「石鹸で手を洗おう!」|10月15日は「Global Handwashing Day」




SAKURAKO - Hand washing !

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

「石鹸で手を洗おう!」10月15日は グローバル・ハンドウォッシング・デイ

(2008/10/14、AFPBB)

10月15日は、「グローバル・ハンドウォッシング・デイ」世界60カ国で、一斉に、石鹸で手を洗うことの重要性が呼びかけられます。

石鹸での手洗いは、毎年約350万人もの子どもたちの命を奪っている下痢性疾患と肺炎を防ぐ、最も効果的で経済的な方法のひとつです。

2008年は、国連が定めた国際衛生年。「グローバル・ハンドウォッシング・デイ」は、これを記念し、適切な衛生習慣を広めるためのイベントとして企画されました。

今回初めて「グローバル・ハンドウォッシング・デイ」という言葉を耳にしましたが、とても意義ある試みのようです。

記事の内容を簡単にまとめてみます。

  • 安全でない飲み水、トイレの欠如、悪い衛生状態により引き起こされる下痢性疾患によって多くの子供たちがなくなっています。
  • しかし、石鹸で手洗いすることによって、下痢性疾患を原因とする子供の死亡の約50%が削減できるといわれているそうです。
    手を洗うということを習慣づけることでこれだけの人の命が救われるのです。
  • 今回の「グローバル・ハンドウォッシング・デイ」は、子供と学校に焦点を当てています。
    学校に来る子供たちが衛生に対する知識を学び、そのことを家族や周りの人たちに伝えていく、その輪が広がっていくのでしょう。
    このような活動が世界各国で行われるようです。

健康な生活はまず手洗いから。







新しいがん治療として注目される「免疫チェックポイント阻害剤」とは|ポイントはアクセルとブレーキの考え方




■免疫チェックポイント阻害剤とは

Documenting Research Findings

by National Eye Institute(画像:Creative Commons)

※画像と文章とは直接関係ありません。

がん治療で注目の「免疫チェックポイント」、がん全体での共通点や相違点が明らかに

(2015/5/21、Medエッジ)

がん細胞の表面に存在する「PD-L1」は、「免疫チェックポイント」という今注目の仕組みに関係するタンパク質。これは、本来は体を守る免疫の働きを暴走させないための仕組みなのだが、これをがん細胞は逆手に取って利用している。

がん細胞の「PD-L1」が、攻撃にやってきた免疫細胞の表面にある「PD-1」というタンパク質をつかむと、つかまれた免疫細胞はまひして動けなくなり、攻撃できなくなってしまう。これにより、がんは進行しやすくなる。

がんの分子標的薬として、PD-1とPD-L1が接触できないように邪魔する薬「免疫チェックポイント阻害薬」が開発されている。

免疫チェックポイント阻害薬とは、がん細胞の「PD-L1」と免疫細胞にある「PD-1」というタンパク質を接触できないようにすることでがんの進行をさせないようにする薬のようです。

「ニボルマブ」「ペンブロリズマブ」といった免疫チェックポイント阻害薬の検証が行われているようです。




■最初は偶然の発見だった

脚光を浴びる新たな「がん免疫療法」:小野薬品のオプジーボ

(2015/4/22、nippon.com)

1990年代初頭、本庶研究室の大学院生だった石田靖雄氏(現・奈良先端科学技術大学院大学准教授)が、免疫細胞があらかじめプログラムされた細胞死(アポトーシス)を起こす分子の探索を進めていた。92年に最初に見つかった分子がPD-1(Programmed cell death-1)と命名された。

<中略>

PD-1は活性化した免疫細胞(T細胞やB細胞)に広く発現し、“免疫のブレーキ役”(免疫チェックポイント分子)として、免疫応答を抑制する機能を持つことが証明されたのである。

がん免疫療法の開発を進めてきたのは、京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)研究室だったそうです。

がん治療が変わる ~日本発の新・免疫療法~

(2015/10/27、クローズアップ現代)

