「Health」カテゴリーアーカイブ

Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)・大森元貴さんはりんごアレルギーだった!?




Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんのXによれば、大森さんはりんごアレルギーなのだそうです。

花粉症の人で「口の中がピリピリしびれる」は要注意!野菜や果物でアレルギー反応が起きる!?によれば、りんごアレルギーといえば、花粉症のアレルゲンと似た物質は果物や野菜の中にも含まれていて、口や唇、喉などにかゆみやピリピリ感を生じることがあり、こうしたアレルギー症状を「口腔アレルギー症候群(OAS)」と呼びます。

花粉のアレルゲンと似た構造を持つアレルゲンが含まれると報告されている食べ物は多く、代表的なものにリンゴ・モモ・キウイ(ハンノキ、シラカバなどの花粉)、スイカやメロン(カモガヤ、ブタクサなどの花粉)などがあります。

ロート製薬が行なったインターネット調査によれば、花粉症の子どもの20.6%に「口腔(こうくう)アレルギー症候群(OAS)」の症状である「果物を食べたときの口や喉のかゆみやピリピリ感」がみられるという結果が出ており、花粉症の子供は「OAS」の症状が出やすいと考えられるようです。







『副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)』とは?副腎を助けるためにどんな食べ物を摂るといいの?




『副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)』とは?副腎を助けるためにどんな食べ物を摂るといいの?
『副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)』とは?副腎を助けるためにどんな食べ物を摂るといいの?

キンガCichewicz|unsplash

■『アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)』とは?

疲労・うつに新たな概念 米国で注目の「アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)」  「朝起きられない」うつと間違われやすい“まじめ疲労” ビジネスマンの食事と治療法(2017/12/21、一般社団法人 日本オーソモレキュラー医学会)

「アドレナルファティーグ」とは、副腎の機能低下により、疲労やうつ症状が起こる副腎疲労症候群のことで、米国で生まれた概念です。

重症化すると代謝や循環器系などにも異常をきたすので注意が必要です。

米国では、ストレスの治療として採用されるなど、拡がりを見せています。

『副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)』とは、副腎の機能低下により、疲労やうつ症状が起こることで、溝口徹新宿溝口クリニック院長によれば、それまでやる気満々だった人が、突然朝起きられなくなったり、一晩寝ても疲れがとれず元気がなくなったり、普段感じたことのない強い疲労感で、仕事も手につかなくなったりといったことで、心の疲労である「うつ」を疑うのですが、実はこれらの疲労感は栄養失調で起きている場合が多いと指摘しています。

■副腎とは?副腎疲労とは?

抑うつ状態が続くなら「副腎疲労」かも…腸内環境を乱す食習慣を避ける【2025年は疲労知らずで過ごしたい】(2025年1月5日、日刊ゲンダイ)

副腎とは、左右の腎臓の上にある3~4センチほどの小さな臓器で、生命維持に欠かせない50種類以上のホルモンの産生を行っている。中でも重要な役割を担うホルモンが、体内の炎症を抑えたり、ストレスに対抗する作用を持つ「コルチゾール」だ。

「ヒトはストレスにさらされると、脳の視床下部や下垂体が副腎に対してコルチゾールを分泌するよう指令を出します。ところが過度なストレスが頻回にかかり続けることで下垂体からの指令が出なくなり、コルチゾールの分泌が途絶えると、疲労感、寝覚めの悪さ、食欲不振、体力低下、抑うつ状態、性欲衰退、不安などの不調を引き起こしてしまう。これが副腎疲労です」

以前テレビ番組で「ストレスホルモンのコルチゾールというホルモンが増加すると、鬱病に似た症状が起こることがある」と紹介されていました。

うつ病→脳の病気

副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)→副腎の病気

うつ病とうつ状態は違い、うつ病は病気で、うつ状態は症状。

うつ病以外の病気でもうつ病のような症状が出ることがあり、うつ状態の人にうつ病の治療をしてもうつ病でなければ治らないと紹介されていましたが、栄養失調によってコルチゾールが減少するとうつ病に似た症状が出てしまうんですね。

