恋に落ちやすいのは、男性?女性?どっち?

Fall Lounging

by Tela Chhe(画像:Creative Commons)




男と女、どっちが恋に落ちやすい?

(2012/10/4、R25jp)

心理学者の内藤誼人先生の解説によれば、

心理学の世界では、男性よりもむしろ女性の方が恋に落ちる頻度が高いことがわかっている

そうです。

米ペンシルバニア大学の心理学者ウィリアム・ケプハート氏が、19~24歳の男女1079人を対象に、“恋に落ちた累積回数”をヒアリング調査しているんです。ここでは単に好意を持ったというレベルを除外し、真剣に恋焦がれる気持ちを自覚したケースにかぎって集計したところ、女性が平均7.2回、男性が平均5.7回という結果が得られました。

米ペンシルバニア大学の心理学者ウィリアム・ケプハート氏によれば、恋に落ちる頻度で言えば、女性のほうが多いということがわかったそうです。







P.S.

女性は男性よりも恋に落ちる頻度が多いそうですが、20-30代独身女性、8割が新しい「出会い」を求めるも、1年以上出会いなしというデータもあります。

女性が真剣に恋焦がれるような男性が現れていないということなのでしょうか。

人生の転換期は、恋が生まれやすいということですので、自分自身に変化を起こしてみるといいかもしれません。

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恋愛のクセ|なぜ同じような恋愛のパターンを繰り返してしまうか?




t o g e t h e r

by withbeautiful(画像:Creative Commons)

「なんだかいつも同じような人を好きになって失敗してしまう」

「あの子、またあんなタイプを好きになってるよ」

あなたにも思い当たる節はありませんか?

なぜ同じような恋愛のパターンを繰り返してしまうのでしょうか?

もしかすると、恋愛にも「クセ」が存在するかもしれません。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)で紹介されている、アン・グレイビール(MITの研究者、基底核に関わる実験を行っている)によれば、

「習慣は完全に消えることはありません。
<中略>
問題は脳が良い習慣と悪い習慣の区別を付けられないということです。そして悪い習慣が一度身につくと、何かのきっかけで、それがすぐに現れるということです」

のだそうです。

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この考えが恋愛にも当てはまるのであれば、同じ恋愛のパターンを繰り返してしまうのは、あるきっかけが同じなのではないでしょうか。

見た目や性格、経済力、シチュエーション(雰囲気)、ギャップなど人が好きになるきっかけは様々です。

しかし、自分ではそのきっかけは意外とわからないもので、知らず知らずのうちに恋に落ちてしまい、それが同じようなパターンの恋愛を繰り返す原因となっているのかもしれません。

例えば、ギャップに弱い人っていますよね。

一見怖そうな人が優しかったり、なよなよっとしている人が実はすごく男らしかったり。

以前どこかで聞いたのですが、ギャップっていうのは「一発ギャグ」みたいなものだと。

ただそれは瞬間的にキュンと来ただけであって、長続きするものではありません。

外見と内面が一致している方が安心感をもたらしてくれます。

もし、あなたの恋のきっかけがギャップだとして、一瞬でもいいから燃え上がる恋をしたいという人ではなく、この先の未来を一緒にずっと過ごしたいという人を選びたいのであれば、その恋の癖を見直してみてはいかがでしょうか?

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恋愛は直感か?

「だから、男と女はすれ違う」では、このように書かれています。

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ラブマップ(恋の地図)とは、生まれた直後から現在に到るまでの間に、無意識のうちに築きあげてきた思考や性格に関する膨大なリストである。両親の言葉遣いやユーモアのセンス、洋服の好みや政党の好み、兄弟の好き嫌いや趣味、友人や先生の価値観、テレビで見聞きしたこと・・・。こうした子供時代から思春期にかけて溜め込んだ経験が恋愛対象となる人物像を決めている。

<中略>

「大体10代の間に、態度や価値といったことに対する地図は完成します。あとは、その地図の理想像と重なる人物がタイミングよく現れると、脳内の化学反応のスイッチが入り、私たちにこの人だと教えてくれるのです。」







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なぜ恋をすると心が苦しくなってしまうのか?




