【#マツコの知らない世界】15年間フルーツ(果物)だけを食べると体はどうなるのか?|やせる・肌が黄色くなる・すね毛がなくなる




■【マツコの知らない世界】15年間フルーツだけを食べると体はどうなるのか?

Red fruits

by Zdenko Zivkovic(画像:Creative Commons)

2018年4月17日放送のマツコの知らない世界にフルーツだけを食べるという食生活を8年間続けている中野瑞樹さんが出演していました。

中野さんによれば、果物だけしかない食事をしている中野さんの腸内には空気中の窒素をたんぱく質に変える菌が増えていることで、タンパク質を補っているそうです。

【追記(2024/4/30)】

“15年間フルーツしか食べない人物”に起きた驚きの変化。「ラーメンもお菓子も食べたいとは思わない」(2024/4/30、日刊SPA)によれば、中野さん(現在48歳)は33歳でこの実験を始めてから検査をしたところ、血糖値・血圧・肝機能も正常、特に腎臓の機能がとてもいよく、また骨密度も同年代の男性に比べて3割も高かったそうです。

骨密度低下やメタボ対策にミカンを1日2~3個食べようによれば、1日2から3個のみかんを食べている人は、閉経後の骨密度が高い、動脈硬化度が低い、メタボのリスクが低い、糖尿病リスクが低い、肝機能障害リスクが低いという結果が出ています。

また、ミカンの有効成分βクリプトキサンチンを1日15mgとると、総コレステロールや中性脂肪が減少することが明らかになっています。

【追記(2016/9/22)】

丸7年間「フルーツしか食べない男」が死ぬ覚悟で自らを実験台にした理由

(2016/9/21、週プレNEWS)

まず痩せてきました。フルーツを食べると、太るとか、中性脂肪が上昇するとか言われますが、全く逆です。どんどん痩せていきました。東大教員として勤務していた2003年頃は身長172㎝、体重が70kgありました。その後、朝食だけフルーツに変え、完全果実食を始めた09年9月28日には体重62.1kgだったので、6年間で8kgほど痩せました。現在は季節による変化はありますが、体重は50弱から54kg、ウエストは60から67cmの間です。ちなみに、血糖値も至って正常です。

フルーツだけを食べるという食生活(正確に言うと果実と塩)を7年間続けている中野瑞樹さんは体重が減っていき、今では50kg弱から54kgなのだそうです。

フルーツだけを食べるという実験を誰もしたことがなかったため確かめることはできなかったのですが、「フルーツだけを食べると太る」というのはこの方一人の結果によれば「誤り」だということがわかりました。

【2015/9/2)】

2015年9月1日放送のマツコの知らない世界のテーマは「フルーツの世界」でした。

フルーツといえば、最近では、スーパーフルーツが人気ですよね。

【関連記事】

番組では、そんな注目のフルーツを紹介するのかと思っていましたが、そこはマツコの知らない世界です。

今回紹介されたのは、本当かどうかはわかりませんが、中野瑞樹さんという6年間フルーツだけを食べて生きている人でした。

『マツコの知らない世界』6年間フルーツだけ食べて生きている男が紹介する衝撃の逸品

(2015/9/1、テレビドガッチ)

中野瑞樹さんは、2009年9月からフルーツだけを食べるとどうなるのかを調べる実験を開始し、水分さえもフルーツから摂取するという生活をスタートさせます。

※ただし、塩分だけはフルーツからどうしても摂取できないため、スイカやメロンの皮をぬか漬けにして食べているそうです。

6年間フルーツだけを食べると体にどのような変化が起きたのでしょうか?