仕事への気合が空回りしてストレス+過剰なアルコール摂取

→ビタミンB(神経の働きを正常に保つ働きのある)を消費

→エネルギー不足が起こり強い疲労感や抑うつ感を引き起こす

もちろん食生活も大きくかかわってきます。

食事を簡単に済ませてしまう人ほど炭水化物だけの食事をとってしまいがちですが、炭水化物=糖質を過剰に摂取すると、その代謝に大量のビタミンB群が消費されてしまい、ストレスでビタミンBを消費しているところへ、さらに消費→欠乏という悪循環に陥ってしまうそうです。

基本的にはバランスの良い食事をすることなのですが、より具体的に言えば、ホルモンの材料となる栄養素を摂ることという「足し算」と副腎に負担をかける食べ物を減らすという「引き算」をすることです。

ではどのような食べ物を食べて、どのような食べ物を減らしていくとよいのでしょうか?

■良質なたんぱく質と脂質

まずホルモンの材料となる栄養素を摂るためには、良質なたんぱく質と脂質が欠かせません。

良質なたんぱく質としては、豚肉・鶏肉・牛肉などの肉類やアジやイワシ、サンマなどの青魚。

良質な脂質としては、オメガ3系(n-3系)脂肪酸を含むえごま油や亜麻仁油。

青魚も良質な脂質であるオメガ3を含む食べ物です。

■ビタミンB群とミネラル

ビタミンB群は、ホルモンの生産過程で消費されるため、副腎疲労の人が不足しやすい栄養素であり、また、副腎が上手く働かない人は、腸にも不調を抱えるため、ミネラルの吸収が上手くできずに不足しやすくなるそうです。

そのため、ビタミンB群とナトリウムやカリウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウムといったミネラルが大事になります。

ビタミンB群を含む食べ物は、豚肉・ウナギ・豆腐・さば・さんま・のり・納豆・レバー・卵・海苔・玄米などです。

ミネラルを含む食べ物は、魚介類・海藻・海苔・チーズなどです。

ビタミンB群の一種である葉酸を含む食べ物

[葉酸を摂ることのできる食品]

ほうれん草・小松菜・ブロッコリーなどの緑黄色野菜、豆類、レバー、のり、茶葉(抹茶、玉露)

葉酸含有量ランキング

【野菜以外編】(食材料100g中)

  1. 焼き海苔 1900μg
  2. 味付け海苔 1600μg
  3. 岩海苔 1500μg
  4. 鶏レバー(生)/煎茶 1300μg
  5. 抹茶/干し海苔/かわ海苔 1200μg
  6. 牛レバー(生) 1000μg
  7. 豚レバー(生) 810μg
  8. まつも 720μg
  9. 板わかめ 510μg
  10. うなぎの肝(生) 380μg

【野菜編】(食材料100g中)

  1. なばな(菜の花) 340μg
  2. 枝豆 320μg
  3. からしな 310μg
  4. バジル 290μg
  5. モロヘイヤ 250μg
  6. 芽キャベツ/しいたけ(乾燥) 240μg
  7. パセリ/マイタケ(乾燥) 220μg
  8. ほうれん草/ブロッコリー/あさつき 210μg
  9. すぐきな 200μg
  10. アスパラガス/春菊/よもぎ 190μg

【関連記事】

【追記(2025年1月5日)】

抑うつ状態が続くなら「副腎疲労」かも…腸内環境を乱す食習慣を避ける【2025年は疲労知らずで過ごしたい】(2025年1月5日、日刊ゲンダイ)

腸内環境の乱れは腸に炎症を起こしやすくさせ、腸内細菌のバランスが崩れて腸壁の細胞間に隙間ができると、未消化の栄養素やウイルスなどの異物が血管内に侵入する“腸漏れ”を起こしやすくなる。それらが血液に流れて脳で炎症を起こすと、下垂体が副腎にコルチゾールを分泌するよう指令を出せなくなり、副腎疲労を招く。

