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鼻をほじるとアルツハイマー型認知症になるリスクが高まるって本当?

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「鼻をほじるとアルツハイマー病のリスクを高める…」研究結果発表される(2022/11/9、Newsweek)を簡単にまとめると、これまで「肺炎クラミジア(ヒトに感染して肺炎を引き起こす)」がアルツハイマー型認知症の危険因子のひとつと考えられていて、豪グリフィス大学の研究チームが行ったマウスによる実験を参考にすると、肺炎クラミジアが鼻腔と脳の間に伸びる神経を用いて中枢神経系に侵入し脳に感染したことから、鼻をほじったり、鼻毛を抜く行為で粘膜を傷つけてしまうと脳に侵入する細菌が増えて認知症を起こす恐れがあるそうです。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

ただ、鼻ほじりがアルツハイマーのリスク高めるとの研究に異論(2022/11/4、Gadget Gate)によれば、認知症の発症には様々な要因があり、鼻ほじりによる細菌感染と認知症の仮説は飛躍しすぎている可能性があるというのが2022年の段階でした。

鼻ほじりがアルツハイマー型認知症の発症リスクを高めるというアイデアは馬鹿げたもののように思えましたが、2024年にはまだ研究が進んでいました。

Zhou, X.; Kumar, P.; Bhuyan, D.J.; Jensen, S.O.; Roberts, T.L.; Münch, G.W. Neuroinflammation in Alzheimer’s Disease: A Potential Role of Nose-Picking in Pathogen Entry via the Olfactory System? Biomolecules 2023, 13, 1568. https://doi.org/10.3390/biom13111568

鼻ほじがアルツハイマー病のリスクを高める仕組みを科学者が明らかに(2024/2/8、Sciencealert)によれば、近年の研究でアルツハイマー病における神経炎症プロセスが外部から侵入する病原体が関与している可能性があり、鼻をほじると病原菌を押し込むリスクが高まる、鼻毛を抜くとバリア機能が低下するというように感染リスクが増加することから鼻をほじる行為による細菌感染と認知症仮説は研究するに値するものと言えそうです。

また、鼻ほじりの習慣と新型コロナウイルス感染症の感染リスクとの関連性が示されているそうで、手をきれいに洗う、鼻をほじらないということが私たちが日ごろからできるウイルス対策、認知症予防の一つになっていくかもしれませんね。

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イヌを飼っている高齢者の認知症発症リスクが40%低い!ネコの飼い主はどうなの?

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「ペット飼育と認知症発症リスク」犬の飼育を通じた運動習慣や社会との繋がりにより認知症の発症リスクが低下することが初めて明らかに(2023/10/24、東京都健康長寿医療センター)によれば、犬を飼っている人は、飼っていない人に比べて認知症が発症するリスクが40%低いことがわかりました。

一方で、猫を飼っている人と飼っていない人では認知症の発症リスクに差はみられなかったそうです。

このことからペットを飼っているから認知症発症リスクが低くなるのではなく、犬の散歩での運動習慣や飼い主同士のコミュニケーションによって社会的孤立から逃れ社会とのつながりを持っていることが認知症発症リスクを下げていると考えられます。

12の危険因子を知って認知症を予防しよう!でも紹介しましたが、社会的交流・社会的接触を増やして社会的孤立を防ぐ、運動不足を解消することは認知症を防ぐ要因となっています。

認知症を予防するためにも、運動する習慣を持ち、社会的つながりを作っていきましょう!

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歩き方でわかる認知症になりやすい(認知機能が低下している)人の特徴とは?




歩き方でわかる認知症になりやすい(認知機能が低下している)人の特徴とは?
歩き方でわかる認知症になりやすい(認知機能が低下している)人の特徴とは?

Tyler Nix|unsplash

実は歩き方で認知症になりやすい(認知機能が低下している)人の特徴があることを知っていましたか?