Love Drunk!

by Rakesh Rocky(画像:Creative Commons)

なぜ恋をすると苦しくなるの!?その理由が明らかに

(2013/7/24、IRORIO)

恋をすると脳内はどんな状態に?によれば、『オキシトシン』は“抱きしめホルモン”とも呼ばれていて、男女間で接着剤のような役割を果たし、二人に強い絆をもたらしてくれるものなのですが、Nature Neuroscienceに掲載されたNorthwestern Medicineの研究によれば、オキシトシンには不安や恐怖を煽る働きがあるそうです。

この研究によれば、オキシトシンは将来起こりうるストレスに対しての不安感や恐怖感を高める作用があるため、恋愛をする中でストレスを感じると、その記憶が実際よりも大げさに記録されたり、苦しい思い出として心に残ってしまうそうです。

恋をすると苦しくなる理由にはこういう科学的理由があったとは驚きです。







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「科学的に証明された結婚・恋愛が長続きする8つの方法」について考えてみた!




【目次】

1. 結婚式にお金をかけ過ぎない

科学的に証明された「生涯パートナーを愛し続けられる8つの方法

(2015/1/1、ハフィントンポスト)

エモリー大学の研究によると、つつましい結婚式を挙げたカップルの方が、別れずにいる確率が高いという。

記事によれば、女性を対象にした調査ですが、結婚式にお金をかけすぎた人のほうが離婚する確率が高いそうです。

この調査結果はいろんな見方ができますよね。

結婚式を派手にしないほうが離婚しないという見方もできますし、結婚式を派手にできるということは経済的にも余裕があると考えられますから離婚しやすいともいえるのではないでしょうか。

2. オンラインで相手を見つける

『米国科学アカデミー紀要』に発表された研究によると、オンラインで出会ったカップルは離婚率が低く、結婚に対する満足度も高かったという。

アメリカ人の5人に1人は「ネットで恋人を作っている」ことが明らかにによれば、アメリカ人の20%が配偶者をネットで見つけたという研究結果が出たそうです。

インターネット上で恋人を見つけることも珍しくなくなってきていますが、今回の記事によれば、オンラインで出会ったカップルは離婚率が低かったそうです。

ただ、お見合い結婚をした夫婦は互いに対する愛情が徐々に上がる?によれば、恋愛結婚をしたカップルは18ヶ月後には愛情のレベルが出会いの頃の半分ほどに下がるのに対して、お見合い結婚をしたカップルは互いに対する愛情が徐々に上がるということがわかったそうです。

一概にオフラインだから離婚しやすいとも言えないのではないでしょうか。

3. ただし、ソーシャルメディアに依存しない

ボストン大学の研究チームが2014年に学術誌『Computers in Human Behavior』で発表した研究によれば、Facebookなどのソーシャルサイトにのめり込む人は離婚しやすい危険性があるという。

離婚の一因にFACEBOOK、浮気の温床になりやすい=専門家FACEBOOKやTWITTERなどSNSが原因で離婚する夫婦が増加している!?でも取り上げましたが、FacebookやTwitterなどのSNSが原因で離婚する夫婦がいるそうです。

インターネット・SNSは浮気を助長する?によれば、2008年にSNSを利用した人の約20%が、「何らかの形で異性を口説いた」と回答(『ビュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクト』の調査より)しています。

また、アプローチから交際終了までFacebookで完結する男子が増加中?といわれるぐらいですので、SNSが出会いのきっかけとなり、離婚しやすくなっていると考えられます。

4. 映画をいっしょに見る

『Journal of Consulting and Clinical Psychology』に発表された研究によると、映画をいっしょに見る習慣があるカップルは関係が長続きするという。

<中略>

これは、映画に登場する人たちの人間関係について話すことが、カップルが安全なやり方で自分たちの関係について話したり批判的に考えたりするための機会になったためと考えられる。