メタボリックドミノを予防するカギは「腸と腎臓」!腸の炎症と慢性腎臓病を避けるにはどんな食事をするといいの?によれば、腸の炎症を抑制するとメタボの症状が引き起こされないこともわかったことにより、メタボリックドミノは腸の炎症から始まるということもわかりました。

そして、腸の炎症が起こりやすくなる食べ方も分かったそうです。

糖分の過剰摂取
→腸内細菌の働きの抑制・腸内の免疫細胞の防御力が弱まる
→腸管の表面を覆う細胞によってつくられる防御壁が壊れる
→脂肪が体内に入りやすくなる
→炎症性サイトカインが大量に分泌
→腸の炎症
→メタボリックドミノの進行

腸の炎症はメタボリックドミノを進行させるだけでなく、副腎にも影響を与えてしまうのであれば、いかに腸の炎症を防ぐかが大事になりますね。

■肝臓の解毒機能を助ける食べ物

肝臓の解毒機能を助けるための食べ物を摂ることも重要です。

春の野菜と果物には「抗酸化成分」「解毒成分」が豊富によれば、解毒成分が豊富な食べ物とは、ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化作用をもつ食べ物です。

具体的には、ほろ苦い菜の花や春キャベツなどのアブラナ科の野菜や、においの強いタマネギなどのユリ科の野菜は、肝臓を元気にするグルタチオンやポリフェノール、硫黄化合物をはじめ、老廃物などの毒素をつかまえて排出しやすくするケルセチンも豊富に含まれているそうです。

疲れにくくする

キャベツ、菜の花、小松菜、ニラ、ブロッコリー

グルタチオン(毒を捕まえて肝機能を高める、抗酸化作用で美肌)

硫黄化合物(肝臓の解毒酵素の働きを高める)

血流が良くなる

玉ねぎ、ほうれん草、ブロッコリー、りんご

ケルセチン(血流を改善し、巡りを良くする)

カリウム(有害金属など毒を含む尿を排出)

便秘改善

アボカド、玉ねぎ、りんご

オリゴ糖(ビフィズス菌の餌となり、善玉菌を増やすのに役立つ)

食物繊維

肌荒れが良くなる

ほうれん草、ブロッコリー、トマト

ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE(抗酸化作用により、血流をよくして、美肌に)

つまり、簡単に言えば、香味野菜やハーブ・スパイス、野菜を摂取するといいということなのですが、もう一つのポイントは、色とりどりの野菜を選ぶこと。

植物性食品には、ビタミンやミネラルなどの栄養素、食物繊維などが含まれていますが、フィトケミカルとは、「色」「香り」「苦味」といった今まで栄養素とは考えられていなかった成分のことをいい、抗酸化作用があります。

→ 抗酸化作用 について詳しくはコチラ

■副腎を守るために減らしたい食べ物

体内の炎症の原因となるグルテンやカゼインを含む食べ物:小麦や乳製品

副腎を刺激してコルチゾールの分泌を促すカフェイン:コーヒー

砂糖や炭水化物(糖質):甘いお菓子

花粉症は栄養療法で8割以上が改善|砂糖をとらない・オメガ3・ビタミンD(溝口徹)|#ジョブチューンによれば、アレルギーを抑制するコルチゾールというホルモンは血糖値の上昇を抑えるためにも使われるため、血糖値が上下動するとコルチゾールがアレルギーを抑制することに使われなくなるのです。

食品添加物

疲れがとれない原因は副腎が9割 (フォレスト2545新書)

新品価格
¥990から
(2021/2/16 10:08時点)

しつこい疲れは食事で解決! 「副腎疲労外来」が教えていること (祥伝社黄金文庫)

新品価格
¥748から
(2021/2/16 10:09時点)

