■【未来予測】子供向けスマホ+デビットカードの組み合わせでお金について教育しよう!|マネー教育
by Will Folsom(画像:Creative Commons)
子供のうちからお金についてどのように教育したらいいかと考えているご両親もいらっしゃるのではないでしょうか。
- どのような使い方が賢い使い方なのか?
- なぜ貯蓄が必要なのか(例:予期せぬ出費がある)
- お金を殖やす方法(投資教育)
ジュニアNISA/iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)
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その方法の一つとして、つかわれている方法が「おこづかい制度」「お小遣い帳をつける」です。
お金の重要性を勉強させるために、おこづかいをあげて、自分でお金を管理させる方法を実践している親御さんも多いですよね。
しかし、この「おこづかい制度」「お小遣い帳をつける方法」には弱点があります。
■「おこづかい制度」「お小遣い帳をつける方法」の弱点とは?
「おこづかい制度」「お小遣い帳をつける方法」の弱点とは、「現金」でおこづかいをあげていることにあります。
現金でお小遣いを上げる方法の場合、お小遣い帳(現金出納帳)をつけていない限りは、お金をどれくらい使って、どれくらい残って、その計算が合っているのかをチェックすることができません。
つまり、「おこづかい制度」「お小遣い帳をつける方法」は、お子さんが実際にしっかりと行わなければチェックすることができないため、お金の教育をやっているようでも、実はできていないのです。
これは子供だけの問題ではなく、大人も同じで、現金で支払いをしている場合、自分ときちんと現金出納帳をつけなければ、どれくらい使ったのかを把握することはできません。
それでは、どのようにすれば、お子さんのマネー教育のための「おこづかい制度」を有効なものにすることができるのでしょうか?
■子供向けスマホ+デビットカードの組み合わせでお金について教育しよう!
まずは大人の場合から考えてみましょう。
大人がお金を管理する便利な方法としては、クレジットカード・デビットカードを使う方法があります。
大人でもクレジットカード・デビットカードで決済を管理すると、すべての支払いがデータとして残るため、どのくらい使ったかが一目瞭然です。
さらに便利な方法としては、家計簿アプリ(Zaim・マネーフォワード・Moneytreeなど)と銀行やクレジットカードとつなぐことで、自分で入力する手間なく、自動的に明細を記録するによって、資産管理ができるようになります。
お金を管理を難しくしている問題点は、「現金」でお小遣いをあげていることにあります。
つまり、お子さんの場合にも、現金以外でおこづかい制度を行ない、おこづかい帳をつけるようにすることが重要です。
「現金以外で子供にお小遣いを上げる以外にどんな方法があるの?」という疑問が出てくると思いますが、アメリカでは子供向けのデビットカードを提供するサービスがあります。
現金主義を変えるには子供の時から始めるのがいいよね。
子ども向けデビットカードのGreenlightー店舗や限度額など細かな設定が可能 | TechCrunch Japan https://t.co/VVFXyNGCg5 @jptechcrunchさんから— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年2月6日
子ども向けデビットカードのGreenlightー店舗や限度額など細かな設定が可能
(2017/2/5、TechCrunch)
簡単にこのサービスのメリットをまとめます。
●親が、店舗やウェブサイトを特定して、子どもがどこでいくら使えるかというのを設定することができる
●親と子ども両方により、支出や貯蓄、寄付といったお金に関する全ての情報を確認できるようになり、お金の賢い使い方や、予期せぬ出費のための貯蓄の重要性、投資を通じて富を築く方法、信用力の重要性など、親がお金の面でも子どもを賢く育てられるような手助けになる
●カードが使用されるとすぐに親へ通知が飛び、どこでいくら使われたかというのが即座にわかる
そこで考えたのが「子供向けスマホ+デビットカードの組み合わせでお金について教育しよう」というアイデアです。
子供(今回は小学生を対象にしています)にスマホを持たせるようにすでになっているご家庭や検討中のご家庭もあるかと思いますが、セキュリティ対策を行ない、安心して見れるインターネットサイトを制限し、通信費を少なくした子供用スマホがあれば、使わせてもいいかなというところは多いはずです。
以前おサイフケータイという機能がありましたが、ようやく最近スマホにもそうした機能が普及してきていますよね。
近い将来デビットカードをスマホに読み込んで利用できるようになるはずなので、子供向けスマホ+デビットカードの組み合わせにより、ネットリテラシー教育+お金の教育の両方ができるようになります。
現時点では、Suicaなどのチャージ型の電子マネーやプリペイドカードを活用する方法が現実的ですね。(明細が残るようになるといいのですが)
■VANDLE CARD(バンドルカード)
【追記(2017/9/12)】
子供向けスマホ+デビットカードの組み合わせというアイデアに近いサービスを見つけました。
それが「VANDLE CARD(バンドルカード) 💳」です。
特徴をまとめます。
- バンドルカードはVisaの加盟店で支払いができるVisaプリペイドカード。
- バンドルカードはプリペイド式でお金をチャージした金額しか支払いできないので、使いすぎが心配な人も安心。
- バンドルカードで支払いをすると、使ったお店と金額がリアルタイムに明細に記録され、同時に通知でお知らせがくるため、家計簿管理が簡単になる。
- バンドルカードは、カードを使ったり、月の利用額が指定金額に達したりすると通知してくれるので、使いすぎや不正利用にすぐに気付くことができる。
- チャージ方法は、コンビニ・クレジットカード・ドコモのケータイ支払い・ビットコイン・ネット銀行・銀行(ATMペイジー)。
- メルカリの支払方法の中で、唯一クレジットカードは手数料がかからない支払方法ですが、中高生はクレジットカードが持てないため、手数料100円がかかるコンビニ決済、dケータイ払い、auかんたん決済などで支払う必要があります。年齢制限なし(未成年の方は保護者の同意が必要)のバンドルカードを使えば手数料なしでメルカリで購入することができます。
- AmazonやZOZOTOWNなどでは、代引き手数料として300円前後が必要となりますが、クレジットカードを持てない中高生でもバンドルカードがあれば、代引き手数料がかからず購入ができます。
バンドルカードであれば、保護者の方が必要な金額だけをチャージして、お得な買い物をしてお金の使い方を学びながら、お金を管理する方法を学ぶことができるのではないでしょうか?