映画を見ることを通して、自分たちの関係について話したり考えたりする機会を作ることが長続きすることにつながるようです。

ちなみに、言葉の使い方が似ているカップルほど交際が長続きする!?によれば、言葉の使い方・会話のスタイルが似ているカップルほど交際が長続きするそうです。

それは、好きな同士ではお互いに関心を持つからこそ、無意識に相手の話し方や会話・文章のスタイルが似てしまうのであり、そうではない同士ではお互いに関心がないからこそ、話し方や会話・文章のスタイルを似せようとしないということなんですね。

5. パートナーのとりとめのない話に付き合う

心理学者のジョン・ゴットマン氏によると、ネットで見つけたくだらない話をしてあなたの読書のじゃまをするパートナーは、あなたを単に楽しませようとしてるのではなく、あなたから好意的な注意を向けてほしいと思っているのだ。

記事によれば、結婚生活が続いているカップルは、10回のうち9回はパートナーのちょっとした無駄話に応じていたそうです。

関心を持ってほしいという気持ちを察することができるかどうかが重要ということでしょうか。




6. ケンカのときに「私たち」という言葉を使う

カリフォルニア大学バークレー校の研究によると、口論の最中に「私たち」とか「お互い」といった言葉を使うカップルは、「私」や「あなた」といった言葉を使うカップルと比べて、ケンカをうまくおさめることができ、ケンカによるストレスも少なかった。

恋人とはいっても、まったく同じ価値観の人はいません。

あなたが怒ったとしても、恋人にとっては怒るようなことではないかもしれません。

ケンカが起きた時の原因はお互いにあるわけですから、どちらか一方が悪いというのではなく、お互いの問題として解決するためにも、「私たち」「お互い」といった言葉を使うようにするとよいということではないでしょうか。

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7. パートナーを理想化する

#115 - City Lovers

by John O’Nolan (画像:Creative Commons)

ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究によれば、パートナーを盲目的に見ることが、幸せな結婚生活を維持する上でとても大切である可能性があるという。

「別れが近いカップル」にみられる5つのサインで紹介したことによれば、恋は4年以上経過すると、恋を司る脳内物質「βエンドルフィン」が出なくなり、冷めてしまうそうです。

また、恋の賞味期限は12ヶ月から18ヶ月(ピサ大学 マラツイティ)という意見もあります。

7ヶ月までは熱烈ラブラブな状態が続く。8ヶ月から17ヶ月の間は個人差があるが、ラブラブな状態とそうじゃない状態がオーバーラップする。そして、18ヶ月を過ぎて安定した関係が続いたとしても、もはや熱烈な恋ではなくなる。

賞味期限までに恋が成就し、安定した恋愛関係へと発展すると、時間と共に愛が変化していくのではないか。それがひょっとして「愛着」のステージなのではないか。

相手を理想化し続けるというのは難しいことだと思います。

愛の形が変化した状態でもいっしょにいることができることが、二人にとっての次のステージなのではないでしょうか。

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8. 2人が一緒に楽しめることをする

『Journal of Marriage and Family』で発表された研究によると、パートナーがとても嫌がる活動を一緒にすることは、かえって結婚生活の幸福度を下げてしまうという。

カップルが2人とも楽しめる活動をしているときは、短期的にも長期的にも結婚生活の幸福度が高まった。

「圏」を持つ人の76.8%が「幸せだ」と感じているによれば、「圏(目的のある自発的な人のつながり)」を持つ人の76.8%が自分を「幸せだ」と感じているそうです。

同じ趣味をもって楽しむことができれば、長続きしそうですよね。







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恋愛がはじまらない理由は、「障害」と「すれ違い」がなくなったから!?




■恋愛がはじまらない理由は、「障害」と「すれ違い」がなくなったから!?