■まとめ

【ガッテン】大豆たんぱく質で筋力アップ(二川健)&心疾患予防(家森幸雄)!必要摂取量!で紹介した家守幸雄教授が行った発展途上国で尿を集めた研究によれば、長生きのカギとなる3S「Salt(塩)」「Seafood(魚介類)」「Soy(大豆)」であることがわかりました。

Avoid Salt. Eat fish and Soy. Live longer – [日本語]: Yukio Yamori at TEDxTokyo

この「Salt(塩)」「Seafood(魚介類)」「Soy(大豆)」に含まれるのは、たんぱく質と脂質、ビタミンB群とミネラルなんですよね。

【関連記事】

『アドレナルファティーグ(副腎疲労症候群)』から身を守るためにも、良質なたんぱく質と脂質、ビタミンB群とミネラル、肝臓の解毒機能を助ける香味野菜やハーブ・スパイスを摂りましょう!







【参考リンク】

【関連記事】

NEWS増田貴久さん、活動再開!体調不良のため一時活動休止していた




所属事務所のHPによれば、NEWSの増田貴久さんは体調不良のため一時活動を休止することを発表しました。

増田さんは顔の痛みや腫れの症状があったため、医療機関を受診したところ、医師から1週間程度の入院治療が必要と診断されたそうです。

顔の痛みや腫れの症状から想像する病気はいろいろあるのですが、コメント欄を見ていると「働きすぎ」というファンのコメントが多かったので、シンプルに疲労の蓄積、ストレスなのかもしれませんね。

【追記】

NEWSの増田貴久(38)さんが2025年5月23日から活動を再開すると発表しました。

■まとめ

最近は体調不良のために一定期間活動休止をする有名人のニュースをよく見かけます。

【関連記事】

なぜアスリートに休養が必要か?|高校スポーツ界でも休養日を設ける学校が増えている!|積極的休養(アクティブレスト)と消極的休養で紹介しましたが、休養には積極的休養と消極的休養があり、積極的休養(身体の疲れている時にウォーキングやストレッチなどの運動を軽めに行い、全身の血行を良くして疲労回復を早める休息法)と消極的休養(横たわるなどによって疲労回復をする方法)を比較すると、積極的休養を取った方が疲労回復スピードが速くなるそうです。

Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

新品価格
¥1,587から
(2017/9/13 12:16時点)

「社員がみんな疲れ切って、しばらく家族にも会えなくて、休みが必要な時に、もう一段上のレベルで働いてもらうためにはどうしたらいい?『疲れてるのはわかるけど、あと10倍がんばって』って言うわけ?」

「Airbnb Story」(著:リー・ギャラガー)ではAirbnbのCEOチェスキーが会社をもう一段上のレベルに上げるためにどうすべきかを考えるときに、セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフから次のような返事をもらったそうです。

もっとがんばれとは言えないが、「考え方をアップレベル(一段階上げる)してほしい」と頼むことはできる

この考え方は私たちにも当てはまって、ただがむしゃらに従来型のやり方でやるのだけでなく、新しい考え方ややり方を取り入れることで成果をアップすることができることにつながるのではないでしょうか?

例えばリカバリーという考え方。

【関連記事】

がむしゃらに仕事をするのが好きな人も「リカバリー」を取り入れて、積極的休養をして自身の身体を最適化して、また仕事に臨むという考え方になれば、休むことが結果として仕事に成果アップにつながるということになります。

休養をとるというとネガティブなイメージを持つ人は、積極的休養(アクティブレスト)を行うというように考えるとよいのではないでしょうか。







40歳になったC・ロナウドの肉体は28歳前後の若さだと判明!C・ロナウド選手「リカバリーと睡眠をとても大事にしている」




40歳C・ロナウドの肉体は28歳前後の若さだと専門機関の調査で判明 本人「あと10年はプレイできる」(2025年5月22日、the world)によれば、クリスティアーノ・ロナウド選手(40歳)が運動パフォーマンスや日常生活の分析と改善を手掛けている『WHOOP』による生物学的身体測定を受けたところ、28歳前後の状態にあることがわかったそうです。