20年ほど前、免疫細胞が持つ「PD-1」という役割の不明なたんぱく質を見つけ、その働きを探ろうとしました。

遺伝子操作でPD-1がないマウスを作り、観察したのです。

すると、心臓に炎症が起きました。

PD-1がないマウスでは免疫細胞が暴走し、自分自身の正常な細胞を攻撃してしまったのです。

このことから、PD-1が免疫細胞を制御するブレーキであることが分かりました。

PD-1が免疫細胞のブレーキならば、その働きをコントロールすることでがん細胞と戦う力を取り戻せるかもしれない。

これまでの従来のがんに対する免疫療法の開発というのは、免疫細胞に働きかけ攻撃力を高めるというアクセルを踏むことを考えて、どのように免疫細胞を活性化しようかということばかりを考えてきていたそうです。

しかし、免疫細胞をどんなに活性化しても、免疫細胞がブレーキをかけられてしまうと、がんを攻撃できません。

免疫細胞というのは、もともと自分と自分以外のものを識別して、自分以外のものを排除するというような働きを持っています。

このブレーキというのは、免疫細胞が逆に暴走しないように、自分自身を攻撃しないようにするために非常に必要な分子なんですね。

免疫細胞におけるブレーキは自分自身を攻撃しないようにするために必要なのですが、がん細胞はそのブレーキを利用して、がん細胞自身が攻撃にされないようにしているそうです。

そこで、免疫チェックポイント阻害薬によって、ブレーキを外すことにより、がんを進行させないようにすることができるそうです。







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東京慈恵会医科大学附属病院、DeepMind Healthと乳がんスクリーニングの研究に関するパートナーシップを締結

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■東京慈恵会医科大学附属病院、DeepMind Healthと乳がんスクリーニングの研究に関するパートナーシップを締結

Expanding our research on breast cancer screening to Japan
Expanding our research on breast cancer screening to Japan

参考画像:Expanding our research on breast cancer screening to Japan(2018/10/4、Deepmind)|スクリーンショット

東京慈恵会医科大学附属病院、DeepMind Health と乳がんスクリーニングの研究に関するパートナーシップを締結

(2018/10/4、東京慈恵会医科大学附属病院pdf)

本研究では、東京慈恵会医科大学附属病院と DeepMind が共同で、2007 年~ 2018 年に同病院で、過去に撮影され、かつ匿名化された 約 30,000 人の女性のマンモグラフィの分析を行います。これらのデータは、UK OPTIMAM (英国)が保有するマンモグラフィデータベースに保管されている過去に撮影され、匿名化されたマンモグラフィのデータと合わせて AI 技術による解析を行い、AI 技術が現在のスクリーニング技術よりも効果的に X 線画像上でがん性組織の兆候を検出できるか検討します。また、本研究の過程で、東京慈恵会医科大学附属病院より、約 3 万人の女性の匿名化された乳房超音波検査画像および 3,500 の匿名化された乳房 MRI スキャン画像の共有を予定しています。

東京慈恵会医科大学附属病院は、DeepMind Healthと5年間の医学研究パートナーシップを締結し、人工知能(AI)の利用が乳房スクリーニング及び乳がん検出の改善に寄与するかを調査するそうです。

【参考リンク】

■まとめ

これまでにもDeepmindがAI技術を活用して医療に活用するというニュースを取り上げてきました。

【関連記事】

テクノロジーと医療分野のトレンド|ウェアラブルデバイス・健康アプリ・医学研究|メアリー・ミーカー(MARY MEEKER)レポートで紹介したレポート(スライド300)によれば、インプットのデジタル化の増加によって、医療データは年間成長率は48%となっているそうです。

また、レポート(スライド302)によれば、インプットされるデータ量が増えていくことで、科学論文引用が増加しており、医学研究・知識は3.5年ごとに倍増しているそうです。

以前取り上げたIBMの「WATSON」によってがん治療がスピードアップする!?によれば、医療従事者は、膨大な数の情報(最新の医療研究、論文、医療データ、患者の医療記録)を取り扱っていて、すでに人の頭脳では把握することができないほどなのだそうです。

ゲノム解析が一般的なものになった時、AIが過去の文献や医学論文、データベースを探索するようになる!?で取り上げましたが、人々がセンサーが付いたウェアラブルデバイスなどを今まで以上に活用するようになったり、これまで以上に医療に役立つデータが増加し、医学研究が進むとなると、昨日まで常識だった医学知識が次の日には非常識になってしまうようになることが予想されます。

おそらくそのスピードは日単位ではなく、時間単位になっていくことでしょう。

そう考えると、いかにAIが医療関係者をサポートしていくかが重要になっていくため、今回のような取り組みが大切になっていくのではないでしょうか?







