大腸がん予防法
定期的な検査
大腸がんは、早期発見であればほぼ完治しますが、一般的には自覚症状がないため、無症状の時期に発見することが重要となります。
つまり、まずは早期発見のために定期的な検査(便潜血検査や大腸内視鏡検査)を受けることが重要です。
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食物繊維
食事面での大腸がんの予防法としては、野菜類、豆類、果物、穀類、海草類、きのこ類、ビタミンC・Eは大腸がんの危険度を下げる効果があるといわれています。
食物繊維を多く含んだ食事を摂ることは便通を整え、発がん物質と腸粘膜の接触時間を短くし、大腸がんの予防になると考えられるため、積極的に取り入れたいものです。
→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら
オメガ3
【あさイチ】オメガ3の上手な摂り方!美と健康に良いアブラの新常識|1月8日によれば、大腸がんの術後にオメガ3脂肪酸を多く摂るようにした群と摂らなかった群とでは明らかに死亡リスクが違っていて、たくさん食べた人の方が、死亡リスクが減少しています。
→ オメガ3を含む食品 について詳しくはこちら
抗酸化食品
また、近年がんの発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く含む食品(抗酸化食品)を摂ることもがん予防として有効であると考えられています。
抗酸化物質には、ビタミンA(β―カロチン)・C・E・B群やポリフェノール、カロチノイド、イソフラボンなどがあります。
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葉酸
大腸がん、予防に「葉酸」が効果 愛知がんセンターによれば、葉酸を多く摂って、飲酒しない人程、大腸がんになりにくいそうです。
→ 葉酸の多い食品 について詳しくはこちら
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ラクトフェリン
国立がんセンターと森永乳業の研究によれば、ラクトフェリンに大腸ポリープの成長を抑える作用があることがわかったそうです。
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コーヒー
米ハーバード大学の研究によれば、コーヒーを1日4杯以上飲んでいる大腸がん患者は、ほとんど飲まなかった患者に比べて、大腸がんを再発するリスクや死亡するリスクが低くなるそうです。
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アルコールや加工肉の摂取量を少なくする・禁煙
大腸がんを予防するためには、アルコールや加工肉の摂取量を少なくする、禁煙、野菜不足にならないようバランスのとれた食事に注意して肥満にならないようにしましょう。
運動・休養
運動は、大腸がん予防に非常に効果が高いことがわかっているそうです。
全身運動(水泳・ジョギング・ダンスなど)がおすすめなのだそうです。
定期的に運動を行って運動不足を解消することやしっかりと休養をとることも大事です。
実際の大腸がんについては、専門医の受診をおすすめいたします。
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