「介護」カテゴリーアーカイブ

Superflex社、高齢者の動きをサポートして衣服の下から着ることができるパワードスーツ「Aura(オーラ)」を開発




【目次】

■Superflex社、高齢者の動きをサポートして衣服の下から着ることができるパワードスーツ「Aura(オーラ)」を開発

SUPERFLEX社、高齢者の動きをサポートして衣服の下から着ることができるパワードスーツ「AURA(オーラ)」を開発
SUPERFLEX社、高齢者の動きをサポートして衣服の下から着ることができるパワードスーツ「AURA(オーラ)」を開発

参考画像:Superflex – Aura Powered Suit|from fuseproject|Vimeoスクリーンショット

Smart bodysuit takes super-soldier tech and gives it to your grandma

(2017/1/11、mashable)

But the Aura is designed for an older crowd are less intent on lifting superhuman loads and busier fighting the battle against their aging bodies for a decent standard of living. It’s specifically designed to provide “core wellness support” to its wearer’s torso, hips, and legs to give an extra boost to the muscles while performing basic (but essential) actions like getting up, sitting down, or staying upright.

While meant to be worn under the clothes, the design is sleek and modern, not a far cry from the popular athleisure looks that fill gyms and yoga studios.

Superflex(スーパーフレックス)社のAura(オーラ)は高齢者の動きをサポートするパワードスーツで、衣服の下から着ることができるようになっています。

着用している人が体を動かす際の筋電信号を拾って、胴体、臀部・腰、脚の筋肉を強化(支援)して、立ったり座ったりといった動きのサポートをするように設計されています。

[vimeo]https://vimeo.com/198871875[/vimeo]

Superflex – Aura Powered Suit|from fuseproject|Vimeo

【参考リンク】

人間の関節や筋肉を模した外骨格スーツ「SOFT EXOSUIT」を開発 DARPAが290万ドルを支援|ハーバード大では、どうしてもかさばってしまうという弱点を抱えた外骨格スーツやパワードスーツを柔らかい素材とセンサーを使って、身体にフィットするように設計することで、これまで抱えていた問題を解決しようというのが外骨格スーツ「Soft Exosuit」について紹介しました。

今回紹介したAura(オーラ)はそのアイデアを高齢者にターゲットを絞って作られたものといえそうです。




■高齢者が介護の人の手を借りることなく、パワードスーツのようなテクノロジーを活用して、できる動きを増やしていくことが重要

日本はアジア諸国に約20年先行|アジア各国の高齢化率|経済産業省
日本はアジア諸国に約20年先行|アジア各国の高齢化率|経済産業省

参考画像:不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~|経済産業省PDF

高齢化社会の日本では介護に関する問題が間近となっています。

介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円によれば、今後高齢者人口と高齢者世帯の増加に伴いサービス市場は拡大し、介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円に迫るそうですが、介護職員は2025年には約38万人不足するおそれがあるそうです。

【関連記事】

介護の負担を軽くするためにも、リハビリによって介護度の改善や重症化を防ぐ対策が行なわれています。

介護施設で「パワーリハビリ」を導入 約8割に介護度を改善したり重症化を防ぐ効果|弘前によれば、弘前市内の介護施設が専用マシンで筋力アップのトレーニングを行う「パワーリハビリ」を取り入れたところ、約8割の人に介護度を改善したり重症化を防ぐ効果があったそうです。

介護をする必要があっても、介護度が改善されれば、それだけ負担は軽くなると考えられます。

そのためにも、ロコモティブシンドロームにならないように予防のためのトレーニングを行なったり、誤嚥性肺炎を予防するためにも嚥下障害対策を行なったり、低栄養による病気を予防するために食生活の改善を行うなど、できる範囲での予防を行っていくことが重要だと思います。

