「病気」カテゴリーアーカイブ

羽生結弦選手の病気は尿膜管遺残症

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by Sam D(画像:Creative Commons)




羽生 尿膜管遺残症で手術 2週間入院治療と1カ月安静 世界選手権出場に影響か

(2014/12/30、デイリースポーツ)

【尿膜管遺残症】生まれた後には消えてなくなるはずの、胎児期の尿膜管という器官が残っている、へその病気。痛みや発熱のほか、へそから分泌物や膿(うみ)が出たり腹部の腫瘤(しゅりゅう)として発症、また汚れた尿が出ることもある。治療は、排膿切開と抗菌薬の投与が一般的。適切な排膿処置を行わずにいると腹膜炎になることもある。

羽生結弦選手が腹痛のため検査入院をしていましたが、その病名は尿膜管遺残症というへその病気だったことがわかったそうです。

その状況で優勝したのですからすごい選手ですね。







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浦和MF鈴木啓太選手の病気は「不整脈」、今オフ手術へ

soccer practice [thundering herd of small boys]

by woodleywonderworks(画像:Creative Commons)

【目次】




■浦和MF鈴木啓太選手の病気は「不整脈」、今オフ手術へ

浦和MF鈴木啓太が不整脈手術へ

(2014/12/8、日刊スポーツ)

不整脈を患っている浦和MF鈴木啓太(33)は7日、オフに手術する方向であることを明かした。

<中略>

医師からの診察では、日常生活はもちろん多少の負荷がかかる動きは問題ないと言われている。ただ選手生命だけでなく、命を脅かす危険もあるため手術を受ける予定。

浦和MF鈴木啓太選手は不整脈を患っており、今オフに手術する方向なのだそうです。

不整脈はストレスや睡眠不足、疲労などでも起きるそうで、万全の態勢で試合に臨むためにも、手術を受けるということなのでしょうね。

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまりができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞(のうこうそく)につながるそうです。

記事によれば、過去に不整脈を起こしたことがある人は、禁酒をすることでそのリスクを減らすことが出来るかもしれないそうです。

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大原麗子さん、死因は不整脈による内出血

【追記(2015/10/21)】

元日本代表MF鈴木啓太が16年在籍した浦和退団を決断…現役引退の可能性も示唆

(2015/10/20、ゲキサカ)

退団後については、「私自身もこのことを受け入れ、前に進まなくてはなりません」としたものの、「サッカーを続けるかどうかも含め、もう少し考えたいと思っています」と現役引退の可能性を示唆。

故障や不整脈などよって満足のいくコンディションを保てず、そのことがサッカーに対するモチベーションも下げているのかもしれません。





【追記(2015/11/17)】

不整脈とは|不整脈の症状・原因・判断する基準の脈拍

不整脈というネーミングは知っていても、詳しいことは知らないという方もいらっしゃるかと思います。

そこで、怖い不整脈と怖くない不整脈|国立循環器病研究センター 循環器病情報サービスで紹介されている情報をもとに「不整脈」についてまとめてみたいと思います。

■不整脈とは?

怖い不整脈と怖くない不整脈|国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

不整脈は、脈の打ち方がおかしくなることを意味します。この中には異常に速い脈(頻脈)や遅い脈(徐脈)も含まれます。

不整脈とは、心臓のリズムが乱れ、脈の打ち方がおかしくなってしまうことをいいます。

【不整脈の例】

  • 動悸がする(胸がドキドキする)
  • 脈がいつもに比べると異常に速い(頻脈)
  • 脈が異常に遅い(徐脈)
  • 脈が飛ぶ(期外収縮)
  • 脈のリズムが不規則

■不整脈が起きる原因

その前に心臓が動く仕組みについて簡単にまとめてみます。

心臓は、「洞結節(心臓の上の方に位置する)」で電気が作られ、「伝導路(電気の通り道)」を通り、心臓全体に流れ、筋肉が収縮して動いています。

不整脈は、この心臓の動く仕組みに何らかの問題(例えば、洞結節で電気が作られない、伝導路をうまく伝わらない)が起こることによって、心臓が規則正しく動かなくなってしまいます。

では、どのようなことが原因となって不整脈が起きるのでしょうか。

心臓の病気というと、心筋梗塞を思い出す人もいると思いますが、心筋梗塞は心臓の血管が詰まって起きる病気であるのに対して、不整脈は、わかりやすく言えば、電気系統の問題であって、同じ心臓病とはいっても、全く違う病気です。

怖い不整脈と怖くない不整脈|国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

不整脈の原因として最も多いのは、年齢に伴うものや、体質的なもの、つまり心臓病には関係しないものです。

1日または2日にわたって心電図を記録してみると、中年以上ではほとんどの人に、毎日1~2個は不整脈が見つかります。

年をとるにつれ、だれでも少しずつ不整脈が増えていきます。ストレス、睡眠不足、疲労などでも不整脈は起こりやすくなります。

不整脈の原因は、加齢・ストレス・睡眠不足・疲労などであって、誰にでも起こりうる病気といえそうです。

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまりができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞(のうこうそく)につながるそうです。

記事によれば、過去に不整脈を起こしたことがある人は、禁酒をすることでそのリスクを減らすことが出来るかもしれないそうです。

また、不整脈は病気によっても起きることがあるそうです。

例えば弁膜症になると、心房や心室が大きくなって電気の流れがおかしくなり、脈が乱れやすくなります。高血圧の人、肺に病気がある人、甲状腺に異常がある人も不整脈が出やすいのです。

