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いびき&睡眠時無呼吸を解消する医療機器「ナステント」とは?価格・動画|爆報!THE フライデー・シブ5時・WBS・サタプラでも注目!

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2016年8月20日放送の「サタデープラス」で紹介されたのが「いびき&無呼吸を解消する600円のチューブ“ナステント”」です。




■ナステントとは
ナステント(nastent)
「ナステント」とは、緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻にソフトなシリコーン製の柔らかいチューブを挿入することで気道を確保するという発想で作られた治療器具です。

「ナステント」とは、緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻にソフトなシリコーン製の柔らかいチューブを挿入することで気道を確保するという発想で作られた治療器具です。

チューブ状の医療デバイスを、使用者自身で、鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで挿入することで、空気の通り道をしっかり確保できます。

そのため、空気の通り道が狭くなることで起こる「いびき」や空気の通り道が閉塞してしまうことで起こる「無呼吸」を回避することで、呼吸をサポートできるのがナステントです。

■寝ている間に呼吸が止まる? 激しいイビキにご注意を!

イビキとは、睡眠時に上気道(鼻から喉にいたる、息の通り道)が狭くなり、周辺の粘膜や粘液が詰まって音をたてている状態です。

イビキは、鼻からのどにかけての気道が狭いほどかきやすくなり、睡眠中に筋肉がゆるんで、狭くなった気道に空気が通ると振動してイビキになります。

お酒を飲み過ぎたり、体調が悪い時に、粘膜が腫れてしまって、一時的にいびきをかくこともあるかと思いますが、加齢や肥満などで上気道が狭くなり、慢性的にいびきが続いている場合には、無呼吸になる恐れもあり注意が必要です。

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■いびきや睡眠時の無呼吸は寿命を縮める恐れがある!

「いびきをかいて、急に呼吸が止まる」といわれたことがある、日中に強い眠気に襲われることがある、という人は、十分な睡眠をとれていないため、眠気や集中力の低下、疲労の回復の遅れ、自律神経にも影響を及ぼすと考えられます。

また、睡眠時に無呼吸になることによって、血中酸素濃度が低下することから、心臓や血管に関連する生活習慣病のリスクが高くなると考えられます。

心筋梗塞

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

トーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

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糖尿病

また、糖尿病や脳血管障害などの合併症も懸念されています。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、糖尿病患者の血糖コントロールがうまくいかなくなると、睡眠の質が低下し、不眠などの睡眠障害が起きることが、大阪市立大学大学院のグループの研究により明らかになったそうです。

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループによれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

2型糖尿病患者の多くが睡眠障害を併発しているそうです。

睡眠不足がすべての原因とはいえないでしょうが、睡眠不足をもたらす生活習慣によって、太りやすくなり、肥満の原因となったり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まることが考えられます。

徹夜をする子供は糖尿病のリスクが高まる?によれば、睡眠時間を毎日6時間、あるいはいつもより1時間でも多く睡眠をとった場合は、インスリン抵抗性が9%改善されたそうです。

メタボリックシンドローム

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームによれば、睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームとの合併率は高いそうです。

メタボリックの原因は、肥満であり、特におなかにたまる内臓脂肪が危険因子であり、また睡眠時無呼吸症候群の原因も、肥満によって上気道に脂肪がたまることで気道が狭くなり、無呼吸を起こしています。

メタボリックシンドロームは動脈硬化の原因となり、心筋梗塞などの心血管病の危険因子となることが知られています。

そして、睡眠時無呼吸症候群によって、さらに心筋梗塞などのリスクが高くなってしまうのだそうです。

緑内障(正常眼圧緑内障)

睡眠時無呼吸症候群の患者は健常者と比べて緑内障になるリスクが約10倍高いそうです。

北海道大学の研究グループによれば、睡眠時無呼吸症候群の患者は発作時に気道が閉塞して息が吸い込めなくなるために胸腔内の圧力が下がって眼圧が下がることがわかったそうです。

