アラフォーは美や健康のためには投資を惜しまない 超高級化粧品にシフト
衰えない「美への投資」 超高級化粧品にシフト(2009/1/14、産経新聞)
東京・渋谷の東急百貨店。
化粧品売り場のカウンターに座る女性が満足げな表情で試しているのは、価格が12万6000円の“超”高級クリームだ。
資生堂が昨年9月に発売したが、「売れ行きは計画の1.7倍」と同社の担当者も驚く。
化粧品は景気の影響を受けにくいと言われ、未曾有の消費不振のなかでも百貨店で取り扱う高価格帯商品を中心に、年末商戦も堅調に推移したもようだ。
不況といわれる現在でも、高価格帯の化粧品への影響はないようです。
これら高級化粧品の好調さを維持している立役者が、アラフォーだと記事では紹介しています。
これらの製品のメーンターゲットは、美や健康のためには投資を惜しまない「アラフォー」と呼ばれる40歳前後の層をはじめ、可処分所得の高い独身ワーキングウーマン、裕福な主婦、ファッション感度が高いシニア層などだ。
そのなかでもアラフォーは、行動的で倹約よりも本物志向が強いとされ、ファッション衣料など化粧品以外の業界も消費の牽引(けんいん)役として狙いを定める。
アラフォーが高級化粧品市場拡大の立役者であることは間違いないようだ。
その背景としてアンチエイジング(シミやシワ、たるみ防止といった抗加齢)技術の進化をあげることができる。
これらの層がスキンケア化粧品に求める一つがアンチエイジング。
この効果をうたった商品も登場したことで、高級化粧品の評価が改めて高まったようだ。
現在の商品をけん引しているのがアラフォー世代のようですね。
アラフォー世代がアンチエイジング効果の高い商品を求めていることが、現在の高級化粧品市場拡大を支えていることは間違いないようです。
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