「目の病気」カテゴリーアーカイブ

ソフトコンタクトレンズはこすり洗いを、漬け置きでは不十分|厚労省

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by Lenore Edman(画像:Creative Commons)

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漬け置きでは不十分=ソフトコンタクトはこすり洗いを-厚労省

(2010/2/24、時事通信)

厚生労働省は24日、ソフトコンタクトレンズの消毒液は、レンズを漬けて置くだけでは殺菌効果が十分でないとして、こすり洗いなど適切な取り扱いをするよう呼び掛けた。

消毒液のうち、洗浄から保存まで1本でできる「MPS」については、国民生活センターが昨年12月、土壌などに生息し、角膜感染症の原因になる原生生物アカントアメーバの殺菌効果が低い商品があると発表した。

以前、ソフトコンタクト消毒液、6製品「殺菌力不十分」というニュースがありましたが、厚生労働省は、ソフトコンタクトレンズの消毒液は漬け置きでは殺菌効果は不十分として、こすり洗いなどの適切な取り扱いをするように呼びかけました。

以前紹介した記事によれば、MPSで感染を防止するためには

〈1〉レンズ表面をこすり洗いする
〈2〉清潔な液に一定時間以上浸しておく
〈3〉保存ケースは洗って乾燥させる

などが必要だということです。

目の病気を予防するためにも、是非正しい方法で取り扱いをするようにしてくださいね。

→ コンタクトレンズと目の病気・正しい使用法・ケア について詳しくはこちら

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【コンタクト関連記事】

遠隔操作の手術ロボットによる網膜の手術に世界で初めて成功|オックスフォード大学

Royal Navy Medics Treating a Patient

by Defence Images(画像:Creative Commons)

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世界初、英国で遠隔操作ロボットによる網膜手術が成功

(2016/9/18、ニュースイッチ)

遠隔操作の手術ロボットにより、眼球に開けた直径1ミリメートル未満の穴を通して真裏にある網膜を切開し、網膜を引っ張って歪ませていた厚さ10マイクロメートル(1mmの100分の1)の膜を取り除くことで、周囲に損傷を与えることなく視力を回復させることに成功した。

オックスフォード大学のロバート・マクラーレン教授らは、遠隔操作の手術ロボットによる網膜の手術に世界で初めて成功したそうです。

■網膜疾患は外科医による手術は難しい

網膜疾患は先進国でも失明の大きな要因となっている。レーザースキャナーや顕微鏡により疾患の部位は詳細に観察できるものの、扱う対象が非常に小さく、高い精度が要求されるため、外科医による手術は難しいのが現状だという。

網膜の病気はレーザースキャナーや顕微鏡によって疾患の部位を見ることはできても、扱う対象が非常に小さいため、外科医による手術は難しいのが現状なのだそうです。

そこでこのロボットは、マイクロメートル単位で微細な手術を安全に行えるよう工夫を凝らした。ジョイスティックとタッチパネルを装備し、手術用顕微鏡で進行状況をモニターしながら、外科医がジョイスティックで操作する。その手の震えを排除しながら、指示された動きをロボットの小さな動きに変え、眼球内部での正確かつ微細な手術を可能にした。

手術ロボットは、手の震えを排除しながら、外科医が操作する動きを小さな動きに変えて、高い精度の手術を可能にしたそうです。

■まとめ

宇山一朗|ロボット手術「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献|情熱大陸 9月28日によれば、ダヴィンチによる手術は、胃がん、前立腺がん、がん、食道がん、肝臓がんすい臓がんで行われているようです。

手術ロボットが活躍する分野はどんどん広がっていくのではないでしょうか。

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他人のiPS細胞から網膜細胞を作って移植を受ける目の難病患者5人の募集開始|理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB)

Boy testing eye site

by Les Black(画像:Creative Commons)

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患者5人の募集開始=目の難病、他人のiPS移植―理研など

(2017/2/6、時事通信)

CDBなどは14年9月、滲出型加齢黄斑変性の患者本人の皮膚からiPS細胞を作り、網膜のシートに変化させ移植する初の手術に成功した。今回は京都大iPS細胞研究所(所長・山中伸弥教授)が備蓄している他人のiPS細胞を使うため、移植までの期間は約10カ月から1カ月に、約1億円だった費用は1人数百万~2000万円程度に減らせるという。

理化学研究所多細胞システム形成研究センター(CDB)は、他人のiPS細胞から網膜細胞を作って移植する世界初の臨床研究について、移植を受ける患者5人の募集を始めました。

【関連記事】

アスタキサンチン、抗酸化作用や抗炎症作用で加齢黄斑変性を抑制

Japanese New Years Cuisine (Salmon Roe)

by Adam Chamness(画像:Creative Commons)

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■アスタキサンチン、抗酸化作用や抗炎症作用で加齢黄斑変性を抑制

アスタキサンチン、加齢黄斑変性を抑制

(目の病気ブログ)

アンチエイジング素材として注目されているアスタキサンチンは、目の病気である加齢黄斑変性の抑制の役立つのではないかと考えられているそうです。

アンチエイジング素材としてのアスタキサンチン 抗酸化作用や抗炎症作用で加齢病変を抑制,改善

「例えば,加齢黄斑変性は,網膜の中央にある黄斑といわれる部分が変性し,非可逆的で重度の視力低下を起こす病気。

米国では失明の最大の原因ともいわれている。

加齢黄斑変性を引き起こす要因の一つと考えられるのが活性酸素による酸化だ。

活性酸素を消去する抗酸化酵素,SODが作れないマウスでは,加齢黄斑変性が多く,光を当てるとさらに発症率が高まるというデータもある」(坪田教授)という。

そして坪田教授は,「今年発表された論文(IOVS,49(4):1679-85,2008)で,アスタキサンチンを摂取することにより,滲出型の加齢黄斑変性で増殖する脈絡膜新生血管(CNV)の形成が抑制され,網膜の変性が抑えられることがわかった。

これは,アスタキサンチンの抗酸化力により炎症が抑えられた結果ではないか」と話す。

今後もアスタキサンチンについては注目が必要なようです。

→ アスタキサンチン について詳しくはこちら

→ 加齢黄斑変性症とは|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら







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健康診断の結果はいかがでしたか?

First Baptist Church 961

by Parker Knight(画像:Creative Commons)




今の時期多くの企業では健康診断が行われていると思います。

健康診断の結果が出た人で、いろんな項目に引っかかってしまった人は、健康情報を調べたり、健康飲料(ヘルシア、黒ウーロン茶、茶カテキン飲料、胡麻麦茶など)を飲んで、再検査に臨もうという人も多いようです。

そこで、今回は、健康診断の結果が出た方に注意してもらいたい病気や気になる数値を紹介したいと思います。

■注意したい病気(生活習慣病

脂肪肝

高血圧

糖尿病

脂質異常症高脂血症

■気になる数値に関連した項目

コレステロール

悪玉コレステロール(LDL)

中性脂肪

肝臓の数値 「γ‐GTP)」「GOT」「GPT」

こうした健康診断にぜひ加えて欲しいのが、目の検査ですね。

特に40代以降は目の病気が増えてきますので、詳しい目の検査も加えるといいと思います。

■気をつけたい目の病気

緑内障

白内障

加齢黄斑変性

飛蚊症