緑内障とは、目が正常な機能を保てる「適正な眼圧」以上の眼圧のために、視神経が障害され、視野が欠けてくる病気ですが、日本人には正常眼圧緑内障が多い!?で紹介した日本緑内障学会が岐阜県多治見市で40歳以上を対象に行なった調査によれば、緑内障と診断された人は約5.8%で、そのうちの6割が眼圧が正常範囲であるにもかかわらず、緑内障になっている「正常眼圧緑内障(NTG)」だったため、眼圧以外に何らかの原因があることが考えられます。

無呼吸発作が起きると、眼圧が下がると同時に血中酸素飽和度も下がることがわかったため、睡眠時無呼吸症候群の患者は、低酸素状態などの眼圧上昇以外の仕組みによって視神経障害が引き起こされるという可能性があるそうです。

正常眼圧緑内障 について詳しくはこちら

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■いびきや睡眠時の無呼吸対策グッズ

●鼻腔拡張テープ

テープを鼻の外から貼ることで、鼻の穴を広げる ※医療機器ではない

【メリット】

  • 比較的安価に使える
  • 簡単に入手できる

【デメリット】

  • 咽頭・喉頭(鼻の奥からのど)が原因のイビキ・無呼吸には効果がない
  • 貼り付け部分の皮膚のかぶれなどのリスク

●マウスピース

睡眠前に、下顎を前に固定することで、気道を確保し、睡眠時の気道の狭窄、閉塞を防ぐ。

中等症より軽いいびきには、舌や下あごを前に出させる特殊なマウスピースを使うと軽減することもあるそうです。

【メリット】

  • 保険適用となる場合がある
  • 軽量
  • オーダーメイド

【デメリット】

  • オーダーメードのため作成に時間が掛かる
  • 歯のない方は適応外
  • 下あごに痛みが出る場合がある
  • 毎日メンテナンスが必要
  • 眠りにくい

●CPAP療法

重症のSAS患者の治療には、寝るときに呼吸用のマスクを付け、圧力をかけた空気を機械で持続的に送り込む「CPAP療法」が有効とされています。

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure=シーパップ)は、睡眠中に装着した鼻マスクから圧力をかけた空気を送り込み、上気道を開いた状態に保って無呼吸をなくす方法です。

CPAP療法で治療すると無呼吸やいびき、日中の眠気が消失するだけでなく、高血圧や、メタボリックシンドロームのひとつの病態であるインスリンの効きが悪くなるインスリン抵抗性も改善します。

つまり、CPAP療法で睡眠時無呼吸症候群を治療すると、心筋梗塞などのリスクも低下するのです。

【メリット】

  • 保険適用となる場合がある
  • 効果が出やすい

【デメリット】

  • 電源が必要
  • 本体が1kg程度と大きく、ホースやマスクが必要
  • 装着した状態での飲食や会話は不可能
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 眠りにくい
  • 顔にマスクの跡が残りやすい

つまり、手軽さと効果は両立しにくいのが”現実”だということです。

そこで、緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻にソフトなチューブを挿入することで気道を確保するという、まったく新しい発想で作られたのが「ナステント」です。

■ナステントは様々なメディアで注目されています!

●「爆報!THE フライデー」(TBS系、2016年12月16日)で五十嵐めぐみさんはナステントを使用し、使用前は無呼吸が1時間に56回ありましたが、ナステントを使うといびきもなく12回に減っていました。

●「ニュース シブ5時」(NHK、2016年6月16日)でナステント クラシックが紹介されました。

●「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(テレビ東京、2016年7月21日)に快眠グッズの1つとして、番組上で紹介されました。

