「腎臓の病気」カテゴリーアーカイブ

童謡「げんこつやまのたぬきさん」「いとまきのうた」の作曲家小森昭宏さん(85歳)が腎不全のため死去

Real Tanuki

by Catherine(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 腎臓 > 腎臓の病気 > 童謡「げんこつやまのたぬきさん」「いとまきのうた」の作曲家小森昭宏さん(85歳)が腎不全のため死去

作曲家の小森昭宏さんが85歳で死去 「げんこつやまのたぬきさん」など

(2016/6/7、スポニチアネックス)

童謡「げんこつやまのたぬきさん」「いとまきのうた」、アニメ「勇者ライディーン」などで知られる作曲家の小森昭宏(こもり・あきひろ)さんが5日午後9時28分、腎不全のため東京都内の病院で死去した。85歳。

童謡「げんこつやまのたぬきさん」「いとまきのうた」で知られる作曲家の小森昭宏さん(85歳)が、腎不全のため亡くなったそうです。

慢性腎臓病がさらに重症化した状態を慢性腎不全といい、慢性腎不全とは、腎臓の機能が低下し、正常に働くことができなくなった(血中の老廃物が排泄できなくなる)状態です。

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事・検査 について詳しくはこちら

童謡「げんこつやまのたぬきさん」や「いとまきのうた」は誰もが一度は歌ったことがある歌ですよね。

童謡というのはもっと昔に作られていた歌だと思っていましたが、そんなに昔に作られていないことに驚きました。

【歌入り版】げんこつやまのたぬきさん 童謡・童話 動く絵本

いとまき(キロロあやののあそびうた)




【腎臓の病気 関連記事】

腎臓関連ワード

腎臓

腎臓の病気

腎臓の数値

腎臓に良い食べ物・食事

慢性腎臓病

腎臓結石

ノバルティスファーマ、慢性腎臓病(CKD)の患者と家族向けの情報サイトを開設

jineitai

参考画像:腎援隊|スクリーンショット

> 健康・美容チェック > 腎臓 > 腎臓の病気 > 慢性腎臓病 > ノバルティスファーマ、慢性腎臓病(CKD)の患者と家族向けの情報サイトを開設




慢性腎臓病の情報サイト「腎援隊」を開設

(2016/2/3、産経ニュース)

サイトは専門医の協力を得て、病気の進行を遅らせたり治療法を選んだりするための基本情報や生活習慣に関するアドバイスのほか、透析と腎臓移植の最新情報なども提供。今後は透析患者や移植を受けた人の声も紹介していく。

ノバルティスファーマは慢性腎臓病(CKD)の患者と家族向けの情報サイトを開設したそうで、そのサイトでは、病気の基本情報や進行を遅らせるための生活習慣改善のアドバイスに加えて、最新の医療情報を提供し、今後は、患者の声も紹介していくそうです。

FACEBOOKもヘルスケア分野に参入!?|患者をつなぐ「サポートコミュニティー」や「予防医療ケアアプリ」によれば、Facebookが検討しているヘルスケア事業とは、同じ病気に悩むFacebookユーザーの患者同士をソーシャルネットワークでつなぐ「サポートコミュニティー」なのだそうで、患者同士や患者の家族同士をつなぐコミュニティというのは重要になってくるのではないでしょうか。

慢性腎臓病とは

国内の成人CKD患者数は、日本腎臓学会の推計によると約1330万人で、8人に1人の割合。初期には自覚症状が乏しいため、発見が遅れて受診時には既に人工透析や腎臓移植が必要になっている場合もあるという。

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。

国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。

腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。

生活習慣を改善することなくそのままの生活を続けてしまうと、さらに腎臓機能が低下して、老廃物が血管の内皮細胞を傷つけることによって、慢性腎臓病から慢性腎不全・脳卒中心筋梗塞を引き起こす可能性があります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら







腎臓関連ワード

腎臓とは|腎臓の働き・機能・位置

腎臓の病気

腎臓(腎機能)の数値|クレアチニン・eGFR

腎臓に良い食べ物・食事

慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック

腎臓結石|腎結石の症状・原因・痛み・食事

【参考リンク】

#メッシ、「#腎臓結石」の治療は成功!?クラブW杯決勝に間に合うのか?

Lionel Messi World Cup Golden Ball | 140713-9163-jikatu

by Jimmy Baikovicius(画像:Creative Commons)




腎臓結石出た!メッシ決勝復帰意欲「MSN」復活濃厚

(2015/12/19)

結石を体外に排出するために大量の水を飲み、投薬を行って症状は快方に向かっているという。

#バルセロナ FW #メッシ、尿管結石によりクラブW杯準決勝を欠場によれば、メッシは結石によって準決勝に出場できませんでしたが、結石を排出するために大量の水を飲み、投薬を行ない、スペイン紙アスは18日に「欠場の原因となった結石が体外に出た」と報道しているそうです。

果たして、決勝に間に合うのでしょうか。

■腎臓結石とは

▽腎臓結石 腎臓内にできた結晶の石で、石が詰まって起きる症状も指す。石のある位置によって尿管結石、膀胱(ぼうこう)結石と名前が変わり、「尿路結石」と総称される。

腎臓内にある結石を腎臓結石といい、腎臓結石は、腎臓や尿管内に形成される結晶です。

■腎臓結石の症状

石が詰まると腰から背中にかけて激しい痛みを引き起こすほか、頭痛やめまいなどの症状が見られる場合もある。

腎臓結石の症状は、次のような症状があります。

 