Executioner Blues | Outtakes.365

by Stephan Geyer(画像:Creative Commons)

以前、「ロマンチックなものの総量」を多くする生き方で、固定電話から携帯電話となって一人一台電話を持つようになって変わった事があると書きました。

読み返してみると、これが若い人が恋愛しなくなった理由の一つなのかもしれないと思い、今回の記事にしました。

テクノロジーの発達で恋愛がはじまりにくく、盛り上がりにくくなった理由として考えられるのは2つあります。

Girl on the phone

by Ignat Gorazd(画像:Creative Commons)

1つは、「障害」です。

昔は、好きな人に電話をかける時には、実家に電話をかけなければならかったのですが、今は、携帯電話に直接メッセージを送るようになりました。

昔は、親と話すというある種の通過儀礼のようなものがあったことで、子供側としては、親が出るかもしれないというドキドキ感があったでしょうし、そのことが恋心が燃えさかる要因の一つになっていたのではないでしょうか。

わかりやすい話で言えば、「ロミオとジュリエット」です。

反対されると恋が盛り上がる「ロミオとジュリエット効果」実はあなたの身近にある

(2013/5/21、マイナビウーマン)

人間の感情は、ロミオとジュリエットのように、何か大きな障害があった方が、それを乗り越えようとして気持ちが盛り上がる特性があるのです。これを心理学用語では「ロミオとジュリエット効果」と呼んでいます。

ドラマチックな恋愛に欠かせないのが、「障害」です。

「ロミオとジュリエット」のように、周りから反対されればされるほど、その障害を乗り越えようと、本人たちの恋する気持ちは激しく燃え上がります。

直接連絡が取れることで、昔のような「障害」がなくなっていることが恋愛ドラマを作りづらくなっているのかもしれません。

また、恋愛とは関係ないのですが、親側としては、電話にかかってくることで、子供がどんな友達と付き合いがあるのか、子供の交友範囲を把握できていたでしょうし、また少なくとも親と会話できるくらいのコミュニケーション能力があるかどうかを判断することができていたと思います。

そのことによって、恋愛を含めた子供の成長を温かく見守ることができていたのかもしれません。

Waitin' for the Fam

by T.J. Lentz(画像:Creative Commons)

もう1つは、「すれ違い」がなくなったこと。

昔は、待ち合わせの時間に来ないと連絡する方法がないので、待つしか方法がなかったのですが、今は、待ち合わせで遅れてもすぐに連絡が取れるようになりました。

以前聞いた話では、すれ違いがなくなったことによって、恋愛ドラマが作りづらくなったそうです。

よく言われるのが、恋愛が始まるには、「タイミング(timing)」「フィーリング(feeling)」「ハプニング(happening)」の3つの“ing”が必要だといわれます。

恋愛ドラマにはハプニング(思いがけなく起きる出来事)がつきもので、「すれ違い」がドラマの一つの鍵になっていたのですが、携帯電話が出てきたことによって、そのすれ違いが起こらなくなったため、ハプニングを起こすことができなくなったそうです。

恋愛ドラマが描きにくくなった理由は、色々とあると思いますが、テクノロジーの発達もその一因かもしれません。




■何を運命・ハプニングと考えるかが恋愛のきっかけになる!?

anti G8 chav & his girlfriend_MMV

by D. Sinclair Terrasidius(画像:Creative Commons)

だからといって、ハプニングが起きないわけではありません。

映画やドラマのワンシーンで二人の男女がぶつかり物を落としたり傘のようなものが絡んでしまうシーンを見てことがありませんか。

人はそういうことが起きると状況を元に戻そうとして積極的にコミュニケーションをはかるようになるものです。

その他にも、ハプニングと思えばハプニングと思えるものはあります。

  • 突然ふたりきりになる
  • 普段会わない場所で偶然再会する
  • 気になる人と共通点(同郷・共通の友人がいた・行きつけのお店が同じ)があった

人はいつまでも「運命的」なものに憧れるものだと思いますが、こうしたものを運命・ハプニングと捉えるか捉えないかが大事なのかもしれません。







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