「血管の病気」カテゴリーアーカイブ

ブラジル産プロポリスが体脂肪・脂質(中性脂肪・コレステロール)を減らす

Food and brood

by Emma Jane Hogbin Westby(画像:Creative Commons)




ブラジル産プロポリスが体脂肪を減らす

(2009/8/18、サーチナニュース)

山田養蜂場は、奈良女子大学の小城勝相(こじょう しょうすけ)教授、市育代(いち いくよ)助教と共同研究を行い、ブラジル産プロポリスが体脂肪を減らし、血清の脂質を低減させる作用があることを動物試験にて明らかにした。

<中略>

脂肪の蓄積や代謝に関わる4種類のタンパク質の量を測定すると、高用量のプロポリスを摂取した場合、脂肪細胞を分化させ、脂肪を蓄積させるPPARγと、トリグリセリドを作るSREBP-1が減少し、脂質をエネルギーに換えるPPARαが肝臓で増えていた。

つまり、プロポリスによる体脂肪の減少及び血漿や肝臓でのトリグリセリドの減少には、これらのタンパク質の増減が関与しているといえる。

また、コレステロールを作るHMG-CoA還元酵素量が対照群に比べ減少しており、プロポリスはこれらを減少させることでコレステロールの体内合成を抑えていることがわかった。

山田養蜂場は、奈良女子大学の小城勝相教授、市育代助教と共同研究を行い、ブラジル産プロポリスが体脂肪を減らし、血清の脂質(中性脂肪やコレステロール)を低減させる作用があることを動物試験で分かったそうです。

こうしたことから、メタボリックシンドローム脂質異常症高脂血症)、動脈硬化(脳梗塞・心筋梗塞など動脈硬化性疾患)の予防に役立つ可能性があるそうです。

今後の研究に注目したいですね。







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糖尿病のインスリン注射を週1度に、新物質「SIA-II」を開発中|インドの国立免疫学研究所

Diabetes

by Jill Brown(画像:Creative Commons)

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糖尿病のインスリン注射を週1度に、新物質を開発中 インド

(2010/7/14、AFPBB)

インドの国立免疫学研究所(National Institute of Immunology、NII)は13日、糖尿病患者が数時間おきに注射しなければならないインスリンについて、注射の頻度を大幅に減らせる可能性のある技術革新を達成したと米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表した。

インスリンを数週間から数か月かけて徐々に体内に放出する物質を開発し「SIA-II」と名付けた。

マウスで2年間実験を行ったところ、1回の注射でインスリンの下限レベルを120日以上持続することも可能だった。

インスリンを数週間から数か月かけて徐々に体内に放出する物質「SIA-II」が開発中で、これにより、糖尿病のインスリン注射の頻度を大幅に減らせる可能性があるそうです。

糖尿病患者の方にとっては、負担が楽になるかもしれません。

今後の研究に注目したいですね。







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コレステロール値が高く「高脂血症」と診断された人は、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分|東海大

Surprise

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

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脳卒中:高脂血症の人、死亡率半分 東海大、4万8000人分析

(2010/6/29、毎日新聞)

コレステロール値が高く「高脂血症」と診断された人は、高脂血症ではない人に比べ、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分と低かったとの分析結果を大櫛陽一・東海大医学部教授(医療統計学)らがまとめ、28日発表した。

日本脳卒中学会の機関誌に論文が掲載された。

大櫛陽一・東海大医学部教授らによれば、コレステロール値が高く、高脂血症高コレステロール血症)と診断された人は、そうでない人に比べて、脳卒中で入院した際の死亡率が約半分だったそうです。

なぜこのようなことになるのでしょうか?

日本動脈硬化学会の高脂血症の診断基準は「LDLコレステロールが血液1デシリットル中140ミリグラム以上」など。

大櫛教授は「コレステロールは血管の材料になるので、高い方が血管の状態がよかったのだろう」と話している。

血管の材料となる悪玉コレステロールが高いほうが血管の状態がよかったと考えられるようです。

悪玉コレステロールはネーミングもあってか、悪者扱いされることが多いですが、人間の体には欠かせないものの一つ。

ただ、バランスが悪くなると体には良くないようです。

今後の研究に注目したいですね。

→ 脳卒中とは|脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







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緑茶を飲むと、悪玉コレステロールが減り、善玉コレステロールが増え、胴回りが細くなるという結果 |掛川市が緑茶効能試験結果公表

Tea leaf 八十八夜

by (画像:Creative Commons)

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悪玉コレステロール減った 掛川市が緑茶効能試験結果公表

(2010/7/10、中日新聞)

掛川市は9日、緑茶の生活習慣病予防効果を科学的に解明しようと、東北大などと行っている研究の2009年度分試験結果を公表した。

緑茶のエキス粉末を飲むと、LDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やしたり、胴回りをほっそりさせたりするという結果が出ており、動脈硬化の予防に効果がある可能性が示された。定例会見で発表した。

これまでこのブログで何度か取り上げてきた掛川市による緑茶の生活習慣病予防効果の研究結果が出たそうです。

【関連記事】

試験結果によれば、緑茶によって、悪玉コレステロールが減少したり、善玉コレステロールが増えたり、胴回りが細くなったりするなど動脈硬化の予防に効果がある可能性があるという結果が出たそうです。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

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米成人肥満率が28州で上昇、低所得層で高い割合=調査




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by Matt Lemmon(画像:Creative Commons)

米成人肥満率が28州で上昇、低所得層で高い割合=調査

(2010/6/30、ロイター)

米国では肥満が大きな社会問題となっているが、医療関連団体が29日に発表した報告書で、成人の肥満率が28州で前年に比べ上昇したことが分かった。

アメリカでは、成人の肥満率が28州で前年比べて上昇しているそうです。

それによると、成人の肥満率が高い州は南部に集中しており、上位11州のうち10州を占めた。ミシシッピ州が6年連続の1位で33.8%。アラバマ州とテネシー州が31.6%で続き、25%を上回った州は全50州のうち38州となった。

また、白人よりも黒人やラテン系に肥満の多い州が40州以上に上ることや、年収5万ドル以上の成人は肥満率が24%なのに対し、1万ドル以下は約35%となっていることも分かり、肥満が人種や収入と関連していることも浮き彫りになった。

低所得者層で高い肥満率となっているようです。

この記事に関しては、以前「米国の子ども、超肥満が低年齢化」という記事で取り上げています。

肥満になると、糖尿病高血圧高脂血症脂肪肝などの生活習慣病になり、医療費負担が増えていきます。

いかにしてアメリカの国民の肥満問題を解決していくのでしょうか。

気になります。