  • 突然、脇腹が激しく差し込むような痛み
  • 血尿(目で見えない潜血のこともあります)
  • 嘔吐
  • 下腹部や大腿部の痛み
■腎臓結石の原因

多くが突発性で、食生活やストレスが原因とされる。

動物性タンパク質の取りすぎによって、尿中のカルシウム排泄量を増やすために結石ができやすくなります。

また、尿酸の元であるプリン体を多量に含むレバーなどを摂り過ぎると、高尿酸血症となり、痛風の原因となると同時に尿酸結石の原因となります。

■腎臓結石の治療

小さければ尿と一緒に体外へ排出される可能性があり、水分摂取や尿管を広げる薬の服用で治療するが、大きい場合は手術で除去する。

■腎臓結石の予防

腎臓結石を予防するには、1.5~2リットルを目標に水分をたくさんとるようにする。

特に、夏の暑い日に汗をたくさんかくような時には、尿の出や色(あまり濃い尿とならないように)を気にしながら十分に水分をとるようにしましょう。

→ 腎臓結石の症状・原因・痛み・食事 について詳しくはこちら







【腎臓の病気関連記事】

腎臓関連ワード

腎臓とは|腎臓の働き・機能・位置

腎臓の病気

腎臓(腎機能)の数値|クレアチニン・eGFR

腎臓に良い食べ物・食事

慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック

腎臓結石|腎結石の症状・原因・痛み・食事

「PNPLA3」遺伝子に変異があると肥満でなくても脂肪肝・腎機能低下リスクが高くなる

UFV - Student Research Day

by University of the Fraser Valley(画像:Creative Commons)




肥満なしでも脂肪肝リスク 熊本大チーム発見、予防に道

(2015/10/21、産経ニュース)

肝臓で脂肪の分解などに関わる「PNPLA3」という遺伝子。これに変異があると脂肪肝になりやすいことや、日本人の約2割が変異を持っていることが過去の研究で分かっていたが、太っていない場合にはどのような影響があるのかは不明だった。

<中略>

肥満でない人に着目すると、遺伝子変異がある人はない人に比べ、脂肪肝になるリスクが3・06倍高いことが分かった。腎機能もやや低かった。

脂肪肝は、食べ過ぎや飲みすぎなどによる肥満が原因で、肝臓中性脂肪コレステロールが溜まった状態をいいますが、熊本大の研究によれば、「PNPLA3」という遺伝子に変異があると太っていなくても脂肪肝になるリスクが高くなるそうです。

また、腎機能もやや低かったそうです。

脂肪肝は、そのまま放っておくと肝炎肝硬変に進行する恐れがあり、また、糖尿病など生活習慣病の発症リスクも高めると考えられています。

今回の研究をもとにすれば、PNPLA3遺伝子が変異があるかどうかの検査を受けることで、変異がある人は脂肪肝や腎機能低下に注意が必要だということになるので、予防医療につながるのではないでしょうか。

【関連記事】







iPS細胞を用いて腎臓に似た構造を作ることに成功|マードック小児研究所

takasato

参考画像:2015 03 03196C SI Video 1 Takasato




iPS細胞から「人工腎臓」をつくりだす研究、また一歩前進

(2015/10/25、WIRED)

日本人研究者・高里実とメリッサ・リトルの率いるオーストラリアのパークヴィルにあるマードック小児研究所の研究者たちは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いて、胚形成期の腎臓に似た構造を実験室内でつくることに成功した。

オーストリアのマードック小児研究所の研究チームは、iPS細胞を用いて腎臓に似た構造を作ることに成功したそうです。

今回の研究発表で大事なことは2つ。

一つは、まだ完全な「人工腎臓」ができたわけではないということ。

今回の成果は非常にリアルだが、大きなスケールで見ると、まだ腎臓全体の組織ではない。

人工腎臓ができたわけではないので、まだまだ研究することはたくさんあるのですが、研究が正しい方向に進んでいるのは確かだということです。

もう一つは、ヒトiPS細胞を用いて、胚形成期の腎臓に近い構造をつくることができたこと。

今回彼らが『ネイチャー』で報告した成果は、このネフロンや関連する尿細管のネットワーク、ヒト胚中で通常ネフロンを取り囲んでいる結合組織と血管の前駆細胞で構成される、複雑なオルガノイド(三次元細胞集合体)として成長させることに事実上成功した。

ネフロンとは腎臓構造の最小構成単位のことです。

腎臓とは

腎臓は、肝腎かなめといわれるように、肝臓と同様に重要な臓器の一つで、血液を濾過し、余分な老廃物や塩分を取り除くという、重要な役割を担っています。

さらに、赤血球を作るホルモンを作り、全身に酸素を行き渡らせたり、血圧を調整したりするなど、生命を維持する上で欠かすことのできない臓器です。

腎臓のろ過機能は糸球体で行われているのですが、その糸球体は損傷しても再生しないため、機能不全や損傷した場合は塩分・カリウムの制限や人工透析が必要となります。

■まとめ

腎臓機能は一度損傷してしまうと再生しないのですが、再生医療の研究が進むことによって、現在人工透析をしている多くの人が将来救われるようになるのではないでしょうか。







【関連記事】

腎臓関連ワード

腎臓とは|腎臓の働き・機能・位置

腎臓の病気

腎臓(腎機能)の数値|クレアチニン・eGFR

腎臓に良い食べ物・食事

慢性腎臓病とは|慢性腎臓病(CKD)の症状・原因・チェック

腎臓結石|腎結石の症状・原因・痛み・食事