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動脈硬化リスク度チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

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2009年8月25日放送の最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学のテーマは、『もう動脈硬化は怖くない!血管を若返らせる名医SP』でした。

その中で、動脈硬化になる危険因子チェックを行なっていたので、ご紹介します。




■動脈硬化リスク度チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

Blood Vessel Model 3

by GreenFlames09(画像:Creative Commons)

1.加齢

男性:45歳以上

女性:55歳以上

2.喫煙

3.血糖値 100以上

4.血中脂質

中性脂肪 150mg/dl以上

LDLコレステロール 140mg/dl以上

HDLコレステロール 40mg/dl以下

5.血圧 140/90以上

以上の5つの項目が動脈硬化になる危険因子なのだそうです。

ぜひチェックしてみてください。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら







■動脈硬化関連ワード
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慢性心不全患者:メタボの人の割合、一般の2倍|メタボを放置すると心筋梗塞を発症し、慢性心不全へと移行する可能性|厚労省の全国調査

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■慢性心不全患者:メタボの人の割合、一般の2倍

broken dreams, broken heart, broken relationship, broken key

by Andreas Wieser(画像:Creative Commons)

慢性心不全患者:メタボの人の割合、一般の2倍--厚労省が全国調査

(2009/2/5、毎日新聞)

慢性心不全患者に占めるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の人の割合は、国内の一般の人に比べ2倍以上に達していることが厚生労働省研究班の全国調査で確認された。

班長の下川宏明東北大大学院教授が4日発表し、「メタボを放置すると心筋梗塞(こうそく)を発症し、慢性心不全へと移行する可能性が示唆された」と指摘した。

厚生労働省研究班の全国調査によれば、慢性心不全患者の人は、メタボリックシンドロームの人の割合が一般の人の2倍以上であることそうです。

このことから、慢性心不全の予防には、メタボ対策が必要になることが考えられるようです。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら







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1型糖尿病患者に朗報!?毎日のインスリン注射が不要になる治療法が開発|MIT・ハーバード大学

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■1型糖尿病患者に朗報!?毎日のインスリン注射が不要になる治療法が開発|MIT・ハーバード大学

Diabetes

by Jill Brown(画像:Creative Commons)

1型糖尿病患者のインスリン注射を不要にする治療方法が開発。2~3年以内に臨床試験を開始予定

(2016/1/26、Engadget)

マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学の研究チームが、1型糖尿病患者を毎日のインスリン注射から開放する治療法を開発したと発表しました。患者は幹細胞から創りだした膵臓のβ細胞を移入するだけで自らインスリンを生産できるとしており、機能維持も2~3年に一度の移入注射だけという手軽さです。

マサチューセッツ工科大学(MIT)とハーバード大学の研究チームは、2~3年に一度、膵臓β細胞を移入するための注射をするだけで、自らインスリンを生産できる治療法を開発し、2~3年以内には臨床試験を開始したいとしています。

1型糖尿病といえば、免疫機能が膵臓内でインスリンを分泌するβ細胞を破壊してしまう自己免疫疾患。

正確な原因はわかっておらず、現在の医療では、ドナーから正常な膵臓を移植したり、インスリン注射を毎日続けなければなりません。

日本での発症率は10万人あたり1~2人。

1型糖尿病の治療には、膵臓の移植手術や毎日インスリン注射をするなど患者にとって大きな負担がかかります。

糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、2型糖尿病の治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないように、治療を継続するのは患者にとって経済的にも精神的に負担がかかることだと思います。

もし、今回の治療法が普及すれば、1型糖尿病患者の方たちにとっては治療がとても楽になりそうですね。

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







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1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

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■1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

Sleeping beauty 2009

by Erika Thorsen(画像:Creative Commons)

睡眠不足で高まる心臓病リスク、 自治医大

(2008/11/11、AFPBB)

睡眠不足は心臓病リスクを高めるとする自治医科大学(Jichi Medical University)による研究結果が10日、米国医学会の機関誌「Archives of Internal Medicine」に発表された。 

自治医科大学の研究によれば、高血圧と診断された人で、睡眠時間と心血管疾患の発症頻度を観察したところ、睡眠時間が短いと心臓病が発症しやすい傾向にあるようです。

こうしたことから自治医大の研究論文は、1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まると結論付けている。

