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トマトには多数の抗炎症成分が含まれている!?|カゴメと京都大学によるトマトの抗メタボ効果の研究

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■メタボの原因は慢性炎症!?

tomatoes

by Vladimir Morozov(画像:Creative Commons)

トマトには多数の抗炎症成分が含まれていることを確認

(2015/8/26、カゴメプレスリリースPDF)

【京都大学大学院農学研究科食品分子機能学分野 河田照雄教授のコメント】 最近の肥満研究で、メタボリックシンドロームの主要な原因のひとつは、肥満状態の脂肪組織で生じる炎症反応(肥満炎症)である ことが分かってきました。

肥満から糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる仕組み解明―阪大によれば、肥満になると、脂肪細胞が炎症の引き金となる特定のたんぱく質を出すことで、脂肪組織で炎症が起こり、この炎症が生活習慣病糖尿病高血圧動脈硬化など)につながっているそうです。

<メタボ>原因の仕組み解明 免疫細胞が炎症誘発 東大によれば、免疫細胞の一つ、Tリンパ球が炎症の引き金となって、メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪の炎症が起きているそうです。

ポリアミンと慢性炎症|世界一受けたい授業によれば、メタボリックシンドローム大腸がん糖尿病動脈硬化・アルツハイマー病などの原因は炎症(慢性炎症)なのだそうです。

■トマトには多くの種類の抗炎症成分が含まれて いる

トマトには多数の抗炎症成分が含まれていることを確認(2015/8/26、カゴメプレスリリースPDF)によれば、カゴメと京都大学との共同研究により、トマトには多くの種類の抗炎症成分が含まれていることを細胞試験により明らかになったそうです。

■まとめ

トマトには多くの種類の抗炎症成分が含まれており、トマトの抗メタボ効果には、これらの抗炎症成分が関係していると考えられます。







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アトピー性皮膚炎の症状を慢性化させる原因物質「ペリオスチン」とメカニズムを解明|佐賀大学

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itching

by Mario Antonio Pena Zapatería(画像:Creative Commons)

アトピー性皮膚炎慢性化 原因を解明

(2012/6/12、NHK)

アトピー性皮膚炎の症状を慢性化させる原因物質とメカニズムを解明したと、佐賀大学などの研究グループが発表しました。

<中略>

その結果、アレルギー物質が体内に入ったときに作られる「ペリオスチン」というタンパク質が別のタンパク質と結合した際に炎症を引き起こす物質ができるため、炎症が慢性的に続くことが分かりました。

佐賀大学などの研究グループによれば、アレルギー物質が体内に入ったときに作られる「ペリオスチン」というタンパク質が別のタンパク質と結合した際に炎症を引き起こす物質ができるため、炎症が慢性的に続くことが分かったそうです。

研究に当たった出原教授は「アトピー性皮膚炎の治療にはステロイド剤や免疫抑制剤が主に使われているが、今回の研究を基に新薬が開発されれば、副作用を心配せずに治療ができる」と話しています。

アトピー性皮膚炎の治療法が今後変わっていくかもしれません。

→ アトピー性皮膚炎とは|アトピーの症状・原因・改善方法・予防 について詳しくはこちら







【アトピー関連記事】
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内臓脂肪型肥満で免疫力が老化するメカニズムをマウスの実験で解明|オステオポンチンが老化を進める!|慶応大学

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■内臓脂肪型肥満で免疫力が老化するメカニズムをマウスの実験で解明|慶応大学

Lunch Break

by IQRemix(画像:Creative Commons)

内臓脂肪型肥満で免疫老化=マウス実験で解明―慶応大

(2016/11/8、時事通信)

この免疫細胞は、リンパ球の一種のT細胞。若いマウスに高脂肪の餌を与えて肥満させ、内臓脂肪を調べると、高齢マウスのT細胞に似た性質のT細胞が急速に増えていた。病原菌などに対抗する免疫機能が低下し、炎症を引き起こす物質を大量に生み出すようになっていた。

