で注目されているとか。

□どんな運動がいいのでしょうか?

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で食欲抑制ホルモンの分泌が増すそうです。







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有酸素運動をすると、頭も体もスマートになる!?




Jogger

by John Benson(画像:Creative Commons)

【やっぱり運動最強】頭も体もスマートになる有酸素運動の方法があるらしい

(2012/10/30、IRORIO)

モントリオール大のアニルニガム博士によると、BMI値28から31の被験者6人(それぞれ何らかの心疾患リスクを抱えている)に、有酸素運動のレベルを30秒ほどの短いスパンで緩急変えて交互に行うトレーニングを週2回、これをエアロバイクを使って行い、他にウェイトトレーニングを同じく週2回実践してもらい、4カ月の後に認知機能を含み計測したという。

運動の結果、脳の最大酸素摂取量が上がり、被験者たちの認知能力に大幅な改善が見られた、と博士は語っている。同時に腹囲、殊に太ももの脂肪が減少したことも判明した。

<中略>

また運動中にインスリン感受性が大幅にアップしたことも判明した。

モントリオール大のアニルニガム博士によれば、運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。







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キム・カーダシアンの効果的なダイエット方法(食事・運動)とは?|Kim Kardashian




■キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の効果的なダイエット方法(食事・運動)とは?

KIM KARDASHIAN

by Kalumba2009(画像:Creative Commons)

キム・カーダシアン流☆効果的なダイエット方法

(2012/9/28、OK!JAPAN)

今回の記事では、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)本人のコメントとセレブリティー・トレーナーのガーナー・ピーターソン(Gunnar Peterson)によるパーソナル・プログラムの解説が紹介されています。

参考になるポイントをまとめてみたいと思います。

■食事

塩分や脂肪分が大量に含まれているファースト・フードを口にせず

今までは忙しさにかまけてファースト・フードで簡単に食事を済ませる事が多かったけれど、でもメニューの選択次第では全てのファースト・フードが必ずしも不健康と言う訳ではないと思うし、それは言い訳にならないと言う事に気が付いたの。そして、出来るだけグルテンや糖分が含まれていない健康的な食事を摂取するように心掛けたと言う訳。それに卵の白味で作ったオムレツのようなシンプルなメニューが好きだと言う事もダイエットのプラスになったようだわ。

でも極度なダイエットは、精神的にも良くないし、全ては“中庸”の精神が必要だと思うの。だから私も時々大好物のアイスクリームを食べたりして、バランスの取れた食生活を保つようにしているの。

食事の考え方も大変参考になりますよね。

ストイックになりすぎるとどうしても続かなくなりがちです。

キム・カーダシアンさんの考え方は「中庸」の精神。

たまには息抜きにアイスクリームを食べてもいいというように考えて、次の日に調節するというように考えれば、長続きできるのではないでしょうか。

あと、もう一点気になったのは、「グルテンや糖分が含まれていない食事」を心がけているという点です。

グルテンが含まれていない食事といえば、グルテンフリーダイエットです。

グルテンフリーダイエットとは、小麦などグルテンを含むものを一切食べない方法で、グウィネス・パルトローやミランダ・カー、マイリー・サイラスといった有名セレブが取り入れているそうです。

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また、糖分が含まれていない食事を心がけているということですので、糖化について気にしているのかもしれません。

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■運動

スクワット・ランジ・ウェイトを組み合わせたトレーニングを毎日定期的に実行しているわ。

例えば、スクワット、ジャンプ、ランジス、ラテラル・ワーク、ラテラル・ジュンプなど、身体を大きく動かす多様な運動をミックスして、キムの体型に合った特別なトレーニング・プログラムを組み入れているんだ。

スクワット、ランジ、ウエイトを組み合わせたトレーニングを毎日定期的にしているそうです。

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ランジとは、下半身を強化する運動で、真っ直ぐに立った姿勢から片足を前に一歩踏み出し、腰を沈めて前に出した足の太腿が、床と水平になるくらいまでしゃがみ込む、そして元の姿勢に戻ります。
この運動を交互に行うのがフォワードランジです。
このフォワードランジで鍛えられる筋肉はハムストリングス(太腿の裏側の筋肉)、大臀筋(おしり)、腸腰筋(足を持ち上げる筋肉、腰骨と足の付け根、背骨と足の付け根をつなぐ重要な筋肉、外から見えないのでインナーマッスルと言われます)、大腿四頭筋(太腿の筋肉)です。
足を前に踏み出すから太腿メインの運動と思われがちですが、後ろ側になった足に体重をかけることで、腸腰筋を鍛えることができます。

 

—抵抗運動を繰り返す事が減量の早道と言うのは本当でしょうか?