一日の睡眠時間が7.5時間を切ると、心血管リスクが33%高まることから、適度な睡眠時間を確保することが健康にとってよいと考えられます。

これまでの研究で、睡眠不足は、肥満糖尿病のほか、心血管疾患の危険因子となる夜間の高血圧、睡眠時無呼吸症などを誘発する傾向があることがわかっている。

睡眠不足が健康に与える影響は大きいようです。

きちんとした睡眠をとって、病気を予防し、健康になりましょう。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら




■睡眠と高血圧の関係

【追記(2016/12/6)】

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を行なうと、ナースコールの回数が減る!?で紹介したトーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

第9回日本心臓財団メディアワークショップ「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」|日本心臓財団

SAS患者は、外来血圧が低くても、夜間や早朝の血圧が高い夜間高血圧あるいは早朝高血圧を呈している可能性がある。

高血圧患者の血圧の日内変動を追った研究結果によると、多くは夜間に最も血圧が低くなるdipperの傾向を有している。しかし、なかには夜間でも血圧が下がらないnon dipperや、逆に夜間に血圧が上昇するriserの患者もみられる。このうち、non dipperとriserはSASと関連していると考えられている。

これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向がある。自治医科大学で行った研究結果では、riserの患者はそれ以外の患者よりも心イベント発生率が約6倍、脳卒中発生率が約2倍になることが示されている(図3)。

日本人男性の心イベント発症は喫煙で3~5倍になる可能性

(2009/3/22、日経メディカル)

心イベントは、死亡または緊急カテーテル検査を実施、4日以上の入院を要した急性冠症候群(ACS)、不安定狭心症、急性心筋梗塞とし、心血管イベントは、心イベントに加え、同じく死亡または4日以上の入院を要したくも膜下出血、脳梗塞、脳卒中、急性下肢動脈閉塞症、解離性大動脈瘤とした。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は夜間高血圧や早朝高血圧である可能性があり、これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向にあるそうです。

【関連記事】

SAS患者に心血管系イベントが起こるメカニズムは、気道閉塞がもたらす低酸素状態による交感神経活性の亢進や、心臓・胸部大動脈への陰圧負荷の増大などが原因となっている。

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?|大阪市立大で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループによれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害がある患者は、頚動脈の内壁が分厚くなって血管が狭まっており、動脈硬化を進行させるリスクが高まっていることも明らかになっているそうです。

大阪市立大学の稲葉教授らはこれまでの研究で、糖尿病患者の睡眠障害が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす早朝の高血圧や血糖値の上昇などにつながることも突き止めていることから、高血圧と診断された人は、心血管疾患リスクを下げるためにも、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことが必要なのかもしれません。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







【参考リンク】
続きを読む 1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

50歳の時、速足が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞などで死亡する危険性が低くなる!|筑波大

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■50歳の時、速足が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞などで死亡する危険性が低くなる

walk

by René Schröder(画像:Creative Commons)

50歳体力 死亡率の指標…心筋梗塞などリスク低下

(2009/5/21、毎日新聞)

 研究チームは、日米欧で発表された心筋梗塞など冠動脈疾患の発症のほか、運動や死亡のデータが含まれる論文計1万679本、計10万2980人分のデータを解析。論文での追跡期間は1~26年で、対象者の体力と、期間中の冠動脈疾患による死亡、それ以外の死亡を調べた。

 50歳の男性を体力が普通の群(時速6.4~7.8キロ程度で歩行できる)、低い群(普通群以下)、高い群(時速7.9キロ程度以上で歩行できる)の三つに分けて比較したところ、低い群の冠動脈疾患による死亡率は普通群の1.4倍、高い群の1.47倍になった。すべての死亡率でも、低い群は普通群の1.7倍、高い群の1.56倍と高くなった。

筑波大の研究チームが米医師会誌(JAMA)に発表した研究によれば、50歳のとき、速足(時速6.4キロ程度)での歩行に相当する身体活動が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞など冠動脈疾患で死亡する危険性が低くなることがわかったそうです。

筑波大の児玉暁研究員(内分泌代謝学)によれば、50歳の時の体力の有無が、将来の心筋梗塞などで死亡するリスクを測る指標になるかもしれないそうです。

定期的な運動が大事だということでしょう。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】
続きを読む 50歳の時、速足が無理なくできる体力があれば、心筋梗塞などで死亡する危険性が低くなる!|筑波大