中性脂肪(トリグリセライド)とは|数値・高い原因・下げる(減らす)

中性脂肪について。簡単に!わかりやすく!

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中性脂肪とは|数値・高い原因・下げる(減らす)

中性脂肪の値が高くなり、皮下脂肪や肝臓に過剰に蓄積されると、脂肪肝脂質異常症肥満動脈硬化につながります。


「中性脂肪値が高い!」という悩みを抱えていると毎日が憂鬱ですが、そんな「中性脂肪が高い」という悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますし、長生きすることもできますので、中性脂肪の基準値(数値)・中性脂肪が高い原因を知って、中性脂肪を下げる(減らす)ためにの予防法を実践していきましょう!




【目次】


中性脂肪(トリグリセライド)とは

中性脂肪とは、3つの脂肪酸とグリセロールという物質が結びついてできていることから、別名「トリグリセリド(トリグリセライド)」とも呼ばれています。


「中性脂肪」とは、食べ物に含まれる脂質や体脂肪の大部分を占める物質で、私たちにとっての大事なエネルギー源ですが、余分なものは肝臓などに蓄えられます。


中性脂肪は、糖質・脂質が多く含まれている食事の食べ過ぎやお酒(アルコール)の飲み過ぎで必要以上のエネルギーが体に入り、また運動不足でエネルギーが消費されないと、エネルギーが余り、その余ったエネルギーが中性脂肪となることで、中性脂肪の値が高くなります。


中性脂肪(TG)は食事から摂取される以外でも肝臓で合成されており、糖質(炭水化物)を摂り過ぎても中性脂肪が増加し、アルコールを飲みすぎると、肝臓で中性脂肪の合成を促進します。


つまり、中性脂肪は、カロリー摂取によるものと肝臓での合成によるものに分けられます。


過剰に中性脂肪が肝臓に蓄積すると脂肪肝の原因となり、その状態が慢性化する肝線維化を起こし、肝硬変へと進行する恐れがあります。


中性脂肪が150mg/dl以上になると「高トリグリセライド血症(以前は高脂血症と呼ばれていたもの)」となりますので、注意しましょう。



中性脂肪の基準値・数値

健康診断の血液検査の項目には、「中性脂肪」「TG」などと書かれている数値をチェックしましょう。


中性脂肪の基準値は、30〜149mg/dlです。


トリグリセライド(中性脂肪)が150mg/dL以上だと、脂質異常症(高トリグリセリド血症)の可能性があります。




中性脂肪が高い原因

食べ過ぎ


アルコールの摂り過ぎ


運動不足


中性脂肪は、エネルギー源で、余分な中性脂肪は、肝臓などに蓄えられます。


中性脂肪は、糖質・脂質が多く含まれている食事の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎで必要以上のエネルギーが体に入り、また運動不足でエネルギーが消費されないと、エネルギーが余り、その余ったエネルギーが中性脂肪となることで、中性脂肪の値が高くなります。


また、アルコールは、中性脂肪を分解する酵素の働きを低下させるため、中性脂肪値を高める原因となります。


→ 中性脂肪が高い原因 について詳しくはこちら。


→ 中性脂肪とアルコールの関係|なぜアルコールが中性脂肪値を高める原因になるの? について詳しくはこちら



中性脂肪とコレステロールの関係

中性脂肪とコレステロールはどちらも脂質の一種ですが、役割が違います。


中性脂肪は、エネルギー源で、余分な中性脂肪は、肝臓などに蓄えられます。


コレステロールは、細胞膜を作ることや筋肉を作るホルモンの原材料となります。


中性脂肪とコレステロールは動脈硬化のリスク要因となる共通点があります。


血管は、高血圧や加齢等の要因で少しずつ傷ついていきます。


悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加すると、その傷ついた血管壁の隙間に入り込んできます。


それが、白血球によって退治され、その残骸が血管壁にこびりつき、血管を狭め、動脈硬化を引き起こします。


また、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす・基準値は、余分な悪玉コレステロールを回収し、肝臓に戻す役割がありますが、善玉コレステロールが減少すると、余分な悪玉コレステロールの回収ができなくなります。


中性脂肪自体は動脈硬化を進行させるわけではありませんが、中性脂肪は悪玉コレステロールを小型化させることで、悪玉コレステロールが入ることのできないわずかな傷の隙間でも侵入可能であるため、動脈硬化を進行させてしまいます。


→ コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事 について詳しくはこちら。


→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら。


→ コレステロールと中性脂肪の違い|コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ) について詳しくはこちら




中性脂肪値が高くなるとどんな病気になる?

肝臓のおかげで中性脂肪の量はコントロールされているのですが、中性脂肪の値が高くなることで肝臓に負担がかかったり、肝機能が低下すると、皮下脂肪や肝臓などに過剰に脂肪が蓄積されて、脂肪肝になってしまいます。


そして、脂質異常症(特に高トリグリセリド血症)やメタボリックシンドローム肥満などへとつながっていきます。


また、中性脂肪値が高まると、血管内壁の細胞が傷つき炎症が起こり、動脈硬化を引き起こし、動脈硬化によって様々な病気を引き起こします。


動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳卒中脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。




中性脂肪を減らすには?中性脂肪を下げる食品・食事

中性脂肪が原因で肥満になっている人の原因は、糖質・脂質の過剰摂取、アルコールの過剰摂取、運動不足です。


糖質・脂質が多く含まれている食事やお酒の飲み過ぎで必要以上のエネルギーが体に入り、また運動不足でエネルギーが消費されないと、エネルギーが余り、その余ったエネルギーが中性脂肪となることで、中性脂肪の値が高くなります。


つまり、中性脂肪が高い人のダイエット方法としては、糖質・脂質を控えめにした食事などの食生活の改善と適度な運動となります。


→ 中性脂肪を下げる食事・運動・サプリメント について詳しくはこちら。




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