●肌が黄色くなる=柑皮症

肌が黄色いのは黄疸が出ているのではなく、柑橘類の食べ過ぎによる「柑皮症」なのだそうです。

●すね毛がなくなってきた

これまで生えていたすね毛がなくなってきていることに3年目に気付いたそうです。

その理由として、女性ホルモンが増えたからではないかと考えられるそうです。

女性ホルモンと似た働きを持つフルーツとしては、ザクロやいちじくが紹介されていますが、こうした性質を持つフルーツがほかにもあるのかもしれません。

■まとめ

6年間フルーツだけを食べて生きている男から一言。

「フルーツだけの食生活はおすすめしません」

何事も適量が大事ということがわかります。







【関連記事】
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ピッカリ投法で人気だった元近鉄&中日の佐野慈紀さん、糖尿病からの感染症が進み、右腕切断手術へ




元近鉄&中日の佐野慈紀氏が右腕の切断手術へ「思い出も語り尽きない」(2024/4/30、livedoor)によれば、元近鉄&中日の佐野慈紀さんは糖尿病の影響で感染症が進み、右腕を切断する手術を行なうそうです。

これまでにもブログによれば、2023年4月に「重症下肢虚血」による感染症で緊急入院し、右足中指を切断し、24年1月には「心臓弁膜症の発覚 血流の悪さに懸念が増える。動脈硬化が激しく回復がままならない。糖尿病による影響は恐ろしい。これ以上感染を広げない為に洗浄の繰り返し。毎回激痛が走る」と説明しています。

■まとめ

糖尿病を長い間治療などを行なわず、そのままにしておいた結果、ひどくなると糖尿病の合併症が起こります。

糖尿病の症状ははじめのうち、痛みなどの自覚症状がないため、検査で血糖値が高かったり、治療が必要といわれたことがあっても、そのまま治療を受けない人が多いです。

しかし、糖尿病を長い間そのままにしておき、ひどくなると糖尿病の合併症を引き起こします。

糖尿病による腎臓障害で人工透析を始める人も多く、また糖尿病が原因の視覚障害や糖尿病神経障害(手足のしびれ・壊疽など)が発生することもあります。

糖尿病の合併症の中で最も早く出てくるのが「糖尿病神経障害(とうにょうびょうしんけいしょうがい)」です。

糖尿病神経障害の初期症状として、「足の裏のしびれ」や「疼痛(とうつう)」(ズキズキとうずくような痛み)が起こります。

その後、「手の指の先のしびれ」の症状が現れます。

人によって症状はさまざまで、ひどくなるとケガや火傷の痛みに気づかなくなることもあります。

痛みに気づかなくなるというのは怖いことで、足の痛みが感じなくなることで靴擦れや足の傷ができても気づきにくく、また、細菌の感染への抵抗力が弱くなることによって、足が壊死してしまい、切断にまで至ってしまうこともあるそうです。

特に足の冷えを感じて、糖尿病の人は、危険なのだそうです。

糖尿病は怖い病気なので、まずは予防を、そして糖尿病と分かったら早めに治療を行ないましょう。

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すい臓がんはなぜ治療が難しいのか?それには膵臓ならではの理由があった!

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すい臓がんはなぜ「最悪のがん」だといわれるのか?|膵臓がんの5年生存率はあらゆるがんの中で最も低い!で紹介した男性におけるがんの種類ごとの生存率によれば、すい臓がんが最も低い7.9%、女性もすい臓がんが最も低い7.5%となっています。

すい臓がんが最悪のがんだといわれる理由は3つあります。

1.検査で発見しにくい

すい臓の位置が体の奥深く(肝臓や胃などの裏側の隠れた場所)にあるため、検査が難しいそうです。

2.がんが転移しやすい

また、すい臓がんの多くは中を通る「すい管」という部位に発生するが、すい管はリンパ管や血液とつながっているため、がん細胞が周辺の臓器や体の遠い部位まで転移しやすい。

3.特徴的な自覚症状がない

すい臓がんの症状として共通しているのが、胃のあたりや背中が重苦しい、お腹の調子がよくない、食欲不振やだるさ、体重の減少などがありますが、いずれもすい臓がん特有の症状ではなく、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちです。