その特徴は「歩幅」と「歩行速度」に現れてきます。

■歩幅

歩幅が狭い人は要注意 認知機能が低下しやすい人の特徴|東京都健康長寿医療センター研究所

血液の成分よりも、歩幅の方が認知機能との関係が強かったのです。さらに詳細な分析を行なったところ、男性では早く歩いた時の歩幅が、女性では通常歩いているときの歩幅がそれぞれ狭い群の認知機能低下のリスクが約4倍、5倍ととても大きくなることがわかりました。

歩幅の狭い人は認知機能が低下しやすい人の特徴なのだそうですが、歩幅の狭さと認知機能の低下にはどのような関係があると考えられるのでしょうか?

歩幅広げて認知症を予防狭いと高まる発症リスク(国立環境研究所 谷口優主任研究員)

歩く速度は歩幅と歩調(テンポ)で決まるが、認知機能と関連するのは歩幅で、歩調は関連がなかった。理由について谷口主任研究員は「歩幅の調整は、脳の中で多くの部位が関係しています。そのため、歩幅が狭くなっている場合は、脳のどこかで異変が起こっている可能性が考えられます」と指摘する。

 歩幅を広げることは単純なようだが、足腰の筋肉を適切に使い、転ばないようバランスを保つ必要がある。逆に言えば、歩幅を広げることができれば脳が正常に機能しているとも考えられるという。

歩幅の調整と脳には関連があり、そのことが認知機能と関連しているのではないかと考えられるそうです。

ここから考えられるもう一つの可能性は、意識的に歩幅を広げることにより、認知機能を取り戻せる可能性があるのではないかという点です。

つまり、体の動かし方を意識的に変えることで、脳に何らかの影響を与えて、認知機能を回復させることができるかもしれないというわけですね。

MCI(軽度認知障害)の14%が認知症に進み、46%は正常に戻る|国立長寿医療研究センターによれば、「MCI(軽度認知障害)」の65歳以上の愛知県大府市の住民を4年間追跡調査したところ、14%が認知症に進んだ一方、46%は正常に戻ったそうです。

うつ病性仮性認知症対策|前頭葉の血流を増やす方法は有酸素運動(散歩など)+知的刺激(川柳など)|たけしのみんなの家庭の医学によれば、国立長寿医療研究センターでは、暗算やクイズなどの課題を解きながら速足で歩いたりするような、頭を使いながら有酸素運動する、「コグニション」(認知)と「エクササイズ」(運動)を組み合わせ「コグニサイズ」を勧めており、週1回90分の運動プログラムを10か月間参加したグループでは、認知機能や言語機能が維持されており、また脳の特定部位の萎縮傾向がなかったそうです。

■歩行速度

歩行速度は認知機能低下を予測|長寿科学振興財団

歩行速度は認知機能の低下および認知症の優れた予測因子である。本研究では、こうした知見を報告した17の縦断研究についてメタ分析を行い、歩行速度が速い群に比べて遅い群のリスク比が、認知機能低下で1.89(95%CI=1.54-2.31)、認知症で1.66(1.43-1.92)であることを報告した。

「認知症予防アプリ」|歩行速度を測定し認知症・MCI(軽度認知障害)のリスクが高い場合に通知する|太陽生命によれば、『認知症予防アプリ』は、東京都健康長寿医療センターの大渕修一医学博士監修のもと、歩行速度を継続的に測定し、将来の認知症・MCI(軽度認知障害)のリスク予兆が発見された場合に本人と家族に通知するアプリとなっており、歩行速度の低下をきっかけとして運動習慣を見直し、認知症・MCIを予防することを目指しているものです。

日頃から歩行速度を計測することにより、歩行速度の低下→認知症のサインとなるということなんですね。

■下り坂・階段を下る

もう一つ認知症とは関係ないのですが、下り坂・階段を下ることが怖くなってくることが筋量が落ちているサインとして知られています。

老化のスピードが速い大腿筋を鍛える方法によれば、階段を「降りる」動作は、大腿筋にとって比較的強い刺激になると同時に、前の筋肉がブレーキとして機能していることを認識できるそうで、階段を降りることが怖くなってきたら、筋量が落ち非常に危険な状態なのだそうです。

■まとめ|歩くことは認知症予防につながる

運動不足の成人、世界で14億人余り|運動する人を増やすために考え方をアップデートしよう!で紹介した世界保健機関(WHO)が世界168か国・地域の190万人を対象に2016年の運動量を追跡調査し、英医学誌ランセット(The Lancet)に掲載された論文によれば、運動不足が原因で心臓病や糖尿病などの病気にかかるリスクが高まっている成人が世界で14億人あまりいるそうです。

