医師を困惑させる “肥満パラドックス”とは-肥満の人は心疾患の経過が良好?




Bizarr testek

by Lwp Kommunikáció(画像:Creative Commons)

医師を困惑させる “肥満パラドックス”-肥満の人は心疾患の経過が良好?

(2009/5/28、NIKKEI NET)

余分な脂肪は心疾患の発症の原因となるが、同時に症状の悪化を抑える可能性があることが、これまでの心臓研究のレビューで示された。

余分な脂肪は心臓疾患の原因となりますが、同時にその脂肪は心臓疾患の症状の悪化を抑える可能性があるそうです。

とても不思議なことですが、記事によると、心臓病研究では知られていることなのだとか。

こうした現象を「肥満パラドックス」というそうです。

米オクスナーOchsnerメディカルセンター(ニューオーリンズ)のCarl J. Lavie博士は、この現象を「肥満パラドックス(obesity paradox)」と呼んでいる。

「肥満は心疾患リスクおよび死亡リスクを大幅に増大させるが、高血圧、冠動脈の閉塞、末梢動脈障害(PAD)をいったん発症すると、肥満の患者は痩せた患者よりも経過が良好である。

このパラドックスは数年前から報告されているが、未だ認識していない医師も多い)」と同氏はいう。

このレビュー研究は医学誌「Journal of the American College of Cardiology(米国心臓病学会誌)」5月26日号に掲載された。

しかし、こうした考えが誤った形で浸透すると、肥満の人がダイエットする必要がないという方向に進んでしまいかねません。

この記事でも、その点を指摘しています。

「肥満は糖尿病や高血圧など多数の危険因子(リスクファクター)をもたらすとともに、それ自体が独立した危険因子でもある」と同氏は指摘し、心疾患の患者で最も経過がよいのは体重を減らそうとしている肥満者であることを指摘し、肥満がよいものとは考えてほしくないと述べている。

心臓疾患の経過を良いものにするためには、肥満を解消しようとする必要があるようです。

また、肥満は、糖尿病高血圧などの生活習慣病のリスクでもあるので、やはり肥満を解消するように対策を行う必要がありそうです。







皆既日食の観察方法に注意 日食網膜症や最悪の場合失明する危険性も




Solar Eclipse - November 13, 2012

by NASA Goddard Space Flight Center(画像:Creative Commons)

サングラスや黒い下敷きも危険―日食観察で「やってはいけないこと」

(2009/7/2、ネタりか)

あと3週間後の7月22日に迫ってきた天文ショー「皆既日食」。

皆既日食が観測できるのは奄美大島やトカラ列島など限られた地域ですが、部分日食であれば日本全国で観察が可能です。

その日食を正しい方法で観察しないと、最悪の場合失明する危険性があるとして、国立天文台が「やってはいけないこと」をまとめ、注意を呼びかけています。

皆既日食を観察するということは、つまり、太陽を見るということです。

記事によれば、誤った方法で観察すると、網膜が焼けてしまう恐れがあり、最悪の場合、失明する恐れもあるそうです。

日食観察に伴う網膜障害のことを、「日食網膜症」と呼ぶそうです。

ではどのようにして観察すればよいのでしょうか?

直接日食を観察するには、専用の日食グラスや遮光板を使い、長時間連続しての観察は続けないようにと呼びかけています。

国立天文台が紹介している観察方法を参考に、正しい方法で観察しましょう。

→ 目の病気 について詳しくはこちら

【参考ページ】







小松千春さん バセドウ病と診断されたことを告白

小松千春 バセドウ病だったことを告白

(2009/7/3、アメーバニュース)

女優の小松千春(35)が体中が痛く、めまいもするため病院で血液検査を行ったところ、バセドウ病と診断されたことをブログで報告した。

小松千春さんがバセドウ病と診断されたことをブログで告白したそうです。

【参考リンク】

バセドウ病は、先日、絢香さんが会見時にバセドウ病であることを告白し、注目された病気です。

【関連記事】

  • 水嶋ヒロ・絢香、結婚 絢香はバセドウ病を告白、年内で休業へ

甲状腺ホルモンは、全身の代謝を促す働きをする「元気のもと」のような役目を果たしています。

通常、分泌量は一定に保たれていますが、過剰に分泌されると、さまざまな症状となって現れます。

このような状態を甲状腺機能亢進(こうしん)症といい、その代表的なものがバセドウ病です。

典型的な症状は、首(甲状腺)が腫れる、目つきが鋭くなる、食欲はあるのに体重が減るなどです。

ほかに、どうき、不整脈、頻脈、高血圧、イライラ、のぼせ、多汗、疲れやすい、のどの渇きなどもよくみられる症状です。

【関連記事】

  • バセドー病 治療法確立、放置は危険

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精巣がん化にかかわる遺伝子解明 京大教授ら 男性の不妊治療につながる成果も




精巣がん化にかかわる遺伝子解明  京大教授ら 精子幹細胞の増殖も

(2009/7/2、京都新聞)

精子の元になる精子幹細胞(精原細胞)の増殖とがん化にともにかかわる遺伝子を、京都大医学研究科の篠原隆司教授(分子遺伝学)、李知英東京医科歯科大講師などのグループが突き止めた。

精巣がんの原因解明や男性の不妊治療につながる成果で、遺伝子は他の種類の幹細胞の増殖やがん化にもかかわっている可能性があるという。

米科学誌「セル・ステム・セル」で2日に発表する。

京都大医学研究科の篠原隆司教授(分子遺伝学)、李知英東京医科歯科大講師などのグループによれば、精子の元になる精子幹細胞(精原細胞)の増殖とがん化にともにかかわる遺伝子を突き止めたそうです。

今回の遺伝子の解明によって、精巣がんの治療法の開発が期待され、また精子幹細胞が増殖するメカニズムの研究をすることによって、男性の不妊治療につながりそうです。

→ 男性不妊 について詳しくはこちら







胃カメラ鼻挿入、高齢者には負担大 新大江病院研究 米学会で高評価

endoscopy

by Yuya Tamai(画像:Creative Commons)




胃カメラ鼻挿入、高齢者には負担大 新大江病院研究 米学会で高評価

(2009/7/2、京都新聞)

福知山市大江町の新大江病院の医師らが胃カメラの体への影響を年齢別に調べた研究の成果が米国でこのほど開かれたアメリカ消化器病週間(学会)で評価を受け、発表された。

患者450人を対象に行った研究で、これまで「胃カメラ挿入は口より鼻からのほうが楽」とされてきたが、高齢者には鼻からの挿入のほうが負担が大きいことが判明した。

福知山市大江町の新大江病院の医師らが胃カメラの体への影響を年齢別に調べた研究によれば、「胃カメラ挿入は口より鼻からのほうが楽」とされてきましたが、高齢者には鼻からの挿入のほうが負担が大きいことがわかったそうです。

こうした研究によって、患者の負担が軽減されるといいですね。







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