【関連記事】

高齢者が介護の人の手を借りることなく、パワードスーツのようなテクノロジーを活用して、できる動きを増やしていくことが重要なのではないでしょうか。







【関連記事】
続きを読む Superflex社、高齢者の動きをサポートして衣服の下から着ることができるパワードスーツ「Aura(オーラ)」を開発

介護福祉士ピンチ!?介護福祉士を養成する大学や専門学校への定員に対する入学者の割合が約46%




■介護福祉士ピンチ!?介護福祉士を養成する大学や専門学校への定員に対する入学者の割合が約46%

Army Nurse Operating Medical Equipment at Camp Bastion Hospital, Afghanistan

by Defence Images(画像:Creative Commons)

介護福祉士ピンチ…養成校入学、定員の5割切る

(2017/1/30、読売新聞)

介護職場で中核的な役割を担う「介護福祉士」を養成する全国の大学や専門学校などで2016年度、定員に対する入学者の割合が約46%だったことがわかった。

公益社団法人「日本介護福祉士養成施設協会」の調査によれば、2016年度の介護福祉士を養成する大学や専門学校への定員に対する入学者の割合が約46%だったそうです。

入学者割合の低下には、次のような理由が挙げられています。

定員枠自体が減少傾向にあるなかでの入学者割合の低下には、重労働の割に賃金が低い処遇が影響しているとみられる。

介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円によれば、今後高齢者人口と高齢者世帯の増加に伴いサービス市場は拡大し、介護予防・生活支援サービス市場は2025年に1兆3000億円に迫るそうですが、介護職員は2025年には約38万人不足するおそれがあるそうです。




■対策

不足が予想される状況で、対策として考えられるのが5つ。

1.潜在的に介護ができる人を介護現場に戻ってきてもらう

介護福祉士と看護師は職業は違いますが、同じような悩みを抱えていると仮定すれば、看護師・看護職員の離職理由とは|看護師の離職率を改善するための提案が改善点としてのヒントになるのではないでしょうか。

大きく分けると、2つの理由で離職する看護職員がいることがわかります。

1.妊娠・出産・結婚・子育て・配偶者の転勤といった人生の転機が理由

2.勤務時間が長い・超過勤務が多い・夜勤の負担が大きいといった労働条件が理由

つまり、離職率を改善するためには、ライフプランに合わせた働き方を検討していくことと一人一人への負担を軽くする働き方を検討していく必要があるということです。

●妊娠・出産・結婚・子育て・配偶者の転勤といった人生の転機が理由

看護職員の現状と推移(平成26年12月1日、厚生労働省)によれば、潜在看護職員約71万人いる※そうです。

※潜在看護職員数は免許保持者数から64歳以下の就業者数を減じたもの(平成22年末推計:厚生労働科学研究)

潜在看護職員が帰ってきやすい態勢・職場環境づくりが重要になるのではないでしょうか。

  • 復帰するに伴い、進歩している医療についていけるのかどうか不安に思っている看護師も多いと予想されるので、研修を行う
  • 不安解消のためのカウンセリング
  • 子育てしながらでも働けるための仕組みづくり(託児所)

●勤務時間が長い・超過勤務が多い・夜勤の負担が大きいといった労働条件が理由

看護職員、「慢性疲労」7割超える 医労連アンケートによれば、慢性疲労を訴える看護職員の割合が7割を超えているそうです。

責任が重い仕事であるにもかかわらず、労働条件が悪いと考えられるので、この点を改善しなければなりません。

  • 看護師や介護士という職業・資格にしかできない仕事に集中してもらう体制づくり(看護師・介護士という資格が必要ない仕事をフォローする人を雇う)
  • 健康状態をチェックする仕組み
    カウンセリング等を行い、疲労がたまっていることがわかったら、休ませるような仕組み

子育てをしながら看護師を目指す30~40代の女性が少なくない!?によれば、子育てをしながら看護師を目指す30から40代の女性が少なくないそうです。

医療の現場はミスが許されない現場であり、一分一秒を争う現場であるため、時にきつい口調になってしまって、そのことが看護職に向いていないと思ってしまう理由となり、やめてしまうという人がいるようです。

