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緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた!

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■緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた

eye exam (no. 2)

by noir imp(画像:Creative Commons)

緑内障診断時 66%視野欠落

(2009/10/18、読売新聞)

放置すれば失明に至る緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことが、患者団体「緑内障フレンド・ネットワーク」(柿沢映子代表、会員1600人)の調査でわかった。

早期には自覚症状がほとんどなく、進行してから発見される緑内障の怖さが改めて明らかになった。

緑内障は、視神経が傷ついて視野が徐々に欠けていく病気で、中途失明の原因の1位。

いったん欠けた視野を回復させる治療法はなく、進行を止めたり、遅くしたりするために、早期発見・早期治療が大切になる。

緑内障フレンド・ネットワークの調査によると、緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことがわかったそうです。

現在のところ、一度欠けた視野を回復させる治療法はないため、早期発見・早期治療が重要です。

目の病気である緑内障は40代頃から増えるといわれています。

緑内障の早期発見・早期治療のためにも、40歳になったら、年に1度は検査を受けるようにしてください。

⇒ 緑内障|緑内障の症状・緑内障とは・治療・原因 についてはこちら




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緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの目の病気予防にも効果的!

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■緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの目の病気予防にも効果的

Matcha No.3

by Akuppa John Wigham(画像:Creative Commons)

緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの眼病予防にも効果的

(2010/2/26、GIGAZINE)

その茶カテキンが緑内障などの目の病気の予防にも効果的である可能性が高いことが、香港の眼科医らの研究により明らかになりました。

詳細は以下から。

Green Tea May Protect Against Eye Diseases

香港・九龍のHong Kong Eye Hospitalと新界沙田にあるPrince of Wales Hospitalの医師らによる研究は、経口摂取された緑茶のカテキンが消化器を通じて目の組織にも達するということを示した初めてのものです。

研究の詳細はアメリカ化学会発行のJournal of Agricultural and Food Chemistry誌2010年2月10日号に発表されています。

カテキンはビタミンCやビタミンE、網膜に含まれるルテインゼアキサンチンと同じく抗酸化作用を持つ物質で、もし毎日飲む緑茶に含まれるカテキンが目にも届いているとすれば、酸化的ストレスから目を守る効果があるというわけです。

緑茶に含まれるカテキンが緑内障などの目の病気予防に効果的なのだそうです。

また、カテキンは、抗酸化作用を持つ物質であり、目を守る効果があると考えられそうです。

免疫力を高めきれいな肌を保つのにも効果的とされている緑茶なので、いつまでも健康な目を保ちたいという人は目の健康に効果的とされる緑色野菜や脂ののった魚などとともに積極的に摂取するようにしてみて損はないかもしれません。

目の病気予防のためにも、カテキンを含む緑茶を飲みましょう!

また、緑茶以外にも緑色野菜や青魚も目の健康に効果的といわれていますので、積極的に摂るようにしましょう!

→ 目の病気・症状 について詳しくはこちら







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緑内障患者の抗酸化力と重症度(網膜神経節細胞数)には関係があることを解明|東北大

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■緑内障患者の抗酸化力と重症度(網膜神経節細胞数)には関係があることを解明|東北大

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by PACAF(画像:Creative Commons)

抗酸化力と緑内障重症度との関係を解明

(2017/8/22、東北大学プレスリリース)

本研究において、抗酸化力の指標となる BAP(Biological Antioxidant Potential)注 4 を、ヒトの血液サンプルからフリーラジカル分析装置を用いて測定した結果、65 歳以下の比較的若年男性の緑内障患者では BAP と緑内障重症度である網膜神経節細胞数に正の相関があることを見出しました(図 1)。さらに、65 歳以下の男性緑内障患者において解析を行った結果、BAP は網膜神経節細胞数に対して影響を及ぼす因子であることが示されました。

東北大学大学院医学系研究科眼科学分野の中澤徹授、檜森紀子助教、浅野良視医師らのグループの研究によれば、緑内障患者の持つ抗酸化力と緑内障重症度の関係があることがわかったそうです。

緑内障患者における抗酸化力(BAP)と緑内障重症度の関係。65歳以下の男性緑内障患者では両眼ともBAPと緑内障重症度に相関を認める。
緑内障患者における抗酸化力(BAP)と緑内障重症度の関係。65歳以下の男性緑内障患者では両眼ともBAPと緑内障重症度に相関を認める。

