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食道がんの再発リスクとは?何年以内に再発することが多い?食道がんの再発リスクは○○で抑制できる!




ペット検査の結果(2025年1月22日、秋野暢子さんオフィシャルブログ)によれば、秋野さんは再発・転移はなかったそうです。

食道がんの再発はどれくらいの確率で起き、またどれくらいが過ぎると心配がなくなったといえるのでしょうか?

■食道がんの患者は約23%程度の頻度でほかの臓器にもがんができる

食道がん治療後の経過観察(日本食道学会)によれば、食道がんの患者は約23%程度の頻度で他の臓器(咽頭を中心とする頭頸部がん、胃がん、大腸がんの順で多い)にもがんができることがわかっているため、内視鏡検査を受けて、食道だけでなくのどや胃、大腸の観察も必要になるそうです。

■食道がんの再発は80%以上が手術後2年以内に起こり、5年以上経過してからの再発は極めてまれ

また、食道がんの再発は80%以上が手術後2年以内に起こることが分かっているため、検査期間を徐々に延ばしていくのが一般的なのだそうです。

根治切除 9 年以上経過後に上縦隔リンパ節再発した食道癌の1例

食道癌は他の消化器癌に比べ悪性度が高く,根治切除後でも比較的高率に再発が認められるが, 5 年以上経過してからの再発は極めてまれである

 1) Bhansali MS, Fujita H, Kakegawa T, et al : Pattern of recurrence after extended radical esophagectomy with three-field lymph node dissection for squamous cell carcinoma in the thoracic
esophagus.World J Surg 1997 ; 21 : 275-281
 2) Morita M, Kuwano H, Ohno S, et al : Characteristics and sequence of the recurrent patterns after curative esophagectomy for squamous cell
carcinoma.Surgery 1994 ; 116 : 1-7

秋野さんのブログによれば、食道がんの再発リミットは5年で、現在半分まで来ているとありましたが、食道がんの再発は80%以上が手術後2年以内に起こることが分かっており、5年以上経過してからの再発は極めてまれなのだそうです。

■食道がんの再発リスクは禁酒で抑制できる

食道がんの再発リスクを禁酒で抑制できる|食道がんの予防には禁酒・禁煙・緑黄色野菜の摂取|京都大学で紹介した京都大の武藤学教授らの研究チームが行なった330人の早期食道がん患者の追跡調査によれば、禁酒をすることによって食道がんの再発の割合は半分に抑制されることが分かったそうです。

●国立がん研究センターによれば、お酒の飲む量が多くなればなるほど食道がんのリスクが高くなるということが分かっています。

■食道がんを予防するには禁酒・禁煙・緑黄色野菜を食べること

お酒に弱いのに飲酒・喫煙をすると食道がんリスク190倍になる!?で紹介した東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究によれば、顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒・喫煙をすると、食道がんになるリスクが190倍になる可能性があるそうです。

京都大学の武藤学 医学研究科教授らの研究によれば、飲酒、喫煙をして、緑黄色野菜を食べないと、食道扁平上皮がんの発生する予兆(前がん病変)とされる異型上皮の発生リスクが上昇することが分かったそうです。

つまり、食道がんの予防には禁酒・禁煙、緑黄色野菜を食べることが効果的であることが分かったということです。

この研究でのポイントは、くだものを多く摂取するグループや野菜を多く摂取するグループよりも、野菜・果物の両方の摂取量が多いと、食道がんのリスクが低下しており、野菜・果物の合計摂取量が1日当たり100グラム増加すると、食道がんのリスクが約10%低下しているということです。

また、野菜・果物の種類別では、キャベツや大根などのアブラナ科の野菜の摂取がよいそうで、アブラナ科の野菜は、がんを抑制するとされる成分『イソチオシアネート』を多く含むため、効果があるのではないかと考えられるそうです。

■アブラナ科の野菜とは?

