「Health」カテゴリーアーカイブ

富山大と東大、「未病」を実証!予防・先制医療戦略の構築に期待!




■富山大と東大、「未病」を実証!予防・先制医療戦略の構築に期待!

Doctor greating patient

by Vic(画像:Creative Commons)

富山大と東大、メタボの「未病」実証 マウス遺伝子が変動(2019/6/25、北日本新聞)によれば、富山大と東京大の研究グループは、ある状態から別の状態へ移り変わる際に起きる「揺らぎ」に着目し、健康と病気の間にある未病状態では、生体信号の揺らぎが大きくなると数学理論的に解析しました。

これまで概念的には知られていたものの、科学的には実証されていなかった「未病」の状態を実証したことから、病気の発症を未然に防ぐシステムの構築が期待されます。

【参考リンク】

■まとめ

国民皆保険による医療、医師の半数「持続不能」|「#健康格差」を広げないために私たちができることで紹介した日本経済新聞社などが実施したアンケート調査によれば、医師の半数が国民皆保険による医療が「持続不能」と答えているそうです。

年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度)
国民医療費の約2割が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めている。(年齢階級別一人当たり医療費(平成25年度))

参考画像:不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~|経済産業省PDF

健康保険組合の4分の1超が2025年度に解散危機を迎える試算ー健保連|改善するために必要な2つのプランで紹介した厚生労働省「人口動態調査」, 「医療給付実態調査報告」, OECD Health Data 2014 OECD Stat Extractsによれば、国全体医療費の23%(9.2兆円)が80歳以上の医療費であり、その多くを入院費用が占めているそうです。

日本の人口の推移|平成28年版情報通信白書|総務省
日本の人口の推移|平成28年版情報通信白書|総務省

参考画像:少子高齢化の進行と人口減少社会の到来|平成28年版情報通信白書|総務省スクリーンショット

つまり、高齢化は今後も進んでいき、医療費の増大が見込まれることから、財政が悪化していく傾向は変わりないでしょう。

この状況を変えるためにも、大きく舵を切る必要があるのではないでしょうか?

そのプランとしては2つあり、1つは、現役世代は予防医療・予防医学・予測医療に変えていくということ、もう一つは、高齢者がフレイルの段階で、適切な介入・支援を行なうことです。

フレイルについてはこちら → 「フレイル(高齢者の虚弱)」の段階で対策を行ない、要介護状態の高齢者を減らそう!|厚生労働省

健康保険組合の4分の1超が2025年度に解散危機を迎える試算ー健保連|改善するために必要な2つのプランで紹介した在日米国商工会議所(ACCJ:The American Chamber of Commerce in Japan)と欧州ビジネス協会(EBC:European Business Council in Japan)は、持続的な経済成長を促すことを目的に、健康寿命を延ばし病気による経済的負担を軽減するための政策を提言した「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」を共同で発表し、病気の予防や早期発見、早期治療を柱とする「予防型医療」への転換の重要性を訴えています。

例えば、がん検診といった予防医療・予防医学に取り組んでいくことは医療費の削減するためにも今後重要になっていくと考えられますし、また、QOL(生活の質)の向上といった間接的なコスト削減も期待できると考えられます。

積極的に計画・実行する人はがん・脳卒中・心筋梗塞の死亡リスクが低い|国立がん研究センターで紹介した国立がん研究センターによれば、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の行動をとる人は、そうでない人に比べて、がんで死亡するリスクが15%低く、また、脳卒中リスクが15%低く、脳卒中心筋梗塞などで死亡するリスクが26%低いという結果が出たそうです。

その理由としては、日常的な出来事に対して、積極的に解決するための計画を立て、実行する「対処型」の人は、がん検診や健康診断を受診するため、病気の早期発見につながり、病気による死亡リスクが低下して可能性があるようです。

つまり、定期検診などの予防医学・予防医療を導入するということは、病気による死亡リスクが減少し、医療費の削減にもつながるということです。

このように書くと「なぜ予防医療にシフトしていかないのか」と疑問に思いますよね。

しかし、予防医療を進めていくためには重大な課題があります。

それは、病気の予防には医療費が支払われないことです。

郵便番号のほうが遺伝子よりも健康に影響する?|「病気の上流を診る医療」|TEDで紹介したTED Talkで話すリシ・マンチャンダは、医師の仕事は患者の症状を治療するだけでなく、病気の根本原因を突き止めることであり、現在の医療システムの考え方を変えて、医師たちに「上流で起こる」要因、例えば栄養価に乏しい食事、過酷な仕事、新鮮な空気の不足などといった私達が生活をして、働き、食事や睡眠を取り、学び、遊ぶ、私達の生活の大半を過ごす場所を改善することによって、病気を未然に防ぐことを呼びかけています。