参考画像:抗酸化力と緑内障重症度との関係を解明(2017/8/22、東北大学プレスリリース)|スクリーンショット

具体的には、65 歳以下の男性の緑内障患者では BAP(フリーラジカル分析装置で測定できる血漿中の抗酸化力)と緑内障重症度である網膜神経節細胞数に正の相関があることがわかったことから、抗酸化力が低いと緑内障が重症化しやすく、また緑内障患者においては抗酸化治療を行なうことが視野維持に有効な治療法になる可能性が示唆されます。




■まとめ

緑内障は日本人の中途失明原因第一位の疾患です。現在唯一エビデンスのある治療法は眼圧下降療法(薬物、レーザー、観血手術)ですが、日本の緑内障
患者の多くは眼圧が正常範囲である正常眼圧緑内障であり、眼圧以外の因子が発症に関わっている可能性があります。酸化ストレスは生体内で発生した活性酸素が自身の持つ抗酸化力を上回ると、タンパク質、脂質、核酸などを障害し、細胞機能低下を引き起こす原因になります。近年、緑内障の発症・進行に酸化ストレスが関与する可能性が我々の以前の報告を含め、注目されています。

日本人の緑内障患者の多くが正常眼圧緑内障であり、眼圧以外の要因が発症に関わっている可能性があり、近年、酸化ストレスはその要因の一つではないかと注目されています。

ヘスペリジンによる緑内障治療の可能性がある|青みかんのポリフェノールは網膜細胞障害において神経保護作用を持つことを発見|東北大(2017/8/21)によれば、網膜障害のマウスモデルにポリフェノールの一種であるヘスペリジンを投与すると、網膜内の酸化ストレスが軽減し、網膜神経節細胞を保護する効果があること、また、ヘスペリジンをサプリメントなどで摂取することにより、緑内障による網膜神経節細胞障害を軽減させる可能性があることが示されましたが、今回の研究は抗酸化ポリフェノールによる緑内障治療の可能性をさらに期待させるものになりそうです。

また、今後は緑内障の原因を診断する方法として、全身の抗酸化力をチェックするようになるかもしれません。

→ 緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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白内障が手術なしで治る?「ラノステロール」点眼薬で治療できる可能性!?

Applying Eye Drops

by National Eye Institute(画像:Creative Commons)

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■白内障が手術なしで治る?「ラノステロール」点眼薬で治療できる可能性!?

<医療>国内で年100万件! 白内障手術の最前線

(2015/9/6、毎日新聞)

今年7月、英科学誌ネイチャーが、手術をせずに点眼薬で白内障を治す可能性を示した論文を掲載しました。

中国・中山大学の張康氏の研究によれば、白内障が手術をせずに「ラノステロール」を含む点眼薬だけで治療できる可能性があるそうです。

→ 白内障の症状・原因・検査・治療・手術・予防 について詳しくはこちら

【参考記事】

  • 白内障に「点眼薬」、手術なしの治療に期待 研究(2015/7/22、時事通信)

■ラノステロールを含む点眼薬で白内障がよくなる?

論文によると、先天性白内障の患者の遺伝子に、水晶体に元々存在するステロイドの一種「ラノステロール」の生成を阻害する変異がみられることを発見。水晶体のたんぱく質が凝集するのを防止できる効果が、ラノステロールにあると推測しました。そして、白内障の犬にラノステロールを含む点眼薬を6週間投与したところ、白内障の重症度が軽減し、水晶体の透明度が増したとしています。

白内障患者の遺伝子にはラノステロールの生成を阻害する変異が見られるため、ラノステロールを含む点眼薬を投与することで、水晶体のたんぱく質が凝集することを防止することで、白内障が軽減し、水晶体の透明度が増すと言う結果が出たそうです。

→ 白内障の症状・原因・検査・治療・手術・予防 について詳しくはこちら







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【紫外線】日焼けから身を守る 白内障の原因、免疫低下も/日焼け止めは十分な量を

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■紫外線と日焼け

take it easy

by Filip Mishevski(画像:Creative Commons)

紫外線:日焼けから身を守る 白内障の原因、免疫低下も/日焼け止めは十分な量を

(2010/5/21、毎日新聞)