そして、膵臓がんで「線維化」が発生するメカニズムを解明(2020年5月26日、岡山大学)で初めて知ったのは、膵臓がんは薬(抗がん剤や免疫チェックポイント阻害剤)の治療が効きにくい病気で、その一因にはがん組織中にコラーゲンなどが蓄積する「線維化」が関係しているそうです。

独自立体培養技術を利用することにより本研究で確立した試験管内の膵がん「線維化障壁」の模式図
独自立体培養技術を利用することにより本研究で確立した試験管内の膵がん「線維化障壁」の模式図

参考画像:膵がんを取り囲み、治療を阻む「線維化障壁」の形成にかかわるタンパク質「ROCK2」を同定!(2024年4月22日、岡山大学)

疾患難治化の原因病巣の組織構造による薬剤送達不足
疾患難治化の原因病巣の組織構造による薬剤送達不足

参考画像:疾患難治化の原因病巣の組織構造による薬剤送達不足

例えばヒト膵がんの組織(右上)を病理学的に見ると、薬剤がやってくる経路である血管は線維組織に埋め込まれていて、腫瘍細胞からは
距離がある。したがって、薬剤は血管壁を通り抜け、さらに線維組織を通り抜けて初めて標的の腫瘍細胞に到達できることになる。これは、
これまでの「薬剤は病巣の血管にさえ到達すれば、あとは標的細胞をたたくだけ」というある種の「常識」に比較すると、ずいぶん障壁要因
が増えている

「cGAS-STINGシグナルは免疫細胞の膵臓癌線維芽細胞バリケード突破を促進する」膵臓癌は腫瘍組織内に癌関連線維芽細胞 (Cancer-associated fibroblasts: CAFs)・コラーゲンなどの細胞外基質から成る多くの間質組織を含むことが特徴です。膵臓癌組織は血流に乏しいことから、癌細胞局所への薬剤や免疫細胞の到達が障害されていることも考えられ、膵臓癌が一般的に「治療がしにくい」腫瘍であることの一因ともなっています。

化学療法薬をすい臓がんの腫瘍に直接送ることができる小型で移植可能なデバイスを開発|MIT・マサチューセッツ総合病院によれば、すい臓がんに対する化学療法を行なおうにも、すい臓がんの腫瘍には血管がほとんどないため、腫瘍そのものには薬がほとんど届くことはなく、効果は限定的なものとなってしまうそうです。

つまり、すい臓がんは発見しづらい病気であり、また膵臓ならではの特徴(線維化障壁があること、血流が乏しいこと)で薬が届きづらいからこそ、すい臓がんは最悪のがんだと考えられるわけですね。

すい臓がんの特徴を理解したうえで治療効率を高める方法としては、1)「線維化障壁」を形成するコラーゲン沈着量を減少させ薬剤通過効率が改善することにより治療効果を高める、2)疾患部位にピンポイントで治療薬を届ける「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」というアイデアを活用して、ポリマーフィルムをカテーテルを通して挿入し移植し、フィルムがすい臓に到達すると、広がり、非常に柔軟性があるため、腫瘍の大きさや形に適合し、腫瘍を閉じ込めるようにして、ガンが他の臓器に転移しないようにする方法が考えられます。

いい治療法が見つかるといいですね。

→ 膵臓がんの症状(初期症状)・原因・チェック について詳しくはこちら







完全栄養食だけ生活を6年続けた男性の健康状態とは?