ただ、社会人経験を積んできた30代から40代の人には人生経験が大きな強みとなります。

これまでの人生経験からいろんな人の気持ちに寄り添うことができるということは患者さんやそのご家族にとっては安心できる存在となってくれるはずです。

女性医師の治療を受けた患者は生存率が高い!?|医師の患者に対する共感・コミュニケーションが重要な役割を果たしている?で紹介した米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院の研究によれば、女性医師による治療を受けた患者は、男性医師の治療を受けた患者に比べて、入院してから30日以内に死亡する確率や退院後の再入院する確率が低かったそうです。

今回の研究では、その違いの原因はつかめていないようですが、これまでの研究によれば女性医師が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿うがあることやより患者中心のコミュニケーションをとることなどがあることから、その点にヒントが隠されているのかもしれません。

医療における患者さんとのコミュニケーションの重要性は高まっています。

まずは、患者がどのような悩み・苦労を抱えているのか、患者の声に耳を傾け、それを受け入れることによって、医師と患者間での信頼関係が生まれ、その後のケアやマネジメントが良好になると考えられます。

その中で、看護師・介護福祉士の役割というのは大きいものがあると思います。

2.介護の資格を持つ移民を受け入れる

3.ロボットによる介護支援

例えば、服薬支援ロボ+介護健診ネットワークの連携で高齢者の服薬管理の改善が期待されるによれば、服薬支援ロボにより自発的に薬を服用できるようになったり、飲み忘れを防ぐことができたり、薬剤師は要介護者の服薬状況が確認できるようになったそうです。

看護師や介護士という資格を持っていないとできない仕事に集中してもらうためにも、それ以外の仕事をロボットに支援してもらうということが必要になるのではないでしょうか。

4.介護に関する仕事を細分化し、資格がなくてもできる仕事を様々な人に担ってもらい、資格がないとできないことに注力してもらう

看護職員、「慢性疲労」7割超える 医労連アンケートによれば、慢性疲労を訴える看護職員の割合が7割を超えているそうです。

責任が重い仕事であるにもかかわらず、労働条件が悪いと考えられるので、この点を改善しなければなりません。

そこで、看護師・介護福祉士という資格が必要ない仕事をフォローする人を雇い、看護師・介護福祉士という職業・資格にしかできない仕事に集中してもらう体制づくりを行うようにすることが必要になってくるのではないでしょうか。

また、テクノロジーによって、介護の現場での悩みを改善してくことも役立つと思います。

学習機能搭載・排泄検知シート|介護の現場を助けるニオイで検知するシートによれば、このシートは排泄物のにおいで排泄物の検知するだけでなく、他のにおいと見分けができる学習機能も付いているそうです。

【関連記事】

5.介護度の改善

介護の負担を軽くするためにも、リハビリによって介護度の改善や重症化を防ぐ対策が行なわれています。

介護施設で「パワーリハビリ」を導入 約8割に介護度を改善したり重症化を防ぐ効果|弘前によれば、弘前市内の介護施設が専用マシンで筋力アップのトレーニングを行う「パワーリハビリ」を取り入れたところ、約8割の人に介護度を改善したり重症化を防ぐ効果があったそうです。

介護をする必要があっても、介護度が改善されれば、それだけ負担は軽くなると考えられます。

そのためにも、ロコモティブシンドロームにならないように予防のためのトレーニングを行なったり、誤嚥性肺炎を予防するためにも嚥下障害対策を行なったり、低栄養による病気を予防するために食生活の改善を行うなど、できる範囲での予防を行っていくことが重要だと思います。

