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酢を毎日飲むと、内臓脂肪や中性脂肪が減少し、メタボリックシンドロームの改善や予防に役立つ




【目次】

■酢を毎日飲むと、内臓脂肪や中性脂肪が減少し、メタボリックシンドロームの改善や予防に役立つ

Vinegar

by Mike McCune(画像:Creative Commons)

酢、毎日大さじ2杯で… メタボすっきり

(2009/5/15、産経新聞)

酢を毎日大さじ1~2杯飲み続けると、内蔵脂肪や血中中性脂肪が減少することが、ミツカン中央研究所(愛知県半田市)が行った臨床試験で分かった。

21日に長崎市で開かれる日本栄養・食糧学会大会で発表する。主成分の酢酸が脂質の合成を抑制し、燃焼も促進するためという。

同研究所は「メタボリックシンドロームの予防や改善に有効」としている。

ミツカン中央研究所の臨床試験によれば、酢を毎日大さじ1~2杯飲むと、内臓脂肪や血中中性脂肪が減少し、メタボリックシンドロームの改善や予防に役立つそうです。

同研究所によると、酢酸には血圧や血中コレステロール値を下げる効果もある。

「メタボリックシンドロームの改善には非常に有効だが、摂取をやめると脂肪は元の水準に戻ってしまうので、継続的に摂取してほしい」としている。

酢は高血圧コレステロールが気になる方にも良いようです。

普段の食事に酢を取り入れていきたいですね。




【補足】お酢の健康効果

LDLコレステロールを下げるための食品(青魚・大豆・食物繊維・酢)によれば、
酢に含まれるクエン酸やアミノ酸には、血液がドロドロになるのを防ぎ、血流をよくする働きがあり、血液中の中性脂肪を抑える働きがあるそうです。

酸化悪玉コレステロールとは・原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策について詳しくはこちら

酢&クルミ(オメガ3)は血液&血管改善食材|主治医が見つかる診療所によれば、お酢には、美肌・高血圧・心疾患・脳梗塞認知症に効果があるとされています。

※どの研究結果でも、お酢を摂ることを止めてしまうと元の数値に戻ってしまうそうですので、続けることが重要なようです。

  • ブドウ糖と酢を同時に摂る(例:お寿司)と、血糖値の上昇が抑えられていることがわかったそうです。
    白米だけ食べた場合と、白米+お酢で食べた場合の食後の血糖値の上昇を比較すると、お酢と一緒に食べた方が血糖値の上昇が緩やかになったそうです。
    炭水化物を食べると、消化・分解され、ブドウ糖になって腸から血液の中に吸収されます。
    お酢はその消化・分解を抑えるため、糖の吸収が緩やかになって、食後の血糖値が急激に上がるのを防ぐと考えられます。

→ 中性脂肪を下げる食事・運動・サプリメント について詳しくはこちら







糖尿病性腎症の発症メカニズム解明|サーチュインの働きを高めて、糖尿病性腎症の発症を防ぐ|慶應義塾大学・米MIT

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■糖尿病性腎症の発症メカニズム解明|サーチュインの働きを高めて、糖尿病性腎症の発症を防ぐ|慶應義塾大学・米MIT

Dialysis Nursing

by Steve Davis(画像:Creative Commons)

糖尿病性腎症、仕組み解明…早期診断に道

(2013/10/21、読売新聞)

慶應義塾大学の伊藤裕教授らのグループが糖尿病性腎症(糖尿病腎臓の機能が低下する病気)の発症メカニズムを解明したそうです。

【参考リンク】




■糖尿病性腎症とは?

糖尿病の患者数は推計1000万人で、人工透析の最大の原因になっている。

腎臓で血液を濾過ろかする糸球体という部分が傷つき、尿に微量のたんぱく質が漏れ出すのが、糖尿病性腎症の第1段階と考えられていた。

糖尿病の合併症の一つが糖尿病性腎症です。

腎臓の機能として最も大事なのが、体の中に溜まった老廃物などをろ過する機能ですが、腎臓機能が低下し、ろ過できなくなると、人工透析をする必要があります。

腎臓が突然ダメになる 急増!沈黙の新現代病|#ためしてガッテン(#NHK)

血液をいったん体の外に出し「人工腎臓」と呼ばれる機器でろ過をする人工透析が必要になります。

人工腎臓の中には、細い管が約1万本入っています。

その管1本1本の壁にはミクロの穴が無数に開いていて、分子の大きさで、老廃物と体に必要な糖やたんぱく質などを選り分けることができるのです。

腎臓でこのろ過を担当するのは「糸球体」と言う毛細血管の塊です。

糸球体は片方の腎臓に約100万個、両方で約200万個あると言われています。

※人工透析には機器で血液をろ過する「血液透析」と、自分の腹膜を利用する「腹膜透析」があります。

■今回解明された糖尿病性腎症の発症メカニズムとは?