●「サタデープラス」(MBS、2016年8月20日)に世界中が注目する最新医療の1つとして「ナステント」が紹介されました。

●「はやドキ!」(TBS、2016年8月22日)に快眠グッズ、いびきグッズとして紹介されました。

●「かんさい情報ネット ten!」(読売テレビ、2016年9月2日)で紹介されます。

●ナイツのHIT商品会議室(毎週金曜日 22:30~23:00)で「ナステント」が紹介されました。

セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社|ナイツのHIT商品会議室

ナイツのHIT商品会議室 #301-1

■ナステント動画

ナステントアニメPV | ナステント | セブンドリーマーズ

フィッティングとは | ナステント | セブンドリーマーズ

■まとめ

「いびきをかいて、急に呼吸が止まる」といわれたことがある人や日中に強い眠気に襲われることがある人、「睡眠時無呼吸症候群」が気になる人は、いびき、無呼吸症候群の症状を緩和できるように作られた医療機器「ナステント」を試してみてはいかがでしょうか?

「ナステントクラシック」の自主回収のお詫びとお知らせ

(2017/1/19、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社)

弊社商品「ナステントクラシック」は 2014 年 7 月発売開始いたしましてから 2 年半の間に、約 100 万本(弊社販売実績)をご使用いただいておりますが、今般、誤飲された事例が 1 件起こりました。
 
結果的に、排便により体外に排出され、健康被害がなかったことが確認されております。

また、その後の弊社及び専門医による調査結果により、本事象はナステントの構造上の問題ではないこと及び品質管理上の問題がないことも確認されました。

これまでも製品パッケージおよびホームページにて使用方法や使用上の注意をお知らせして参りましたが、現状のご説明では不充分と判断いたしました。お客様の安全に対して万全を期すため、また、弊社設定の安全基準を満たすため、お手元の当該商品を回収させていただく判断を致しました。

【重要なお知らせ】ナステント販売再開のお知らせ(2017/6/12、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社)によれば、販売再開にあたって3つの点が変更になっています。

1.ナステント購入方法に「処方指示書」が必要

ナステント取扱施設の医療機関にて受診し、販売店などで購入時に「処方指示書」をご提示いただくことでナステントを購入できます。

2.販売価格変更

旧価格:4,200円(税別)→ 新価格:3,220円(税別)

3.アタッチメントの使用

製品安全対策の強化として「専用アタッチメント」を用意し、「処方指示書」発行時に専用アタッチメントが渡されます。

使用方法は以下をご参照ください。

https://nastent.sevendreamers.com/about/howto/







P.S.
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Googleの親会社のAlphabet傘下のVerily、糖尿病患者の血糖値を管理するスマートコンタクトレンズを開発中止

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■Google、糖尿病患者の血糖値を管理するスマートコンタクトレンズを開発

参考画像:Engadget

Googleがスマート コンタクトレンズを開発、血糖センサと無線内蔵の医療用。LED内蔵も検討

(2014/1/17、engadget)

Google の先端技術研究所 Google [x] が開発した Smart Contact Lens は、二層のソフトコンタクトに微細なセンサーとチップ、アンテナを挟んだ構造で、(当初の) 用途は医療用。

涙に含まれるグルコースを監視することで、糖尿病患者に血液検査より楽な血糖値管理の方法を提供するとともに、今後はLEDを内蔵して、着用者に血糖レベルの急激な変動を警告する機能も検討しています。

Googleはさまざまな分野に進出していることで話題になっていますが、今回は医療分野に進出しました。

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Googleが開発することを発表したスマートコンタクトレンズは医療用で糖尿病患者の血糖値管理をすることができるというもの。

血糖値の急激な変動をした際には、内蔵されたLEDで警告ができるようにする機能も検討されているそうです。

血糖値を測定するのは大変な手間だと思いますので、それがコンタクトレンズで自動で管理することができれば、すごく楽になるのではないでしょうか。

【追記(2018/11/19)】

Update on our Smart Lens program with Alcon(2018/11/16、Verily)によれば、Verily(べリリー)は血糖値を測定するコンタクトレンズの開発の中止を発表しました。







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Cardiolens|Hololensを使って相手のバイタルサイン(心拍数・脈拍数)をリアルタイムで可視化するAR・MRアプリ|Microsoft Researchら

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■Cardiolens|Hololensを使って相手のバイタルサインをリアルタイムで可視化するAR・MRアプリ