「食事は効率が悪い」 “完全食だけ生活”を6年続ける男性、健康診断は「1個だけC」 管理栄養士に聞くメリ・デメと+αすべき食品(2024/4/24、ABEMA TIMES)では、一日2回ドリンクタイプの完全食とプロテインを混ぜたものを摂取する生活を6年間続けている笠原元輝さん(35)さんの健康状態とその食生活のメリット・デメリットが紹介されています。

健康診断の結果、脂肪が少なすぎたことにより「中性脂肪がC」という結果が出ていますが、現時点では体に異常は見られないようです。

管理栄養士の方によれば、完全栄養食だけの食生活のデメリットとして「咀嚼をしていないこと」が挙げられています。

○人間は唾液を出して咀嚼をすることで胃腸が刺激されて消化吸収が進むのですが、咀嚼をしていないことによって、栄養が消化吸収されていない可能性がある(タンパク質→アミノ酸、炭水化物→糖質のように分解されないと吸収されない)のではないか?

噛む(咀嚼)ことによる3つの健康効果によれば、唾液には消化吸収を助ける成分が含まれていて、噛んだ回数に比例して唾液は分泌されるそうです。

つまり、咀嚼していないことによって消化吸収をされていない可能性があるというわけですね。

○咀嚼には顔の筋肉と骨にも効果がある。骨粗しょう症が顔面に起こると皮膚が寄り、しわやたるみの原因になってくる。

スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法で紹介した骨が作り替えられるメカニズムについて簡単に説明すると、骨は、新しく強い骨を維持することで疲労骨折などを防ぐために、常に作り替えられていて、大人では3~5年で全身の骨が入れ替わっているそうです。

骨の中には、骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」と骨を壊す「破骨細胞(はこつさいぼう)」があり、この2つの細胞が骨の作り替えを行なっているそうです。

作り替えのペースを指示するのが「骨細胞」であり、「骨細胞」が骨を作る・骨を壊すという「メッセージ物質」によって作り替えの指示を行なっているのですが、作り替えのバランスが崩れると骨粗鬆症を起こしてしまいます。

骨細胞には骨にかかる衝撃を感知するという働きを持っており、その衝撃があるかないかによって、骨を作るペースを決めているそうです。

骨に衝撃がかからない生活をすると、骨を作らないでよいと考えてしまい、骨細胞が「スクレロスチン」を大発生させることによって、骨芽細胞の数を減らし、骨を作ることを休んでしまい、骨量が減ってしまうのです。

骨に衝撃がかからない生活というのは、運動をしないで一日中座っているような生活です。

この話を顔に置き換えてみると、咀嚼をしないこと=骨に衝撃がかからない生活をしているということに入るのだとしたら、影響も少しあるのかもしれませんね。

ただ、【ガッテン】血糖値を下げる!オステオカルシン(骨ホルモン)を増やす「かかと落とし」のやり方|オステオカインが全身の臓器を制御しているによれば、骨には神経細胞のネットワークのように刺激が伝わる性質があるため、刺激が体の骨全体に伝わるため、日ごろから運土をしていればその点はカバーできるのではないでしょうか?

むしろ気になるのは、噛む(咀嚼)ことによる3つの健康効果でも紹介した咀嚼には脳への刺激を増やす働きがあり、よくかむことで、脳の血流がよくなって、記憶力や集中力も高まるそうですが、咀嚼をしないことにより、脳への血流への影響はどう表れるかの方が気になるところです。

■完全栄養食にプラスするとよい食品

管理栄養士の方によれば、完全食は加工品で菌が入りにくいため、善玉菌を摂らないと腸内環境が悪くなるので、発酵食品を摂るのがおススメなのだそうです。

■まとめ

今回の記事のポイントは「咀嚼」がどれくらい体にとって必要かを問うているところです。

完全栄養食で栄養を取り入れているようでいて、実は咀嚼をしないことにより体に消化吸収されていないのではないかというのは重要な視点でした。

咀嚼をしない生活によって体にどんな影響が現れるのか、それとも現れないのかは気になるところです。

食事が不要になる完全栄養食「ソイレント(soylent)」とは?|ソイレントだけを30日間飲み続けたらどうなるか?【動画】では、「ソイレント」という完全栄養食だけで30日間生活するという実験を行なったところ、他のものが食べられないというストレスのほかは肉体的には健康に異常は見られなかったそうです。