リシ・マンチャンダ at TEDSalon NY2014 病気の上流を診る医療(August 2014、TED)

多くの医師や医療機関も生活習慣・環境を見直して病気を予防することの重要性は十分承知のはずです。

しかし、病気の治療に比べて病気の予防に対する医師たちのインセンティブ(報酬)が足りないという問題があり、取り組むのが難しいのです。

どんなに病気の予防に取り組みことが大事だと思っても、医療従事者(医師や看護師など)を養い、医療機関も生活し、経営を行なっていかなくてはなりませんので、現状では予防ではなく治療を選択せざるを得ないのです。

つまり、「病気の上流を診る医療」を実現するためには、病気の予防につながる医療を行った医師や病院・医療機関にこれまでの医療費の代わりになるインセンティブ(例えば「予防医療費」)が得られる仕組みを作り上げる必要があります。

最近では、健康増進型保険のように健康的なライフスタイルの人に対してメリットがある仕組みができつつあります。

ただ、医師や医療機関に対しては病気の予防に対するインセンティブがないため、このままでは予防医療の歩みは遅いままでしょう。

もちろん、31歳で横浜市立大学の教授となった武部貴則教授が取り組む「広告医学」とは?|なぜ「広告医学」が必要なの?|「広告医学」の例のように、予防医学に取り組んでいる方もいらっしゃることは忘れてはいません。

しかし、もっと早く予防医学の社会に進むためには、医師や医療機関が予防医学に取り組むことのほうが得をする仕組みを作る必要があるということです。

予防医学・予防医療を早く進めるためには、医師・医療機関に対するインセンティブの仕組みを変える必要がある!では病気の予防には医療費が支払われないことが予防医療を進めるうえでの課題だと書いたのですが、今回の研究で未病の状態を実証したことから、予防・先制医療を行うことによって医療費が削減することが実証されるのであれば、より本格的に予防医療の時代に進んでいくことが期待されます。







厚生労働省、個人の医療データの一元管理で医療の効率化目指す 2020年度から|「PeOPLe(ピープル)」




■厚生労働省、個人の医療データの一元管理で医療の効率化目指す 2020年度から

健康医療に係るリアルデータプラットフォーム|ICTを活用した「次世代型保健医療システム」の整備|新産業構造ビジョン|経済産業省
健康医療に係るリアルデータプラットフォーム|ICTを活用した「次世代型保健医療システム」の整備|新産業構造ビジョン|経済産業省

参考画像:「新産業構造ビジョン」(2017/5/29、経済産業省)|スクリーンショット

<厚労省>個人治療歴を一元管理 医療効率化 20年度から

(2016/10/19、毎日新聞)

厚労省は提言を受け、データベースを「PeOPLe(ピープル)」(仮称)と名付け、20年度の運用開始を目指す方針を決めた。過去の病歴や薬の使用状況、健診の結果、介護の必要性などの情報が共有されれば、かかりつけ医以外の医療機関に搬送された場合に適切な治療を受けられたり、同じ薬の重複投与を避けられたりする。高齢化が進む中、地域の医療・介護の連携や災害時の治療、本人の健康管理などにも役立てられると期待される。

 また、集まったデータを匿名化して分析し、病気の原因解明や医薬品の安全対策、効率的な医療の実現などにも役立てる計画だ。

厚生労働省は、過去の病院での治療歴や薬の使用状況、健診結果など様々な情報を一元化したデータベースを2020年度からの運用を目指すそうです。

個人データの一元化による期待と不安についてまとめてみます。

【期待】

●かかりつけ医以外でも適切な治療を受けられる

●同じような薬の重複が避けられる

  • 高齢者になると複数の病気にかかることが多い
  • 複数の医療機関・複数の薬局にかかる
  • 薬剤師は「お薬手帳」で患者がどんな薬を飲んでいるか把握するが、薬の重複がわかっても、薬の整理までは手が及ばない
  • 医療機関に問い合わせてもすぐに返事がもらえず、患者を待たせないため、処方箋通りに薬を渡せばよいと考える薬剤師がまだ多い
  • 薬の情報が、医師や薬剤師間で共有されていない

