梅

梅の育て方で大変なポイント|梅の実の収穫時期はいつ?【佐賀県有田町の梅農家の方にインタビュー】

長崎島原手延えごまそばを販売するハクライドウ(舶来堂)では農家の方のインタビューを行なっています。




■【佐賀県有田町の梅農家の方にインタビュー】梅の育て方で大変なポイント

有田町
有田町

6月といえば「梅」のシーズンですよね。

2018年6月16日に佐賀県有田町の梅農家の方に梅の育て方についてインタビューを行ないました。

インタビューを行なう前には、梅の木になった梅を時季に合わせて摘み取る程度にしか思っていませんでしたが、話を聞くと、実は一年ずっと見続けるものすごく大変な仕事だということがわかりました。

梅を育てる上で大事なのは、「枝の剪定(せんてい)」です。

今回尋ねた梅農家の方は1・2月に剪定を行なっていますが、さらに大規模な農家さんでは11月ごろから剪定をしないと間に合わないそうです。

親指の太さの強い枝ではいい梅がとれないため、そうした枝を刈り込み、理想としては鉛筆の太さの柔らかくて短い枝をたくさん残すことが重要なのだそうです。

イメージとしては強い枝に良い実がなるのかと思いましたが、実際には細くてやわらかくて短い枝がよいそうです。

そして、新しい芽が出てくると、さらに枝の剪定を行なっていき、この作業を毎日続けていく必要があります。

つまり、梅を育てるのは毎日かかりっきりで行わないとできないのです。

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■梅の実の収穫時期はいつ?

梅

そして、実がなってからの収穫も大変です。

梅の収穫時期は梅雨の時期の6月。

梅を収穫するタイミングは用途によって収穫するタイミングは異なり、青梅の段階で収穫することもあれば、黄色く熟してから収穫することもあります。

ただ大事なのは、収穫のタイミングを逃してしまうと商品価値が下がってしまうということ。

青梅を出荷する場合には、梅が色づいてしまう前に収穫・出荷する必要があるため、どんなに雨が降ろうともその日に収穫を行なわなければなりません。

「今日は雨だから収穫を休もう」ということはできないのです。

梅農家の方の苦労を知ると、収穫した梅の実を大切においしく頂こうという気持ちになります。

ぜひあなたも梅の実を使って、梅干しや梅ジャム、梅酒、梅のはちみつ漬けなどを作ってみてはいかがですか?

→ 【ソレダメ】和歌山の梅農家が教えるブランデーを使った梅酒の作り方・レシピで実際に作ってみた!|6月13日 について詳しくはこちら







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和歌山県産の梅をしぼり、はちみつを加えた風味豊かな逸品です。

はちみつの優しい甘さと梅の酸味がとても合う、後味スッキリなおいしさです。

好みのお酒で割れば、梅酒が楽しめます。

夏はアイスですっきりと、冬はあったかホットでお楽しみください。

P.S.

梅の話だけでなく、無農薬のイチゴを作ったときの話やキュウリの話、今話題のもち麦ブーム、お米の話といった食べ物だけの話にとどまらず、農家民泊の話や食料自給率(カロリーベース)の話、韓国の有機農業のレベルの高さ、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の食材調達基準GAPについてなど農業について幅広い知識を持っていらっしゃって、それを知識だけでなく実践をされてきた言葉には驚かされました。

参考画像:国際水準GAPの推進について(2017/11/22、農林水産省)|スクリーンショット

【参考リンク】

  • 食料自給率|農林水産省
  • 国際水準GAPの推進について(2017/11/22、農林水産省)

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