研究グループはマウスの実験で、糖尿病になると糸球体が傷つく前に、尿を作る尿細管から糸球体に放出される「ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)」という物質の量が減ることを発見した。サーチュインという遺伝子の働きが、糖尿病で悪くなることが原因で、遺伝子改変で、糖尿病のマウスのサーチュインの働きを高めると、糖尿病性腎症の発症を防げた。

サーチュイン遺伝子といえば、長寿遺伝子とも言われ、カロリー制限をすることで、活性化することができれば、長生きにつながると言われています。

今回の実験では、そのサーチュイン遺伝子の働きが糖尿病によって悪化することが原因で、尿を作る尿細管から糸球体に放出される「ニコチン酸モノヌクレオチド(NMN)」という物質の量が減ることがわかり、サーチュインの働きを高めると、糖尿病性腎症の発症を防ぐことに成功したそうです。

→ 糖尿病性腎症の症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら




→ 不老長寿物質NMNでサーチュインを老化を食い止める!サーチュインを活性化させる方法 について詳しくはこちら




【サーチュイン関連記事】
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「カップヌードル」がレシピを変更し、塩分を2020年までに15%減らす取り組み|なぜ減塩に取り組み始めたのか?|日清食品

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■「カップヌードル」がレシピを変更し、塩分を2020年までに15%減らす取り組み

Cup Noodle.jp

by Christian Kadluba(画像:Creative Commons)

人気カップ麺が大幅減塩に 味変えずレシピを変更

(2016/12/14、テレビ朝日)

日清食品が「カップヌードル」の塩分を2020年までに、現在よりも15%減らす目標を掲げ、取り組みを始めていることが分かりました。消費者の健康志向の高まりを受けたもので、現在、カップヌードルには一個あたり計4.8グラムの塩分が入っていますが、レシピを変更し、味を変えずに減塩を目指します。

日清食品は「カップヌードル」のレシピを変更し、塩分を2020年までに従来よりも15%減らす取り組みを始めるそうです。

■なぜ日清食品は「カップヌードル」の減塩に取り組み始めたのか?

なぜ日清食品は「カップヌードル」の減塩に取り組み始めたのでしょうか?

●厚生労働省による食塩摂取量目標の見直しやWHOの掲げるナトリウム摂取量の関するガイドライン一日5グラム未満という目標がきっかけ

人気カップ麺が大幅減塩に 味変えずレシピを変更

(2016/12/14、テレビ朝日)

また、厚生労働省が去年4月に食塩摂取量目標を見直したことや、WHO(世界保健機関)の掲げる一日あたり5グラム未満という目標も減塩を目指すきっかけになったということです。

日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要|厚生労働省によれば、2015年4月1日より日本人のナトリウム(食塩相当量)の食事摂取基準を男性は1日9グラム→8グラム未満に変更され、女性は1日7.5グラムから7グラム未満に変更しました。

高血圧治療ガイドライン2014|日本高血圧学会

日本人の食事摂取基準(2010年版)では,成人において今後 5年間に達成したい食塩摂取の目標量として男性 9.0 g/日未満,女性 7.5 g/日未満を設定しているが55),平成21年国民健康・栄養調査では,男女とも約70%がこの目標量を超える食塩を摂取していると評価された。また,2012年策定の健康日本 21(第2次)では,2022年までに国民の平均食塩摂取量を8.0 gにすることを目標にした56)。2012年に発表された世界保健機関(WHO)のNa摂取量に関するガイドラインでは,一般成人の食塩摂取量を5 g/日未満にすべきとしており57),本邦の現状はこれに遠く及ばない。

高血圧治療ガイドラインによれば、食塩摂取量は一日6グラム未満となっていますが、WHOの掲げるナトリウム摂取量はさらに低く5グラム未満となっているそうです。

●アメリカでの健康志向の高まり

アメリカの「カップヌードル」、レシピ大幅改良の背景に健康志向の高まり

(2016/9/25、ハーバービジネスオンライン)

米国では、2~19歳の31.7%が肥満とされており、健康志向の要請が強い。2010年2月、子どもの肥満防止キャンペーン「Let’s Move!」が、ミシェル・オバマ大統領夫人の呼び掛けで始まった。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とは(2010/2/17)によれば、子供の3分の1が肥満とされているアメリカでは、ミシェル・オバマ大統領夫人が推進役となって、10年間にわたり、毎年10億ドル(約900億円)の予算を拠出して、肥満問題の解決にあたる「レッツ・ムーブ」プロジェクトがスタートしました。

