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低温ジム「BRRRN」|コンセプトの原点|どんなトレーニングメニュー?|7~16℃の低温下でトレーニングをするとカロリーも体脂肪も減る!




【目次】

■低温ジム「BRRRN」のコンセプトの原点

BRRRN
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参考画像:Keep It Cool Week: The BRRRN Workout|YouTubeスクリーンショット

日経トレンディ(2018年12月号)で紹介されている「低温ジムのBRRRN(バーン)」が気になったので調べてみました。

「BRRRN(バーン)」のコンセプトの原点は、冷たいビール冷蔵庫です。

パーソナル・トレーナーを務めていたジムは、あるクライアントが暑い環境でのトレーニングについて不満を持っていて、冬の寒い季節にはより多くのカロリーを燃焼させ、より生産的なトレーニングを受けているといったそうです。

夏が一年で最もダイエットしにくいのはナゼ?その理由とは?によれば、夏は気温が高いため、体温維持のために力を使う必要がないため、基礎代謝が低いのだそうです。

また、汗をかきやすいのは、人間の体が環境(気温など)に対応して、体を冷やすために汗をかきやすい体にしているためであって、決して代謝が良くなっているわけでもありません。

ジミーは冷たい気候でのエクササイズの利点についてリサーチを始め、その後、ジョニーと出会い、低温でエクササイズをすることの利点について圧倒的な量のエビデンスがあることを発見します。

そして、二人は摂氏約3℃(華氏38℉)の冷たいビール冷蔵庫の中で最初の冷たい気候でのトレーニングを始めます。

これが「BRRRN」の始まりです。

■「BRRRN」ではどんなトレーニング(メニュー)をするの?

「BRRRN(バーン)」では、摂氏約7℃(華氏45℉)から摂氏約18℃(華氏64℉)のスタジオ内で、ヨガ・スライドボード(スケート選手の動作を行なうトレーニング)・バトルロープ(太めのロープを使ったトレーニング)のトレーニングを行ないます。

BRRRN(バーン)」によれば、フロー(摂氏約16℃(華氏60℉))で50分のヨガ、スライド(摂氏約13℃(華氏55℉))でスライドボードを使った有酸素運動、ヒット(摂氏約7℃(華氏45℉))でダンベル・サーキットトレーニングとバトルロープを使ったトレーニングを行ないます。




■低温下でトレーニングをするとカロリーも体脂肪も減る!?

痩せる脂肪!褐色脂肪組織BAT(褐色脂肪細胞・ベージュ脂肪細胞)を活性化させる方法・食べ物【美と若さの新常識~カラダのヒミツ~】【たけしの家庭の医学】で解説を行った新潟大学の清水准教授によれば、寒冷刺激、つまり身体を冷やすことによって、褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞を合わせた「褐色脂肪」が活性化するのだそうです。

褐色脂肪細胞には熱を生み出す「ヒーター」としての役割を持っており、寒さを感じると褐色脂肪細胞は体温を上げるために熱を作ります。

北海道大学の実験によれば、継続的に寒冷刺激を与えることによって、褐色脂肪組織が増え、エネルギー消費能力が高まり、体脂肪も減ることがわかりました。

→ 脂肪燃焼体質を作るには寒さの感知とエピゲノムの変化が重要|ベージュ脂肪細胞に誘導することで肥満や2型糖尿病、生活習慣病の治療や予防につながる期待【論文・エビデンス】 についてくわしくはこちら

BRRRNのサイトでは低温環境下で軽度の寒さストレスをかけることと運動を組み合わせることにより、効果的にカロリーを燃焼したり、健康上の利点があることについての論文・エビデンスがまとめられています。

【参考リンク・論文・エビデンス】

■まとめ

日本でも「低温ジム」をコンセプトにしたジムが登場するのではないでしょうか?

すでにあるかもしれませんが、しっかりと論文・エビデンスをそろえたうえでジムを作るというのが今っぽいですね!