慶応大の佐野元昭准教授らによるマウスの実験によれば、食べ過ぎや運動不足が原因で内臓脂肪型肥満になると、免疫細胞のT細胞が老化して免疫機能が低下し、炎症を引き起こす物質を大量に生み出すことで、糖尿病高血圧などの生活習慣病につながる可能性が高いことがわかったそうです。




■研究の概要

食べ過ぎが見た目だけでなく内臓の老化を加速させるメカニズムをマウスにおいて解明―内臓脂肪型肥満による免疫老化の怖さ―

(2016/11/8、慶応大学)

CD153 陽性 PD-1 陽性 T リンパ球を、通常食を食べ痩せている健康な若齢マウスの内臓脂肪に細胞移植すると、高脂肪食を食べ過ぎて太ったマウスに見られる内臓脂肪の過剰な炎症、インスリン抵抗性、血液中オステオポンチン濃度の上昇が、再現されることが分かりました。

オステオポンチンは、Tリンパ球からの炎症性サイトカインの分泌を促進し、また、Bリンパ球の抗体産生能を高めるだけでなく、マクロファージの機能も活性化することから、オステオポンチンを大量に分泌するCD153陽性PD-1陽性Tリンパ球の蓄積は、脂肪組織内の免疫系全体にわたって悪影響を及ぼし、過剰な炎症を引き起こすことが予想されました。

実際、オステオポンチンが欠損したマウスに高脂肪食を食べさせて太らせたマウスから採取したCD153陽性PD-1陽性Tリンパ球を細胞移植しても、内臓脂肪の過剰な炎症、インスリン抵抗性は生じなかったことから、CD153陽性PD-1陽性Tリンパ球から分泌されるオステオポンチンが、内臓脂肪の過剰な炎症、インスリン抵抗性を誘導していることが証明されました。

ポイントをまとめてみます。

  • CD153陽性PD-1陽性Tリンパ球は、オステオポンチンという強力な炎症性サイトカインを大量に産生する性質を持つ
  • オステオポンチンは、Tリンパ球からの炎症性サイトカインの分泌を促進し、また、Bリンパ球の抗体産生能を高めるだけでなく、マクロファージの機能も活性化する
  • CD153 陽性PD-1陽性Tリンパ球から分泌されるオステオポンチンが、内臓脂肪の過剰な炎症、インスリン抵抗性を誘導していることを証明

今後は、CD153 陽性PD-1陽性Tリンパ球をターゲットとして、CD153陽性PD-1陽性 T リンパ球を取り除く方法やを増加させない方法、CD153陽性PD-1陽性Tリンパ球からのオステオポンチンの産生を抑制する方法などによって、免疫機能を回復させ、内臓脂肪型肥満が関係している生活習慣病の予防をする治療法の開発が期待されます。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら

→ オステオポンチン|免疫力をコントロールするメッセージ物質|#NHKスペシャル #人体 について詳しくはこちら







【補足】
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豊かさと健康水準は直接相関せず、国内格差が影響=研究|英ケンブリッジ大学【論文・エビデンス】




"The first wealth is health." - Ralph Waldo Emerson

by QuotesEverlasting(画像:Creative Commons)

豊かさと健康水準は直接相関せず、国内格差が影響=研究

(2010/7/7、ロイター)

経済的に豊かであることと健康であることに必ずしも相関性はないとの研究結果が明らかになった。英ケンブリッジ大学社会学科のチームが専門誌「ソーシャル・サイエンス・アンド・メディシン」で発表した。

英ケンブリッジ大学社会学科のチームによれば、経済的な豊かさと健康であることは相関性はないことがわかったそうです。

当初経済成長に伴って健康水準も上がるように見えた結果が、全期間おしなべれば、その国の中で貧富の差が拡大していた時期では、1人当たり国内総生産(GDP)が上昇しても乳児死亡率の低下幅が少なかったり平均寿命がまったく変わらなかったりした。