2010年にはアメリカでの減塩に関するニュースをよく取り上げたことを記憶しています。

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2010年以降はアメリカでの減塩に関するニュースを取り上げてきませんでしたが、アメリカでは健康志向が高まっていて、その成果も現れているというニュースもありましたので、減塩についてもその後取り組みが行なわれていたのではないかと思います。

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アメリカの「カップヌードル」、レシピ大幅改良の背景に健康志向の高まり

(2016/9/25、ハーバービジネスオンライン)

2016年6月1日、FDA(米国食品医薬品局)は、食品業界のための自主的なナトリウムの削減目標ガイダンス案を発表した。(参照「FDA」)

 ガイダンス案では米国人のナトリウム摂取量は1日あたり3400mgだが、これを2000mg未満にするように推奨されている。

FDAは米国人のナトリウム摂取量を1日あたり3400mgから2000mg未満に削減する食品業界のための自主的なナトリウムの削減目標ガイダンス案を発表しているそうです。




■アメリカの「カップヌードル」ではすでに減塩レシピのカップヌードルに改良されている

アメリカの「カップヌードル」、レシピ大幅改良の背景に健康志向の高まり

(2016/9/25、ハーバービジネスオンライン)

米国版の「CUP NOODLES」はよく売れる3フレーバーについては20%の減塩、全フレーバーでも約15%減塩するという。また、人工のMSG(いわゆるうま味調味料)を除外し、しゅうゆ、トマト、赤唐辛子のような自然由来のグルタミン酸を少量入れるとしている。

 また、人工香料も除外して、ターメリック、パプリカ、ライムなど自然由来の成分を加えるという。

アメリカの「カップヌードル」ではすでにレシピを改良して、最大20%の減塩を行っているそうです。

レシピ変更後の反応はどういうものだったのでしょうか?

Nissin Foods® USA Makes a Historic Recipe Changeto Improve its Iconic Cup Noodles® Product Lineup|Nissin

After a series of blind taste tests with people who frequently consume the product, results revealed that
consumers liked the new version of Cup Noodles just as much as the current.

カップヌードルをひんぱんに食べる人によるブラインドテストの結果、消費者は新しいバージョンのカップヌードルを従来品と同じくらい好むということがわかったそうです。

【参考リンク】

■まとめ

商品のレシピを変えるというのは大きなチャレンジだと思います。

先日ネスレは砂糖を最大4割減らしてチョコレートを生産する方法を発見したと発表し、今後段階的に砂糖の使用を減らしていく方針を出しましたが、WHOが体重の増加による肥満の数が増加傾向にあることや虫歯など健康上のリスクを防ぐため「一日の糖類25グラムまで」とする新指針を2015年に正式決定したことなども関係しているのかもしれません。

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健康問題は、個人のライフスタイルや家計、知識、社会の影響が大きいのではないでしょうか。

オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット」とは

(2010/2/16、日経ビジネスオンライン)

ライフスタイルの問題であると同時に、家計の問題でもあり、知識や意識の問題でもあります。

「レッツ・ムーブ」プロジェクトの推進役となったアメリカ大統領夫人のミシェル・オバマ夫人のエピソードが興味深いです。

疲れた夜にドライブスルーの誘惑

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

これは実感としてとてもよく理解できることだ、というのです。

健康について関心がある人は、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていると思います。

しかし、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、ファストフードの魅力を感じてしまう人も多いと思います。

そこで、手軽で安いファストフードや冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

また、ファストフードのCM・広告が多いことも影響しているのかもしれません。

オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット」とは

(2010/2/16、日経ビジネスオンライン)

テレビをつけても、クルマで街中を走っていても、ハンバーガーチェーン、ピザチェーン、タコスチェーン、などなど、さまざまなファーストフードチェーンの広告が目に飛び込んで来るのがアメリカです。

言葉にすると日本でもそうだと思いそうですが、頻度が違います。

#健康格差 とは|所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなる!?#健康格差 は収入・学歴などが要因?|WHO、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるでも取り上げましたが、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるということがWHOでも一つの問題として注目されているようです。

健康格差とは、所得や学歴など社会経済的な地位が低いと不健康が多くなるといわれている格差のことです。

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるもの|厚生労働省調査によれば、所得が高い人ほど健康的な生活習慣を持っている、または健康的な生活習慣の人ほど高所得であると考えられます。