ただ食事には栄養を摂取するということ以外に別の側面があります。

「ソイレント」だけで30日間生活するという実験を行なった男性の健康診断を行った医師によれば、食事は単に栄養を補うだけでなく、人に喜びを与え、社交性を保つものであるとコメントしています。

介護に携わる方に話を聞いた際に驚いたのは、「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっているという視点です。

高齢者の介護では3分炊き、5分炊きといったように介助レベルに応じて食事を作り、提供するのですが、本当に食事が難しくなると、おかゆの液体部分をすくったようなものを食事として提供するそうです。

そこまでいくと、腹部に穴を開けて胃に直接水分や栄養を送る「胃ろう」を選択してはどうかと考えることもあるそうです。

ただ、大事なのは、食事における噛んだり、飲み込んだりすることの大事さであり、そのことが食べることへの喜びにつながるため、その選択をするのは難しいとのことでした。

【参考リンク】

食事は香りで楽しみ、見て楽しみ、食べて楽しむことのできる一種のエンターテイメントであり、また、コミュニケーションを円滑にするためのツールでもあります。

今回紹介した方は元々食を通じた喜びに関心がないようでしたので当てはまりませんが、食を通じて人とつながっていくというのは面白いものだと個人的には思います。







日本糖尿病学会、血糖測定機能をうたうスマートウォッチについて注意喚起

健康・美容チェック > 糖尿病 > 血糖値 > 日本糖尿病学会、血糖測定機能をうたうスマートウォッチについて注意喚起

皮膚に刺すことなく(非侵襲的に)血糖値を測定できるスマートウォッチがあるという広告がありますが、血糖測定機能をうたうスマートウォッチ(腕時計型デバイス)について(2024/4/23、日本糖尿病学会)によれば、2024年4月現在、指先穿刺や皮下センサー留置のための皮膚穿刺をすることなく、血糖値やグルコース値を測定できる医療機器はなく、米国食品医薬品局(FDA)はこれらの機器の安全性と有効性は FDA によって審査されておらず、これらの機器を使用すると血糖値が不正確に測定される可能性があるため、皮膚への穿刺をせずに血糖測定できるとうたうスマートウォッチやスマートリングを使用しないよう警告しています。

【関連リンク】

今回のニュースによれば、FDAはこれらの機器の安全性と有効性は審査されておらず、血糖値が不正確に測定される可能性があることから推奨しないと警告していますが、ここでいくつか考えないといけないポイントがあります。

1)FDAが推奨しないだけで非侵襲的に血糖値を測定できる技術の根拠があるのか?

2)理論的には可能だが現実的に正確に安全に計測できるデバイスがまだ生まれていないだけなのか?

非侵襲性(身体を傷つけることなく)であることは身体への負担が少ないというメリットがあり、これまでもスマホのフラッシュやカメラ機能を使い、血糖値管理ができる技術が研究されている!?では大学で研究がされていることを取り上げてきました。

【関連記事】

利用する側からすると、できるだけ体の負担がなく(非侵襲的)、またできるだけ自動的に計測できるデバイスが理想的ですよね。

非侵襲的に血糖値を測定できる理論があるという前提に立っていましたが、もしこれがないのだとしたら問題ですし、もしも理論的に可能だとしたら、現時点では基準をクリアーしたものは存在していないよという明確なメッセージを伝えないといけません。

■まとめ

日本では、「糖尿病が強く疑われる人」が調査以来初めて1000万人(推計)に到達|厚生労働省調査によれば、糖尿病予備軍を含めて1千万人いるといわれていて、世界でも糖尿病人口が増えています。

糖尿病患者を増やさないように血糖値をいかにコントロールするかは世界の課題です。

そのためにもいつか簡単に血糖値を測定・コントロールできる機器ができるといいですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら







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