日焼けの原因は、太陽の紫外線だ。

化粧品メーカー「資生堂」の元学術室長で、日焼けについて研究している長沼雅子・武蔵野大看護学部非常勤講師は「紫外線が強いのは、春分から秋分にかけて。

特に真夏の暑い日より、気候がよく屋外で遊ぶ機会の多い4~5月と梅雨の晴れ間が要注意」と指摘する。

紫外線が強いのは、春分から秋分にかけての期間で、注意すべきなのは、真夏よりも屋外で遊ぶ機会の多い4~5月と梅雨の晴れ間なのだそうです。

人体は紫外線を浴びると、皮膚の細胞のDNAに障害を受け、それを修復しようとして血管を太く拡張させる。

さらに皮膚の細胞はメラニンという黒い色素をたくさん作り、紫外線から肌を守ろうとする。

このため、日焼けは最初は赤っぽくなり、その後に黒っぽくなる。

DNAに障害を受けた皮膚細胞は1週間ほどではがれ落ち、皮がむける。

長沼さんによると、意外にも男性の方が女性より紫外線に対する感受性が高い傾向がある。

また、「赤くなりやすい人は、より注意が必要」と指摘する。

紫外線が日焼けの原因になるというのは、よく知られていますよね。

日焼け予防のために、肌に日焼け止めクリームを塗るという対策をしている人も多いと思います。

 

■ 紫外線対策-日焼け止め

常に露出している顔面の対策には、紫外線を吸収したり散乱させる日焼け止め(サンスクリーン)が有効だ。

日焼け止めには、波長の異なる2種類の紫外線によって、SPF値とPA値の二つの防止効果指標がある。

SPF値は数字が大きいほど、PA値は+の数が多いほど防止効果が高く、生活場面によって使い分けるとよい。

日本化粧品工業連合会の目安によると、散歩や買い物などではSPF20以下でPA+、炎天下でのレジャーやスポーツではSPF40~50でPA++~+++が適当だという。

長沼さんは「日焼け止めを塗っても、量が足りない人が多い」と話す。

SPF値やPA値は、皮膚1平方センチ当たり2ミリグラムの薬剤を塗った場合の目安だ。

(1)手のひらに1円玉大の日焼け止めをとる
(2)額、鼻、あご、両ほおの5カ所に分けて日焼け止めを置き、そこから周囲に伸ばす
(3)少し乾いたら、これをもう一度繰り返す--

という塗り方を推奨する。

日焼け止めの方法をしっかりと行なって、紫外線対策を行いたいですね。

 

■目に紫外線が当たると肌が黒くなる?

肌が黒くなるのを避けるには、日焼け止めクリームだけを塗ればいいと思っていませんか?

実は、目に紫外線が当たると、肌が黒くなるそうです。

目に紫外線が当たると肌が黒くなる・日焼けする?で紹介したマウスの実験によれば、紫外線を目にあて、発生する皮膚のメラニン量を測定したところ、紫外線を目に当てたマウスは、体全体のメラニン量が増加したそうです。

つまり、このことによって、目に紫外線が当たると、メラニンが増加することがわかったそうです。

では、どういったメカニズムで肌が黒くなるのでしょうか。

  1. 目に紫外線が当たると、目の細胞にダメージが生じます。
  2. 目の細胞に受けたダメージに脳が反応し、「メラニンを作るように」と指令を出します。
  3. 脳から指令を受けた肌は、メラニンを作ります。
  4. そのために、肌に紫外線が当たらなくても、肌が黒くなるのです。

日焼けが気になる方は、サングラスをつけた方が良いようです。

■紫外線と白内障・免疫低下

日焼け以外にも、紫外線が白内障の原因になったり、人体の免疫を低下させることも分かってきた。

紫外線は、水晶体が白く濁り、視力が低下する「白内障」などの障害を引き起こします。

紫外線の気を付けるのは、夏だけと思っている人もいるかも知れませんが、実は雪の多い地域の方は、注意が必要なのです。

雪面の反射によって、目に有害な紫外線を浴びる恐れがあるからです。

→ 紫外線対策と目の病気(翼状片・瞼裂斑・白内障) について詳しくはこちら

→ 白内障とは|白内障の症状・原因・治療・予防 について詳しくはこちら

→ 翼状片の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 瞼裂斑の症状・原因・予防・対策 について詳しくはこちら

■紫外線対策

環境省の紫外線対策マニュアルでは、
最も強くなる正午前後の外出を避ける▽
日陰を利用する▽
日傘や帽子を使用する▽
衣服で肌を覆う▽
サングラスを掛ける
▽日焼け止めを利用する
--の6項目を挙げている。

紫外線対策を参考に紫外線の害から体を守っていきたいですね。







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