「妊娠」カテゴリーアーカイブ

妊娠糖尿病の診断基準を厳格化

Pregnant

by Jacob Bøtter(画像:Creative Commons)




<妊娠糖尿病>診断基準を厳格化

(2010/3/11、毎日新聞)

日本糖尿病・妊娠学会、日本糖尿病学会などは、妊娠をきっかけに発症する妊娠糖尿病の診断基準を厳格化する方針を決めた。

世界糖尿病妊娠学会が世界約2万3000人の妊婦を対象にした調査を基に取りまとめた診断基準を採用、より軽い高血糖の人にも治療を促すことにした。

妊娠糖尿病は従来、妊娠前に発症した糖尿病も含んでいたが、同学会などは「妊娠中に初めて発見または発症した軽い高血糖とし、明らかな糖尿病は含めない」と変更し、一般的な糖尿病と区別した。

そのうえで、空腹時血糖値(1デシリットルあたり92ミリグラム以上)、75グラムブドウ糖負荷試験の1時間後の血糖値(同180ミリグラム以上)、2時間後の血糖値(同153ミリグラム以上)の三つの検査値のうち、1項目でも該当した場合、「妊娠糖尿病」と診断することにした。従来の診断基準は2項目に該当することが必要だった。

妊娠糖尿病の診断基準を厳格化するようにしたようです。

妊娠糖尿病とは、「妊娠中に初めて発見または発症した軽い高血糖」として、明らかな糖尿病は含めないとしました。







hitomiさんの産後ダイエットは骨盤矯正

hitomiが語るラブリーボディの秘密

(2010/2/16、ELLE)

産後ダイエットはマイペースで

――女優やトップモデルなど、海外セレブのさまざまなメソッドの産後ダイエットが話題になっていますが、hitomiさんは体型を元に戻すために何か特別なことはされましたか?

「出産は初めての経験でしたし、直後は忙しくて、ダイエットなんて考える余裕もありませんでした。

以前はジムでわりとハードにエクササイズをやっていましたが、それもまったくできなくなってしまって。

8カ月くらい経ってから、エクササイズを再開して、ジムで骨盤のエクササイズを始めました。

子供を産んでからの体型の変化の一番の理由は“骨盤の開き”でした。

骨盤がずれて位置や傾きが変わると、肉や脂肪もつきやすくなりますよね。あせらずにゆっくりと時間をかけて矯正していきました」

出産後に仕事に復帰された女優さん(竹内結子さんや松嶋菜々子さん、篠原涼子さんなど)やモデルさんが短期間で以前の体型に戻している方が多いことから、産後ダイエットが注目されるようになりました。

hitomiさんも出産後、骨盤エクササイズで骨盤矯正をされたとのこと。

しかし、以前に比べると、ボディケアに関しては厳しくなくなったそうです。

「20代のころは自分にも厳しくて、トレーニングでも生活習慣でも、“こうじゃなくちゃ”と決めた通りにやらなければ気がすまなかったんです。

でも今は子育てが最優先。

出産という大きな経験を通して、物ごとを大きな角度と広い目線で捉えられるようになりました。

自分については、今の姿をまずは受け入れよう、とりあえずはこれでいいじゃない、って思っています」

以前紹介したジェシカ・アルバさんの記事(ジェシカ・アルバ、妊娠線も垂れた胸もセルライトも大歓迎)にもありましたが、妊娠線や垂れた胸、セルライトなど体の欠点があっても、幸せで前向きに生きていれば、そうした欠点さえも愛おしく感じてしまうそうです。

出産という大きな出来事を通じて、物事を広い視野で捉えることができるようになり、そして自分を受け入れられるようになったことで、心にも余裕が生まれ、より美しくなるのかもしれませんね。

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太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い|米研究結果

Yin & Yang

by Torsten Mangner(画像:Creative Commons)




太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い、米研究結果

(2009/10/3、AFPBB)