「才能」とは長い間同じ姿勢で同じ情熱を傾けられる力|羽生善治さんの言葉より




(HMM) Ote!, 王手!, or Check!

by aotaro(画像:Creative Commons)

棋士・羽生善治さんの著書「決断力」の言葉から「才能」について考えてみたいと思います。

以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。(p170)

「決断力」(著:羽生善治)

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成功する人が共通して持つ「グリット」という能力とは?によれば、成功する人が共通して持つ能力として、物事を最後までやり遂げる力が挙げられています。

「グリット」とは、物事に対する情熱であり、また何かの目的を達成するためにとてつもなく長い時間、継続的に粘り強く努力することによって、物事を最後までやり遂げる力のことです。

IQの高さより自己鍛錬が大事によれば、持って生まれた才能(IQの高さ)よりも継続して努力することの方が学業の成績が伸びるという結果が出たそうです。

どんなに才能に恵まれていても、その才能を伸ばすための長期的・継続的な努力が足りなければ成功するのは難しいということであり、その力も才能だといえるということでしょう。

■「グリット」という才能を育てる方法

それでは、どのようにすれば子供の時に「物事を最後までやり遂げる力」を育てることができるのでしょうか。

「グリット」の提唱者でもある心理学者のAngela Lee Duckworth(アンジェラ・リー・ダックワース)氏もその答えはまだ分かっていないようですが、グリットを持った子供を育てるために1番役立つと思われる考え方として「グロース・マインド・セット」を紹介しています。

成功する人が共通して持つ「グリット」という能力とは?

「グロースマインド・セット」というのは、スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック博士が発展させた考えで、内容としては「知能は生まれつき固定されたものではなく、後天性のもの、努力を重ねることによって変えることができるものである」という考え方です。

ドゥエック博士の研究では、子供たちに脳と知能の発達について予め学習させ、知能は生まれつきのものではなく、挑戦し続けること、努力することによっていくらでも伸ばすことが可能であると教え込んだ後に難しい問題を解かせると、子供たちは難しい問題に対しても失敗を恐れず、自ら進んで挑戦しようとすることが分かりました。

つまり、才能は生まれつきのものではなく、挑戦し続けることによって伸ばすことができるという考えを教えると、子供は失敗を恐れず挑戦しようとするそうです。

「チェスの神童」と呼ばれ、映画化されたノンフィクション『ボビー・フィッシャーを探して』のモデルであり、太極拳推手の世界選手権覇者ともなったジョッシュ・ウェイツキンの「習得の情熱」(著:ジョッシュ・ウェイツキン)ではトップクラスの競技者になるためのart of learning(習得の技法)について書かれているのですが、この本の中でも、難しい課題に直面した時にはいろいろな方法を駆使しながら学習するタイプの方が自らのレベルを向上させる可能性が高いと書かれています。

習得への情熱―チェスから武術へ―:上達するための、僕の意識的学習法

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発達心理学という研究分野をリードするキャロル・ドゥエック博士は、人々が知能というものをどう捉えて解釈しているのかについて、その解釈の違いを、実態理論(entity theory)と増大理論(incremantal theory)に区分した。

「実態理論者」の子供たち(親や教師の影響でそういう考え方をするようになった子供たち)は、「自分はこれが得意だ」という言い回しをよく使い、成功や失敗の理由を、自分の中に深く根付いていて変えることのできない能力のレベルにあるとする傾向が強い。

つまり、ある特定の課題における知能や技術のレベルそのものを、進歩させることのできない固定された実体としてとらえているということだ。

一方で、いろいろな方法を駆使しながら学習する増大理論者(ここでは「習得理論者」と呼ぶことにする)は、結果が出た時に「頑張って取り組んだおかけだ」、または「もっと頑張るべきだった」というフレーズを使う傾向が強い。