アブラナ科の野菜には青汁で有名なケール、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、クレソン、大根、白菜、小松菜、水菜、チンゲン菜、菜の花などが含まれます。

→ ケールの効果・効能 について詳しくはこちら







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みのもんたさん、焼き肉店で肉をのどに詰まらせて窒息状態になり病院へ緊急搬送されていた!一時意識不明の重体に。




【独占】みのもんたが焼き肉店から緊急搬送、一時意識不明の重体 肉を喉に詰まらせて 窒息状態に(2025年1月22日、Newsポストセブン)によれば、みのもんたさんが焼き肉店で肉を喉に詰まらせて窒息状態に陥り、都内の大学病院に救急搬送されたそうです。

窒息(のどに物が詰まった時)の応急処置の方法「ハイムリッヒ法」を編み出した本人(96歳)が人生初めて「ハイムリッヒ法」で人命救助を行なった!?ではのどにモノが詰まった時の応急処置方法「ハイムリッヒ法」を紹介しています。

ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)とは、腹部を圧迫することでのどに物が詰まった時に吐き出させる応急処置の方法です。

参考リンクを参考に、ハイムリッヒ法のやり方についてまとめます。

  1. 救助者はのどに物が詰まった人の後ろに回り、腹部に両腕を回し、抱えるようにします。
  2. 片手で握りこぶしを作り、もう一方の手をその上に重ねて、みぞおちを避け、胸骨とへその中間あたりの下に当てます。
  3. 持ち上げるように強く圧迫して上に突き上げます。

日本医師会のHPでは気道異物除去の方法が紹介されていますが、大事なことは窒息を予防することであり、食べ物を細かく刻んで食べることを心掛けたいですね。

■まとめ

若い頃から持病の糖尿病や脊柱管狭窄症に悩まされ、2020年11 月には、パーキンソン病を発症したことを明かしていた。

みのもんたさんは糖尿病や脊柱管狭窄症、パーキンソン病を患っているそうです。

ロコモの要因となる3つの病気とは?|ロコモティブシンドロームチェック・ロコモにならないための運動のやり方によれば、脊柱管狭窄症は、ロコモティブシンドロームの要因となる病気の一つで、神経の通り道である脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなり、神経の通りが悪くなることで、背骨の内部の神経が圧迫されて足腰のしびれや痛みが出る病気です。

今回は食べ物をのどに詰まらせたという話でしたが、高齢者は注意したい!誤嚥性肺炎の気づきにくい症状のサイン!唾液がよく出る健口体操のやり方|高齢者(老人)の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎(厚生労働省統計)で紹介した厚生労働省の資料によれば、高齢者の肺炎の7割以上が誤嚥性肺炎です。