それは運動の組み合わせ次第! 例えば抵抗運動(レジスタンス・トレーニング)をする事によって、効果的にカロリーを燃焼する働きをする筋肉を強化する事がワークアウトの重要な要素! それから、血流を良くする“カーディオ”は、心臓の働きを強化すると言う効果も有り、抵抗運動とカーディオの組み合わせを上手に組み合わせるのが一番良い方法だと思うよ。

無酸素運動と有酸素運動を上手に組み合わせることが一番良い方法のようです。

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有酸素運動 : 糖や脂肪をエネルギーとして消費

レジスタンス運動(無酸素運動) : 筋肉量を増やし、基礎代謝の増加

■考え方

ガーナーの指導と自分自身の努力のおかげで役15ポンド(約7キロ)の減量に成功した事を本当に誇りに思っているわ。

キムは、ただ単に減量するだけではなく、女性らしいラインを維持したダイエットを目指している

体重が減らすことが大事なのではなく、女性らしいラインを維持したダイエットが大事ということなのではないでしょうか。







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運動しすぎは健康に悪い!?




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by MilitaryHealth(画像:Creative Commons)

運動しすぎは健康に悪い=英研究2件 「毎日運動」に警鐘

(2014/5/16、WSJ)

過度の運動は健康に害を及ぼす恐れがあると警告する2件の研究報告書が、英医学誌ハートにこのほど掲載された。

英医学誌Heartに掲載された研究によれば、運動のし過ぎは健康に悪いおそれがあるそうです。

過度の運動は健康に害を及ぼすおそれがあると警告する2件の研究報告書の内容は次のとおりです。

1件は、心臓病の患者1038人を対象に10年間追跡した調査結果で、毎日熱心に運動する人は、運動を週2、3回だけする人に比べ心臓発作や脳卒中で死亡する確率が2倍以上であることが分かった。全くないしほとんど運動しない人は、死亡の確率が最も高かった。

<中略>

もう1つの報告書は、持久力を高める運動は心房細動のリスクを高めるというもので、こうした結果を示す報告書はすでにたくさん発表されている。

ほぼ毎日熱心に運動する人は、運動を週2、3回する人に比べて心臓発作や脳卒中などで死亡する確率が高くなるそうです。

これまで運動することはよいこととされてきましたが、あくまでも適度にすることであり、過度に運動をすると体に負担がかかってしまうようです。

はりきりシニアは要注意 「運動しすぎ」のリスクとは?

(2018/8/26、AERA dot.)

シニアの運動について、循環器内科医でスポーツドクターの真鍋知宏さん(慶応義塾大学スポーツ医学研究センター)は“やりすぎ”に注意を促す。

「運動は健康にとってプラスの効果が期待できるのは確かですが、例えば、高齢になるほど動脈硬化によって血管のしなやかさが失われる。もともと血圧が高めなシニアにとっては、運動不足だけでなく、過度な運動も健康を損なうリスクになりかねません」

運動は健康に良いとは言っても、血圧が高めの人や動脈硬化の人は過度な運動を行うと病気のリスクが高まることも考えられます。

その他にも、記事の中では、歩きすぎて膝や股関節を痛めたケースや筋トレのやりすぎで肩を痛めたケース、ゴルフや山登りをしていた人が脱水や心筋梗塞による突然死をしたケースなどが挙げられています。

このように書くと、運動するのは体に悪いってことだからしないほうがいいという結論になってしまい、運動するのを辞めてしまう人もいるかもしれません。

今回の記事の大事なポイントは、運動をやりすぎると体に負担がかかりすぎるので注意してほしいという点と、急に運動をすると体に負荷がかかるので徐々に運動をした方がよいということです。

多くの人は座る時間が長くなっているので、できるだけ運動する機会を増やしましょう!