このように、知能の在り方を習得理論で解釈する子供は、頑張って取り組めば難しい課題でも克服することができる。

すなわち、初心者でも一歩一歩進むことで漸次的に能力を増大させ、ついには達人になることだって可能だという感覚を持っている傾向がある。

結果も重要かもしれませんが、もし子供が失敗をしたとしても、失敗を恐れず新しいことにチャレンジしようという気持ちで失敗をしたのであれば、そのこと自体を褒めてあげることが大事なのだと思います。







P.S.
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ヨーグルト&納豆&スイゼンジノリの健康効果を引き出す方法|#サタプラ

2015年10月3日放送のサタデープラスのテーマは、「ヨーグルト&納豆&スイゼンジノリの新常識」でした。




■ヨーグルト>

Yogurt

by Kris Miller(画像:Creative Commons)

小林弘幸先生が紹介する体に効くヨーグルト活用術です。

【#金スマ】腸活・便秘解消7つのメソッド(便秘外来小林弘幸先生)によれば、40年以上も便秘に苦しんできた松本明子さんは、“便秘外来”で有名な順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の指導のもと、「腸活」を実践し、たった3週間で便秘が解消したそうです。

松本明子さんの状態は、腸のレントゲンをとってみると、手術一歩手前なほど宿便がどっさりで、胃にも届きそうな宿便の量は4㎏もあり、便秘の末期症状だったそうです。

●体に効くヨーグルト活用術

  • ヨーグルトを食べる時間は夜がおすすめ
    腸のゴールデンタイムで就寝から4時間が腸の活動が活発になるから
  • ヨーグルトを食べるタイミングは食後が効果的
    空腹時は胃酸がたまっているため、ヨーグルトの効果が落ちてしまう
  • ヨーグルトを食べる量は1日200グラム
  • ヨーグルトの種類はいろいろあるため、1か月ごとにヨーグルトの種類を変える
    乳酸菌の多い食品によれば、自分に合う乳酸菌はそれぞれ違うので、1週間食べ続けて効果がない場合には、別の乳酸菌のヨーグルトに変えたほうがよいです。乳酸菌がマッチすると、便通が良くなるだけでなく、疲れにくくもなるそうです。

 

●ヨーグルト(乳酸菌)に食物繊維とオリゴ糖で効果的

小林弘幸先生のおすすめの組み合わせは、「ヨーグルト」+「大根おろし」+「はちみつ」。

むくみ腸を改善して便秘解消!ヨーグルト+ハチミツ+大根(水溶性食物繊維)|あのニュースで得する人損する人 1月15日

  • ヨーグルト(善玉菌であるビフィズス菌の増殖を助ける)
  • はちみつ(ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖)
  • 大根(水溶性食物繊維でビフィズス菌の育つ環境を作る)

 

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

→ 食物繊維の多い食品|水溶性食物繊維・不溶性食物繊維 について詳しくはこちら

●水切りヨーグルト

ヨーグルトの水分を抜いて、マヨネーズやチーズの代わりに使う。

ヨーグルトの水分ホエーには美肌効果が期待されていて、スープなどに活用するとよい。

<水切りヨーグルトの作り方>

  1. ヨーグルトをコーヒードリッパーに入れて置くだけ。

→ 便秘とは? について詳しくはこちら

→ 便秘の原因 について詳しくはこちら

→ 便秘解消方法 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら

【関連記事】

■納豆

●納豆は、血管の老化や認知症、生活習慣病の改善に効果があるそうです。

納豆のマグネシウムは脳の血管を安定させ、片頭痛に効果的なのだそうです。

●納豆にはビタミンKがあり、カルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症に効果的

骨粗しょう症が気になる人はカッテージチーズ、タレを入れずにポン酢を入れる

●納豆+大根

大根は消化酵素が多く、腸の働きが良くなる。

●納豆+アマニ油

アマニ油に含まれるオメガ3は、動脈硬化認知症予防も期待されています。

オメガ3は熱に弱いなので、納豆に加えるのがおススメ。

小さじ1杯でOK

→ オメガ3を含む食品 について詳しくはこちら

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■スイゼンジノリ

スイゼンジノリは、抗酸化活性作用が非常に高く、老化予防、腸内環境、免疫力アップ、骨粗しょう症予防など様々な効果が研究されているそうです。

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