大人の女性の笑顔の回数は子供の回数と比べると、30分の1以下となってしまう!?


Young Lady Laugh

by Arno Hoyer(画像:Creative Commons)




■大人の女性の笑顔の回数は子供の回数と比べると、30分の1以下となってしまう!?

日本人女性の“笑顔”は、子供の30分の1!?

(2015/2/20、アテニア)

成人女性の笑顔の回数は一日平均約13.3回、時間に換算すると推計一日あたり30秒未満となり、 子供の笑顔の回数400回と比較して、30分の1以下となりました。各年代別に比較すると20代30代が約15回・30秒であるのに対して、40代では12.8回・26秒、50代では10.6回・20秒と、20代をピークに年代を経る毎に回数・時間ともに減少して行きます。

株式会社アテニアが20代~50代の日本人女性800名に、一日何回くらい笑っているかを調査したところ、20代・30代が約15回、40代が12.8回、50代が10.6回と年を重ねるにつれて笑顔の回数、時間ともに減少していっていることがわかったそうです。

ここで、子供の笑顔の回数と比較してみましょう。

心理学の研究では、一般的な就学前の子供が一日に笑う回数は平均400回といわれています。

つまり、成人女性の笑顔の回数は子供の回数と比べると、30分の1以下となってしまうそうです。

人はなぜ年を重ねるにつれて笑わなくなってしまうのでしょうか?

人はいろんな経験を積み重ねるにつれて、無感情になりがちなのか、それとも忙しいために、笑う余裕さえもなくなってしまっているのか?

もしかすると、大人になると笑わなくなる理由の一つとして、「大人というのはそんなに笑うものではない」と考えていて、感情を出すことは恥ずかしいことで、感情を押し殺すことが大人だと思い込んでいる人もいるのかもしれません。

自分を解放して、自分を受け入れると、相手ともっと自然に触れ合えるようになる!?で紹介た「ダメな自分を救う本」(著:石井裕之)にはこう書かれています。

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それと、自分の中の感情の流れを止めないこと。例えば、人の前で泣けない男の子や、長い間怒ったことのない女の子って多いと思います。悲しい時に泣いて、腹が立った時には怒らないと。人前で泣くことは恥ずかしいことじゃない。むしろそれだけ相手にオープンだってこと。

相手のことばかり考えるあまり、自分の感情を伝えられないという人は、一見相手のことを思いやっているようで、自分のことを大事にしておらず、相手とは本当の意味で触れ合っていないのもしれません。

自分を解放することによって、自分が知らなかった自分(自分の素)を見つけ、その自分を受け入れることができれば、もっと自然と相手と触れ合うことができるのではないでしょうか。

もちろん、つらい時には人前で泣いてもいいし、怒れない人は怒ってもいいということであって、感情の赴くままに好き勝手傍若無人にふるまえというわけではありません。

ただ、もう少し、感情豊かに表現すると、きっと魅力的な人間に見えるのだろうと思います。







P.S.

今回の調査をポジティブにとらえると、笑う回数が多いほど若々しく見える可能性があるということではないでしょうか?

「笑顔の女性は男性から5倍モテる」と心理学で証明される!で紹介した南ブルターニュ大学ニコラ・グーギャン博士の研究によれば、笑顔でいるだけで、男性の目には声をかけたいなと思わせたようです。

異性・同性問わず笑顔の人というのは魅力を感じるものではないでしょうか?

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