「LOVE」カテゴリーアーカイブ

恋人を作るには、きっかけのきっかけづくりが大事?

the glance

by MahPadilha(画像:Creative Commons)




以前、結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高20-30代独身女性、8割が新しい「出会い」を求めるも、1年以上出会いなしという記事を紹介しましたが、もしかすると、女性側が「きっかけのきっかけ」を作っていないのかもしれません。

告白するにしても、声をかける(ナンパは別にして)にしても、女性がきっかけのきっかけを作ることが大事だと思います。

女性がいくら男性に告白して欲しいと思っていても、そのきっかけを与えなかったり、しまいには逃げてしまうようであれば、告白しようにも告白できないものです。

きっかけのきっかけとは、「隙」という言葉に言い換えてもいいかもしれません。

隙のある女性≒好意があるのではないかと思わせてくれる女性には行動を起こしやすいのではないでしょうか。

多くの男性は勇気がないため、何か「きっかけのきっかけ」や「隙」がないと動けないのだと思います。

例えば、男性が女性に声をかけることを例にとってみます。

この場合、男性から物事がスタートしているように見えますが、実際は、女性から始まっているのです。

女性から男性に対して好意(らしき)の目線があることに気づいたことで、男性がそれに反応して声をかけるのです。

全く女性からの好意がないにもかかわらず男性が声をかけるということは殆ど無いと思います。

恋愛のスタートのカギは男性が握っているのではありません。

女性が握っているのです。

そして、女性はさも男性が恋愛のスタートのカギを握っているように見せかけてあげてくれればスタートが切りやすいのではないでしょうか。







P.S.

男性はそのきっかけのきっかけが作りやすい雰囲気・印象を作り、人間性を磨くことを忘れずに。

【参考文献】

「本音は顔に書いてある」(著:アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ)

男と女、口説き始めるのはどちらが先?

90%以上は女から始まっている。

女は狙いを定めた男にまなざしや顔の表情、しぐさでシグナルをおくっていて、男は無意識のうちにそれに反応して、女に近寄っているのである。

だから、あたかも男が最初にモーションを起こしたように見える。

【関連記事)

恋人がいる人ほど異性の友人が多い|恋人がいない人ほど異性の友人が少ない

Friends

by Greg Walters(画像:Creative Commons)




「恋愛経験が多い=結婚できる」ではないことが判明する

(2012/2/12、Menjoy)

■異性の友人と恋人との関係

中央大学の山田昌弘が、“日本の未婚者の実情について”を調査しています。

それによると、男女とも恋人がいるひとほど異性の友人が多く、反対に恋人がいないひとほど異性の友人が少ない傾向にあることがわかりました。

これは、異性の友人の存在が、交際相手との出会いの機会につながっていると考えられます。

また、異性の友人とのあいだで形成された異性に対するコミュニケーション能力が、異性との恋愛関係形成に役に立っているとも考えられます。

「恋人がいる人ほど異性の友人が多い。」

「恋人がいない人ほど異性の友人が少ない。」

ということから、異性の友人がいることが、恋人との出会いにつながっているということが考えられるようです。

結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高というニュースがありましたが、今回の調査結果を合わせると、異性の友人が少ないということが考えられそうです。

モテる男女ほどモテるタイプの男女に惹かれるのはなぜ?でも紹介しましたが、モテる男女というのは、同じようなクラスタ(集合体・集まり)にいると考えられます。

同じようなモテるという幸福な環境にいる人は、同じような環境にいる人と群れを作りやすく、惹かれあうということがあるのではないでしょうか。

席に座るときには、同じような髪の色の人の隣に座ったり、メガネをかけている人はメガネをかけている人の隣に座る傾向があることからも、同じようなクラスタにいる人に安心感を持ったり、親近感を持ったりするのではないでしょうか。

以上のことから考えると、モテるようになりたいという人は、モテているグループに所属するようになることが近道なのかもしれませんね。







【関連記事】

恋人を探すなら、恋人がいない人よりいる人の方が狙い目!?その理由

couple

by Sofiya Muntyan(画像:Creative Commons)




彼女いない男より「いる男」の方がずっと狙い目だった!

(2011/12/24、Menjoy)

恋愛氷河期といっても、魅力的な人はやはり恋愛を楽しんでいるもの。「あ、この人いいな」と思った人にはすでに彼女がいた……ってことが多くありませんか?

