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「UpRight」|背中に貼り付けることで姿勢の矯正をしてくれるウェアラブルデバイス

Candid in London

by Paul Brooker(画像:Creative Commons)




1日15分、背中に貼るだけ!数週間で悪い姿勢を矯正してくれるガジェット「UpRight」

(2014/8/9、U-NOTE)

「UpRight」は、背中に貼付けることで姿勢の矯正をしてくれるウェアラブルデバイスです。

<中略>

「UpRight」には、姿勢がどうなっているか計測するマルチセンサー、その計測したデータを元に悪い姿勢かどうか判定するアルゴリズム、そしてスマートフォンと連動するためのBluetoothが搭載されています。

「UpRight」専用アプリでは、「UpRight」から送られてくるデータを元に姿勢矯正の進捗具合を数値で表示し、今後のトレーニングプランも提供してくれます。

以前姿勢が悪くなった時に知らせるウェアラブルガジェットを紹介しました(姿勢が悪くなったことを知らせてくれるガジェット「LUMO LIFT」で猫背解消?!)が今回紹介したものも同様のガジェットです。

[vimeo]http://vimeo.com/95714405[/vimeo]

現代人の生活はデスクワークが増え、スマホを見る時間が増えることで、前かがみになり、姿勢が崩れています。

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そこで、今考えられているのは、今回紹介した姿勢を矯正するウェアラブルデバイスやスタンディングデスク(立ち机)です。

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ただ、根本的な解決をするならば、デスクワークを座らずにする方法(例:立ったままデスクワークをする、デスクワークはコンピュータに任せる)やスマホを前かがみで見ないようなモノに作り変えることが必要でしょう。







憂鬱な暑さをユーモアと想像力で楽しもう!|NYCの地下鉄がスパに変身!

Spa Treatment at Le Telfair Golf & Spa Resort - Mauritius

by …your local connection(画像:Creative Commons)




「平均気温2度の上昇で、集団間暴力が50%以上増加」

(2013/8/5、WIRED)

UCバークレーのニュースリリースによると、今回の研究結果から、世界の平均気温が摂氏2度上昇すると、世界各地で集団間暴力が50%以上増加する可能性が予測されるという

この少し前の記事によれば、平均気温が2度上昇すると、集団間暴力が50%以上増加する可能性があるそうです。

暑くなるとイライラするということはありますよね。 暑くて不快という感情を誰かに向けてしまった時、それが暴力の引き金になってしまうのかもしれません。

そこで、暑くてイライラするという状況をちょっとしたユーモアで解決しようとしたのが、こちらの動画です。

参考画像:ギズモード・ジャパン

憂鬱な暑さを楽しめる!? NYCの地下鉄がスパに変身!

(2014/8/13、ギズモード)

地上が29度の時、地下鉄のプラットホームの温度は35度と、サウナ並みに暑くなります。そこで、Improve Everywhereは考えました。ほんの数時間だけ、暑くてイライラしてしまう地下鉄を、皆が好きなスパに変身させようって。

人には想像力とユーモアがあって、蒸し暑いところを”スパ”だと思えば、いつもは息苦しい場所も楽しむことができるんですね。







たまには「スマホ」から離れてみよう!|英・国立公園のゲートに「電子機器預かり所」がつくられた理由

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by Blondinrikard Fröberg(画像:Creative Commons)




英・国立公園のゲートに「電子機器預かり所」がつくられた理由

(2014/8/13、WIRED)

英国のニューフォレスト国立公園が、テクノロジー製品を入り口で預けて、ハンズフリーで自然を楽しむことを奨励する「Tech Creche」(テクノロジー預かり所)を開始した

ときどき不思議に思う時があるんですが、なぜこんな美しい風景が目の前に広がっているのに、人々は俯いた姿勢でいつでも見ることができるスマホを見続けているのかと。

そういう意味で、今回の試みは面白いですよね。

以前紹介しましたが、PCやスマホから離れて4日間自然の中で過ごすだけで想像力がアップする?そうです。

また、自然という環境は、五感を通して様々な刺激を与えてくれますが、刺激の多い環境ほど脳の働きが活発になる仕組みが解明によれば、刺激の多い環境ほど脳の働きが活発になる(海馬の神経細胞の成長を促す)仕組みが解明されています。

つまり、PCやスマホから離れて自然の中で過ごすと、想像力がアップするというのは、ごく自然なことといえるのではないでしょうか。

テクノロジーに囲まれた生活をしていると、ニュースから置いてけぼりにあっているんじゃないかとか、友達といつもつながっていないと不安だとか、スキマ時間を埋めたいなどいうように思ってしまいがちです。

たまには、スマホなどのテクノロジーから離れて、自然の風景を楽しんだり、目の前にいる人とのコミュニケーションだけに集中したり、全く何も考えない時間を作るのもいいものではないでしょうか。







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エボラ出血熱の感染拡大|試験段階にある治療薬の利用を検討ーWHO