【関連記事】

●地域医療の連携

●災害時でも適切な処置が可能

「お薬手帳」を避難時に持ち出すことの有効性が熊本地震で再確認によれば、お薬手帳を見ることで、それまで要観察者リストから漏れていた人も病気の特定ができ、健康状態の悪化を防ぐことができたケースがある一方で、お薬手帳がないために、適切な薬の処方を判断に苦しんだケースもあったそうです。

【不安】

病気や健診の情報は特に慎重な扱いが求められる個人情報のため、集めたデータの保護の徹底や、万が一流出した場合の対策などが求められる。

個人データの一元化をするということは便利になると考えられる一方、そのデータが流失するリスクがあるため、そのデータを保護する対策が求められます。




■まとめ

Breaking the 4th wall

by Juhan Sonin(画像:Creative Commons)

厚生労働省による過去の病院での治療歴や薬の使用状況、健診結果など様々な情報を一元化したデータベースの運用を目指していくそうです。

ICT医療においては、ICTを活用した個人の健康管理がスタートであり、カギとなります。

医療・健康分野におけるICT化の今後の方向性(平成25年12月、厚生労働省)によれば、

健康寿命を延伸するためには、ICTを利用した個人による日常的な健康管理が重要

だと書かれています。

ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー:情報通信技術)の略です。

ICTを活用した医療分野への活用の例としては次の通り。

  • 電子版お薬手帳や生活習慣病の個人疾病管理など患者・個人が自らの医療・健康情報を一元的、継続的に管理し活用する仕組み
  • 地域包括ケアシステム(電子カルテ情報を地域の診療所が参照する)
  • ICTを活用してレセプト等データを分析し全国規模の患者データベースを構築し、疾病予防を促進
健康・医療・介護データを経年的に把握できるリアルデータプラットフォームの構築|新産業構造ビジョン|経済産業省
健康・医療・介護データを経年的に把握できるリアルデータプラットフォームの構築|新産業構造ビジョン|経済産業省

参考画像:「新産業構造ビジョン」(2017/5/29、経済産業省)|スクリーンショット

経済産業省の「新産業構造ビジョン」によれば、個人が自らの生涯の健康・医療データを経年的に把握するため、また、最適な健康管理・医療を提供するための基盤として、健康・医療・介護のリアルデータプラットフォーム(PHR:Personal Health Record)を構築し、2020年度には本格稼働させていくことが必要と提案されています。







【関連記事】
続きを読む 厚生労働省、個人の医療データの一元管理で医療の効率化目指す 2020年度から|「PeOPLe(ピープル)」

ぬか漬け・ぬか床の価値を再発見!野菜・発酵食品・シェア文化(床分け)!ぬか漬け好きが集う会員制のコミュニティサロン




■ぬか漬け・ぬか床の価値を再発見!野菜・発酵食品・シェア文化(床分け)!ぬか漬け好きが集う会員制のコミュニティサロン

ぬか漬けをつける男性「#ぬか漬け男子」がSNSで注目されているというニュース!

よくよく考えてみたのですが、「糠漬け」って面白いですよね。

糠漬けには今関心を持たれているトレンドが含まれていて、野菜を摂る、発酵食品を摂るという栄養面もありますし、昔は「床分け」といったご近所さんとぬか床を分けたり、交換する文化、今でいう「シェア」文化の一面もあります。

●野菜

野菜(ビタミン・食物繊維・葉酸・ポリフェノールなど)を摂る|おすすめの健康的ライフスタイル10箇条でも書きましたが、野菜を摂ることが健康にとって欠かせないというのはよく知られていること。

だけど、忙しい生活で野菜を摂ることがおろそかになったり、お子さんの中には野菜嫌いの子供がいたりして、摂るのが難しいのも事実。

野菜嫌いの子供にはどのようにして野菜を食べさせたらよいかという問題に対して、よく考えられるのが「アメとムチ」戦略を使い、野菜を食べるとご褒美をあげて、食べないとペナルティを与えるというもの。