そこで「なーんだ残念……」と諦める必要はありません。ゆうきゆう氏によれば、実は、彼女持ちの人は意外と狙い目とのこと。

というのも、フリーの男性よりも彼女持ちの男性のほうが恋愛に対して貪欲だからです。

彼氏・彼女がいない人というのは、めんどくさいから一人が気楽だと思っていたり、仕事や趣味に夢中だから恋愛に今は興味がないと思っていたり、自分に恋人はできないと思い込んでいたりと彼氏・彼女を必要としないということを選択しているわけです。

反対に、彼氏・彼女を持っている人というのは、恋人を作るということを選択しているわけです。

つまり、現在フリーの人よりも、恋人がいる人のほうが恋愛に対して行動を起こせる積極的な人だと考えられるわけですよね。

だからこそ、彼氏・彼女持ちの人は意外と狙い目ということなのでしょう。

また、彼氏・彼女がいる人というのは、魅力的だからこそ、彼氏・彼女がいるものではないでしょうか。

そう、あなたが魅力的だと思う素晴らしい人は、恋人がいて当然なのです。(あなた自身が素晴らしい人間であり、そんなあなたが選んだ人なら当然素晴らしいはずです。)

彼氏・彼女がいるからといって、魅力的な人を簡単にあきらめるというのは、そして自分が好きになった気持ちを捨ててしまうことは、もったいない気がします。

だからといって、略奪愛を薦めているわけではありません。

自分が気になった人には、好意があることを伝えておくだけでも印象に残るはずです。

そこでオススメなのが、「どうしてもこの人でなきゃ!」というこだわりを捨てて、「いいな」と思った複数の男性に対して「●●さんの彼女がうらやましいな」作戦を使うのです。

こうして蒔いた種がいつか実を結ぶかもしれません。







【関連記事】

男性から告白をすることは、恋愛関係を長続きさせるためにも重要!




Engagement

by Tom French(画像:Creative Commons)

交際のきっかけ、70%は男性から

(2012/9/13、R25)

米マサチューセッツ工科大学の心理学者ジョシュア・エイカーマン氏が、世の中のカップルは男女どちらから告白したケースが多いのかを調査したところ、じつに70.0%が『男性から』であることが判明しています。

米マサチューセッツ工科大学の心理学者ジョシュア・エイカーマン氏の調査によれば、70%は男性から告白しているということがわかったそうです。

心理学者の内藤誼人さんによれば、男性から告白をすることは、恋愛関係を長続きさせるためにも重要なのだそうです。

告白とは、内に秘めていた恋愛感情を、言葉にして相手に伝えること。この行動がじつは、その後の恋人関係にプラスに作用するのだと内藤先生は解説する。

「心理学では“凍結効果”と呼んでいますが、人間は口に出した言葉に感情を縛られる傾向があるんです。たとえ微妙な味の食べ物でも、『美味い、美味い』と言いながら食べると、少しマシに感じる、そういう効果は実際に確認されています。恋愛においても、意中の相手に好意を表明することで、いっそうその想いが確固たるものになり、結果として関係をより長続きさせる効果はあるでしょう」

言葉にして相手に好意を示すことで、その思いが固いものになり、恋愛関係がより長続きするということみたいです。

告白がなく付き合っているのかどうかあいまいなままだと、その思いが確固たるものとならないのかもしれません。







【告白 関連記事】
続きを読む 男性から告白をすることは、恋愛関係を長続きさせるためにも重要!

恋をすると、なぜ好きな人に「触れたい」という感情が生まれるか?その心理|映画「her/世界でひとつの彼女」




Couple

by mrhayata(画像:Creative Commons)

スパイク・ジョーンズ監督は、声に恋するというアイデアを10年前に思いつき、そのアイデアを温めていたそうで、今回の映画(『her/世界でひとつの彼女』)は、現在のテクノロジーの発展によって、アイデアがよりリアルなものに感じられるようになったからこそできたのだろう。

「人工知能型OSに恋するなんてことがあるだろうか?」
と最初は思うかもしれない。

でも、ありえないとも言えない。

今の現実を見れば、それに近いことが起きているし、いまこの瞬間も恋をしている人もいるかもしれない。

ただ、この作品で話したいことは、決して人工知能と恋することを面白おかしく描くということではなくて、心を通わせあえることの重要さなんだと思う。

her/世界でひとつの彼女(字幕版)

新品価格
¥300から
(2017/3/28 21:31時点)

『her/世界でひとつの彼女』スパイク・ジョーンズ監督来日!トークイベント

(2014/5/29、cue)

野村:人工知能型OSと恋に落ちるというストーリーを着想したきっかけは?

