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日本郵政、高齢者ヘルスケアサービスでApple、IBMと提携

Japan Post, IBM & Apple partner to improve quality-of-life of seniors

by ibmphoto24(画像:Creative Commons)




日本郵政、高齢者サービスでApple、IBMと提携―iPadとAI利用で見守りやヘルスケアなど提供へ

(2015/5/1、TechCrunch)

日本郵政グループはApple、IBMと共同で新事業に取り組むことを発表しました。

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どのような事業を行なっていくのでしょうか?

日本郵政は高齢者サービスの拡充あたって2つの大きな柱を考えており、その第一の柱のカギとなるのがiPadだ。

<中略>

日本郵政の高齢者サービス構想の第二の柱は、このサービスと既存のサービスとの統合だ。

日本郵政は高齢者サービスの拡充を目指し、iPadを活用した高齢者向けのヘルスケアサービス(アプリ開発・コミュニティー構築)とそのサービスと既存サービスの統合を行なっていくようです。

AppleはiPad、IBMはアプリの開発とクラウド・サービスを行うようです。

Japan Post Group, IBM and Apple Deliver iPads and Custom Apps to Connect Elderly in Japan to Services, Family and Community.

by ibmphoto24(画像:Creative Commons)

今回デモとして行われたのは、日本郵政の社員が行っている高齢者顧客の安否確認訪問をiPadで拡張、効率化するデモ。

提供されるサービスには病院の診察の予約、処方薬を飲むよう促すメッセージ、荷物の受け取りなどがあった。

■今回の提携のポイント

Datagram:  Apple, IBM and Japan Post Group are reimagining elder care in Japan

by ibmphoto24(画像:Creative Commons)

日本郵政

西室社長は、記者会見の冒頭で、現在国有事業である日本郵政グループが今年中に株式上場を行う予定であり、同グループは「総合的なライフスタイルサポートサービス」の提供者に変身する計画だと述べた。

Apple

CookはまたAppleのヘルス事業への取り組みがさらに幅広い目標を持つことを説明し、HealthKit、ResearchKitなどを例に挙げた。

<中略>

しばらく前からAppleのiPadセールスは頭打ちの傾向を見せていたが、これに対しても好影響が期待できるだろう。

IBM

RomettyはIBMのWatson人工知能を利用したWatson Healthがサービスのカギとなると述べた。

日本郵政は保険事業を展開しており、IBMとAppleの協力を得て高齢者向けのヘルスケア・サービスの拡充を図ることを目指しています。

また、AppleとIBMは大企業向けのアプリを開発すると同時に大企業クライアントへのAppleのハードウェアの販売するというWin-Winの関係が成り立っており、今回の日本郵政との取組みがアメリカなど世界各国での販売に活かされることになるのでしょう。







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がんにかかる人、今年の予測は98万人 大腸がんが1位|国立がん研究センター




国立がん研究センターの予測によれば、今年国内でがんにかかる人が98万人となる予測で、部位別では、昨年3位だった大腸がんが、胃がんや肺がんを抜いて一位になるそうです。

昨年1位だった胃がんが相対的に伸び率が低く、順位が変わった。センターは、衛生状態が良くなり胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が下がっていることが主な理由とみている。

胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が下がっていることによって胃がんの順位が低くなったと考えられるそうです。

死亡者数の予測は37万900人で昨年の推計値より約4千人増えた。部位別では、肺がんが最多で7万7200人、大腸がん5万600人、胃がん4万9400人、膵臓(すいぞう)がん3万2800人、肝臓がん2万8900人の順だった。

すい臓がん肝臓がんは発見が遅れやすいということが原因なのかもしれません。

【追記(2015/4/29)】

がん患者、高齢化で「大腸」1位に…15年予測

(2015/4/29、読売新聞)

同センターによると、大腸がんの増加は主に高齢化の影響で、肺がんは、喫煙率が最も高かった1960年代に20~30代だった男性が高齢になり、発症が増えたためという。胃がんが3位になったのは、原因の一つとなるピロリ菌の感染者数の減少によるとみられる。

肺がんの発症が増えているのは、喫煙率が高かった年代の男性が高齢になっていることが関係しているようです。

ただ、高齢化の影響は全体に及ぶと考えられるので、大腸がんの増加は別のところにあるのではないのでしょうか。

例えば、この年代から食習慣が変わってきている、仕事の働き方・ライフスタイルが変わってきている、などです。

1975年型食事が健康によい!?|世界一受けたい授業 4月25日によれば、2000年代は脂質が多くなってくるのですが、肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高いによれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかっています。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいで紹介したアメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌に発表された研究によると、デスクワーク(長時間椅子に座ったままでの仕事など)は大腸がんのリスクを増加させる可能性があるそうです。

その他にも、糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて大腸がんになるリスクは1.4倍なのだそうです。

糖尿病の患者数の増加に伴い、大腸がんになる人も増えていると考えられないでしょうか。

どのようなことが関係するのか、ぜひ知りたいですね。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

 → 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら







オリーブの木に病気が広がる 伊政府が非常事態宣言

Growing Olives

by Stew Dean(画像:Creative Commons)




オリーブの木に病気 伊政府が非常事態宣言

(2015/4/22、NHK)

日本に輸入されるオリーブオイルの半分近くのシェアを占めるイタリアでは、最大の産地、南部のプーリア州でオリーブの木に病気が広がり、政府が特産品への影響を防ごうと、非常事態を宣言し、対応に追われています。