この記事の中で注目したのはC・ロナウド選手が「リカバリーと睡眠をとても大事にしているんだ」とコメントしたこと。

これまでC・ロナウド選手といえば、食事メニューや筋トレで体を作り上げるイメージがありました。

【関連記事】

しかし今回の記事によれば、「リカバリーと睡眠」を大事にしているのだそう。

明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」とアンダーアーマー、ベネクス、リライブといったリカバリーウェアが注目されるのには理由がある!?現代人に必要なのは「リカバリー」という考え方では、これから必要な考え方は、実はアップ(向上)させることではなく、リカバリー(回復・取り戻す)することなのではないかと書きました。

免疫力もアップさせるのではなく、免疫機能のリカバリーもしくは免疫の最適化。

睡眠に関しても、本来の目的は睡眠時間を増やすことや睡眠の質を高めるのではなく、疲労回復であり、体力のリカバリーにあるはずです。

自律神経に関しては、そもそも自律神経のバランスを整える=リカバリーにあります。

体の限界を感じる現代人は自然と「リカバリー」の考え方に近づいているのではないでしょうか?

「テクノロジーの進化」にあわせて「仕事のパフォーマンスを上げたい」、そのためには自分自身のリカバリーが必要だと感じているからこそ、「R1」や「Yakult1000」、リカバリーウェアが求められているんだと思います。

「ヤクルト1000」の人気から考える現代人の健康の悩みとは?でも触れたように、ストレスや睡眠不足が現代人の大きな悩みになっています。

また、「免疫力を上げる」のではなく、「免疫力の最適化(免疫機能のリカバリーや免疫低下に備える)」にシフトしている!?という記事では、単に「強くする」だけじゃなくて「整える」ことの重要性を紹介しました。

これこそが、テクノロジーが急速に進化する時代に自分自身を最適化するヒントなんだと思うんです。

人間の体って、テクノロジーみたいにアップデートすれば自動的に良くなるものじゃないですよね。

年を取れば体力や集中力は自然と落ちていくし、ちゃんと運動したりケアしたりしないと、体にガタがきます。病気になったり、ケガをしたりすることだってあります。

例えば、頭痛や首の痛みの原因はストレートネック!?自律神経の乱れ?で書いたように、睡眠時間をしっかり取っても、体が緊張しっぱなしだと疲れが取れなくて、朝起きたときに「仕事やる気出ないな…」って感じることってありませんか?

それに、免疫力が落ちると風邪を引きやすくなったり、疲労がたまると集中力が下がったりして、結局仕事のパフォーマンスも落ちちゃう。

だからこそ、病気にならないように免疫力を上げたい、質のいい睡眠で疲れを取りたい、自律神経を整えてリラックスしたい、というニーズが出てくるんです。

C・ロナウド選手もリカバリーと睡眠を大事にしているというのは不思議でも何でもないわけです。

むしろトップアスリートだからこそリカバリーと睡眠を大事にしている。

みなさんもこれからリカバリーと睡眠を大事にしていきましょう!







妊娠中のカルシウム摂取が生まれた子の13歳時うつ症状に予防的であることを示す研究成果/愛媛大




世界初の研究成果!妊娠中カルシウム摂取が子の13歳時うつ症状に予防的論文発表

(2025年5月19日、愛媛大学)

13歳時873名の23.3%でうつ症状が認められました。妊娠中のカルシウム摂取が多いほど、13歳時うつ症状のリスク低下と関連していました。

愛媛大学が主導する共同研究チーム(東京大学)によれば、妊娠中のカルシウム摂取が生まれた子の13歳時うつ症状に予防的であることを示す研究成果を世界で初めて発表しました。

