便秘解消法−よい食事で便秘の解消−
腸内環境を整えて便秘解消
気持ちの良いお通じは、「腸内細菌」が深く関係していることがわかっています。
腸内細菌には、大きく分けると、身体に有益な働きをする善玉菌と、体に害を及ぼす悪玉菌があります。
これらの腸内細菌バランスは年齢や環境に応じて変化していきます。
腸内細菌の中で、今最も注目されているのがビフィズス菌です。
ビフィズス菌は善玉菌としては腸内に一番多く住んでいて、腸内全体の菌数の10〜20%にあたります。
このビフィズス菌をさらに増やすことによって、便秘の解消(便通の改善)はもちろんのこと、食中毒の予防、免疫力の調整、生活習慣病の予防まで、たくさんの効果が期待できます。
逆に、ビフィズス菌が減り、悪玉菌が増えてくると、便秘など様々な病気のきっかけとなります。
つまり、便秘を解消するためには、ビフィズス菌をできるだけ増やしてやることが重要になります。
このためには、下の要素を持った食事をすることが大切です。
【便秘解消に必要な食べもの】
1.善玉菌(ビフィズス菌)の餌になるもの
オリゴ糖(キシロオリゴ糖、大豆オリゴ糖など) ← 野菜、豆類、乳製品などに含まれる。
2.善玉菌(ビフィズス菌)の増殖を助けるもの
納豆菌、乳酸菌 ← 納豆、ヨーグルト、漬物などに含まれる。
3.善玉菌(ビフィズス菌)の育つ環境を作るもの
食物繊維 ← 野菜、穀類、海藻、豆類、果物などに含まれる。
→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら
便秘改善におすすめの組合せは、ヨーグルト+ハチミツ+大根。
・ヨーグルト(善玉菌であるビフィズス菌の増殖を助ける)
・はちみつ(ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖)
・大根(水溶性食物繊維でビフィズス菌の育つ環境を作る)
【関連記事】
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便秘解消の食事、ビフィズス菌を増やす食事、生活習慣病を予防する食事、免疫力を高める食事、すべて基本は同じです。
穀物、野菜を中心としたバランスの取れた食事、これは日本の伝統食です。
特に、玄米、緑黄色野菜、イモ類、豆類、海藻、果物、そして納豆、味噌、漬物(京の漬物・すぐき漬など)、ヨーグルトなどの発酵食品を上手に利用しましょう。
現在の私たちの食事は、肉類などのタンパク質や脂質の多いものになっています。
この食生活を変えることが、便秘解消の第一歩です。
→ 乳酸菌の多い食品について詳しくはこちら
→ 食物繊維の多い食品について詳しくはこちら
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オメガ3(エゴマ油・アマニ油)で便秘解消
えごま油やアマニ油に含まれるオメガ3が腸の活性化に役立つそうです。
夜に飲むのは、夜に腸が活発に動くためで、その時間に飲むのが効果的なのだそうです。
→ ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消・−5キロのダイエット・肌荒れ改善に成功|私の何がイケないの? について詳しくはこちら
甘酒で便秘解消
甘酒には、善玉菌のエサとなるブドウ糖が含まれていることで善玉菌を元気にし、また甘酒自体に善玉菌が入っていることで腸内環境を改善することが期待できます。
腸内フローラを美しく保つには、善玉菌のエサと善玉菌の助っ人の両方を摂る必要があります。
善玉菌の助っ人とは、悪玉菌を減らすなどの働きを手伝う細菌で、乳酸菌やビフィズス菌などですが、甘酒の麹菌もこの働きを持っています。
→ 飲む点滴「甘酒」の5つの健康効果|#林修の今でしょ講座 について詳しくはこちら
オリーブオイルで便秘解消
オリーブオイルを大さじ2杯飲むとよいそうです。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は小腸で吸収されにくく、2時間で大腸まで届くので、便の滑りをよくするため、便秘解消に効果的なのだそうです。
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