日本に輸入されるオリーブオイルの半分近くのシェアを占めるイタリアでオリーブの木に病気が広がっているそうです。

健康によいとしてオリーブオイルは日本でも根付いていますので、心配ですね。

【関連記事】

オリーブオイルの健康効果・美容術|生活ほっとモーニング

□オリーブオイルの健康効果

●オリーブオイルのオレイン酸が悪玉コレステロールだけを防ぐ

●オリーブオイルのポリフェノールなどの成分が悪玉コレステロールの酸化を防ぐ

動脈硬化予防

オリーブオイルダイエット|柴田理恵ダイエット|ビューティーコロシアム

エキストラバージンオリーブオイルに含まれる「オレイン酸」には、脂肪をため込もうとする「インスリン」が必要以上に出ないように抑えてくれる効果があるそうです。

糖尿病など健康に不安のある方は、必ず医師にご相談ください。







町村信孝衆院議長の病気は軽い脳梗塞




町村衆院議長が辞表提出=軽い脳梗塞、「重責考慮」

(2015/4/21、時事通信)

軽い脳梗塞を発症し、静養が必要と判断した。

<中略>

議員活動を続けるかどうかについては「私の判断というよりドクターの判断だ。一定の時間がたったところで改めて判断しなければいけない」と述べるにとどめた。

町村信孝衆院議長(70)の病気は軽い脳梗塞だったそうで、責務の重さを考慮して、議長の辞職願を提出したそうです。

町村衆院議長が糖尿病であるかどうかはわかりませんが、糖尿病になると脳梗塞の発症頻度が増加によれば、糖尿病患者の場合、脳梗塞の発症頻度が増加するそうです。

→ 糖尿病 について詳しくはこちら

糖尿病の患者数は増加傾向にありますので、脳梗塞を発症する可能性がある方も増加傾向にあると考えられます。

脳梗塞の発症を予防するには、糖尿病による高血糖を改善し、糖尿病のコントロール状態を反映するHbA1cをできるだけ低下させることが重要ですが、それだけでなく、合併する高血圧肥満高脂血症などを厳密にコントロールするのと同時に、運動不足を改善し、禁煙を徹底するなどの生活療法も大切となります。

また、脳梗塞を発症する患者は頸(けい)動脈の動脈硬化を合併している場合が多いので、程度を検査で調べて、進行していれば、発症を防ぐ薬を飲むことになります。

まずは糖尿病にならないよう食生活・運動など生活習慣を改善することが重要です。

そして、糖尿病になれば、医師の指導に従って、脳梗塞にならないよう体全体の健康へのリスク管理を行なっていきましょう。







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注射嫌いのエリザベス・ホームズが血液検査を再発明する!?

Elizabeth Holmes and Theranos in the March 2014 WIRED magazine

by Steve Jurvetson(画像:Creative Commons)




米医療界で話題の「第2のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれる女性起業家

(2015/4/7、メディ・ウォッチ)

 1960年代から大きな技術革新がなかった血液検査。エリザベス・ホームズ氏は、そこに徹底した長期戦略と、確かな実行力を伴って、大きな変革をもたらそうとしています。10年間の開発と特許出願などを経てサービスの品質を高めた上で、2013年秋に米大手薬局チェーンのウォルグリーン薬局と組み、革命的な血液検査がようやく日の目を見ました。

指先から小さな針で採血し、極力人手を介さない分析工程と流通網を構築。痛みが少なく、より正確で、低価格な血液検査を即時に提供することを実現しています。

この記事を見た後に、以前WIREDでエリザベス・ホームズさんの記事を思い出しました。

ほんの1滴、痛くない血液検査:注射嫌いの女子大生が挑んだ「再発明」

(2014/8/10、WIRED)

検査項目ごとに異なる容器が必要だった従来の検査方法と違い、Theranosの提供する方法であれば、痛みの少ないピンプリック法(指先を小さな針で刺す方法)で得られるたった1滴の血液だけで済んでしまう。それだけでコレステロールのチェックから高度な遺伝子分析までを含む数百という検査を可能にし、より早く正確で、はるかに安価な血液検査を実現させたのだ。

痛くて、高価で、時間のかかる血液検査を注射嫌いのエリザベスホームズさんが血液検査を再発明することで、痛くなくて、安くて、早い血液検査を実現させようというのはストーリーとしていいですよね。




ただ、少し気になるのは、この部分。

1960年代から大きな技術革新がなかった血液検査

これって本当なのでしょうか?

例えば、採血1回で13種のがんが診断できるようになる!?によれば、一回の採血で13種類のがんを発見するシステムの開発が行われるそうです。

対象となるのは、胃がんや食道がん、肺がん、肝臓がん、胆道がん、膵臓がん大腸がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がん、乳がん、肉腫、神経膠腫の13種類のがん。

このシステムが確立されれば、人間ドックや健康診断で早期発見・早期治療ができることがきたいされています。

また、KDDI、自宅で健康診断ができるサービス「スマホ DE ドック」によれば、検査キットを使って血液を採取し、検査センターへ郵送すると、1週間ほどで脂質や肝機能血糖痛風など結果が確認できるそうです。

今もなお血液検査できる項目は増え続けているでしょうし、時間も短縮していることでしょう。

コストも下がっていることでしょう。

エリザベスホームズさんのような人が出てくることで業界が注目されることは大変良いことであり、新たな競争が生まれることで、更に良い仕組みが生まれると良いなと思います。







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