by Fraser Mummery(画像:Creative Commons)
2011年3月11日午後2時46分ごろ、宮城県北部で震度7を観測する地震があった。
【追記】
2011年3月11日午後2時46分ごろ、茨城県でM7.4を観測する地震があった。
【地震発生後】
まず、地震とつぶやく人がいる。
次に、地震の揺れがどれくらいかの情報
そして、地震速報が流れる。
自分のみの安全を確認した人は、地震の情報を確認したり、家族の身の安全を確認する様になる。
【通信状況】
●家族の身の安全を確認したい人が多く、電話をしようとするが掛かりにくくなる。
●ケータイ電話は帯域制限をかけることもあるので、つながりにくくなることもある。
●Wi-Fiは繋がっている様子。
●消防・救急への電話がつながりにくくなっている。電話の使用を避けるよう呼びかける人も。
●Skypeで家族の無事を確認している人もいた。
●電話もメールもつながらなくても、Twitterだけは使えているようです。
【地震で注意すること】
●役立つ情報としては、建物が傾くとドアが開かなくなるので開けておいたほうがよいそうです。
●地震のあとに家事が起こることがある。火の取り扱いに注意が必要。
●電気がとまることもある。
●窓ガラスが割れることもあるので、ガラスの近くから離れるようにする。
●海岸沿いの人は津波に注意。
●揺れによって気持ちが悪くなる人もいる。
●家具が倒れることもあるので、モノが落ちてこないような場所に避難する。
●地下鉄が地震でパニックとのつぶやきも。まずは気持ちを落ち着けて行動。
●余震に注意。
●テレビ局にヘリコプターを飛ばさないようにとつぶやく人もいた。ヘリの音で声が聞こえなくなることがあるため。
●地震のあとは、エレベーターは使わない。
●漏電による火災を防ぐためにも、地震で停電している地帯の方はブレーカーを落としたほうが良いようです。
【今後に役立つこと】
●緊急連絡先・連絡場所の確認
家族の身の安全を確認するために、電話やメールを利用しようとしてもつながらないことがあるため、緊急時に家族と連絡する手段、場所を確認しておく必要がある。
※今回はTwitterやインターネットがつながっていたため、連絡をとる方法がありましたが、それ以外の方法も何か考えておく必要がありそうです。
停電すると、バッテリーが持つ間はできますが、それ以降は充電できない限り使えないため。
●災害用伝言ダイヤル「171」やネットを活用する。
119番や110番かかりづらくならないようにするためにも、電話の使用は極力避け、安否の確認は災害用伝言ダイアル171番またはTwitterなどのネットの利用をする。
災害用伝言ダイヤル「171」:留守番電話のように30秒のメッセージを預かってくれるサービス。
Twitterがサーバーダウンしないようにするためにも、極力Tweetはしないようにしたほうがよいかもしれない。
●津田大介さんのTweetを参考に、Twitterなどソーシャルメディアを活用して地震情報を流す際には、自分が誤った情報を流さないためにも、【確定情報】【不確定情報】などラベル付けをしていきたい。
●友人や家族の安否確認や救助要請にTwitterを活用している人が多かった。
当時の時点で、電話やメールよりもTwitterがつながっているということと利用者が増えているということも関係があるのだろう。
ただ、正しい情報なのかどうか、間違った情報なのかわからないことが多い。
災害時に災害情報や安否情報、救助要請などをする場合には、実名でリアルなつながりを重視するソーシャルツールを使うほうが望ましいのかもしれない。
●【追記】いまはこの国の全員が「急性ストレス障害」という状態です。これは地震に直接遭遇してなくても、映像や情報から起きます。これが回復せずに長引けば、本格的な「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に移行します。私たちができることは、自分をPTSDにしないこと。 -香山リカさんのTweetより
●クレームや喧嘩をしない。
この地震の後、ちょっとした一言の揚げ足取りが行われており、みなさんがイライラしているのが伝わってきます。
また、電力会社や政府、テレビ局へのクレームのようなことも見受けられます。
今みんな頑張っていると思うのです。
不眠不休で働いている方もいらっしゃると思います。
また、テレビでも流されているあんな衝撃的映像を見続けていては、精神的にもおかしくなってもおかしくない状態だと思うのです。
こんなときだからこそ、やさしく、落ち着いて行動したいものです。
●支援
被災地以外の人の中には自分に何かできることがないかと考えている人も多いと思います。
そこで、まず出来ることといえば、募金・寄付です。
現在は、ポイントを発行しているネット各社でポイントを募金・寄付するシステムを提供しているところが出てきています。
使っていないポイントはありませんか?
もし使っていないポイントがありましたら、ぜひ活用してみましょう。
あなたのポイントが被災地の復興にきっと役に立つはずです。
【追記】
あるツイートまたはブログ記事で紹介されていたのですが(覚えていなくてすいません)、募金は災害後すぐは多く集まるのですが、復興途中の間は少なくなるそうです。
継続的に募金・寄付できるシステムが必要なのかもしれません。
●普通の暮らしをすること
これだけの災害の映像を見ると、何も手に付かないという人もいるかと思います。
ただ、被害にあっていない方は、今まで通りにできるだけ普通の暮らしをするようにしましょう。
仕事をしている人は、普通に仕事を一生懸命することが日本経済の役に立つはずです。
学生は、普通に勉強を一生懸命することが将来の日本の役に立つはずです。
そして、子供たちは今まで通り、よく寝て、よく遊び、よく勉強することが、日本を明るくしてくれるはずです。
そうすることこそが、きっと日本を元気づけるはずです。
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