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高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が目標値、5年ぶり新指針

Project 365 #134: 140511 Under Pressure!

by Pete(画像:Creative Commons)

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高血圧:メタボの方、正常範囲でも要注意 学会が目標値、5年ぶり新指針

(2009/1/17、毎日新聞)

日本高血圧学会(島本和明理事長)は16日、標準的な治療方法を示す「高血圧治療ガイドライン(指針)」を5年ぶりに改定した。

やや高めだが高血圧の基準に達しない「正常高値」の人でも、糖尿病など他の危険因子があれば、高血圧患者と同様の生活習慣の改善や治療が必要だと指摘。

治療対象を事実上広げる判断を示した。

高血圧治療ガイドラインが改定されたそうです。

低めの血圧であっても脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性があり、治療対象を広げるようにしたようです。

現在、正常高値は最高血圧130~139、最低血圧85~89と定めている。

しかし、最近の研究で低めの血圧でも脳卒中や心筋梗塞(こうそく)を起こす危険性が高いことが分かり、学会は見直しに着手した。

新指針によると、若年・中年者(15~64歳)の目標血圧は最高130、最低85未満とし、高齢者(65歳以上)は最高140、最低90未満と設定した。

糖尿病や心筋梗塞後の患者では最低血圧が80未満と厳しい目標にした。

また、正常高値の人でもメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や喫煙など血圧以外の危険因子が1~2個ある人は「中等リスク」と位置付けた。

危険因子が3個以上か糖尿病や慢性腎臓病など他の病気がある人は「高リスク」として、すぐに降圧薬による治療が必要だとした。

基準の変更点をまとめてみました。

【これまでの基準】

正常高値 : 最高血圧 130~139、最低血圧 85~89

【新基準】

若年・中年者(15~64歳) : 最高 130、最低 85未満

高齢者(65歳以上) : 最高 140、最低 90未満

糖尿病や心筋梗塞後の患者 : 最低血圧が80未満

血圧以外の危険因子(メタボリックや喫煙)が1~2個ある人 : 「中等リスク」

危険因子が3個以上か糖尿病や慢性腎臓病など他の病気がある人 : 「高リスク」(降圧薬による治療が必要)

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら







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<WHO>生活習慣病の危険度、腹囲を基準に

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<WHO>生活習慣病の危険度、腹囲を基準に

(2009/1/18、毎日新聞)

心臓病や糖尿病などになりやすい人を見つけるための新しい基準として、世界保健機関(WHO)が腹囲を採用することになった。

WHOは従来、肥満度を示すBMI(体格指数)が25以上の「肥満」を高リスク集団としてきたが、アジア人にはBMIが低くても心臓病などで死亡する例が多い。

新基準はアジア地域では「男性85センチ前後、女性75センチ前後」となる見込みで、導入されれば日本の「メタボ健診」の腹囲基準に影響を与える可能性がある。

WHOは、糖尿病などの生活習慣病を見つけ出すための基準として腹囲を採用することになったそうです。

その新基準は、アジア地域では「男性85センチ前後、女性75センチ前後」となる見込みで、日本のメタボ健診よりも厳しい基準となり、今後日本のメタボ健診の基準にも影響を与えそうです。

ただし、記事によると、WHOは、この基準とメタボ基準とは別の概念と位置付けているとのことです。

WHOの新基準をこのまま日本人にあてはめた場合、大勢の男女が該当したり、メタボ基準との並立で混乱を招く可能性もある。

「科学的根拠に乏しい」と言われるメタボの腹囲基準の見直しも含めて、整理が必要だろう。

今回の基準をそのまま日本人にあてはめたとしたら、ほとんどの人があてはまってしまうでしょうし、メタボ基準とは別の概念とはいえ、混乱を招くことが予想されます。

日本独自の基準をより積極的にアピールしてもらいたいものです。

【関連リンク】







糖尿病の食事:食品交換表

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by Max Mallett(画像:Creative Commons)

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糖尿病講座:(16)「食品交換表」の使い方

(2008/11/25、毎日新聞)

「食品交換表」の特徴は、食品を6つのグループに分類することと、80kcalを1単位とする考え方です。

食品交換表とは、食品を6つのグループに分類しています。

表1:穀類・いも類・豆類など
表2:果物類
表3:魚介・肉・大豆製品など
表4:牛乳・乳製品
表5:油脂・油の多い食品
表6:野菜類

詳しくは記事をご覧ください。

糖尿病の方への食事は、糖尿病でない方にとっても健康によい食事です。

ぜひ参考にしてみてくださいね。







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子ども肥満3年連続トップレベル 【青森】

... and beat children at it!

by Connie Ma(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 肥満 > 子ども肥満3年連続トップレベル 【青森】




子ども肥満3年連続トップレベル

(2009/1/10、読売新聞)

15歳5人に1人

県内の子どもの肥満割合は3年連続で全国トップレベルで、高止まり状態にあることが、文部科学省「2008年度学校保健統計調査速報」で明らかになった。

県は肥満予防に乗り出しているが、肥満の原因は個人差があり改善には時間がかかりそうだという。

青森県の子供の肥満割合が3年連続で全国トップレベルにあり、15歳の5人に1人が肥満という状況なのだそうです。

子供の肥満糖尿病が問題となっています。

子供の肥満・糖尿病の問題を解決するためにも、家族・学校が協力して対策してほしいものです。







2008年国内「健康志向食品」市場は0.4%減の1兆2283億円

2008年国内「健康志向食品」市場は0.4%減の1兆2283億円 富士経済調査

(2009/1/5、日経トレンディネット)

富士経済(本社:東京都中央区)は2008年12月26日、「健康志向食品」の2008年国内市場見込みを前年比0.4%減の1兆2282億円とする調査結果を発表した。

整腸効果を持つ食品は実績を伸ばしたが、生活習慣病予防や、美肌効果、ダイエットなどは減少。

全体ではやや縮小し、メタボ対策需要の恩恵は受けられなかったという。

記事によると、健康食品の市場は若干縮小したようです。

特に注目されたメタボ対策特需の恩恵は得られることはなかったようです。

明らか食品の市場は前年比1.3%増の5205億円。

機能カテゴリーでは、相次いで新商品が投入される「栄養バランス」や、「エチケット」が前年比10%以上伸び、「アイケア」や「貧血予防・改善」などが急成長した。

ドリンク類は同1.7%減の7077億円。

「ダイエット」や「免疫賦活作用」などが落ち込む一方で、ウコンドリンクなどの「肝機能改善」や「骨・関節サポート」が大きく伸びた。

記事の中で紹介されている現在伸びている機能カテゴリーをまとめてみました。

  • 栄養バランス
  • エチケット
  • アイケア
  • 貧血予防・改善
  • 肝機能改善
  • 骨・関節サポート
  • 整腸作用

市場が減少した、または期待ほどの実績が上がっていないカテゴリーは以下の通り。

結構意外な結果だったのですが、皆さんはどうでしたか。

どういった機能に興味がありますか。

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