Cardiolens|Hololensを使って相手のバイタルサインをリアルタイムで可視化するAR・MRアプリ
Cardiolens|Hololensを使って相手のバイタルサインをリアルタイムで可視化するAR・MRアプリ

参考画像:Cardiolens: Remote Physiological Monitoring in a Mixed Reality Environment|スクリーンショット

Microsoft Researchら、HoloLens越しに見る相手のバイタルサイン(心拍数や脈波など)をリアルタイムに測定・可視化するARアプリ「Cardiolens」を論文にて発表

(2017/5/26、Seamless)

Microsoft Researchと国立民間航空学院の研究者は、HoloLensなどのARヘッドセットを使用してバイタルサインのリアルタイムな可視化を可能にする生理学的測定ツール「Cardiolens」を論文にて発表しました(PDF)。

ウェアラブルデバイスなどをつけることにより、血圧や脈拍数、体温などのバイタルサインをセンサーで読み取り表示する仕組みをこれまでいくつも紹介してきました。

今回紹介する論文によれば、MicrosoftのHoloLensを用いて”相手のバイタルサイン”をリアルタイムに見ることができるツールが考え出されているようです。

周囲の光とデジタルカメラを使って、肌から反射された光の小さな変化によって血液量パルス(BVP:Blood Volume Pulse)を測定し、また、脈拍数や呼吸数などのバイタルサインを計算します。

15秒間見ると、心拍数と脈拍が表示される仕組みになっています。




■まとめ

以前、血行状態が映る「魔法の鏡」開発|将来的には自律神経指標に基づく未病対策が目的|東北大学では、ビデオカメラとコンピューターを内蔵した鏡型ディスプレーの前に立つだけで、その時の血行状態などが分かる血行状態モニタリング装置「魔法の鏡」を開発したニュースを紹介しましたが、その「鏡」がHoloLensになったという感じでしょうか。

Visualizing blood flow in different parts of the body in real-time would be useful for surgeons in an operating theatre.

論文の中では、リアルタイムで血流を視覚化することが手術する外科医にとって有益であるとありましたが、血行状態が視覚化することができれば、病気になる前に病気のサインを見つける未病対策にも役立つのではないでしょうか。

ザッカーバーグ夫妻、人類の病気を予防・治療するプロジェクトで30億ドルを投資で紹介したザッカーバーグさんはこのようにコメントしています。

ザッカーバーグは「アメリカでは病気にかかった人々を治療するための支出に比べて、そもそも人々が病気にならないように研究するための支出はわずか50分の1しかない」と述べた。

ザッカーバーグさんのコメントは、病気を発症してからではなく、病気予防に重点を置くという考え方は、東洋医学の「未病」という考え方に近いと思います。

日本でも2015年度の医療費は41.5兆円|高齢化や抗がん剤などの高額な新薬が増えているがニュースになりましたが、予防医療・予防医学に取り組んでいくことは医療費の削減するためにも今後重要になっていくと考えられますし、また、QOL(生活の質)の向上といった間接的なコスト削減も期待できると考えられます。







【参考リンク】
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糖尿病リスク予測ツール|「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症リスクを予測するシステムを開発|国立国際医療研究センター

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■糖尿病リスク予測ツール|「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症リスクを予測するシステムを開発|国立国際医療研究センター

国立国際医療研究センターは、「健診結果」を用いて将来の糖尿病発症のリスクを予測するシステム「糖尿病リスク予測ツール」を株式会社教育ソフトウェアと共同開発したそうです。

ツールは糖尿病と診断されたことのない30歳から59歳までの方が対象で、糖尿病の既往歴・性別・年齢・身長・体重・BMI・腹囲・タバコを吸っている・最高(収縮期)血圧・最低(拡張期)血圧・高血圧の薬・脂質異常症の薬(コレステロール・中性脂肪を下げる薬)という基本項目を入力し、空腹時血糖・ヘモグロビンA1c・LDLコレステロールHDLコレステロール中性脂肪AST(GOT)ALT(GPT)γ-GTP・ヘモグロビン(血色素)という血液データを入力することで、より高精度の予測をすることができるそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







