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シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

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■シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

シャープはカメラの前にいるだけで、人間の目には見えない血管のわずかな動きをセンサーでとらえ、血圧が推計できる技術を開発しました。

このシステムは特別なカメラは必要とせず、テレビやパソコン、スマホでも血圧を測れる未来を想定しています。

ただ、メイクをしていると顔色の変化が検出できなくなる可能性があるそうです。

■まとめ

シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発
シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

unsplash-logoRendiansyah Nugroho

今回のニュースのポイントは、カメラの前にいるだけで血圧が推計できるということ。

血圧をコントロールするために血圧を毎日計るのはわずらわしいですよね。

わずらわしさを解消するためには、何か特別に測定しようとするのではなく、何かをする動作に組み込むというのがいいアイデアです。

以前紹介した血行状態が映る「魔法の鏡」開発|将来的には自律神経指標に基づく未病対策が目的|東北大学では、東北大学によれば、ビデオカメラとコンピューターを内蔵した鏡型ディスプレーの前に立つだけで、その時の血行状態などが分かる血行状態モニタリング装置「魔法の鏡」を開発しましたが、鏡にした理由として、洗面所や脱衣所にある鏡は多くの人々がほぼ毎日利用することを理由として挙げられていました。

大事なことは、わざわざ測定するのではなく、日ごろの習慣を変えることなく、健康管理をすることです。

健康増進のためには、行動変容が必要といわれますが、習慣を変えるというのは大変なこと。

いかに日ごろからの習慣を変えることなく、健康に近づけていけるかがこれからのヘルスケアのアイデアの鍵になるのではないでしょうか?

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高血圧と尿ナトカリ比・身体活動量・睡眠状態をモニタリングしたデータとの関連を明らかにするための共同研究を開始|東北大・オムロンヘルスケア

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■高血圧と尿ナトカリ比・身体活動量・睡眠状態をモニタリングしたデータとの関連を明らかにするための共同研究を開始|東北大・オムロンヘルスケア

chemistry bottles with liquid inside

by zhouxuan12345678(画像:Creative Commons)

国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構とオムロン ヘルスケア株式会社は、コホート調査の参加者に尿ナトカリ計、活動量計、睡眠計を配布し、尿中のナトリウムとカルシウムのバランス、心値活動量、睡眠状態をモニタリングしてもらい、そのデータと高血圧などとの関連を明らかにするための共同研究を開始するそうです。

■この研究のポイント

高血圧の原因の一つに高塩分食がありますが、2つの理由により、減塩指導は成果を上げにくかったそうです。

■減塩によって血圧が低下する人とそうでない人がいたため、減塩の徹底がなされてこなかったこと

■簡単な塩分摂取量の評価法がなかったこと

食事中の塩分摂取量のゴールドスタンダードは、24 時間蓄尿で測定される尿中ナトリウム排泄量であり、一般の方に測定していただくのは非常に困難でした。

そこで、尿ナトカリ計を用いた研究を行うことにより、塩分感受性を明らかにすることと測定の難しさの2つが解決されることになるそうです。

この研究によって、ナトリウム(塩分摂取量)とカリウム(野菜と果物の摂取量)のバランスであるナトカリ比を低く抑えることにより血圧の上昇を抑制するという研究結果を裏付けるものとなるのか注目です。

→ 高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは? について詳しくはこちら




■尿中ナトカリ比

参考画像:簡単に塩分の摂取状況が測定できる研究用の尿中Na/K(ナトリウム/カリウム)比測定器「オムロン ナトカリ計 HEU-001F」(2014/5/14、OMRONニュースリリース)

簡単に塩分の摂取状況が測定できる研究用の尿中Na/K(ナトリウム/カリウム)比測定器「オムロン ナトカリ計 HEU-001F」

(2014/5/14、OMRONニュースリリース)

24時間蓄尿検査に代わる簡便な手法を開発する過程で、世界的な疫学研究「INTERSALT研究」*4にて、血圧との関連が示されている「尿中Na/K(ナトリウム/カリウム:ナトカリ)比」という指標に着目。滋賀医科大学との共同研究により、1日1回、1週間程度、尿をセンサーにかけるだけで計測した数値が、24時間蓄尿による従来手法とほぼ同等の数値となることが分かりました。