The fight against Ebola in Guinea

by European Commission DG ECHO(画像:Creative Commons)




エボラ熱死者932人に、現場の医師らから緊急支援の要請相次ぐ

(2014/8/7、ロイター)

世界保健機関(WHO)は6日、西アフリカで感染が拡大しているエボラ出血熱による死者数が932人に達したと発表した。

西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大しているそうです。

今回の感染拡大は、収束の兆しが見えず、医療従事者からは緊急支援を要請する声が相次ぎ、また、WHOは、緊急事態宣言の必要性や、試験段階にある治療薬の利用などについて検討を始めているそうです。

エボラ試験段階の治療薬利用、WHOが会合開催へ

(2014/8/7、ロイター)

WHO事務局長補のマリー・ポール・キーニー氏は声明で「感染拡大による非常事態に直面しており、致死率の高い疾患に対し、効果が確認された治療法が確立されていない事態となっている」と指摘。

ここで問題になってくるのが、倫理問題です。

エボラ出血熱には現在のところ治療法やワクチンがなく、また流行の収束が見られないという非常事態であるため、未承認ワクチンを投与することが検討されていますが、それが本当に良いのかという問題です。

最前線にいる人にとっては、一日も早く薬・ワクチンがほしいと思っているはずです。

しかし、未承認の薬に対しては安全性の問題があります。

現状はその板挟みの状態といえるでしょう。

富士フイルムのインフル治験薬、エボラ出血熱治療に有望か

(2014/8/7、Bloomberg)

ファビピラビルは既にインフルエンザ感染者の抗ウイルス剤として治験が重ねられており、エボラ出血熱の治療に適用する上で優位性がある。現在はインフルエンザ治療薬として米国での治験の最終段階にある。

この記事によれば、インフルエンザ治療薬がエボラ出血熱治療に有望ではないかと考えられていて、すでに治験が重ねられている薬であるため、感染者治療として期待されているようです。

エボラ熱のワクチン急げ 臨床試験9月にも着手、感染拡大の防止期待

(2014/8/4、SankeiBiz)

CDCのトム・フリーデン所長は「森林火災と戦っているようなものだ。エボラ熱の封じ込めには最もうまくいった場合でも3~6カ月かかるのではないか」と語った。

感染を封じ込めるためには、感染者の隔離が重要ですが、病気に対する関心が低いことと、隔離に対する不安があるため、うまく言っていないとのニュースを聞きました。

まずは、感染拡大を防ぐために、地域の方々に病気の危険性と隔離の重要性を伝え、そして、早期に治療薬が最前線にいる医療従事者のもとに届くことを祈っています。







アメリカ、健康志向の高まりで牛乳から豆乳へ

milk

by Zac Zellers(画像:Creative Commons)




米国の豆乳志向 乳業大手脅かす

(2014/7/20、WSJ)

消費者の健康志向の高まりで牛乳への需要が減退するなか、米最大の乳業会社ディーン・フーズと元子会社の豆乳メーカー、ホワイトウエーブ・フーズの業績が明暗を分けている。

消費者の健康志向の高まりによって、消費者が牛乳から豆乳、アーモンド、ココナッツ由来の植物性ミルクに変えたことによって、豆乳メーカーの業績が伸び、乳業大手は業績が下がっているようです。

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飽和脂肪酸悪玉論の真相とは?|飽和脂肪酸は心臓疾患の原因にはならない?でも取り上げましたが、飽和脂肪酸の摂り過ぎは体に良くなく、脂の多い肉やバター・チーズは避けたほうがいいと言われているため、その情報を受けて、牛乳から豆乳などの植物性ミルクにアメリカの消費者は変えているのではないでしょうか。

ただ、最近「健康志向の高まり」という言葉に引っかかります。

世界的にタンパク質需要が高まっている!?によれば、豊かになった新興国の消費者が肉や乳製品の摂取を増やしていることや健康志向の高まりで炭水化物を減らし動物性タンパク質を増やしているようです。

アメリカでは、「健康志向の高まり」から動物性タンパク質は避けるようになっている一方、新興国では、「健康志向の高まり」から動物性タンパク質を増やしているそうです。

実は、同じように健康志向が高まっていても、アメリカと新興国では全く反対の行動をしているのです。

同じように健康になろうと思っているにもかかわらず、全く違った行動をしているというのは、その国によって国民の健康事情は段階が違っているからなのかもしれません。

ただ、情報を提供された側は、その情報をうのみにすることなく、自分でしっかりと判断をしなければいけないということですね。

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P.S.

いつから「牛乳」は健康によいというイメージから良くないというイメージに変わったのでしょうか。

これは日本だけで起きているのではなく、アメリカでも起きていることなので、日本独自の広告の影響ではなく、また別の何かが影響を与えているようです。

ターニングポイントが何だったのかを調べてみると、何が消費者に影響を与えていたのかがわかるかもしれません。