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■EPAの8つの美容&健康効果|どんな健康効果があるの?
by Sarah Joy(画像:Creative Commons)
メタボ改善から美肌まで!「青魚」がもたらす美容&健康効果8つ
(2013/611、美レンジャー)
■1:血液サラサラ効果
■2:血管のアンチエイジング効果
血管の老化が進むと、動脈硬化を引き起こしやすくなるため、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まるのですが、EPAには赤血球の膜を柔らかくする効果があったり、血管をやわらかくしなやかにする作用があることで、血液がスムーズに流れてくれるため、病気のリスクを下げてくれるそうです。
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■3:抗炎症&抗アレルギー効果
オメガ3に分類されるEPAには抗炎症・抗アレルギー効果があるといわれています。
■4:中性脂肪低下効果
EPAを摂取することで、中性脂肪値が著しく低下するといわれています。
消費者庁の食品の機能性評価モデル事業」の結果報告(平成24年4月)によれば、EPA/DHAの「心血管疾患リスク低減」「血中中性脂肪低下作用」に関して総合評価はAとなっています。
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■5:精神安定効果
EPAが、うつ状態を改善させる作用が示唆されたという結果が発表されました。シナプス間隔のセロトニンの濃度を上昇させることにより、うつ症状を改善させることが推定されています。
オメガ3には抗うつ作用・イライラを抑える効果があるといわれています。
→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら
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■6:眼精疲労抑制効果
EPAが「目の疲れ」、「目のかすみ」、「目の乾き」などに役立つそうです。
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■7:肌の潤い効果
抗炎症作用によりアトピー性皮膚炎やニキビの緩和が期待できるようです。
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■8:持久力の向上効果
EPAをトレーニング中に摂取することで、赤血球のサラサラ効果によって末梢への酸素供給能力が高められ、持久力の向上につながるよう。また、運動の際にかかとが地面に着くときに破壊される赤血球も少なくなったり、スポーツ貧血の予防効果まで期待されています。
今回初めて知ったのは、EPAが持久力の向上に効果が期待できるというもの。
スポーツ栄養では魚の油に含まれるDHA・EPAを摂取することが世界的トレンドに!炎症を抑える・疲労回復・持久力に効果で紹介した2018年7月31日放送のBSプレミアムの「美と若さの新常識」によれば、トライアスロンの選手が、EPAを含むサバやイワシなどの青魚を食べる食生活をしていると、赤血球の細胞膜がしなやかになることで効率的に酸素が運べるようになり、持久力がアップしたという結果が出ています。
その他にも、男子駅伝選手が高地トレーニングにおいて魚油濃縮物(EPA:1.6g/日)を摂ったところ、EPA含量が約1.5倍に増加し、赤血球変形能が上昇し、末梢への血流が良くなったことから、高地トレーニングのような厳しいトレーニングでも安全にトレーニングできることから、選手の心肺機能の向上、持久力の向上につながることが期待できるそうです。
→ EPAの効果・効能 について詳しくはこちら
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【参考リンク】
- Jiro Takeo, Shinya Yamashita, Kozo Yoneda エイコサペンタエン酸・ドコサヘキサエン酸の抗アレルギー作用について J.Lipid Nutr. Vol.15, No.1(2006)
- Makoto Arita ω3脂肪酸の代謝と抗炎症作用に関する研究 J. Lipid Nutr. Vol.26, No.1(2017)