食事における塩分摂取良を計測するには、1日分の尿をすべてためて医療機関で分析する24時間蓄尿検査が必要だったのですが、1日1回1週間ほど尿をセンサーで計測した数値がほぼ同等となることがわかったことにより、ナトカリ比を高精度で把握することができるようになったことで、これまで把握することが難しかった塩分・カリウムの摂取の状況を数値で確認することができるようになったそうです。

【参考リンク】

ナトリウム/カリウム比率|2011 年第 6 回24 時間蓄尿塩分調査報告書

(2012 年7月、日本医療福祉生活協同組合連合会)

ナトリウム(g/日)/カリウム(g/日)比率は、塩分摂取量(ナトリウム)と野菜などの摂取量(カリウム)の関係を示す指標で、この値が低いほど食生活のバランスが良いことを表します。塩分の摂取量がより少なく、野菜の摂取量がより多いほどナトリウム/カリウム比率の値は低くなります。

ナトカリ比は低い値ほど食生活のバランスがとれていると考えられます。

ちなみに、ナトカリ比の基準値・正常値について検索してみましたが、そうした値は出ていませんでした。

■まとめ

尿ナトカリ計・活動量計・睡眠計によるモニタリングにより、生活習慣と高血圧の関係が明らかにされることが期待されます。

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【参考リンク】
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第一生命と日立の共同研究(医療ビッグデータ分析)の成果で、高血圧の生命保険加入基準緩和

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■第一生命と日立の共同研究(医療ビッグデータ分析)の成果で、高血圧の生命保険加入基準見直し

第一生命と日立の共同研究第一弾 生命保険のご加入範囲を拡大-医療ビッグデータ分析で、生活習慣病に起因する将来の入院可能性とその日数を予測-
第一生命と日立の共同研究第一弾 生命保険のご加入範囲を拡大-医療ビッグデータ分析で、生活習慣病に起因する将来の入院可能性とその日数を予測-

参考画像:第一生命と日立の共同研究第一弾 生命保険のご加入範囲を拡大-医療ビッグデータ分析で、生活習慣病に起因する将来の入院可能性とその日数を予測-(2017/8/31、日立製作所プレスリリース)|スクリーンショット

第一生命と日立の共同研究第一弾 生命保険のご加入範囲を拡大-医療ビッグデータ分析で、生活習慣病に起因する将来の入院可能性とその日数を予測-

(2017/8/31、日立製作所プレスリリース)

高血圧治療中の方について、本モデルを用いることで、その他に一定程度「健康を阻害する要因」がある場合でも、健康な方の入院可能性・日数との差が小さい場合があることなどが確認できたため、第一生命は該当するお客さまの一部をお引き受けできるように基準を見直しました。

今回のニュースリリースによれば、「糖尿病や血管系疾患など8大生活習慣病(高血圧性疾患、急性膵炎およびその他膵疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患、心血管疾患、脳血管疾患、悪性新生物の8つの生活習慣病)に起因する入院の可能性とその日数」を予測する定量評価モデルを用いることで、高血圧に該当する人でも一部の人は生命保険への加入が引き受けられるように基準の見直しが行なわれたそうです。




■まとめ

第一生命が取り組む「INSTECH」とは?|保険(INSURANCE)とテクノロジー(TECHNOLOGY)|医療ビッグデータの解析・健康な人ほど得をする保険商品の開発では、第一生命保険と日立製作所は「医療ビッグデータ」を生命保険事業に活用するための共同研究を開始し、AIの研究によって医療ビッグデータの高度な解析を目指したり、将来の疾病罹患や予後の状況を予測するモデルの構築を行なったり、これまでのデータから介護や高額な医療費を必要とする病気につながりやすい要因を解析することによって病気予防につながる情報提供や新商品・サービスの開発を行なうというニュースをお伝えしました。

医療ビッグデータ解析の結果、「血圧が高くても保険に加入できるのかな」「健康診断の結果が悪かったが保険に加入できるのかな」というように、これまで持病などにより加入できなかった人でも加入できる可能性があることがわかったそうです。

今後、医療ビッグデータ解析の結果、保険加入基準の見直しが行われるようなケースが増えてくるかもしれません。







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果糖の取り過ぎで脂肪肝など生活習慣病になってしまう!?