【参考リンク】

「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンが妊娠中うつ症状と予防的な関連がある可能性|愛媛大によれば、妊娠中の「健康型」及び「日本型」食事摂取パターンが妊娠中うつ症状と予防的な関連がある可能性があるそうです。

これまでの我々の研究で、魚介類、ヨーグルト、海藻、大豆、魚介類由来 n-3 系不飽和脂肪酸、カルシウム、ビタミン D、イソフラボン及びマンガン摂取が妊娠中うつ症状と予防的な関連を認めました。

●牛乳

世界初! 妊娠中の牛乳摂取が、産後うつ症状の予防効果を示唆

(2016/6/16、愛媛大学)

総乳製品について、牛乳、ヨーグルト、チーズに分けて解析したところ、世界で初めて妊娠中の牛乳摂取が産後うつ症状に予防的であることを報告しました。カルシウムやビタミン D 摂取とは関連がありませんでした。

●ヨーグルト・カルシウム

研究によれば、ヨーグルトとカルシウムの摂取量が多いほど妊娠中の抑うつ症状の罹患率が低いことが示唆されています。

→ カルシウムの多い食品|カルシウム不足の原因 について詳しくはこちら

■まとめ

妊娠中の方は特に生まれてくる赤ちゃんのための栄養について勉強されていることだろうと思います。

【関連記事】

エピジェネティクスとは?意味|簡単にわかりやすくまとめました【入門編】【動画・論文・エビデンス】によれば、母親が食べたものや妊娠中に摂ったビタミン類、喫煙、家庭内や仕事場で受けたストレスは全て化学シグナルとして血流にのって発育中の胎児に到達するかもしれないそうです。

【関連記事】

マウスの実験では次のようなことがわかっているそうです。

  • アグーティ遺伝子(マウスを太らせ黄色にする、がんや糖尿病のような病気を引き起こすのではないかといわれている)の特徴はDNAを介して世代から世代へと遺伝していくので、アグーティ遺伝子を持つ母親はその子が同じアグーティ遺伝子を持っているなら太った黄色の病気になる傾向のある子どものマウスを生むことになると考えられる。
  • しかし、アグーティ遺伝子は不活性化エピジェネティック・マークが周囲に蓄積するとオフになる。
  • アグーティ遺伝子を持っている母親がエピジェネティック・マークを不活性化する食事を与えられたなら、それらのマークは化学的に胎児のDNAに伝えられて、アグーティ遺伝子の周りに蓄積し、アグーティ遺伝子をオフにする。
  • 胎児はその状態を保ち、そのマウスは成長しても、やせて茶色で健康

つまり、このことは、母親がDNAの全く同じ子供たちを持ったとしても、妊娠中に食べた食事や喫煙といった行動によって、子供たちの健康に違いが現れる可能性を示唆しています。

もう一つ、エピジェネティクスにおいて重要なポイントは、エピジェネティック・マークが伝搬するのは妊娠中の母親から胎児へだけでなく、マークが卵子/精子の遺伝子に定着すると、孫、ひ孫というように世代から世代へと遺伝することです。

つまり、このことはライフスタイルが数世代先の子孫に影響するかもしれないと考えられます。

スウェーデンとイギリスで長期にわたって行われた研究では、若い男性が精子の発育する思春期よりも以前に食べ過ぎたり、タバコを吸い始めると、息子や孫(息子)の寿命が短いという結果があるそうです。

【参考リンク】

これはエピジェネティック・マークが食事と喫煙行動によって変化し、次世代の将来の健康に影響したと考えられます。

今回の研究では妊娠中のカルシウム摂取が生まれた子の13歳時うつ症状に予防的であることがわかったのですが、妊娠中に食べた食事は将来の子供たちの健康に違いが現れるという証拠の一つになりそうです。

ママ自身の心と体の健康を大事にすることこそが将来の子供の健康にとっても重要ということなので、ぜひ今回の研究を参考にして、食事パターンをチェックしてみてはいかがでしょうか。