例えば、低収入ほど野菜不足-厚労省栄養調査で紹介した厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によれば、低収入ほど野菜の摂取量が不足しているという結果が出たそうです。

また、低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しないによれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

自分自身で健康管理をしている人はすでに健康に関して意識が高い行動をしていると思われるので、社会的に健康な社会を目指すならば、イギリスの取り組みが参考になるのではないでしょうか。

「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|NHKスペシャルによれば、イギリスでは脳卒中や虚血性心疾患の死亡者数を8年間で4割減らすことに成功したそうですが、その理由としては、イギリス食品基準庁が塩分を減らすように食品の塩分量の目標値を設定したことにあるそうです。

NHKスペシャルの低所得者の疾病リスクに迫った「健康格差特集」に反響の声

(2016/9/21、マイナビニュース)

2006年に85品目の食品に塩分量の目標値を設定し、メーカーに自主的達成を求めた。その理由は、主食であるパンが国民の最大の塩分摂取源となっていたためだが、メーカー側は売れ行き減を懸念。見かねた医学や栄養学などを専門とする科学者団体「CASH(塩と健康国民運動)」がメーカー側に徐々に塩分を下げるように提言した。

この提言に大手パンメーカーによる業界団体も納得し、7年でパンを20%も減塩。こういった取り組みの結果、国民1人当たりの塩分摂取量を15%減らすことにつながり、年間で2,000億円の医療費削減につながったと考えられている。

減塩のための食事を自分で作るのは大変ですが、食品メーカーが減塩に取り組むことによって、全体的に塩分摂取量が減らすことができるというのは大変いい取り組みだと思います。

また、「所得」「地域」「雇用形態」「家族構成」の4つが「#健康格差」の要因|NHKスペシャルによれば、足立区でも同様の対策が行なわれているそうです。

東京都足立区の平均年収は23区で最も低い300万円台前半(港区の3分の1程度)で、健康寿命は23区の平均よりも2歳短く、糖尿病の治療件数が最も多いそうです。

そこで足立区は区民が「自然と」健康になるようにする対策として行なったのが、飲食店にはお客のお通しに野菜を提供すること、肉のメニューと野菜のメニューを同時に頼まれても、必ず野菜から出してもらうようにお願いをし、また、区立のすべての保育園で野菜を食べる日を設け、調理は子ども自身が担当することで、楽しみながら野菜を摂取してもらうようにしたそうです。

この取り組みによって、足立区の1人当たりの野菜消費量は年間で5kg増えたそうです。

意識的に健康的な生活習慣を選ぶという時代から、自然と選んでいるものが健康的なものという時代にこれからは変わっていくことが期待されます。

日清食品の減塩レシピへの取り組みはそうした世界の流れを受けての動きではないでしょうか?

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら







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大腸がん予防に期待 糖尿病薬メトホルミンに大腸ポリープの再発を防ぐ効果|横浜市立大

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■大腸がん予防に糖尿病薬メトホルミンが効果

medicine

by mahmoud99725(画像:Creative Commons)

大腸がん予防に糖尿病薬が効果 横浜市立大が確認

(2016/3/6、日本経済新聞)

横浜市立大の中島淳教授によれば、糖尿病薬として使われているメトホルミンに大腸がんの恐れのあるポリープの再発を抑制する効果があることがわかったそうです。

糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化する作用があることが判明‐岡山大研究グループによれば、糖尿病治療薬「メトホルミン」にがん細胞を破壊するキラーT細胞を活性化させる作用があることがわかったそうです。

メトホルミンは一般的な免疫治療薬や抗がん剤などに比べ、安価であり、患者にとっては、経済的な負担を軽くする上でも喜ばしいことですよね。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







大腸がん関連ニュース

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妊娠初期に血糖値が高くなると先天的な異常が起こる仕組みが解明|九州大学

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■妊娠初期に血糖値が高くなると先天的な異常が起こる仕組みが解明

Baby

by gabi menashe(画像:Creative Commons)

妊娠前からの糖尿病、胎児遺伝子に影響か…九大

(2015/9/14、読売新聞)

九州大の目野主税ちから教授(発生生物学)らの研究グループは、妊娠前からの糖尿病によって胎児に生まれつきの心臓病が生じる仕組みを解明したと発表した。

妊娠初期に、血糖値が高くなると、胎児の内臓の形成に先天的な異常が起こる仕組みが解明されたそうです。

記事によれば、正常な臓器を形成するために働く遺伝子が消失していることがわかったそうです。

先天異常を予防するためには、妊娠前から血糖値をコントロールすることが重要だということですね。

→ 血糖値を下げる方法 について詳しくはこちら







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