(╹Θ╹) ハロー https://t.co/5ptVxn7Go6
— バンドルカード (@vandlecard) 2016年7月11日
(╹Θ╹) < メルカリもフリルもラクマも最近流行ってるフリマアプリの手数料って知ってましたか⁉3つのアプリの手数料を比較‼さらにバンドルカードに登録すれば支払い手数料は無料になるんですhttps://t.co/pTiWzbLif3 pic.twitter.com/THE6GwP5F6
— バンドルカード (@vandlecard) 2017年9月1日
【参考リンク】
- インターネットの買い物がより快適に。バンドルカードでの支払い方法を紹介!
- 好みの方法でバンドルカードにお金をチャージ。コンビニからビットコインまで
- バンドルカードでお買い物すれば家計簿入力が簡単!
- 5分で完了。Visaプリカがスマホで作れるバンドルカードの登録方法
- メルカリの支払い手数料が無料になる!?年齢制限のないVisaカードを使ってお得にメルカリを利用しよう
- バンドルカードで支払えば代引き手数料が無料に
■家計簿プリカB/43(ビーヨンサン)
家計簿プリカB/43は大人だけでなく子供用おこづかい帳にもいいかも!https://t.co/uTjQKH2ZQc
💳予算をチャージして支払うだけ
💳明細の手入力や口座連携は不要
💳プリペイド式のVisaカード
💳管理したいお金を入金して届いたカードでお買い物
💳目的別にポケットにわけてお金を管理できる— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) April 30, 2021
■まとめ
現金以外でおこづかい制度を行なうというアイデアを子供のうちからやることにはもう一つメリットがあります。
現金の流通をなくすことに近づくことです。
現金自体の流通がある限りは、どんなに生体認証が便利でも現金を用意していなければならないわけだから、難しい気がする。現金の流通を止めるとしたらどういう問題があるかを考えてみると、そこに答えがあるかも。https://t.co/fQUaUsdu00 #NewsPicks
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2016年10月4日
ほかの大学ではどんなシステムになってるんだろう?
現金を使うのをやめると後々の管理がやりやすくなって、楽になるんだろうけど、導入が難しいのだろうか?
例えば、研究者一人に対しての予算を決めて、それをデビットカードに入れて、その予算内でやってください、とかではダメなんだろうか? https://t.co/RR4FBhRtun— ハクライドウ (@hakuraidou) 2016年12月12日
現金自体が流通している限りは現金がなくなることがないわけですから、それなら、子供のうちから現金に親しみをなくしてしまえば、若い人たちが電話やメールを使わなくなったように、自然と現金を持ち歩くことがなくなり、現金の流通がなくなると考えられます。
生体認証サービスも開発が進んでいますので、スマホでの決済を子供にさせるのは心配という方も少しずつその不安はなくなっていくでしょう。
【参考リンク】
- 安全で便利な生体認証FinTech「手ぶら決済」の実力(2016/10/4、PRESIDEMT ONLINE)
日本銀行によれば、モバイル決済の利用者は6%にとどまるそうです。ただ、電子マネーの利用額を各国比較でみてみると、日本は世界の中でも群を抜いて、電子マネーが多く利用されていて、モバイル決済後進国と評価するのは行き過ぎかもしれません。💰https://t.co/Wv1HjVebZH
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年6月21日
#アメリカ 🇺🇸スマホの支払・決済機能を利用しない理由
1.現金やカードでの支払いが簡単
2.モバイル決済のセキュリティに懸念
3.モバイル決済を使う利点が感じられないhttps://t.co/Wv1HjVebZH
新しいテクノロジーを好むイメージがあったが否定的な意見が多い。— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年6月21日
対策💳
●セキュリティやプライバシーに対する信頼性を上げていくこと
●初期設定を簡単にすること
●現金よりもモバイル決済のほうが便利であるという優位性を認識させる
●簡単に使いこなせるユーザーエクスペリエンス
●利用可能場所を増やすhttps://t.co/Wv1HjVebZH— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年6月21日
#世界の日本人妻は見た によれば、チリではRUT (Rol Único Tributaria)という納税者番号が与えられ、ポイントカードとしての役割があるそうです。
日本のマイナンバー制度も将来的にはこうしたことができるようになると受け入れられやすいのでしょうかね。💳— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年6月21日
発展途上国でモバイル決済が普及した理由
1.銀行口座や固定電話網の普及が十分でない
2.現金を受け取り、保管し搬送することに伴うコストやリスク
先進国ではインフラが整い、お店も現金支払いのメリットがあるため、モバイル決済が普及しないhttps://t.co/Wv1HjVebZH pic.twitter.com/bbSPK31DnB— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年6月21日
【参考リンク】
- モバイル決済の現状と課題(2017年6月、日本銀行決済機構局)
- インターネットの普及状況|平成28年版 情報通信白書|総務省
子供のうちから、モバイル決済に親しみを持てば、新しいフィンテックサービスにも柔軟に対応できるようになると思いますし、また、お金の使い方・貯め方・殖やし方というマネーリテラシーが身につけば、お金に対する少々のトラブルがあっても乗り越えられるはずです。
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