軟毛化現象
「軟毛化現象」とは、髪の毛が細く柔らかくなる現象のことをいいますが、これは、男性ホルモンが髪の成長をストップさせることで、髪が柔らかくなり、未熟な毛が多くなることでなります。軟毛化現象は、男性だけでなく女性にも存在します。
■抜け毛の原因
1.ぎとぎと地肌
必要以上に皮脂が出ている状態で、毛穴がふさがれ、炎症を起こし、髪の成長が妨げられ、薄毛・抜け毛の原因となる。
2.ひえひえ地肌
血行不良を起こした頭皮のことで、栄養が行き渡っていないため、薄毛・抜け毛の原因となる。
■地肌タイプチェック
次の1〜3に当てはまる人は「ぎとぎと地肌」タイプ、4〜6に当てはまる人は「ひえひえ地肌」タイプです。(どちらにも当てはまる人は両方のタイプです)
1.夕方になると髪の毛がべたつく
2.脂っこい食べ物が好き
3.日傘や帽子を使わない
4.髪の毛がぱさつく
5.冷え性だ
6.歯ぎしりをする
■「ぎとぎと地肌」になる原因
ぎとぎと地肌になる原因は、脂ものの摂りすぎや甘いものの摂りすぎによる皮脂量の増加にあります。
また紫外線を浴びた皮脂が過酸化脂質に変化し、毛穴にこびりつき、髪が成長を妨げてしまうため、薄毛・抜け毛の原因となります。
*毎日同じ分け目をつけている人は、分け目から抜け毛が増えることがあります。
【ぎとぎと地肌解消法】
正しいシャンプーをすること。
1.お風呂では頭を最後に洗う(温まって毛穴が開き、皮脂がとれやすくなる)
2.生え際から頭頂部に向かって洗う(毛の流れに逆らって洗うと毛穴に指が届きやすい)。注意するポイントは、頭皮を傷つけないよう指の腹で洗うこと。
■「ひえひえ地肌」の原因
1.長時間冷房環境で過ごすこと。
冷房による冷えで体の末端である頭頂部の血行が悪くなり、頭皮が血行不良になる。
2.歯の不調
歯のかみ合わせが悪いことや歯ぎしりで頭頂部への血流低下が起こる。
【ひえひえ地肌解消法】
●頭皮血流アップマッサージ
親指の腹を耳の前側に、残りの指を頭頂部に置き、全ての指を後頭部に向けて引っ張るようにスライドさせる。朝晩5回ずつ行なって下さい。
■【最新研究】抜け毛予防にカプサイシン+イソフラボン!
最新研究によると、カプサイシンと大豆イソフラボンを同時に摂取することで、毛髪の成長期が延長し、薄毛に悩む男女の80%に改善傾向が見られたそうです。
これは、カプサイシンの血行促進効果とイソフラボンの女性ホルモンを助ける効果によるものだと考えられています。
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂ると、IGF-1と呼ばれる物質が弱った毛乳頭を活性化。
抜け毛を防いだり毛髪の成長を促進してくれるそうです。
毎日大豆と唐辛子を組み合わせた料理を食べるとよいそうです。
→ スカルプケア・頭皮マッサージ・正しい髪の洗い方 について詳しくはこちら
薄毛・抜け毛関連ニュース
|