しかし、信賞必罰に基づく与えられた動機づけによって子供に野菜を食べさせようとする「アメとムチ」戦略は、内発的な動機づけを失わせてしまうという致命的な欠陥があります。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか【電子書籍】[ ダニエル・ピンク ]

価格:886円
(2018/9/11 15:18時点)
感想(0件)

人は、他人の意欲をかきたてて行動を促し、そこから利益を得ようとして報酬を用いるが、かえって活動に対する内発的動機づけを失わせるという、意図せぬ隠された代償を払う場合が多い。

野菜が食べたいという気持ちから野菜を食べるのではなく、アメをもらうために行動するというのでは、野菜を食べるという結果は同じであっても、野菜を好きにするということにはつながらなくなってしまいます。

それではどのようにすればよいのでしょうか?

【あさチャン】野菜嫌いの子供が自ら進んで野菜を食べたくなってしまう方法(モチベーション3.0)とは?|子どもたちの好き嫌いをなくす栄養士松丸奨さんの取り組み|8月30日で紹介した2018年8月30日放送の「あさちゃん」のコーナー「あさトク」では子供たちの好き嫌いをなくす方法として、2013年の「全国学校給食甲子園」で優勝した東京都文京区立金富小学校の栄養士 松丸奨さんは、子供たちと一緒に学校で江戸東京野菜を作るという食育を通して、野菜づくりの大変さを知るという取り組みをしていました。

また、子供たちは見た目が重要なので、美味しそうに見える切り方にもこだわりが必要なのだそうです。

このやり方は、「モチベーション3.0」という、自分の内面から湧き出る「やる気」に基づくOSという考えを基に子供に野菜を食べさせる方法の例と同じでした。

  • 野菜を一緒に育てる
    自分が育てることによって野菜に対して愛情がわきますよね。
    野菜に対する関心が高まると、さらに好きになると考えられます。
  • 料理を作る
    自分で手間をかけて作ったものはおいしく感じるものですよね。

大事なことは、野菜のことを自分事として考えるという点です。

野菜嫌いの子供で悩んでいるご両親はぜひいっしょに糠漬けを作るというのもいいのではないでしょうか?

●発酵食品

腸の健康を良くするには、毎日同じ発酵食品を食べるよりも、違った種類の発酵食品を食べたほうがいい|オックスフォード大で取り上げたオックスフォード大学の研究によれば、腸の中には様々な種類の善玉菌がいて、生存競争が活発な方が腸の健康に良いことがわかったそうです。

ぬか床を分けたり、交換することによって、多様な菌により複雑化して、よりよいぬか床になると、良い発酵食品が生まれるということなのかもしれません。

●シェア文化

「どうやって始めたらよいのかわからない」という人や現在は「アドレスホッパー」のような自宅を持たずに生活をする人もいて、糠漬けについて興味はあるけど始め方がわからない人やメンテナンスを継続するのが難しい人がいるはずです。

ぬか床にはコミュニケーションツール(おいしくする+シェアすることで自分のぬか床を守る)という一面もあったことですから、例えばシェアキッチンのようなところでぬか床を管理してもらうというのはどうでしょうか?

モロッコのマラケシュには「タンジーヤ」という壺に肉やスパイスを詰めてハマム(公衆浴場)の火の近くで調理する壺グルメがあり、仕事に行く男性が持ち込んで調理をしてもらう料理の文化があるそうです。

こうしたアイデアを参考にすると、ぬか漬け・ぬか床を起点としたコミュニティサロンというのも面白いですよね。

糠漬け好きが集う会員制のクラブ(サロン)で入会金・年会費でそのぬか床を預ける機能を運営するというもの。

床分けするとおいしくなるので、そのサロンに入った方がよりおいしいぬか漬けを作ることができ、また、美味しい糠漬けを作る方法を互いに教え合うこともできて、さらにおいしいぬか漬けが生まれる可能性もあります。

人生100年時代の「人間関係」はどうなる?|寿命100歳時代の恋愛・結婚|独居老人問題にはゆるいつながりを作る仕組み(井戸端会議・銭湯・美容室・床屋・頼母子講・模合)がカギになる!?では、日本に昔からあったゆるく人々とつながる仕組みを現代版にアップデートしてはという提案をしましたが、ぬか床を起点にしたコミュニティも広がるとよいのではないでしょうか?

■食材の使い切り方・保存法を知ることは食材の賞味期限を長くし、ごみを減らすことにもつながる!