飲み込む力というのも衰えてきますので、食べ物を細かく刻んでから飲み込むことに注意してほしいですね。







ダイアン・ユースケさん、尿管結石で出演見合わせ/結石になりやすい食生活とは?/結石を予防する方法




2025年1月21日放送の「火曜は全力!華大さんと千鳥くん」で「ダイアン」のユースケさんは尿管結石で出演を見合わせました。

【急患】尿管結石でユースケダウン【ダイアンYOU&TUBE】

ユースケさんは過去にも自身のYouTubeや本日はダイアンなり!シーズン2内で尿管結石になっており、結石になりやすい生活習慣なのかもしれません。

結石対策|尿路結石予防に抗酸化物質が良い!?|ためしてガッテン 4月15日によれば、尿が酸性化していると結石ができやすいそうです。

肉食中心の食生活をしていると、尿が強い「酸性」に傾き、結晶の原因になるそうです。

食生活が肉食中心の生活をしているために、尿管結石になったことが考えられます。

尿管結石になりやすい生活習慣をしているかどうかをチェックする方法は、小学校の頃理科の実験で使った「リトマス試験紙」です。

リトマス試験紙で、phが5.5.以下が3日以上続く場合は、結石ができやすい生活習慣だと考えられるため、食生活など生活習慣の改善が必要です。

■野菜食べてても「結石」になる理由

肥満になり内臓脂肪が増えると、アンモニアの産生を抑制するため、酸性に傾く。

尿が酸性に傾くと、結石ができやすくなる。

→ クエン酸 について詳しくはこちら

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■結石を予防する方法

●「結晶」を固めて「結石」へと成長させているのは、「オステオポンチン」。

オステオポンチンは、腎臓の細胞がシュウ酸の攻撃に反応して出す物質なのだそうで、シュウ酸は体にとって猛毒であるため、オステオポンチンがシュウ酸カルシウムとして固めていることで体を守っていると考えられるのですが、このオステオポンチンが働きすぎると、結石となってしまうそうです。

お茶や青魚、ブルーベリー、大豆、かぼちゃ、にんじんなどに含まれる「抗酸化物質」を摂取することで、オステオポンチンの働きを抑制できるそうです。

→ 抗酸化作用・抗酸化物質を含む食品 について詳しくはこちら

●また、肉や卵などの尿を酸性にする食品を多く摂取していると、尿中の結晶が増え結石のリスクが高まるので、野菜や海藻類、果物などを摂取して、バランスの良い食事に改善することによって結石のリスクは減るそうです。

●コレステロールを多く含む食品は結石の原因となるので気をつけましょう。

→ コレステロール について詳しくはこちら

●結晶の材料である「シュウ酸」を含む食品や「プリン体」を含む食品の過剰な摂取も避けた方がよいそうです。

→ 腎臓結石・シュウ酸を含む食品 について詳しくはこちら

→ プリン体を多く含む食品 について詳しくはこちら

腎臓結石を予防する方法

●1.5~2リットルを目標に水分をたくさんとるようにする。

特に、夏の暑い日に汗をたくさんかくような時には、尿の出や色(あまり濃い尿とならないように)を気にしながら十分に水分をとるようにしましょう。

●動物性タンパク質の取りすぎによって、尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができやすくなります。

また、尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーなどを摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。

●腎結石ができやすい人は、シュウ酸塩を高濃度に含むほうれん草やチョコレート、ナッツなどを避けたほうがよいようです。

また、シュウ酸塩の吸収を抑えるため、

  • 塩分を控えめにする
  • 肉の摂取量を減らす
  • 1日に何杯か水を飲む

ことも大事です。







ラランド・ニシダさん、睡眠時無呼吸症候群のため、寝る時にCPAP療法(シーパップ)を行っている!




ラランド・ニシダさんのXの投稿によれば、西田さんは睡眠時無呼吸症候群で、寝るときに呼吸用のマスクを付け、圧力をかけた空気を機械で持続的に送り込む「CPAP療法」を行っているようです。

■睡眠時無呼吸症候群とは?

「熟睡感がない」という方はもしかするとこんな症状がありませんか?

  • 大きないびき(いびきがうるさいと言われる)
  • 眠っている間に呼吸が止まる
  • 日中の眠気
  • 熟睡感がない(よく眠れた感じがしない)
  • 起床時に頭痛やだるさを感じる
  • 睡眠中に何度も目が覚める

こういう症状がある人は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」かもしれません。

■睡眠時無呼吸症候群の怖いところとは?

睡眠時無呼吸症候群は、簡単に言うと、眠っている間に呼吸が何度も止まってしまう病気のことを言います。

睡眠時無呼吸症候群の診断基準は、「10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上ある」場合です。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームによれば、睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームとの合併率は高いそうです。

メタボリックの原因は、肥満であり、特におなかにたまる内臓脂肪が危険因子であり、また睡眠時無呼吸症候群の原因も、肥満によって上気道に脂肪がたまることで気道が狭くなり、無呼吸を起こしています。