スパイク:人工知能と男が恋に落ちるというのは10年位前に思いついてはいたんですが、5年くらい前に脚本を書き始めた時は、それはあくまでも入り口に過ぎなかったんです。人とテクノロジーの関係を描きたかったわけではないんです。

人がどうしたら繋がるのか?ということだったんですね。リアルに、誠実に、人と心を通わせるのはとても難しいことです。

今、テクノロジーのせいで人々は互いに関係が築けないと言われていますが、昔だって別の事を言い訳にお互い心を通わすことを避けていたんです。

現代社会を生きる我々は忙しいし、コミュニケーションの形は日々変わるし、毎日受け取る情報量もとても多いです。

だから人工知能と恋するということは、そんな中で本当に愛する人に自分を晒して通じ合うことの難しさ、それがどれだけの挑戦なのか、ということを描くためのきっかけだったんです。

OSとは、どんなに恋をしても、触れることができない。

恋をすると面白いと思うのが、「触れたい」という感情がなぜか生まれること。

映画『今夜、ロマンス劇場で』彼女の秘密篇(30秒)【HD】2018年2月10日(土)公開

綾瀬はるかさんと坂口健太郎さんが出演する映画『今夜、ロマンス劇場で』は触れると消えてしまう人との恋愛が描かれています。

触れたいという感情が生まれるのは、一つになりたい(一体化したい)、存在していることを実感したい、安心したい、といった感情が生まれるからではないだろうか。

しかし、触れるためには、実にいくつかの条件が必要となってくる。

「触れる」ためには、触れる相手と体がそこに同時に実在しないといけないからだ。

「愛撫・人の心に触れる力」(著:山口創)

愛撫・人の心に触れる力 (NHKブックス)

中古価格
¥68から
(2017/3/28 21:31時点)

触れるという触感覚の特徴は、触れる対象と触れる身体がそこに同時に実在するという「同時性」と「実在性」にある。見たり聞いたりするのとは違って、「今、ここで」両者が同時に実在しなければ成り立たない感覚である。ここから「直接性」という性質が現れ、「肌で感じる」「皮膚感覚でとらえる」といった表現が生まれた。だから触感覚は、視覚や聴覚のあり方を基礎づける「根源的感覚」であって、視覚や聴覚と並列的に論じることはできないのである。

「見る」「聞く」ということは、現在のテクノロジーを持ってすれば、そこにいなくても感じることはできる。(直接会う場合と情報量は違うだろうけど)

ただ、「触れる」ためには、そこに相手が存在していないといけない。

「愛撫・人の心に触れる力」(著:山口創)では、なぜ人が触れたいという欲求を感じるのかについてこのように書かれています。

現代人が、「触れたい-触れられたい」という強い欲求を感じるというのは、単に物理的な皮膚への接触刺激が不足しているということではなく、人と感情を分かちあい、一体化することへの渇望であると考えられないだろうか。

希薄化する人間関係やヴァーチャルなコミュニケーションに偏った現代人は、他者の身体と私の身体が分け隔てなく感じられるような、密度の良い親密な関係を求めているのである。

自分と相手と感情をわかちあい、一体化したいということを「触れる」ということを通じて、感じあいたいのではないだろうか。

映画を見ていない段階だけど、おそらく映画の本筋とは違うとは思う。

だけど、直接会う(触れる)ことができるというのがどれほど貴重なことで、素晴らしいことなのか、は間違ってないと思う。

でも、映画を見る前と見ない後ではまた考えが違ってくるのかもしれない。

「触れる」ことができない人工知能型OSとの恋、「触れたら消えてしまう」人との恋の結末は、どのようなものになるのだろうか。







【関連記事】
続きを読む 恋をすると、なぜ好きな人に「触れたい」という感情が生まれるか?その心理|映画「her/世界でひとつの彼女」