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「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果




Beach Jogger

by Ozzy Delaney(画像:Creative Commons)

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

(2011/10/17、ライフハッカー)

この研究結果は『New York Times』で紹介されていました。ネズミを、一日一時間トレッドミルで運動させるグループと、カゴの中でそのまま放置するグループに分けたところ、以下のような結果が出ました。

運動した動物の脳のさまざまな部位から組織のサンプルを摂取して実験したところ、すべての組織でミトコンドリアの増殖が見られたそうです。脳のある部分は他の部分よりも活動的でしたが、それぞれのサンプルで、脳細胞に新しく生まれたミトコンドリアがありました。2番目のグループのネズミには、脳の細胞に同様の活動は見られませんでした。

これは何を意味しているのでしょうか? J. Mark Davis博士は以下のように見解を語っています。

他の研究結果で、「脳内のミトコンドリアが不足すると、神経変性の病気の進行を助ける可能性がある」という証拠があります。神経変性の病気とは、アルツハイマー病やパーキンソン病などです。脳内細胞のミトコンドリアの保有数が大きくなることは、それらの病気に対する緩衝剤となり得ます。

How Exercise Can Strengthen the Brain | NYT

記事によれば、運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

坪田一男さんの著書「長寿遺伝子を鍛える カロリーリストリクションのすすめ」によれば、ミトコンドリアを増やす鍵として注目されているのがAMPキナーゼという酵素なのだそうです。

ミトコンドリアの量を増やす鍵として注目されているのが、AMPキナーゼという酵素だ。
AMPキナーゼは、ATPが存在するときには静かに休んでいるが、ATPが少なくなると緊急事態と認識し、活発に活動し始める。まず、脂肪を蓄積する働きをストップさせ、グルコースをミトコンドリアに取り込んで燃料にするよう指令する。
同時にATPをもっと生産するため、ミトコンドリアの数を増やせという司令も出す。つまり、AMPキナーゼを活性化してやれば、内臓脂肪が減ってメタボリックシンドロームを防ぐことが出来、同時に筋肉細胞のミトコンドリアも増やすことができるのである。

AMPキナーゼはATPが不足すると活性化するから、ジョギングなどの有酸素運動でATPを消費し、強制的にATP不足の状況を作るのが一番手っ取り早い。

ただし、脂肪を燃やしてATP不足が解消され始めると、それに比例してAMPキナーゼの活性はどんどん落ちていく。そこで大切なのが、有酸素運動の合間に筋肉トレーニングなどの無酸素運動をはさむということだ。つまり、酸素を活用しないとミトコンドリア内でグルコースを燃料にできないが、一方でATPが十分あるとなれば、AMPキナーゼは満足して働かないのである。
強制的にATP不足のガス欠状態を作れば、AMPキナーゼが活性化し、効率よく脂肪を燃焼して、筋肉のミトコンドリアを増やすことができる。

この本では、筋肉のミトコンドリアを増やすことについて書かれていますが、脳のミトコンドリアにも当てはまるのであれば、運動するとしたら、有酸素運動の合間に無酸素運動を挟むことで、AMPキナーゼが活性化し、ミトコンドリアを増やすことができるかもしれません。

 

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AMPキナーゼを運動で活性化させ、血糖値や中性脂肪を下げる|ためしてガッテン(NHK)5月12日

今回の番組では、なんと3分体を動かすだけでも効果があることが判明し、筋肉の中にある酵素・AMPキナーゼを活性化させることがポイントだということを紹介しました。

宮下政司 次席研究員 (早稲田大学スポーツ科学学術院)が、有酸素運動の効果に関して画期的な研究成果を発表したそうです。

自転車こぎ 3分間の運動を一日に10回をしてもらいます。

翌日、脂肪を多く含んだ食事をとってもらい、血液中の中性脂肪の量を詳しく調べたところ、前日運動しない場合に比べ、中性脂肪値が下がっていることがわかったそうです。

運動後1日たっても筋肉に脂肪がたまりにくくなっていたということです。

脂肪を燃やす有酸素運動は、一般的に長い時間行わなければいけないといわれていますが、3分間細切れに行なった運動でも中性脂肪を低下させる効果が出るということです。

藤井宜晴教授(首都大学東京)

筋肉を動かすと、AMPキナーゼが活性化し、糖や脂肪を効率良くエネルギーに変えてくれることがわかったそうです。

インスリンと同等くらい強力なのだそうです。

宮地元彦 (国立健康・栄養研究所 運動ガイドラインプロジェクトリーダー)

どんな運動でもどんな運動でも筋肉に刺激が入るので、筋肉に刺激が入れば、好ましい結果が得られる。

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