骨粗しょう症を予防する方法(食べ物・運動)
骨を健康に保つ6つの栄養素
1)カルシウム
2)タンパク質
3)ビタミンD
4)ビタミンK
5)マグネシウム
6)亜鉛
6つの栄養素の中で現代女性に足りないといわれるのが、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の3つの栄養素。
エクオール(大豆イソフラボン)
エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|世界一受けたい授業によれば、女性は更年期以降女性ホルモンの分泌量が減少するに伴い、骨量が減少します。
大豆イソフラボンを摂取することによって、骨からカルシウムが溶け出すことを抑えることができるのですが、エクオールを作れる人は作れない人に比べて、豆乳を飲んだ場合に、より骨密度に対して高い効果を示すことがわかったそうです。
45〜60歳の閉経後女性に一年間エクオール10mgを摂取してもらったところ、エクオールが骨量の減少を50%抑えたという結果が出ています。
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カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取
キクラゲのビタミンDで風邪対策|ビタミンDの濃度が高い人は死亡率が低く、寿命が延びるによれば、ビタミンDの含有量はあらゆる食べ物の中でキクラゲはトップクラスなのだそうです。
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毎日の適度な運動
老化のスピードが速い大腿筋を鍛える方法|大腿筋の老化のスピードは最も速いによれば、骨は、筋肉を使えば使うほど刺激を受けて強化されるそうで、基本的に、太ももの筋量が多い人ほど骨の強度も高いそうです。
また、筋肉が衰え、活発に動けなくなると、骨への刺激も減るため、骨粗鬆症などによる転倒や歩行困難、最悪の場合は寝たきりになることも少なくないそうです。
適度に日を浴びる
骨密度アップ運動
ウエイトリフティングをしている方の体の特徴としては、「骨密度が高いこと」が挙げられます。
ジャンプにこそ骨密度をアップさせるポイントがあるそうです。
骨の中では古い骨が壊され新しい骨が作られるという作業が繰り返されています。
このバランスが加齢によって崩れてくることがあり、この状態が骨粗しょう症というわけです。
ジャンプによって骨がたわむことが刺激になって、骨を作る細胞の働きが活発になるそうです。
●骨密度アップの運動
- 高くジャンプ 10回/日
若い方や日頃運動している方向け。
- 軽くジャンプ 50回/日
ラジオ体操第1第2を通して行うと、およそ50回分に相当するそうです。中高年におすすめ。
- 階段をポンポンと下りる 4階分程度/日
「軽くジャンプ」と同様の効果が期待できるそうです。
※年齢や日頃の運動習慣に合わせて、週2〜3日を目安に。
※骨粗しょう症の方や足腰に痛みのある方は、無理をせず、医師とご相談ください。
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レモン
県立安芸津病院と県立広島大学、ポッカサッポロフード&ビバレッジによる共同研究によれば、平均年齢63・8歳の中高年女性44人を対象に、カルシウムを強化したレモン果汁飲料を6か月間毎日200ml飲んでもらったところ、骨密度の上昇に効果があることがわかったそうです。
レモンにはクエン酸が含まれていますが、そのクエン酸にはカルシウムを体に吸収する働きがある「キレート作用」があることで、カルシウムとクエン酸を同時に摂取すると、吸収されやすいと考えられるそうです。
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早期発見のため、検査を受ける
閉経後の女性の場合、女性ホルモンの分泌が低下して骨量が急激に減るので、注意が必要
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