【追記(2019/6/17)】

料理は道理を料るもの

料理は道理を料るもの|北大路魯山人(青空文庫)

日本料理の革新を叫んで星岡を始めたころ、私が板場へ降りて仕事をしだすと、料理材料のゴミが三分の一しか出ないと、ある料理人から言われた。料理材料の不用分を私が処理すると、捨てるところが減少してしまうからである。私は今でもそれを誇りにしてよいと思っている。ある時、板場へ降りて行ってみると、ふろ吹き大根をつくるというので、勇敢に大根の皮を剥むいている。皮だから捨ててしまえばそれまで、糠味噌へ入れれば漬けものになるし、そのほか、工夫次第でなんにでも重宝に使える。
 こんなことを廃物利用と人は呼んでいるが、大根の皮の部分というものは、元来、廃物ではない。廃物だと言うのは、料理知らずのたわごとである。皮の部分にこそ、大根の特別な味もあり栄養もある。だから、元々、皮を剥いて料理すべきものではない。皮を剥く場合は、お客料理としての体裁か、また、大根が古くて皮が無価値になっている場合とかにかぎるのである。そこのところが分らない料理人は、なんでも皮を剥いてしまう。私は鎌倉で、大根を食う場合は、いつでも畑から抜きたてのものを用いる。もちろん、そういう新鮮な大根は、皮などもったいなくて剥けるものではない。

大根の皮をそのまま捨てるか、それともぬか漬けにするかによって、ごみの量は大幅に違ってくるわけですね。(そもそも新鮮な抜きたての大根であれば皮をむく必要さえないというのが北大路魯山人さんの意見ですが)

漬ける、干す、蒸すで上手に使いきる 食べつなぐレシピ

新品価格
¥1,512から
(2019/6/22 12:00時点)

もしかすると、エコの話をする前に、もっと様々な調理法や保存方法を見直すことにより、ごみが少なくなる方法も生まれる可能性があり、その一つが「ぬか漬け」なのかもしれません。







【名医のTHE太鼓判】バナナで若返り🍌血圧&尿酸値改善!6月17日【予習編】




bananas

by Shannon(画像:Creative Commons)

2019年6月17日放送の「名医のTHE太鼓判」(TBS系)では「バナナで若返る★血圧&尿酸値改善」について取り上げます。

そこで予習を行いました。

まとめると、尿酸値を抑えるためには尿をアルカリ化する食品を摂るとよくて、その食べ物の一つが「バナナ」であり、また、バナナに含まれるカリウムが高血圧を抑えてくれるので、バナナを摂るといいということですね。







【関連記事】

シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

健康・美容チェック > 高血圧 > シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発




【目次】

■シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

シャープはカメラの前にいるだけで、人間の目には見えない血管のわずかな動きをセンサーでとらえ、血圧が推計できる技術を開発しました。

このシステムは特別なカメラは必要とせず、テレビやパソコン、スマホでも血圧を測れる未来を想定しています。

ただ、メイクをしていると顔色の変化が検出できなくなる可能性があるそうです。

■まとめ

シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発
シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発

unsplash-logoRendiansyah Nugroho

今回のニュースのポイントは、カメラの前にいるだけで血圧が推計できるということ。

血圧をコントロールするために血圧を毎日計るのはわずらわしいですよね。

わずらわしさを解消するためには、何か特別に測定しようとするのではなく、何かをする動作に組み込むというのがいいアイデアです。

以前紹介した血行状態が映る「魔法の鏡」開発|将来的には自律神経指標に基づく未病対策が目的|東北大学では、東北大学によれば、ビデオカメラとコンピューターを内蔵した鏡型ディスプレーの前に立つだけで、その時の血行状態などが分かる血行状態モニタリング装置「魔法の鏡」を開発しましたが、鏡にした理由として、洗面所や脱衣所にある鏡は多くの人々がほぼ毎日利用することを理由として挙げられていました。

大事なことは、わざわざ測定するのではなく、日ごろの習慣を変えることなく、健康管理をすることです。

健康増進のためには、行動変容が必要といわれますが、習慣を変えるというのは大変なこと。

いかに日ごろからの習慣を変えることなく、健康に近づけていけるかがこれからのヘルスケアのアイデアの鍵になるのではないでしょうか?

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む シャープ、カメラの前にいるだけで血圧が推計できる技術を開発