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■大腸がんの発症確率を年齢、肥満、身体活動、飲酒、喫煙の5項目で計算|国立がん研究センター

参考画像:大腸がんリスクチェック|国立がん研究センター|スクリーンショット
あなたの大腸がん発症率は?肥満度などで簡単に
(2010/12/22、読売新聞)
飲酒や喫煙など五つの指標を使い、中高年の男性が10年間に大腸がんを発症する確率を簡単にはじき出す方法を国立がん研究センターのチームが考案し、22日発表した。
国立がん研究センターのチームによれば、大腸がんの発症率を計算する方法が考案されたのだそうです。
→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら
大腸がんとの関連が指摘されている年齢、肥満、身体活動、飲酒、喫煙の5項目で危険度に応じて点数を割り振った。
合計点数で10年間の大腸がんの発症確率を導き出す。
飲酒や喫煙を控えれば、個人の発症確率の低下が具体的にわかる。
対象は40~69歳。
たとえば50歳の人は、肥満度(体格指数=BMI)、身体活動、飲酒、喫煙の4項目が最も危険が低い場合、2点になり、発症確率は0・7%、逆に最も高い場合は7点で3・3%となり、同じ年齢でも最大5倍前後の差がつくことになる。
女性は統計的に差が出なかった。
今回の方法は、大腸がんとの関連が指摘されている年齢、肥満、身体活動、飲酒、喫煙の5項目で判断するそうです。
【参考リンク】
- 大腸がんリスクチェック|国立がん研究センター
http://epi.ncc.go.jp/riskcheck/crc/ - 男性が10年間で大腸がんを発生する確率について:危険因子による個人のがん発生の予測 – 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター
大腸がんは食事との関連性は低いのでしょうか?(肥満が含まれるのかもしれません)
以前テレビ番組で取り上げていた大腸がんの危険度チェックによれば、食事も項目に挙げられていたと思いますが、今回の方法では挙げられていません。
簡単に判断できるようにしているのかもしれませんね。
【参考記事】
大腸がん予防方法・大腸がんの危険度チェック|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学
■大腸がんの危険度チェック
1 運動不足
毎日合計60分歩く程度の運動をしていない方が該当
2 お酒をよく飲む
日本酒なら1合以上
ビールなら大瓶1本以上
焼酎や泡盛なら1合の2/3以上
ウィスキーやブランデーならダブル1杯以上
ワインならボトル1/3程度以上3 肉やハム、ソーセージをよく食べる
一週間に食べる肉が500g以上が該当
※日本人の平均は約320g
4 肥満
男性のBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))で27、女性では25を超える方が該当
5 喫煙
一日に一本でも吸っていれば該当
●3つ以上リスクがある方は特に注意が必要。
リスクが多いと相乗効果でさらにリスクが高まる場合もある。
→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら