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■お酒に弱い人は心筋梗塞が重症化しやすい!?
by Jes(画像:Creative Commons)
お酒に弱い人、心臓も? 心筋梗塞、重症化の傾向
(2014/9/28、朝日新聞デジタル)
お酒に弱い体質の遺伝子型を持つ人は、心筋梗塞(こうそく)になったときに心臓のダメージが大きくなりやすいとする研究結果を、米スタンフォード大のチームがまとめた。
お酒に強いか弱いかは、アセトアルデヒドを分解する酵素をつくる遺伝子の型に左右されるのですが、米スタンフォード大のチームによれば、その酵素をうまく作れないタイプの人は、心筋梗塞になった時に重症化しやすい傾向になるそうです。
アセトアルデヒドを分解する酵素は活性酸素の解毒にも関わっており、お酒に弱い人は活性酸素の解毒力も弱く、心筋梗塞が重症化しやすいと考えられるそうです。
→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら
→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら
■心筋梗塞を予防する方法
食事・食生活の改善・バランスのとれた食事に
動脈硬化の予防には食事・食生活の改善は欠かせません。抗酸化食品に注目が集まっています。
バランスのとれた食事でミネラル・ビタミン補給しましょう。
また、食事の量にも気をつけましょう。
→ 抗酸化食品 について詳しくはこちら
食物繊維で脳卒中や心筋梗塞のリスク減
45歳以上の男女約8万7千人を約10年間、追跡調査を行い、食物繊維の摂取が多いグループは、そうでないグループに比べて、脳卒中や心筋梗塞などの循環器病の発症リスクが低かったそうです。
水溶性の食物繊維よりも不溶性食物繊維のほうが脳卒中のリスクを下げる効果が高かったそうです。
ただ、心筋梗塞を防ぐカギは悪玉善玉比(悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率)|みんなの家庭の医学 2月9日によれば、心筋梗塞を予防するには悪玉善玉比を改善することが重要であり、善玉コレステロールを増やす方法として、水溶性食物繊維を摂取することがおススメされていました。
→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら
【参考記事】
- 食物繊維で脳卒中や心筋梗塞のリスク減 厚労省研究(2011年8月12日)
ダイエットをして、肥満を解消する
肥満は動脈硬化の原因の一つだと考えられている。
オメガ3の多い食事を心がける
オメガ3脂肪酸の多い食事(青魚、えごま油、シソ油、亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜、豆類などの食品)を積極的にとる。
→ オメガ3脂肪酸 について詳しくはこちら。
EPAを含む青魚を食べる
EPAの8つの美容&健康効果によれば、青魚に含まれるEPAを摂取することで、中性脂肪値が著しく低下するといわれています。
→ EPAについて詳しくはこちら
脂身の多い肉など動物性脂肪の食べ過ぎに注意する
ストレスを解消する
ストレスは血圧にも影響を与える。自分にあったストレスを解消するリラックス方法を見つけましょう。
規則正しい睡眠で休息をとる
塩分の取りすぎに気をつける
塩分の摂りすぎは血圧を上昇させる。
運動
【参考記事】
血糖値コントロール
なぜHBA1Cの値が高いと心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるのか?によれば、HbA1cが高いと動脈硬化が進み、心筋梗塞などの危険を高めると考えられるので、血糖値をコントロールし、動脈硬化を進まないようにしましょう。
お酒(アルコール)の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
喫煙は血管を収縮させ、動脈硬化を促進させるので禁煙をする。
体重・血圧を測り、自己管理に心がける
肥満や血圧の高めな人は、体重計と血圧計を用意して、体重そして血圧の自己管理を心がけることも大切です。
ちょっとした食事などの生活習慣の改善が動脈硬化の予防に役立ちます。
定期的な検査
健診では、血圧、総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールの値などを検査し、動脈硬化の進行度を診断します。
定期的な検査の中で、かかりつけの医師と良い関係を築き、生活・食事指導を受けましょう。
→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら
→ 動脈硬化改善に良い食べ物 について詳しくはこちら