■まとめ

どれか一つの対策をとるのではなく、対策を組み合わせて行なっていかないと介護士・看護師不足は解決しない問題だと思います。

しかし、日本は高齢化社会のモデルケースとして、こうした対策を行なえば、この仕組みを世界各国に教える立場になれるともいえるのです。

ぜひこれをチャンスに変えてほしいですね。

→ 「少子高齢化による高齢化社会は日本にとってのビジネスチャンス(医療・介護など)になる!」と発想を転換してみない? について詳しくはこちら







【介護とロボット 関連記事】
続きを読む 介護福祉士ピンチ!?介護福祉士を養成する大学や専門学校への定員に対する入学者の割合が約46%

学習機能搭載・排泄検知シート|介護の現場を助けるニオイで検知するシート




■学習機能搭載・排泄検知シート|介護の現場を助けるニオイで検知するシート

ILN Day 2 Henry Ford West Bloomfield 12252

by Ted Eytan(画像:Creative Commons)

学習機能搭載・排泄検知シート

(excretion detection sheet learning capability – ジェームズ ダイソン アワード)

シートには穴が空いており、穴から空気を吸い、排泄物の臭いを吸引し、排泄検知している。
従来品が濡れセンサーや超音波センサーを用いる中で、我々はにおいに着目することで、人体非装着での排泄検知・尿便の識別を可能とした。
さらに我々は、誤報の原因となっている施設固有臭・個々人の体臭・排泄臭に対応できる学習機能を開発した。

このシートは排泄物のにおいで排泄物の検知するだけでなく、他のにおいと見分けができる学習機能も付いているそうです。

我々の排泄検知シートを使えば、認知症患者による便いじりを未然に防ぐことや、排泄があったときだけおむつ交換ができるなど、おむつ使用者・介護者両者にとってよい関係を築ける。
また排泄パターンを把握し、いつ頃排泄するのか、確実な予測をすることもできる。

介護の現場で起きている悩みを解決できるシート、今後注目を集めるのではないでしょうか。

■まとめ

世界の認知症患者、2050年に1億3200万人認知症の高齢者は2025年には730万人と推計|認知症に役立つ食べ物と生活習慣によれば、2025年には日本の認知症の高齢者は多い場合で730万人に達すると推計され、世界の認知症患者は2050年には今の3倍の1億3200万人になるという予測が発表されています。

【関連記事】

現在もですが、今後はさらに介護の仕事が重要になってくることが予想されます。

【関連記事】

しかし、介護職員 2025年に約38万人不足のおそれによれば、介護をする人が不足することが予想されており、こうしたことを受けて、介護支援ロボットが開発が進んでいますが、どこまで人の代わりになることができるかはわかりません。

【関連記事】

看護師・看護職員の離職理由とは|看護師の離職率を改善するための提案では看護師という職業・資格にしかできない仕事に集中してもらう体制づくりが必要と書きましたが、今回紹介した「学習機能搭載・排泄検知シート」は介護の現場を助ける物になっていくのではないでしょうか。

学習機能搭載・排泄検知シート(excretion detection sheet learning capability – ジェームズ ダイソン アワード)







【関連記事】
続きを読む 学習機能搭載・排泄検知シート|介護の現場を助けるニオイで検知するシート

【#王様のブランチ】自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」を高齢者が買い物の時の重い荷物を運ぶキャリーバッグに使うアイデア

参考画像:This Futuristic Robot Suitcase Moves On Its Own and Follows You|YouTubeスクリーンショット




■自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」

This Futuristic Robot Suitcase Moves On Its Own and Follows You

2017年12月16日放送の「王様のブランチ」では自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」が紹介されました。

「Travelmate」には“AI(人工知能)”と“機械学習”の機能が搭載が搭載されていて、ユーザーの後ろを自動追跡して動き、人や障害物を避けてくれるそうです。

●「Travelmate」の基本性能

  • 水平走行と直立走行の2種類に対応
  • 動きに合わせてしっかり曲がる
  • ウィンカーのように転倒し、半分光る
  • 障害物を感知して止まる
  • エスカレーターなどの段差も大丈夫
  • スマホでセンサーを感知し、最大自足10kmの速さまで速度調整可能(急いで早歩きくらいならついてきてくれる)
  • ハンドコントロールができる
  • 耐久性に優れた設計
  • 他のキャリーケースを押してくれる

※スマート電子ロック(指紋認証のため安心安全です)

