ごま(ゴマ)の栄養健康効果(効能)

black sesame seeds

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ごま(ゴマ)の栄養健康効果(効能)

ごまには、白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなどいろいろ種類がありますが、ごまに含まれるゴマリグナンには活性酸素を撃退するパワーがあるとテレビで放送されたことから、数年前から人気が急上昇。

さらに最近の研究で、アンチエイジング(若返り)にも効果があることがわかってきました。

ごまの健康効果を感じる摂取量の目安は1日に大さじ1〜2杯(10g〜20g)。

ところで、ゴマに似た食べ物で「エゴマ」がありますが、ゴマはゴマ科で、エゴマはシソ科ですので、全く違うものです。


→ えごま(エゴマ油)の栄養・健康効果(効能) について詳しくはこちら



【目次】



老化の原因は肝機能の低下?!

老化の原因である活性酸素のうち7割は、エネルギー生産工場である「肝臓」で発生します。

体内には元々活性酸素を撃退する酵素がありますが、年齢とともに減少してしまうので、肝機能が低下して、体内に老廃物が溜まり、肌あれや肥満などの老化を引き起こすのです。


→ 肝機能と病気|肝機能の数値 について詳しくはこちら



肝臓に直接効くのはゴマリグナンだけ

水溶性の抗酸化物質の代表であるビタミンC、カテキン、アントシアニンは血液中の活性酸素を撃退しますが、肝臓までは到達できません。

それは、水溶性であるため、脂溶性の細胞膜を通過することができないためです。

それに対し、ゴマリグナンは血液中では力を発揮せず、肝臓に到達してはじめて抗酸化作用を発揮するので、肝機能の改善にはゴマリグナンが最適なのです。



ゴマの健康効果

1.美肌効果

肌の水分・油分・弾力を取り戻し、美肌になる効果があります。

肝機能が向上し、肌の細胞の代謝を促進するためです。


2.ダイエット(体脂肪の減少)

ゴマリグナンには肝臓で脂肪の分解を促進し、脂肪を燃焼しやすくする働きもあります。

体の細胞にはペルオキシソームという、脂肪を分解する働きをする物質があるのです。

ゴマに含まれるセサミンがペルオキシソームを活性化し、脂質の代謝を高めることがわかってきました。

またゴマにはビタミンB1の吸収を高めるミネラルも豊富に含まれます。


3.コレステロール除去

ゴマのビタミンEは血液だけでなく、血管壁にたまったコレステロールを、キレイに除去してくれるので、心臓の血液を送り出す負担を和らげるのです。

確かに、脂肪の多い食事やカロリーの摂りすぎで必要以上に肝臓からコレステロールを作り出してしまったり、またコレステロールの摂りすぎで、コレステロールのバランスが崩れて血中コレステロール値が高くなってしまい、高コレステロール血症動脈硬化などの病気を引き起こしている方が増えています。


しかし、コレステロールそのものが悪いわけではありません。コレステロールには善玉コレステロール(HDLコレステロール)悪玉コレステロール(LDLコレステロール)があり、善玉コレステロールと悪玉コレステロールのバランスを保つことこそが、身体にとって大切なことなのです。


→ コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 について詳しくはこちら


その他の健康効果

●老化防止・若返り

良質なアミノ酸、ビタミンE、ゴマリグナンとアントシアニンなどの抗酸化物質


脳梗塞の予防


生活習慣病予防

黒ゴマに含まれるリノール酸やリノレン酸など良質な不飽和脂肪酸


→ 生活習慣病とは|症状・原因・予防・食事 について詳しくはこちら


便秘解消

黒ゴマに含まれる不溶性食物繊維


→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら


冷え性予防

黒ゴマに含まれる鉄分


→ 冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え) について詳しくはこちら


骨粗しょう症予防

ゴマに含まれるカルシウム


→ 骨粗鬆症とは|骨粗しょう症の症状・原因・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら


中性脂肪を下げる


→ なぜゴマを食べると血液中の中性脂肪が減少するのか? について詳しくはこちら




ゴマリグナンはごまの栄養の源

TV番組でもごまの健康効果が紹介されています。

健康にいいといわれるごまの栄養パワーの源は、実はごま特有の成分ゴマリグナンにあります。

ごまの抗酸化成分「ゴマリグナン」に最も多く含まれる物質がセサミンです。



ゴマリグナンの健康効果

ゴマリグナンの働きとして、体内で優れた抗酸化作用を発揮し、肝機能を改善する効果、コレステロールの上昇を抑える、血圧低下効果、二日酔い防止、抗アレルギー、脂質代謝促進など多くの効果・効用が研究によって明らかになっています。

また、ゴマリグナンは美肌や代謝の活性化にもよいといわれています。



脳梗塞を予防するごま(ゴマリグナン)

夏は冷房による急激な温度変化の影響で血管の収縮・拡張が起こるため、血圧が乱高下しやすく、実は脳梗塞が起こりやすい時期。

ゴマに含まれる成分ゴマリグナンは脳血栓形成抑制効果があるといわれ、脳梗塞を予防してくれるそうです。

ゴマは殻が固く消化・吸収されにくいので、すりゴマにして食べるとより効果的です。

1日の摂取量目安10〜15g。


→ 脳梗塞とは|脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら



ゴマリグナンの摂り方

Grinding black sesame with salt

ご家庭のごま油が他の油より酸化しにくいのは、実はセサミンを含んだゴマリグナンのおかげ。

しかしごまは硬い殻に覆われており、そのまま摂ったのでは大切な栄養成分を取り込むことが難しいのです。





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ごまで便秘解消・アンチエイジング・美肌|#あさイチ (NHK)

【みんなの家庭の医学】骨粗しょう症予防にゴマ(カルシウム・マグネシウム・亜鉛)


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