弁膜症や高血圧、肺の病気、甲状腺の異常がある人は不整脈が出やすいそうです。

■不整脈には3種類ある

不整脈は大きく分けると3種類あります。

1.頻脈(脈が速くなる)

心房細動、発作性上室性頻拍、心室頻拍、心室細動、WPW症候群

電気が異常に早く作られる、または、異常な電気の通り道ができることによって起きる。

2.徐脈(脈が遅くなる)

洞不全症候群、房室ブロック

心臓で電気が作られなかったり、途中で止まったりすることで起きる。

3.期外収縮(脈が飛ぶ)

「期外収縮」は本来、電気の生じる場所以外から早めに刺激が出てくるために起こる現象です。この刺激が心房から出る場合には心房性期外収縮、心室から出る場合は心室性期外収縮と呼ばれます。

■不整脈を判断する基準は脈拍120

安静にしている時に起こる頻脈のうち、数十秒から数分の間に脈が速くなるけれども、脈拍数はせいぜい1分間120までであり、その後徐々に遅くなる場合も、大抵は病的な頻脈ではありません。

脈が速くなることがあると、不整脈かもと心配する人がいるかもしれません。

病気と疑われる脈拍数の基準は1分間に120以上になった時。

120以下の脈拍数で規則正しく脈拍がある場合は問題ないと思ってまずは気持ちを落ち着かせましょう。

それでも異常がある場合には、病院で診てもらいましょう。




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今井翼さんの病気はメニエール病|メニエール病とは?

Vertigo

by Jennifer Cruz(画像:Creative Commons)




体調不良で入院の今井翼、メニエール病と診断…当面は治療に専念

(2014/11/13、デイリースポーツ)

2週間前からめまいなどの体調不良を訴え、立ち上がるのも困難な状況になったため、6日夕方に入院した。メニエール病は内耳の病気で、繰り返すめまいに難聴や耳鳴りを伴う。

体調不良を訴え検査入院をしていた今井翼さんの病気はメニエール病だったそうです。

芸能人の方でもメニエール病になった方は多いですよね。

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■メニエール病とは

メニエール病|難病情報センター

何のきっかけもなく、突然おこる激しいぐるぐる回る(回転性)めまいが特徴です。

回転性のめまいは、30分位から数時間続きます。

多くは、めまいに、吐き気、嘔吐、冷や汗、顔面が蒼白くなる、脈が速くなるなどの症状を伴います。

また、めまいと一緒に難聴や耳の塞がった感じ、あるいは耳鳴りなどの耳の症状が現れます。

これらの耳の症状はめまいと一致しておきたり悪化したりしますが、めまいの軽快とともに元に戻ります。

メニエール病、「原因を解明」‐大阪市大グループによれば、メニエール病患者の内耳では、結合管の詰まりで蝸牛(かぎゅう)が内リンパ水腫になって聴覚障害を起こしたり、球形嚢の機能不全で平衡感覚が乱れると推定していました。

メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的によれば、病気の原因の一つにストレスがあげられています。

この記事に紹介されている医師によると、メニエール病には有酸素運動が有効で、改善した理由を内耳血流の改善が影響していると話しています。

ただ、今井翼さんはダンス・フラメンコをしているということでしたので、今回の有酸素運動による治療法は当てはまらないかもしれません。







磯野貴理子さんの病気は「脳梗塞」

"Here Comes The Sun..."

by Nathan Csonka(画像:Creative Commons)




磯野貴理子、脳梗塞で緊急入院

(2014/10/28、日刊スポーツ)

タレント磯野貴理子(50)が脳梗塞で倒れ、緊急入院していたことが28日、分かった。

磯野貴理子さんが脳梗塞で入院されたそうですが、命に別条はないそうです。

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

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見落としがちな病気の兆候|ホンマでっかTV 2月6日

■足がつると脳梗塞の疑いあり!?

 

脳梗塞になると脳からの制御がうまく伝わらず筋肉が収縮し足がつる

テレ東・大橋未歩アナを襲った「若年性脳梗塞」、首ボキボキすることが原因も

朝丘雪路、脳梗塞を患っていた

脳梗塞予防にタウリンを含む食品|寿命をのばすワザ百科 9月3日

タウリン についてはこちら。

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Google、ヘルスケア関連企業「Lift Labs」(パーキンソン病患者に向けたスプーンの開発)を買収

liftlabs

参考画像:LIFT labs




Google、ヘルスケア関連企業Lift Labsを買収へ

(2014/9/11、ITpro)

米Googleは現地時間2014年9月10日、ヘルスケア関連企業の米Lift Labsを買収すると発表した。

<中略>

Lift Labsは、手の震えの症状があるパーキンソン病患者などに向けたハイテクスプーンを開発および販売している。

Googleは、手の震えを伴う本態性振戦やパーキンソン病の患者が食事をしやすいよう、振動を抑制する技術を組み込んでいるハイテクスプーンの開発/販売をしているLift labsを買収したそうです。

パーキンソン病のおじいちゃんのために少女が開発した「こぼれないコップ」がすごい!【デザインは世界を変える】、という記事を以前紹介しましたが、今回紹介したハイテクスプーンは、手の震えによる食べづらさをテクノロジーで解決しています。







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