また、健康づくりには歩行「1日60分以上」、筋トレ「週2~3回」を国が推奨へで紹介した厚生労働省の専門家検討会は、健康づくりのために推奨される身体活動・運動の目安となるガイド案をまとめ、歩行については成人は「1日60分(1日約8千歩)以上」、高齢者は「1日40分(1日約6千歩)以上」を推奨しました。

歩行は、なぜ認知症予防につながるのか?|東京都健康長寿医療センター

70~80歳の女性の認知機能テストの成績と日頃の運動習慣の関係を調べた研究によると、日頃よく歩く人はテストの成績が良く、少なくとも1週間に90分(1日あたりにすると15分程度)歩く人は、週に40分未満の人より認知機能が良いことがわかっています

一日に歩く時間が長い人ほど認知症になりにくい!40代・50代は認知症予防のためにも運動する時間を増やそう!|東北大で紹介した東北大の遠又靖丈講師の研究グループの研究によれば、一日に歩く時間が長い人ほど認知症になりにくく、仮に「30分未満」「30分~1時間」のグループが歩行時間を増やして、一段階上のグループに移ると、認知症になる割合が低く抑えられることが分かったそうです。

日頃から「歩幅」と「歩行速度」を意識して、歩行時間を増やし、認知症を予防していきましょう!







【トリセツショー】「美肌」「動脈硬化予防」「認知症」にまで健康効果をもたらす油はオメガ3




2022年4月21日放送のNHK「あしたが変わるトリセツショー」のテーマは「わずか1杯で驚きの美味・健康効果!マジカル★アブラパワー」。

気になったのはこの部分。

「美肌」「心臓病」「認知症」にまで健康効果をもたらす油とそのメカニズムとは?

不眠症・認知症・ドライアイ・うつ病・アレルギー・更年期障害・心血管疾患・高脂血症・高血圧・糖尿病・骨粗鬆症・動脈硬化・肥満にまで健康効果をもたらす油は「オメガ3」!

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

→ えごま(エゴマ油)の効果・効能・栄養 について詳しくはこちら

→ DHA・EPAとは|DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

■美肌

オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか?

オメガ3が十分にあると、オメガ3は血管にも作用し、血管を拡張する力を持っているため、血流を改善することにより、血液の循環はとてもスムーズです。

その結果、肌には栄養分が運ばれていくことにより、皮膚の細胞の新陳代謝を活発にして、肌を美しくしてくれると考えられます。

しかし、血液中にオメガ3が不足すると、栄養分の運搬が滞ってしまいがちになり、新陳代謝が活発ではないため、肌が荒れてしまうと考えられます。

麻布大学の守口徹教授によれば、オメガ3が細胞にあると本来の細胞の機能が維持でき、皮脂の供給などすべてがバランスよくいくそうです。

また、分泌を促してくれる下の方の細胞にオメガ3がないと指令が来なくなるそうです。

EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!摂取量の目安【美と若さの新常識】によれば、体の中に入ったEPAは、血中から赤血球の細胞膜に取り込まれるのですが、EPAは柔らかい構造をしているため、EPAが増えると細胞膜が柔らかくなるそうです。

ちなみに、九州大学の丸山徹教授によれば、EPAを豊富にとっていると、4か月後ぐらいにはしなやかな赤血球ができてくるそうです。微少循環というか、血の巡りが良くなるため、スタミナがアップし、顔色が良くなったり、目の下のくまが少しなくなったりするそうです。

■心臓病

【NHKスペシャル】体にいい油「オメガ3」!|オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスがカギ!【食の起源】

1960年代に北極園に暮らす先住民のイヌイットは主にアザラシやクジラなどを食べ、野菜や果物をほとんど取らない肉食の生活でありながら、心臓病での死亡率が極めて低いことがわかり、注目されたことから始まります。

