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西洋フキ(バターバー)、肝臓に悪影響の疑い|厚生労働省

Butterbur

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西洋フキ食品、肝障害の恐れ 摂取控え呼びかけ

(2012/2/9、産経新聞)

花粉症対策などの健康食品に含まれる西洋フキ(バターバー)について、厚生労働省は8日、肝障害を起こす疑いがあるとして摂取を控えるよう注意を呼びかけた。

西洋フキとの関連が疑われる肝障害が報告されたとして、英国で製品の自主回収が行われたことを踏まえた。

国内での健康被害は報告されていないが、近く事業者に対し、当面販売を中止するよう指導する。

西洋フキに障害を起こす疑いがあるとして、厚生労働省は摂取を控えるよう注意を呼びかけています。

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低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない|国民健康・栄養調査

Vegetables

by Sonny Abesamis(画像:Creative Commons)




低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない―初調査で判明・厚労省

(2012/1/31、時事通信)

世帯所得が年200万円に満たない人は、比較的高い収入のある人に比べて野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活に問題がある傾向があることが、厚生労働省が31日公表した国民健康・栄養調査で分かった。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

このニュース記事に対するコメントとしては、「こんなわかりきったことを調べているなんて!」というものがありましたが、この問題は、国の医療費にも関わる問題ですので、実はとても大事だと思います。

肥満と貧困に関連する記事をまとめてみます。

肥満と生活保護・貧困との関係|なぜフードスタンプの受給者は南部に偏っている?|アメリカ

フードスタンプに頼っている人の割合が最も高い州はミシシッピ州で、20.7%です。

5人に一人が生活保護を受けているということ。

つまり、肥満と生活保護には相関関係があるのではと推測しています。

アメリカ人の肥満傾向は拡大|2030年までに米国の医療費の6分の1が、肥満関連の疾病に費やされるおそれがある

最も肥満率が高かったのは南部ミシシッピ(Mississippi)州で成人の32%以上、10-17歳では驚くべきことに44%が肥満だった。

同州は全米で最も経済的に貧しい州とされており、貧困と肥満の関連があらためて示された形だ。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とは

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

経済的に貧しい地域と肥満の地域に関連がある理由としては、栄養バランスのとれた食事の重要性を知らなかったり、どんな食品をとれば健康になれるのかということを知らないということが考えられます。

しかし、どんなに栄養バランスのとれた食事の大切さを知っていても、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていても、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、手軽で安いファストフード・冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

肥満問題については、個人のライフスタイルに影響を与えている、家計や知識、意識、社会の影響が大きいかと思います。

肥満問題を解決するためにも、個人の生活習慣の改善のために知識を提供し続ける必要があるだけでなく、貧困などの社会問題を解決していく必要があると思います。







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インドの糖尿病患者、2030年までに1億人超え|国際糖尿病連合(IDF)予想

Staff of CWS Hospital for Republic Day Celebration

by Sadasiv Swain(画像:Creative Commons)




【インド社会】インドの糖尿病患者、2030年までに1億人超え─IDF予想

(2011/12/15、インドチャネル)

インドの糖尿病患者数は6,100万人で、昨年の5,080万人から約1,000万人増加。

2030年までには患者数は1億人を超えると見られており、この数値は前回の予想8,700万人を大幅に上回る――国際糖尿病連合(IDF)が第5次世界糖尿病地図(糖尿病アトラス)を発表し、インドの糖尿病に関するデータも明らかになった。

12月14日付でタイムズ・オブ・インディア紙が報じている。

国際糖尿病連合(IDF)によれば、インドは2030年までに糖尿病患者数が1億人を超えると予想されているそうです。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはコチラ

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高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

Eat

by Federico Ettlin(画像:Creative Commons)

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■高リスクで肝ガンに進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは?

高リスクで肝癌に進展する「非アルコール性脂肪肝炎」とは

(2011/12/15、NEWSポストセブン)

肝硬変肝がんは、B型やC型肝炎ウイルス感染、アルコールの過剰摂取が原因といわれている。

近年肥満糖尿病高血圧などの生活習慣病を高頻度に合併した脂肪肝で、炎症や線維化を伴う非アルコール性脂肪肝炎(NASH)による肝硬変、肝がんでの死亡が増加している。

健康診断で脂肪肝と診断され、年々肝臓の数値が悪化している場合は専門医による早期の受診が不可欠だ。

健康診断で脂肪肝を指摘されても、症状もないため放置することが多い。

しかし、肝硬変や肝がんのリスクが高い脂肪肝もある。

これまで、肝硬変や肝臓がんの原因は、B型やC型肝炎ウイルスの感染や過剰なアルコール摂取だと思っている人が多かったと思います。

しかし、最近は、ウイルスに感染していない人やアルコールをあまり摂取していない人の脂肪肝、通称NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)の中で、炎症や線維化を伴うNASH(非アルコール性脂肪肝炎)からの肝硬変・肝がんが増加しているそうです。

→ NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因 について詳しくはこちら

→ NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法 について詳しくはこちら

NASHの多くは肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合がある。

大阪府済生会吹田病院の岡上武院長に話を聞いた。
「NAFLDは現在約1000万人いるといわれ、予後が比較的良好な単純性脂肪肝と、予後が悪いNASHに分かれます。NAFLDのうち20~30%がNASHと推計され、NASHは10年以内に10~30%が肝硬変や肝がんに進展します」

NASHの多くは、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病を合併しており、ウイルス性やアルコール性肝炎よりも予後が悪い場合があるそうです。

■まとめ

最近「NASH」「NAFLD」という言葉を聞く機会が増えてきましたが、こうした病気の人が増加傾向にあるため、取り上げられる機会が増えているのかもしれません。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら







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by Fabrice Florin(画像:Creative Commons)




製造業従事者の健康状態に問題、長時間労働や休憩不足で―中国

(2011/4/15、レコードチャイナ)

健康状態が最も悪かった製造業界では、高脂血症(73.8%)、頚椎・腰椎の異常(30.1%)、尿酸値の上昇(30.9%)、肝機能の異常(32.9%)、脂肪肝(27.3%)などの症状が目立った。

労働者の健康に問題のある業界の中で最も健康状態が悪かったのが、製造業界だったそうです。

製造業の従事者は、高脂血症、頚椎・腰椎の異常、尿酸値の上昇、肝機能の異常、脂肪肝などの症状が多かったようです。

製造業界の従事者の健康状態が悪化している理由として、以下のような理由が考えられるようです。

調査組織委員会主席の韓小紅(ハン・シャオホン)博士は「製造業界では、約8割が1日8時間以上働き、6割が週休2日を実施できておらず、約7割が疲労を感じている」とし、長時間の労働に加え、休憩やトレーニング不足が健康状態を悪化させていると話した。

また、健康に対する意識不足や食生活バランスの欠如、不健康なライフスタイルなども影響していると指摘している。

今回の記事では、製造業界を中心に書かれていましたが、中国では、肥満糖尿病が新たな課題となってきています。

健康に対する知識を広めていくことが重要だと思います。







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