> 健康・美容チェック > オメガ3 > クルミ(オメガ3脂肪酸)を食べると、LDLコレステロール・総コレステロールが低下し、HDLコレステロールが増加|おもいっきりDON!(日テレ)
2009年10月6日放送のおもいっきりDON!(日テレ)のテーマは「クルミの美容・健康効果」について取り上げていました。
【目次】
■クルミの美容効果
■クルミの健康効果
- 発がん抑制
- 脳の活性化
- メタボ改善
クルミの65%は脂肪であるため、食べると太りやすいと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、そうではないのです。
クルミに含まれている脂肪は、体内では合成することができないオメガ3脂肪酸を多く含んでいます。
オメガ3脂肪酸は、肝臓で熱に変わりやすい油で、蓄積しにくいため太りにくいとされています。
そのため、お肉などのカロリーのある食事にかえて、オメガ3を多く含むクルミに変えることで、ダイエット効果が期待されます。
ほかのナッツ類にも、オメガ3脂肪酸は含まれているのですが、圧倒的にクルミに多く含まれています。
厚生労働省の食事摂取基準でも、さらに食べる食品として、クルミを食べることが推奨されているそうです。
■1日どれくらい摂取したらよいのでしょうか?
by Migle(画像:Creative Commons)
では、1日どれくらい摂取したらよいのでしょうか。
1日の摂取量は40グラム=クルミ7個分で必要なオメガ3脂肪酸が摂れるそうです。
※注意 食べ過ぎると太る可能性があります。
クルミ7個分で270kcalであり、これはご飯1杯分より少し多いカロリー量となるので、ほかの食品と置き換えてとるとよいそうです。
【実験】1日7個のクルミ1週間食べ続けるとどうなる?
実験結果によると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が、98mg/dl⇒82mg/dlで、約16.2%低下し、また、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が90mg/dl⇒94mg/dlで、約4.4%増加しました。
つまり、この結果によれば、生活習慣病の予防になるそうです。
また、九州大学(2002年)の研究によれば、1日42gのクルミを4週間食べると、
総コレステロールは、男性3.8%低下、 女性4.9%低下
悪玉コレステロールは、男性8.9%低下 女性10.6%低下
という結果が出たそうです。
※閉経を迎えるとコレステロール値が上昇する傾向になるため、40歳以上の女性にクルミを食べてほしいとおっしゃっていました。
■クルミの最強食べ合わせは?
クルミの最強食べ合わせは「納豆」なのだそうです。
納豆に含まれるナットウキナーゼには、血栓を溶解し血液をサラサラにしてくれる効果があり、クルミの悪玉コレステロール低下させる効果と合わせて、血液健康効果が期待できるそうです。
オメガ3脂肪酸が多く含まれている食品としては、くるみ、亜麻仁油、えごま油、青魚などがあるようです。
オメガ3脂肪酸の多く含まれている食品を食べて、健康になりましょう。
→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら
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