研究者が調べたところ、イヌイットの人たちの血中にはイワシやサンマ、サバ、アジなど青魚に多く含まれるEPAが多いことがわかりました。

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オメガ3脂肪酸は細胞膜の材料に使われています。

細胞膜は、棒状の物質がくっつき合って膜を形成しているのですが、ここに曲がった形のオメガ3脂肪酸が入り込むと、接触部分が少なくなるため、摩擦が減って動きやすくなり、細胞膜が柔軟に変形しやすくなるそうです。

EPAを摂ると、赤血球がしなやかになり、顔色が良くなり、目の下のクマがなくなる!摂取量の目安【美と若さの新常識】によれば、体の中に入ったEPAは、血中から赤血球の細胞膜に取り込まれるのですが、EPAは柔らかい構造をしているため、EPAが増えると細胞膜が柔らかくなるそうです。

ちなみに、九州大学の丸山徹教授によれば、EPAを豊富にとっていると、4か月後ぐらいにはしなやかな赤血球ができてくるそうです。微少循環というか、血の巡りが良くなるため、スタミナがアップし、顔色が良くなったり、目の下のくまが少しなくなったりするそうです。

つまり、オメガ3を摂ることで細胞が柔軟になり、動脈硬化や心臓病になりにくいと考えられるわけです。

認知症

オメガ3(アマニ油)で認知症予防|MCI(軽度認知障害)|#サタプラ

脳の65%は油。油が脳に影響を与える。

オメガ3は代謝するとDHAに変わる。

DHAが脳細胞を柔らかくし、情報伝達をスムーズにするそうです。

えごま油摂取+脳トレ=認知症予防効果がある!?

公益財団法人しまね産業振興財団、しちだ・教育研究所、島根えごま振興会、島根大、島根県立大の研究チームが行なった実験によれば、毎日スプーン1杯分のエゴマ油を摂取し、週に1回、計算や読み書きなどの脳トレを実施したグループは何もしないグループよりも記憶力や論理的思考力などの知的柔軟性の評価項目が高くなったという結果が出たそうです。

■オメガ3とオメガ6とバランスが重要

最近の研究によれば、オメガ6脂肪酸は、体の中でウイルスや病原菌などから体を守る役割をしていることが明らかになってきたそうです。

病原体が血液中に侵入すると、オメガ6脂肪酸が白血球に「攻撃指令」を出す働きをし、病原菌への攻撃を促す仕組みがあることがわかってきたそうです。

ただ、オメガ6脂肪酸が増えすぎると、白血球への攻撃指令が過剰になり、自分の体の細胞まで痛めつけてしまうことがあります。

オメガ3にはそのオメガ6の攻撃にブレーキをかける役割があります。

この2つのバランスがとられていることが重要で、理想の油の割合はオメガ3:オメガ6=1:2なのですが、多くの日本人の比率は「1:10」以上の割合になってしまっています。

宮城大学の石川伸一教授によれば、オメガ6脂肪酸は人の体の健康にとって欠かせない成分ではあるが、オメガ6を多く含む揚げ物や炒め物は美味しいので、過剰なほど摂りすぎているのが現状だと警鐘を鳴らしています。

→ オメガ6脂肪酸を多く含む食品 について詳しくはこちら

最新の研究によれば、ほとんどの動物は、動物本来の自然な食べ物を食べていると、体内のオメガ3とオメガ6の割合がおよそ1:2と理想的なバランスに保たれていることが明らかになっているそうです。

■オメガ3が摂れる食品

国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁
国民一人一日当たり魚介類と肉類の摂取量の推移|水産庁

参考画像:水産物の消費動向|水産庁(スクリーンショット)

オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか?で紹介した麻布大学の守口徹教授によれば、オメガ3は青魚などの魚から摂るのが一番効率よいそうですが、水産庁による国民一人当たりの魚介類と肉類の摂取量推移によれば、平成18年には初めて肉類の摂取量が魚介類を上回り、21年には肉類と魚介類の摂取量が上回り、その差が拡大しているそうです。

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オメガ3脂肪酸は青魚の他にも、えごま油、亜麻仁油(アマニ油)、シソ油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品から摂取できますので、積極的に選んでいきましょう!

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
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【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)







「認知症保険」保険会社各社が新商品を続々発売!介護が必要となった主な原因の第1位は認知症!