一方、国内の格差が縮小傾向にある時期には、経済的豊かさと健康水準により顕著な相関関係がみられた。

経済的に豊かだと健康に対していろいろな対策を行えそうですが、ここに相関関係はないようです。

ただ、国内格差が縮小傾向にある場合には、経済的な豊かさと健康であることに相関関係があるようです。

このブログとしては、「知識次第で健康が選べる時代」だと思っているのですが、健康に関する知識と健康であることに対して相関関係があるのかどうかについてぜひ研究して欲しいですね。







【参考リンク(論文・エビデンス)】
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環境音楽を聴いた時の気分の変化から自律神経機能を予測|音楽による自律神経バランスの改善に期待|大阪市立大学




■環境音楽を聴いた時の気分の変化から自律神経機能を予測|音楽による自律神経バランスの改善に期待|大阪市立大学

Day 239 / 365 - Studying in Starbucks

by Anita Hart(画像:Creative Commons)

環境音楽聴取時の気分変化から自律神経機能を予測-音楽による自律神経バランスの改善に期待-

(2017/4/27、理化学研究所)

KOKOROスケール[4]注2)を用いて得た主観的気分データの解析結果から、環境音楽の聴取により、気分が「癒し」「眠気」「安心・リラックス感」の方向に大きく動くことが分かりました。さらに、聴取前後での自律神経機能の変化と主観的な気分変化との相関を調べたところ、「癒し」や「安心・リラックス」への気分変化に対しては心拍数が減少すること、「爽快」への気分変化に対しては循環器系自律神経機能の指標であるLF/HF(心拍変動の低周波数成分(LF)と高周波数成分(HF)の比)が減少することが分かりました。

理化学研究所と大阪市立大学の研究グループによれば、環境音楽を聴くことにより疲労感が軽減し、安心・リラックス感が増すこと、そして気分の変化から自律神経機能を予測可能であることがわかったそうです。

■音楽の健康に対する影響

Music While You Wait

by Garry Knight(画像:Creative Commons)

運動後に気分が落ちつく音楽を聴くと、自律神経活動に良い効果がある|東北大によれば、自分で選んだ気分を落ち着かせるような音楽を運動後に聴くと副交感神経活動の低下を和らげたそうです。

更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する!によれば、更年期障害の症状には、顔のほてり(紅潮)がありますが、アメリカの研究班によれば、呼吸のリズムを整える装置を使った呼吸法治療群の女性で紅潮症状が少なくなり、また、音楽を聴く対照群の女性では紅潮症状が呼吸法治療群よりも少なくなるという結果が出たそうです。

音楽を聴くとトレーニング・エクササイズによる体の負担が軽くなる!?で紹介したカナダのマギル大学の研究によれば、運動をしながら音楽を聴くと、苦しさが和らぎ、体の負担が軽くなるそうです。

音楽のテンポとノリによって、無意識のうちに運動量が変わる!?で紹介したベルギーのGhent大学の研究者、Marc Lemanさんによると、人はエクササイズ中に聴く音楽のテンポとノリによって、無意識のうちに運動量が変わるそうです。




■まとめ

環境音楽聴取時における循環器系自律神経機能指標の変化と主観的気分変化との相関解析
環境音楽聴取時における循環器系自律神経機能指標の変化と主観的気分変化との相関解析

参考画像:環境音楽聴取時の気分変化から自律神経機能を予測-音楽による自律神経バランスの改善に期待-(2017/4/27、理化学研究所)|スクリーンショット

日常的な疲労の蓄積は、自律神経機能バランスの悪化を介して循環器疾患など、さまざまな疾病のリスク要因になることが報告されています。今回の研究をもとに、個人個人の自律神経機能に与える音楽の効果を高精度で予測する技術が開発できれば、個人の健康状態にとってベストな選曲を提案する健康促進ツールの実現につながる可能性があります。

疲労の蓄積が自律神経のバランスを崩し病気の要因になるのであれば、自分自身にとって最もよい音楽を選曲する技術が開発することができれば、病気を予防する音楽ツールができるかもしれません。







【自律神経 関連記事】
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