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『テトリス』で脳が活性化:皮質の厚みも増す

Stackable Tetris Light

by Wicker Paradise(画像:Creative Commons)




『テトリス』で脳が成長:皮質の厚みも増す

(2009/9/3、WIRED VISION)

ゲーム『テトリス』をプレイすると脳の働きが活性化することが、新たな研究結果から明らかになった。

この研究報告は、テトリスのメーカーが資金を提供し、ニューメキシコ州にあるMind Research Networkの研究員たちによってまとめられたもの。

オープンアクセス誌『BMC Research Notes』に9月1日付けで発表された論文によると、この名作ゲームをプレイすると、調査対象者たちの脳に、2つの異なる影響が起きることが確認されたという。

テトリスで脳が活性化されるそうです。

この結果、脳内のある部分では活動効率が増し、別の部分では皮質が厚みを増す、つまり灰白質[神経細胞の細胞体が存在している部位]が増えたことが示された。

ゲームを行うことで、加齢による脳の衰えを予防できるかもしれませんね。







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1型糖尿病患者由来のiPSから膵臓細胞を作ることに初めて成功|日米チーム

Success!

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糖尿病患者由来のiPSから膵臓細胞…日米チーム

(2009/9/5、読売新聞)

1型糖尿病の患者由来の新型万能細胞(iPS細胞)から膵臓(すいぞう)の細胞を作ることに米ハーバード大や松本歯科大(長野県)など日米合同研究チームが初めて成功した。

成果は、米科学アカデミー紀要電子版にこのほど掲載された。

米ハーバード大や松本歯科大(長野県)など日米合同研究チームが1型糖尿病の患者由来の新型万能細胞(iPS細胞)からすい臓の細胞を作ることに初めて成功したそうです。

糖尿病治療の研究が進みそうです。







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緑内障は目のアルツハイマー病?|「ベータアミロイド」が緑内障の重要な発症原因でもある

70-years old eye

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新しい点眼薬で緑内障の視力が回復する可能性

(2009/8/13、NIKKEI NET)

米緑内障研究財団(Glaucoma Research Foundation、カリフォルニア州)によると、緑内障は視神経が徐々に侵され視力低下や失明の原因にもなる眼疾患で、年齢問わず発症するが、特に高齢者ではリスクが高い。

世界で失明原因の第2位となっており、米国では約400万人が罹患し(約半数は自覚がない)、約12万人が失明している。

米国では緑内障が失明原因の10%を占めているという。

最新の治療によって眼圧を軽減し、進行を遅らせることはできるが、失われた視力を回復する治療法はこれまでなかった。

著者らは、過去の研究でヒト組織中にみられる蛋白(たんぱく)であるNGFがパーキンソン病やアルツハイマー病患者の脳組織の治療に有益であることが示された点に着目。

発症の仕方が似ていることから、緑内障は「眼のアルツハイマー病」とも呼ばれるという。

緑内障が「目のアルツハイマー病」という考え方は初めて目にしました。

緑内障とアルツハイマー病に共通要因か 研究報告

(2007/8/8、AFPBB)

ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(University College London、UCL)の研究チームは、新しい光技術を使って、アルツハイマー患者の脳に「プラーク」と呼ばれる老人斑を形成するタンパク質「ベータアミロイド」が、眼球最内層組織である網膜の神経細胞が死ぬ原因にもなっていることを突き止めたという。

ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究チームによれば、アルツハイマー病の原因物質とされるタンパク質「βアミロイド」が、緑内障の重要な発症原因でもあるとする研究結果を発表したそうです。

緑内障は、日本でも失明原因の上位にある目の病気です。

緑内障によって失われた視力を回復する治療法が見つかるといいですね。

→ 緑内障 について詳しくはこちら。







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脳梗塞のため血栓を取り除く手術をした男性は目が覚めると視力が回復していた

Blinded By The Light - NYC

by Phil Dolby(画像:Creative Commons)




脳梗塞から目が覚めると、視力が回復していた…イギリス男性

(2009/9/6、らばQ)

イギリス中央部、ルートランドに住むマルコム・ダービーさん70歳は、去年脳梗塞を起こしました。

その後血栓を取り除く手術を受けたのですが、手術から目覚めると、目が良く見えるようになっていたのです。

<中略>

一時は麻痺により口も利けなくなりましたが、今は話すことはできるそうです。

ただし、それまで話せていたフランス語は全く出てこなくなったと伝えています。

脳梗塞を起こした男性が、血栓を取り除く手術を行い、目が覚めると、視力が回復していたそうです。

ただ、それまで話すことができていたフランス語は話すことができなくなったそうです。

人体の神秘・脳の神秘を感じるエピソードです。







胎児に肝硬変を引き起こす「新生児ヘモクロマトーシス」の治療に成功=日本初、無事出産|香川大付属病院

Baby

by Max Talbot-Minkin(画像:Creative Commons)

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■胎児に肝硬変を引き起こす「新生児ヘモクロマトーシス」の治療に成功=日本初、無事出産|香川大付属病院

胎児の肝硬変治療に成功=日本初、無事出産-香川大付属病院

(2009/9/3、時事通信)

香川大学医学部付属病院は3日、新生児に重篤な肝硬変を引き起こす「新生児ヘモクロマトーシス」の胎児治療に、日本で初めて成功したと発表した。

香川大学医学部付属病院では、胎児に肝硬変を引き起こす「新生児ヘモクロマトーシス」の治療に日本で初めて成功し、無事出産できたそうです。

新生児ヘモクロマトーシスとは一体どのような病気なのでしょうか。

新生児ヘモクロマトーシスは、母親から胎児に移される免疫グロブリンの一部が異常で、胎児の肝臓などの臓器に鉄分が蓄積、出産時に肝硬変などを患った状態で生まれてくるとされる病気。

今回の治療法が国内・海外で行われた結果は以下の通りだったそうです。

これまで国内では、周産期新生児学会などで21例の報告があり、軽症の1例を除いて全員死亡。

海外では2004年に米国の雑誌で今回の治療法が初めて紹介され、その後の報告では、55人の患者がこの治療を受け、52人が無事出産したと紹介されている。 

日本でも初めて成功したということで、今後この治療法が確立されるといいですね。

→ 肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事 について詳しくはこちら







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