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超高齢化社会の日本において介護は社会問題となっており、厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」によれば、介護が必要となった主な原因の、第1位は認知症(要介護者)となっています。

→ 認知症の症状・改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら

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そんな中で、最近では各社が認知症保険の新商品を続々と発売していて、その関心の高さがうかがえます。

ひまわり認知症予防保険|太陽生命ダイレクト「スマ保険」

以前2016年3月より発売された認知症の治療を支援する保険「ひまわり認知症治療保険」を取り上げました。

→ 太陽生命保険、認知症の治療を支援する新商品「ひまわり認知症治療保険」を販売

●器質性認知症と「診断確定」されたとき最高300万円の認知症診断保険金をお支払い!

●器質性認知症と「診断確定」され、その状態が180日間継続したとき、最高1,000万円の認知症治療保険金をお支払い!

笑顔をまもる認知症保険|SOMPOひまわり生命

●初めて軽度認知障害・認知症と医師により診断確定された場合、軽度認知障害一時金・認知症一時金を受け取れる。

●骨折をしたと医師により診断され、その骨折に対して初めて治療を受けた場合、骨折治療給付金を受け取れる。

ぴったりが見つかる保険ジャスト「認知症保険」|第一生命

●認知症による要介護状態に一時金で備えられます。

●「健康第一」認知症予防アプリ(認知症予防のための食事や運動などの生活習慣のサポート、認知機能低下の早期発見に役立つアプリサービス)で予防・早期発見

認知症保険|楽天生命

●認知症と診断確定されたらまとまったお金(一時金)を受け取れる。

●認知症と診断確定され、かつ、要介護状態と認定されたときに一時金を受取れる。

ニッセイ みらいのカタチ 認知症保障保険|日本生命

●所定の認知症と診断確定された場合に、認知症診断保険金を一時金で受取れる。

●所定の軽度認知障がいと診断確定された場合に、認知症診断保険金の金額の10%を一時金で受取れる。

いまから始める 認知症保険|明治安田生命

●軽度認知障害就寝保障特約は、生まれて初めて「軽度認知障害」と診断確定または生まれて初めて「所定の認知症」と診断確定された場合に一時金を受け取れる。

アクサの「一生保障」の医療保険 スマート・ケア 認知症重点プラン|アクサ生命

■認知症人口の未来予測

●厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況」によれば、介護が必要となった主な原因の、第1位は認知症(要介護者)。

第1位 認知症 24.3%

第2位 脳血管疾患(脳卒中) 19.2%

第3位 骨折・転倒 12.0%

認知症の高齢者は2025年には730万人と推計|認知症に役立つ食べ物と生活習慣で紹介した認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)|厚生労働省によれば、2025年には認知症の高齢者は多い場合で730万人に達すると推計されるそうです。

参考画像:高齢者の健康・福祉|内閣府

この2025年は、団塊の世代が75歳以上となる年になります。

世界の認知症患者、2050年に1億3200万人!|世界アルツハイマー報告書2015で紹介した国際アルツハイマー病協会(Alzheimer’s Disease International、ADI)による「世界アルツハイマー報告書2015」によれば、認知症の数は世界の高齢化につれて増えていき、2050年には今の3倍の1億3200万人になるという予測が発表されています。

笑顔をまもる認知症保険|SOMPOひまわり生命が出しているデータによれば、認知症の患者数の将来推計(「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究))は2012年462万人→2030年830万人→2060年1154万人と増加傾向にあることが分かります。

認知症高齢者の現状(平成24年)は、65歳以上の高齢者人口3079万人のうち、認知症高齢者は462万人、軽度認知障害(MCI)の人は約400万人いると推計されています。

ひまわり認知症予防保険のデータ(2015年5月29日付 慶應義塾大学「認知症の社会的費用を推計」)によれば、認知症の外来治療費は月々平均3.96万円かかるそうです。

■まとめ

各社が続々と認知症保険を発売していることは、それだけ認知症で治療する人が増加することが予想されているということですね。

家族が困らないようにするためにも、日ごろからの認知症予防・対策を行ない、もしなった時にも治療費・介護などでお金が困らないようにしていきたいですね。

→ 認知症の症状・改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら







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