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パスウェイの制御による創薬|医薬ビッグデータから抗がん作用薬を自動的に予測する情報技術を開発|九州工業大学




■パスウェイの制御による創薬|医薬ビッグデータから抗がん作用薬を自動的に予測する情報技術を開発|九州工業大学
医療ビッグデータから潜在的な抗がん作用を持つ薬を予測
大規模な薬物応答遺伝子発現データと生体分子相互作用ネットワークの融合解析により、潜在的な抗がん作用が期待される薬を予測しました。様々な細胞におけるがん関連パスウェイの制御の強さを表す予測スコアを定義しました。

医薬ビッグデータから抗がん作⽤薬を⾃動的に予測する情報技術を開発-パスウェイの制御による創薬

(2018/11/6、九州工業大学)

九州工業大学大学院情報工学研究院の山西芳裕教授らの研究グループは、東京大学医科学研究所の谷憲三朗特任教授らの研究グループとの共同研究により、医薬ビッグデータの情報解析から薬物の潜在的な抗がん作用を自動的に予測する新たな情報技術を開発しました。

従来の創薬では、1つの生体分子の制御による創薬のアプローチがとられてきましたが、生体分子がなす分子間相互作用の影響を考慮できないという問題がありました。

そこで、多くの生体分子の機能モジュールであるパスウェイ(遺伝子やタンパク質などの生体分子からなる生体分子相互作用ネットワークの機能モジュール)の制御による新しい創薬のコンセプトを提唱しました。

この研究により、安価で安全性が確認されている既存薬を有効活用するドラッグリポジショニングによって、新薬開発コストを大幅に削減することが期待されます。

■まとめ

#DeNA、製薬企業(#旭化成ファーマ #塩野義製薬)の化合物データを活用したAI創薬に関する共同研究を2018年1月よりスタート|なぜAI技術を活用した創薬事業に注目が集まっているの?によれば、AI技術を活用した創薬事業に注目が集まっているのは、現在はIT技術を用いながらも経験と勘に頼って化合物の選択を行なっており、創薬プロセスの検証には時間とお金がかかっているため、創薬プロセスの生産性向上が求められているためです。

ゲノム解析が一般的なものになった時、AIが過去の文献や医学論文、データベースを探索するようになる!?によれば、現在では、抗がん剤を使用する前に、ゲノム情報を活用してどのような薬が効くのかを事前に調べて投与する「Precision Medicine」に注目が集まっていますが、製薬業界の丸ごとAI化を目指す取り組みが日本でスタート – VINAS Users Conference 2017(2017/10/13、マイナビニュース)で紹介されているスライドを参考にすると、あらゆる場面でAIが使われる可能性がありそうです。

病気Aに対して「ターゲット探索AI(どんな疾患の薬を開発すればよい?)」

→「リード探索AI(病気Aの原因タンパク質は?)」→標的タンパク質X

→「リード最適化AI(標的たんぱくXに効く薬物候補化合物は?)」→候補化合物Y

→「バイオアッセイAI(化合物Yの薬効は?副作用はないか?安定な物性か?)」→有望な医薬品候補Z

→「前臨床試験AI(医薬品候補Zは患者に安全に効くのか?)」→医薬品候補Zを製品化してよい

→「臨床試験AI(治験に合格するには?治験方法は?)」→患者群P 治療方針T

→「承認」

→「市販後の副作用の危険性は?費用対効果は?」安全に効く患者群S→薬価はWが妥当

薬物治療

今回のニュースは医薬ビッグデータの解析による創薬について取り上げましたが、もしかすると、製薬業界丸ごとAI化という未来もありうるのかもしれません。







【参考リンク】
続きを読む パスウェイの制御による創薬|医薬ビッグデータから抗がん作用薬を自動的に予測する情報技術を開発|九州工業大学