メタボリックシンドロームは動脈硬化の原因となり、心筋梗塞などの心血管病の危険因子となることが知られています。

そして、睡眠時無呼吸症候群によって、さらに心筋梗塞などのリスクが高くなってしまうのだそうです。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の方にはこのような治療が行われます。

減量・ダイエット

肥満が原因による睡眠時無呼吸症候群の治療・予防するためには、食生活の改善や運動不足の解消など生活習慣の改善が重要となります。

睡眠前の深酒に注意

アルコールは気道周辺の筋肉を弛緩させ、鼻づまりを引き起こしやすいので、いびきをかきやすくなります。

横向きに寝る

軽度のいびきなら、舌が喉に落ち込んで気道を塞がないよう、横向きに寝るようにしましょう。

腰枕

ファスナーを開いて背中にボールを装着できる腰枕を使うことで、横向きの姿勢を保つことができます。

パジャマの背中に袋を縫い付けて、中にテニスボールなどを入れるお手製腰枕もおすすめです。

ベッドの頭側を高くする

体を少し起こした姿勢にしておけば舌が落ち込みにくくなります。

マウスピース

中等症より軽いいびきには、舌や下あごを前に出させる特殊なマウスピースを使うと軽減することもあるそうです。

CPAP療法

中等症以上や重度のSAS患者の治療には、寝るときに呼吸用のマスクを付け、圧力をかけた空気を機械で持続的に送り込む「CPAP療法」が有効とされています。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームによれば、「CPAP(Continuous Positive Airway Pressure=シーパップ)」は、睡眠中に装着した鼻マスクから圧力をかけた空気を送り込み、上気道を開いた状態に保って無呼吸をなくす方法です。

CPAP療法で治療すると無呼吸やいびき、日中の眠気が消失するだけでなく、高血圧や、メタボリックシンドロームのひとつの病態であるインスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性も改善します。

つまり、CPAP療法で睡眠時無呼吸症候群を治療すると、心筋梗塞などのリスクも低下します。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







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HIKAKINさん、指定難病「好酸球性副鼻腔炎」で昨年末に入院・手術を告白!きっかけは飛行機頭痛!?




【ご報告】指定難病になり入院して全身麻酔で手術することになりました

HIKAKINさんは自身のYouTubeにて昨年末に指定難病「好酸球性副鼻腔炎」になり、入院・手術を行っていたことを明かしました。

好酸球性副鼻腔炎とはどんな病気なのでしょうか?

好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)を参考にまとめます。

好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸(はなたけ;鼻の粘膜が炎症によって腫れて垂れ下がり、キノコのような形をしている。鼻ポリープとも呼ばれる。)ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。

副鼻腔炎の人は、日本に100万人から200万人いると言われ、そのうち鼻茸が存在するような慢性副鼻腔炎患者が20万人、好酸球性副鼻腔炎の中等症・重症の人は、20万人の中の10分の1にあたる約2万人いるそうです。

好酸球性副鼻腔炎は、気管支喘息の人や、アスピリンなどの解熱剤などで喘息を起こしたりショックを起こしたりするアスピリン不耐症の人に多く起こります。気管支喘息になってから好酸球性副鼻腔炎になるのか、それとも好酸球性副鼻腔炎になってから気管支喘息になるのかはわかっていないそうです。

好酸球性副鼻腔炎の症状としては、においがわからない嗅覚障害が起こり、鼻詰まりや粘り気のある鼻汁が出るそうです。

HIKAKINさんによれば、この病気に気付いたきっかけは、ロケで飛行機に搭乗中、強い頭痛を感じたことだったそうです。

飛行機と頭痛の関係について調べてみたところ、飛行機頭痛は、飛行機の上昇や下降に伴う気圧の変化が原因で発生し、気圧の変化によって副鼻腔内の粘膜が引っ張られたり、炎症を起こしたりすることで痛みが生じるそうです。

つまり、副鼻腔に何らかの違和感があって、調べてみたところ、好酸球性副鼻腔炎だとわかったのではないでしょうか?