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■果糖の取り過ぎで脂肪肝など生活習慣病になってしまう!?

Theresa, drinking a diet Coke in front of the Lincoln Memorial

by m01229(画像:Creative Commons)

果糖、取り過ぎ要注意 脂肪肝など生活習慣病にも

(2013/12/3、msn日経)

清涼飲料水や菓子などに多く含まれる果糖(フルクトースの過剰摂取は脂肪肝などの生活習慣病につながるそうです。

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■果糖の取り過ぎに注意が必要な理由

果糖には食欲の抑制の仕組みがない。

ブドウ糖は血糖値を上げてしまうものの、脳の満腹中枢に働いて食べ過ぎを防いでくれますが、果糖にはその仕組みが無いため、摂り過ぎてしまう事が考えられるそうです。

ラットの実験によれば、高脂肪食よりも高果糖シロップのほうが、体重が増えるだけでなく、中性脂肪が増え、メタボになってしまったそうです。(プリンストン大学)

また、成人の脳機能を画像診断で調べたところ、ブドウ糖の摂取後、15分以内に食欲が減少したが、果糖では減少しなかったそうです。(エール大学)

京都大大学院医学研究科の仲川孝彦・特定准教授らとスペインの大学との共同研究によれば、成人男性に1日200グラムの果糖を摂取してもらったところ、血圧の上昇・中性脂肪の増加・インスリン抵抗性といったメタボリックシンドロームの兆候が現れたそうです。

また、ラットに果糖を多く含む食事を10週間与えたところ、高血圧や脂質異常、高尿酸血症が多くなり、別のラットの実験によれば、果糖は腎臓機能にも影響を与えてしまうそうです。

つまり、果糖の過剰摂取は、肝臓で余った果糖が脂肪となって蓄積し、脂肪肝につながるだけでなく、糖尿病高血圧、腎障害にも関係するおそれがあるようです。

記事によれば、清涼飲料水や菓子類、調味料など幅広く使われているそうなので、どのようにすれば注意ができるのかどうかわかりませんが、気をつけていきたいですね。

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1週間で14時間以上インターネットを利用すると高血圧になりやすい!?

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■1週間で14時間以上インターネットを利用すると高血圧になりやすい!?

Hugging my laptop

by Ed Yourdon(画像:Creative Commons)

インターネット・ヘビーユーザーの10代は、高血圧なデブになる?!

(2015/10/7、TechCrunch)

ティーンエイジャーが長時間にわたってインターネットを利用すると高血圧になりやすいという報告を、デトロイトにあるヘンリーフォード病院(Henry Ford Hospital)の研究者が行なっている。1週間でのインターネット利用時間が14時間を下回らない生活を続けていると、血圧が上がってしまうのだとのこと。

デトロイトにあるヘンリーフォード病院の研究者によれば、1週間でのインターネット利用時間が14時間を下回らない生活を続けていると、高血圧になりやすいそうです。

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■1週間で14時間以上インターネットを利用すると高血圧になりやすい理由について考えてみた

この理由として考えたのは2つ。

1.座りすぎ

長時間座ることはどのくらい健康に悪いのか?によれば、血圧は上がる(高血圧)ということなので、座りすぎが関係しているかもしれません。

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2.呼吸不足

パソコン病とは?舌に力が入っていたら要注意!?

「呼吸不足による症状」の原因は、パソコンを長時間使用する際に“息を詰めている”ことにあるという。

舌が口の中でリラックスできず、緊張してこわばっている状態だ。

そうなると“十分に呼吸ができていない”状態に。

舌を上あごや下の歯に押し付けてしまう人もいるのだそうだ。

パソコンの画面に意識が集中することによって起こるのだが、こうなってしまうと、喉の奥で起こっている“呼吸に関する緊張”を緩めなければならないそう。

口の中がこわばった状態になると、十分に呼吸することができなくなるそうです。

長時間インターネットをすることで口の中が緊張状態になってしまう人は、リラックスできずに交感神経が優位になり、血圧が高くなってしまうとは考えられないでしょうか。

■まとめ

1週間でのインターネット利用時間が14時間を下回らない生活を続けていると、高血圧になりやすいそうなので注意しましょう。

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