※アメリカ運輸保安庁(TSA)の基準をクリアしたスーツケース

【参考リンク】




■自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」を高齢者が買い物の時の重い荷物を運ぶキャリーバッグに使うアイデア

これからの介護のための車イスはどのように変わっていくの?では、テクノロジーによって安全性を高めたり、介護者・被介護者の負担を軽減する車いすについて考えていく中で、日常の買い物に困る「買い物弱者(買い物難民とも呼ばれる)」や移動手段に困る「交通弱者(移動弱者とも呼ばれる)」も増えていて、そうした社会的問題を解決する一つのアプローチとして、スマートモビリティやパーソナルモビリティについて考えられています。

参考画像:超小型モビリティの成果と今後(2016/3/22、国土交通省)|スクリーンショット

国土交通省の超小型モビリティの成果と今後で紹介されているスライドによれば、超小型モビリティを自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人から2人乗り程度の車両と挙げています。

「Travelmate」は次のような悩みを持つ方にオススメしていました。

The Future of Travel: a Robot Suitcase called Travelmate

●旅先で買い物をし過ぎて両手がふさがる

●重くて荷物が運べない

●すぐにぶつけてしまう

車を持っていない高齢者が買い物をする際には「キャリーケース(キャリーバッグ・シルバーカー)」を引きながら買い物をする風景をよく見かけます。

これは重くて買い物の荷物を持ち運べないために利用しているのですが、大変そうです。

そこで、自動で動くロボットスーツケースのアイデアを活用した自律型ロボットキャリーケースができれば、買い物の時の重い荷物に悩む高齢者の悩みを解決してくれるのではないでしょうか。

もしかすると、その自律型ロボットキャリーケースに座って動くというアイデアも考えられます。

Ride your Suitcase! ~ World’s First Motorized Carry-On Bag ~ MODOBAG

今後こうしたアイデアの組み合わせによって、高齢者の暮らしがものすごく楽になっていくかもしれませんね。







【関連記事】

電気通信大学の「失禁研究会」が開発した失禁体験装置「ユリアラビリンス」とは?|教育や医療・介護の現場で役立つ可能性

shikkin_kai-you

参考画像:女子大生インターンが失禁体験… あたしが仮想おもらしで感じたすべて|YouTubeスクリーンショット




■電気通信大学の「失禁研究会」が開発した失禁体験装置「ユリアラビリンス」とは?|教育や医療・介護の現場で役立つ可能性

VRを使った失禁体験装置、経産省から特別賞もらう 「宇宙旅行に役立ちそう」と可能性も評価

(2016/11/7、ねとらぼ)

電気通信大学の「失禁研究会」が開発した「失禁体験装置」(関連記事)が、経済産業省のイベント「Innovative Technologies2016」で特別賞を受賞しました。

電気通信大学の「失禁研究会」が開発した「失禁体験装置」が教育や医療現場などでも使われるのではないかと注目されているそうです。

■失禁体験装置「ユリアラビリンス」とはどんな仕組みになっているの?

女子大生インターンが失禁体験… あたしが仮想おもらしで感じたすべて

「失禁体験装置」とはどういうものなのでしょうか?

腹巻き型や椅子型のデバイス、ネッククッションで、膀胱の圧迫や排尿の暖かさ、体温低下など失禁時に起こる現象を再現するVR装置。

失禁したときに起きる現象(膀胱の圧迫や排尿の暖かさ、体温低下など)を再現する装置となっています。

また、男性と女性とでは尿道の位置が違うため、女性の場合は、下だけを温めるようにして、男性の場合は上と下の両方を温めるようにしているそうです。

■まとめ

病気の中には本人にとっては深刻なものでもうまくその症状を伝えられず、どれくらい深刻な症状なのか周りからするとよくわからないものもあります。

このようなVR装置を活用することで、自分では体験することができない病気やけがの症状を体験することで理解が高まるようになることが期待されます。







【関連記事】

【関連記事】

【参考リンク】