妊娠前に過体重または肥満の女性は、普通の体重の女性よりも心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産するリスクが18%高いという研究結果が、1日の米医学専門誌「American Journal of Obstetrics and Gynecology」(AJOG、米国産科学・婦人科学ジャーナル)に掲載された。

<中略>

調査の結果、チームが調べた25種類の心臓疾患のうち、10種類が母親の肥満に、5種類は母親の過体重に関係があることが分かった。

肥満は、高血圧糖尿病、心臓疾患、脳卒中などさまざまな疾患の発症リスクを増加させる要因とされているが、今回の研究でこうしたリスクは太りすぎの女性の子どもにも影響を与えるおそれがあることが明らかになった。

太りすぎの妊婦は心臓に欠陥のある赤ちゃんを出産する確率が高いそうです。

肥満は、自身の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるだけでなく、子どもにも影響を与える恐れがあることが分かったそうです。

逆に日本では、妊婦のやせすぎによる子どもの健康も問題になっています。

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子どもの健康のためにも、ぜひ太りすぎでもなく、やせすぎでもなく、バランス良い体になってもらいたいものです。







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体外受精の成功のカギは「ストレス軽減」=米研究

体外受精の成功のカギは「ストレス軽減」=米研究

(2009/10/20、ロイター)

妊娠を望む女性に向けられる、悩まずにリラックスすることが大切だという昔ながらのアドバイスは、実際に効果的であることが、米国生殖医学会(ASRM)の会合で19日発表された研究で明らかになった。 

精神的、肉体的にも、ストレスを軽減するようにすることが、不妊治療におけるストレスを抑えることにつながり、体外受精の成功率が高まるそうです。

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平成20年度の不妊治療費助成、7万2千件で過去最多|厚生労働省

Yin & Yang

by Torsten Mangner(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 不妊 > 平成20年度の不妊治療費助成、7万2千件で過去最多|厚生労働省




■平成20年度の不妊治療費助成、7万2千件で過去最多

昨年度の不妊治療費助成、7万2千件で過去最多

(2009/9/2、医療介護CBニュース)

体外受精などの不妊治療を行った人に対する「特定不妊治療費助成事業」の昨年度の支給件数が約7万2000件に上り、過去最多を更新したことが厚生労働省の調べで分かった。

厚生労働省によれば、「特定不妊治療費助成事業」の平成20年度の支給件数が約7万2000件に上り、過去最多となったことが分かったそうです。

■不妊に悩む方への特定治療支援事業における支給実績は増加傾向にある

【追記(2016/9/3)】

不妊治療をめぐる現状|PDF|厚生労働省

不妊に悩む方への特定治療支援事業について

平成16年度 17,657件
平成17年度 25,987件
平成18年度 31,048件
平成19年度 60,536件
平成20年度 72,029件
平成21年度 84,395件
平成22年度 96,458件
平成23年度 112,642件

■公的助成制度

この公的助成制度については、次のように紹介されています。

この公的助成制度は、体外受精や顕微授精以外の治療法では妊娠の見込みがないか、妊娠の可能性が極めて低いとされた夫婦が対象。

指定医療機関で体外受精や顕微授精といった「特定不妊治療」を行った場合に、その治療費が助成される。

ただ、夫婦合算で年730万円未満という所得上の制限がある。

<中略>

不妊治療は自由診療で、1回当たり30万-40万円掛かるとされる。

助成を受けるためには、原則として治療が終了した年度中に、事業の実施主体になっている都道府県や政令指定都市などに申請する必要がある。

申請には、医療機関が発行する証明書などが必要だ。

助成制度は少子化対策の一環として2004年度にスタートしたそうで、助成の数は年々増加しています。

制度が開始された04年度は1万7657件だったが、05年度2万5987件、06年度3万1048件、07年度6万536件と急増。

08年度は約7万2000件(概数)となり、過去最多を更新した。

不妊治療の助成が過去最多となった理由としては、この公的助成制度について知った方(夫婦)が増えているということもあるかもしれません。

しかし、それだけ不妊に悩んでいる夫婦が多いことがわかります。

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